後場の投資戦略ニュース一覧

後場の投資戦略 大型株主導で36900円台まで上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36920.27;+373.32TOPIX;2561.86;+16.94[後場の投資戦略] そろそろ日本銀行の金融政策決定会合の結果が伝わる時間帯に差し掛かっているが、金利メリット銘柄の銀行株がさほど動いていないことから、市場は「金融政策の現状維持」を見越していると考える。本日15時30分からスタートする植田和男日銀総裁の記者会見を見極めたいとするムードも強く、後場の東京市場は積極的な売買は手控えられよう。中国株の動向も懸念されることから、日経平均は上げ幅をじりじりと縮小する展開を想定する。 <AK> 2024/01/23 12:17 後場の投資戦略 半導体株強く一時36500円台まで上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36375.56;+412.29TOPIX;2530.96;+20.93[後場の投資戦略] 後場の東京市場は、明日23日まで日本銀行の金融政策決定会合が開催されていることから、様子見ムードが強まり上値は重くなろう。「金融政策の現状維持」が市場コンセンサスとなっており、波乱要素は小さいとの見方だが、日経平均が17日の取引時間中の高値を上回ったことから、やや達成感も意識され積極的な上値追いは手控えられそうだ。後場は36300円台を維持できるか注目したい。ただ、懸念材料として上海総合指数、香港ハンセン指数など中国株の動向は気を付けたい。ともに東京時間のランチタイムでは、下げ幅をじりじりと広げるような動きを見せていることから、後場の重しとなりそうだ。 <AK> 2024/01/22 12:09 後場の投資戦略 半導体株が上昇のけん引役に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36027.41;+561.24TOPIX;2513.95;+21.86[後場の投資戦略] 後場の東京市場はアジア株市場と為替動向に注意となろう。相対的にTOPIXよりも日経平均が強い地合いのため、午後、外部環境の悪化をきっかけに225先物を中心に売りが入る可能性はある。本日の日経平均のけん引役である半導体株が上げ幅縮小という展開になれば、おのずと日経平均の上値は重くなる。上海総合指数、香港ハンセン指数の取引が再開する14時以降の時間帯は要注目だ。また、来週明けに日本銀行の金融政策決定会合が開催されることから、足元の円安基調に対するポジション調整が入る可能性もあることから、ドルの円高推移は警戒したい。 <AK> 2024/01/19 12:13 後場の投資戦略 円安を追い風に輸出関連が指数をけん引 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35637.01;+159.26TOPIX;2502.13;+5.75[後場の投資戦略] 後場はアジア株をにらんでの展開となろう。前日の乱高下の要因となった中国株は小動きとなっているが、香港ハンセン指数は2022年10月安値まであと4%ほどに迫っている。この水準を下抜けると2009年のサブプライム・ショックの水準が見えてくることから、投資家心理の悪化などが日本株の重しとなる可能性はある。為替市場での円安ドル高も含め、足元の東京市場は外部環境に注意が必要な状況と考える。 <AK> 2024/01/18 12:19 後場の投資戦略 買い優勢でSQ値超えるも中国株の大幅下落で上げ幅を縮小 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35810.35;+191.17TOPIX;2518.73;+14.75[後場の投資戦略] 11時に発表された中国の12月小売売上高は前年比7.4%増と市場予想の同8.0%増を大幅に下回った。また、12月の新築住宅価格は約9年ぶりの大幅な下落となったことなどから中国経済への先行き不透明感の高まりが後場の東京市場の重しとなろう。前場の日経平均、TOPIXはともに長い上影(上ヒゲ)を残していることから、投資家のモメンタムが低下する可能性もある。中国株が下げ止まるかがポイントとなろう。 <AK> 2024/01/17 12:14 後場の投資戦略 利益確定売りも円安を材料に下げ幅縮小 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35792.06;-109.73TOPIX;2512.29;-12.31[後場の投資戦略] 後場の日経平均は為替の円安ドル高を材料に切り返す可能性もあるが、足元の急騰を受けて、利益確定が入るのは想定線と言えよう。前場は、米国株式市場が休場で売買材料に欠ける地合いとなったが、東証プライム市場の売買代金は既に2兆円を超えている。本日も4兆円を超えれば6営業日連続となることから、商い活況はポジティブな材料となる。また、本日は東証グロース市場が小幅ながら上昇していることから循環物色も確認できる。日経平均、TOPIX反落ではあるが、日本株のモメンタムは良好と言えよう。 <AK> 2024/01/16 12:16 後場の投資戦略 全面高の展開で昨年来高値を更新 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35870.73;+293.62TOPIX;2520.01;+25.78[後場の投資戦略] 先週末はファーストリテ<9983>が日経平均をけん引し前日比500円超の大幅高となったが、東証プライム市場の6割は下落するいびつな地合いとなった。