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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、先週の軟調地合いを継ぐ流れ
配信日時:2025/05/27 09:52
配信元:FISCO
*09:52JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、先週の軟調地合いを継ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 137824.30 +0.40%
26日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比311.84ポイント高(+0.23%)の138136.14で引けた。日中の取引レンジは137,794.97-138,799.68となった。
朝方は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その勢いは続かなかった。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2025年の成長予想が前回調査の2.02%から2.14%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。米国市場が「メモリアルデー」祝日で休場となったため、ブラジル市場も積極的な買いは手控えられた。
【ロシア】MOEX指数 2699.84 -2.54%
26日のロシア株式市場は5日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比70.26ポイント安(-2.54%)の2699.84となった。日中の取引レンジは2,699.84-2,770.10となった。
大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米国が対ロ制裁の追加を示唆したことが嫌気され、リスク回避の売りは広がった。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁の追加を検討していることも引き続き圧迫材料。ほかに、4月の鉱工業生産などが週後半に発表されるため、見極めるムードが強まる見通しだ。
【インド】SENSEX指数 82176.45 +0.56%
26日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比455.37ポイント高(+0.56%)の82176.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.60%(148.00ポイント)高の25001.15で取引を終えた。
高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。成長率の加速観測が支援材料。1-3月期のGDP成長率は7.0%まで加速するとの見方は浮上している。農業部門の成長高の拡大や農村部の需要の増加などが挙げられている。また、財政赤字の縮小観測なども好感された。2025年度の国内総生産(GDP)に占める財政赤字の割合は政府予算の4.5%から4.2%に低下すると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 3346.84 -0.05%
週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.53ポイント安(-0.05%)の3346.84ポイントと3日続落した。
先週の軟調地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る米中協議の進ちょくが気がかりだ。米国と中国の高官は先週22日に電話会談し、対話を継続していくことで合意したと発表したが、両国の通商対立は根深く、交渉も難航するとの警戒感もくぶっている。ただ、下値は限定的。人民元高の進行がプラスだ。足元では対米ドルの人民元レートが昨年11月以来の水準で推移している。ゴールドマン・サックスは最新リポートで、人民元が対米ドルで1%上昇すれば、中国株を3%押し上げる可能性があると予想した。人民元は5月に入り、対米ドルで約1.4%上昇している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<CS>
26日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比311.84ポイント高(+0.23%)の138136.14で引けた。日中の取引レンジは137,794.97-138,799.68となった。
朝方は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その勢いは続かなかった。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2025年の成長予想が前回調査の2.02%から2.14%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。米国市場が「メモリアルデー」祝日で休場となったため、ブラジル市場も積極的な買いは手控えられた。
【ロシア】MOEX指数 2699.84 -2.54%
26日のロシア株式市場は5日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比70.26ポイント安(-2.54%)の2699.84となった。日中の取引レンジは2,699.84-2,770.10となった。
大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米国が対ロ制裁の追加を示唆したことが嫌気され、リスク回避の売りは広がった。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁の追加を検討していることも引き続き圧迫材料。ほかに、4月の鉱工業生産などが週後半に発表されるため、見極めるムードが強まる見通しだ。
【インド】SENSEX指数 82176.45 +0.56%
26日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比455.37ポイント高(+0.56%)の82176.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.60%(148.00ポイント)高の25001.15で取引を終えた。
高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。成長率の加速観測が支援材料。1-3月期のGDP成長率は7.0%まで加速するとの見方は浮上している。農業部門の成長高の拡大や農村部の需要の増加などが挙げられている。また、財政赤字の縮小観測なども好感された。2025年度の国内総生産(GDP)に占める財政赤字の割合は政府予算の4.5%から4.2%に低下すると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 3346.84 -0.05%
週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.53ポイント安(-0.05%)の3346.84ポイントと3日続落した。
先週の軟調地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る米中協議の進ちょくが気がかりだ。米国と中国の高官は先週22日に電話会談し、対話を継続していくことで合意したと発表したが、両国の通商対立は根深く、交渉も難航するとの警戒感もくぶっている。ただ、下値は限定的。人民元高の進行がプラスだ。足元では対米ドルの人民元レートが昨年11月以来の水準で推移している。ゴールドマン・サックスは最新リポートで、人民元が対米ドルで1%上昇すれば、中国株を3%押し上げる可能性があると予想した。人民元は5月に入り、対米ドルで約1.4%上昇している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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