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<動意株・19日>(大引け)=デジプラ、fonfun、あすか薬HDなど

配信日時:2025/08/19 15:34 配信元:MINKABU
 デジタルプラス<3691.T>=上昇加速で新値街道まい進。正午ごろ、子会社デジタルフィンテックが運営する「デジタルウォレット」を、資金移動業に対応した新たな「デジタルウォレット」として正式に提供を開始したと発表した。資金移動業取得に伴う今回のリリースにより、報酬などの役務提供や中古品買い取り金など対価性のあるものを、地方銀行を含む全銀行やPayPayマネーライト、Amazonギフトカードなどのキャッシュレスから選んでリアルタイム受け取りができるようになる。同社では正式リリースに伴い同サービスの営業活動を本格化させ、幅広い分野への導入を推進するとしている。  fonfun<2323.T>=後場急騰しストップ高。同社はきょう、飲食店向け日次決算プラットフォーム「れすだく」について、リクルートホールディングス<6098.T>傘下のリクルートが提供する無料POSレジアプリ「Airレジ」に蓄積された売上データを自動で取り込む連携を始めたと発表。これを好感した買いを集めている。店舗の損益状況を常時把握できるようになり、迅速で的確な経営判断を促す。  あすか製薬ホールディングス<4886.T>=急反発。18日の取引終了後、オンライン診療サービスなどを展開するMICIN(東京都港区)と過敏性腸症候群(IBS)治療用アプリの共同開発及び販売に関する契約に合意したと発表しており、これを好感した買いが入っている。IBSは大腸及び小腸に潰瘍や腫瘍などの器質的異常がないにも関わらず、腹痛や腹部の不快感、便通異常などを主な症状とする消化管の機能障害。MICINは、オンライン診療サービスや分散型臨床試験(DCT)プラットフォームなどのデジタルソリューションを展開するほか、デジタルセラピューティクス事業として疾患の管理だけではなく、予防や診断、治療に貢献する治療用アプリや治療補助アプリを開発している。今回の連携では、IBSに悩む患者へ新たな治療選択肢を届けることを目指すとしている。  冨士ダイス<6167.T>=急動意で半年ぶり新高値。超硬合金を使った耐摩耗工具や金型の製造を手掛けるが、高度な技術力を武器に国内トップシェアを誇るニッチトップ企業として存在感を示している。この超硬合金製金型がAIデータセンターなどで使われる光デバイス向けで旺盛な需要が発生しており、同社もそのニーズを取り込む方向に舵を切っている。26年3月期営業利益は前期比23%増の6億円を見込むが、トップラインの拡大を背景に27年3月期以降も2ケタの利益成長が視野。株主還元に厚く4.7%前後の高配当利回りに加え、自社株買いに積極的な姿勢をみせていることも株高を後押ししているもよう。テクニカル的には、中長期トレンドでみて850円どころのもみ合い上限を抜けると滞留出来高が一気に希薄化するため、上げ足が速まる可能性も。  オープンハウスグループ<3288.T>=上値追い強め上場来高値を更新。同社は18日取引終了後、米国中部カンザス州オレイサ市において賃貸用住宅コミュニティーの開発を開始したと発表。将来的な収益貢献を期待した買いが入ったようだ。米国のディベロッパーであるPeakMade Real Estate社と、Blue Vista Capital Managementとの初の共同開発として推進。顕著な賃料上昇を続けるカンザスシティー都市圏での第1号案件として戸建て住宅やタウンハウスなど総戸数214戸と、プールやドッグランなど共用施設の建設を進め、28年の完成を予定する。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS

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