一方、本日は前場時点で東証プライム市場の7割超が上昇する全面高の展開となっている。今晩の米国市場が休場のため海外投資家の買いは鈍るとの観測のなか、足元の日本株の上昇を受けて、出遅れた投資家が買っている可能性はある。後場もこの勢いが継続となれば、36000円台乗せも視野に入ろう。前場マイナスで終えた東エレク<8035>が切り返してくると、日経平均36000円の現実味は増すこととなる。 <AK> 2024/01/15 12:25 後場の投資戦略 ファーストリテ急伸で一時35800円台まで上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35422.95;+373.09TOPIX;2487.41;+4.54[後場の投資戦略] 朝方に算出された1月SQ値の速報値は36025.97円と、前場時点では幻のSQ値となっている。時価総額が大きいTOPIXコア30銘柄が強い地合いとなっていることから外国人投資家の買いが入っているとの観測だが、やや短期的な過熱感は気になるところだ。本日、1月のSQ値算出のタイミングで上影(上ヒゲ)を残すこととなれば、イベント通過などが意識されて来週以降の日本株の上げは一服となる可能性はある。後場の東京市場は、足元大幅高となっている時価総額が大きい銘柄の上げ幅が維持できるか注目したい。 <AK> 2024/01/12 12:25 後場の投資戦略 幅広い銘柄が買われ売買代金も前日比では増加 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35110.52;+668.80TOPIX;2488.65;+44.17[後場の投資戦略] 昨日の意外高に続く本日の大幅高を受けて、日経平均はバブル後の最高値を連日で更新している。過熱感が意識される可能性はあるが、前場のプライム市場の売買代金が既に2.6兆円まで膨らんでいることから、多少の利益確定売りを受け止める地合いはできつつあると想定。参加者が増加していることなどから、後場の日経平均は35000円の高値圏を維持したまま取引を終える可能性は高いと考える。もっとも、今晩の12月米消費者物価指数(CPI)発表を控えていることから、念のためドル・円の動向には注意しておきたい。 <AK> 2024/01/11 12:23 後場の投資戦略 幅広い銘柄が買われ1990年3月以来の34000円台 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;34386.79;+623.61TOPIX;2444.34;+31.25[後場の投資戦略] 後場の日経平均は、さすがに上値の重さも意識されるだろうが、TOPIXも昨年来高値を更新するなど幅広い銘柄が買われていることから、上げ幅を急速に縮める展開は回避されよう。値がさハイテクが強いだけではなく、トヨタ自<7203>や銀行株、商社株なども強い動きを見せると、世界的な日本株出遅れ修正の動きが継続する可能性もある。なお、今週から小売企業の決算発表が本格化している。円安で逆風の小売企業だが、アク抜けが意識されるか今週は注目したい。 <AK> 2024/01/10 12:16 後場の投資戦略 半導体株上昇し33年ぶりに高値を更新 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33858.63;+481.21TOPIX;2415.74;+22.20[後場の投資戦略] 後場の日経平均は、為替の円高ドル安進行が重しとなりそうだ。為替市場では、1ドルが143円台半ばと先週末の大引け時点との比較では1円強円高ドル安となっている。軟調推移のトヨタ自<7203>やホンダ<7267>など輸出関連銘柄が下げ幅を広げると、日経平均の上値は重くなろう。欧州投資家が取引を開始してくるとみられる14時頃の為替動向には注目したい。 <AK> 2024/01/09 12:17 後場の投資戦略 円安推移や個人投資家のNISA資金が下支え [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33442.62;+154.33TOPIX;2392.19;+13.40[後場の投資戦略] 後場の東京市場は、前場目立っていた不動産、銀行、自動車関連銘柄に注目したい。個人投資家のNISA資金が流入しているとの観測から、大発会以降いずれもTOPIX寄与度の高い業種なだけに、相対的に日経平均よりもTOPIXが強含む地合いとなろう。半導体関連も、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>は切り返していることから、後場、日経平均寄与度が高い半導体関連が総じてしっかりとなれば、日経平均も上げ幅をじりじりと拡大する可能性はある。 <AK> 2024/01/05 12:27 後場の投資戦略 半導体株弱いものの、売り一巡後は下げ渋る展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33048.58;-415.59TOPIX;2364.23;-2.16[後場の投資戦略] 後場の日経平均は25日移動平均線が位置する33150円水準でのもみ合い相場を想定する。為替市場では、1ドル143円台と大納会15時時点との比較では、2円ほど円安ドル高が進行していることから、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>など自動車株は強い。TOPIXが前場切り返す場面も見られたことから、しっかりのTOPIXにつられ、日経平均が下げ幅をじりじりと縮小し25日移動平均線水準で下げ渋る展開に期待したい。 <AK> 2024/01/04 12:24 後場の投資戦略 ファーストリテの下げが影響も一段安は回避 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33470.37;-69.25TOPIX;2367.02;+5.00[後場の投資戦略] 後場の日経平均は、大納会で参加者が限られていることなどから方向感の乏しい展開となろう。為替市場では1ドル141円台半ばとドルの円高進行が止まっていることは安心材料である。物色対象として、任天堂の上場来高値更新を受けて、他のゲーム関連にも思惑が波及するか注目したい。個人投資家を中心とした相場付きとなっていることから、短期的な値幅取りの売買が多くなりそうだが、材料銘柄への関心も高めておきたいところ。 <AK> 2023/12/29 12:18 後場の投資戦略 為替の円高推移が嫌気されるも底堅い展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33503.94;-177.30TOPIX;2358.08;-7.32[後場の投資戦略] 後場はドル・円をにらんだ展開となろう。米長期金利低下に伴う日米金利差縮小が円高ドル安の背景にあることから、欧州投資家が参加してくる午後、ドル・円が一段と円高に振れる可能性がある。一方、12月決算企業などの権利落ち分(約50円)を考慮すると、円高進行の割に輸出関連銘柄を中心に底堅い動きも見られる。為替次第という前提とはなるが、後場の日経平均は下げ幅を徐々に縮小する可能性もあろう。 <AK> 2023/12/28 12:17 後場の投資戦略 外部環境を材料に大型株が買われる展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33658.32;+352.47TOPIX;2359.73;+20.87[後場の投資戦略] 後場も引き続き強い展開を想定する。買い一巡後の日経平均は33600円台まで上げ幅を縮小したが、プライム市場の幅広い銘柄・業種が物色されるなど相場のモメンタムは強い。休み明けの海外投資家がドル買戻しを進めた場合、為替市場では円安ドル高がやや進行する可能性もあろう。また、本日は12月期決算企業などの権利取り最終売買日でもあることから、日経平均は大引けにかけて強い動きを見せると想定する。終値ベースでの年初来高値33753.33円(7月3日)を超えられるか注目したい。 <AK> 2023/12/27 12:12 後場の投資戦略 海外市場休場で売買低迷で小動きに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33253.21;-0.82TOPIX;2336.10;-1.30[後場の投資戦略] 後場の東京市場も、海外市場休場が影響して商いは閑散となろう。例年通りであれば、機関投資家が年末年始の休暇に入ることから個人投資家主体の相場展開となり東証グロース市場の中小型株に関心が向かいやすいものの、今年はさほど商い活況となっていない。一部では、個人投資家の資金がNISA(小額非課税制度)を経由して海外株に流れているとの指摘もある。一方、明日27日は12月期決算企業などの権利取り最終日となるため、短期資金は関連銘柄の値幅取りに向かうと想定する。手掛かり材料難も意識されて、権利取りの動きが活発化する可能性もある。 <AK> 2023/12/26 12:19 後場の投資戦略 買い一巡後はクリスマス休暇入りで上値の重い展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33291.39;+122.34TOPIX;2340.97;+4.54[後場の投資戦略] 後場の東京市場も引き続き商い閑散の地合いとなろう。13時ちょうどから植田日銀総裁が日本経済団体連合審議委員会で講演を行うことから、発言に対する為替の変動には注意が必要だが、先日の日本銀行金融政策決定会合後の記者会見での発言の範囲内となる見通しだ。後場も個別材料がある銘柄に売買は限られると考える。 <AK> 2023/12/25 12:22 後場の投資戦略 米国株反発を好感も買一巡後は売買手控え [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33204.89;+64.42TOPIX;2336.77;+10.79[後場の投資戦略] 後場の東京市場も、参加者減少に伴い積極的な売買が手控えられることから、日経平均も膠着感を強めると想定する。足元の日経平均をけん引してきた半導体セクターが高安まちまちとなっていることから、主役不在の地合いとなっている。機関投資家から個人投資家に売買主体が変わっていることも影響して、大型株よりも中小型の材料銘柄に関心は向かおう。 <AK> 2023/12/22 12:19 後場の投資戦略 米国株安受けて利益確定売りが先行 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33171.43;-504.51TOPIX;2325.46;-23.92[後場の投資戦略] 為替市場では、ドル・円が143円台を割り込む場面が見られるなど、寄付き時点との比較では円高ドル安が進行している。後場の日経平均は、大幅下落のトヨタ自が下げ幅を縮小できるかがポイントとなろう。他の自動車株にも波及したことで、投資家の心理状態はかなり悪化していると考える。日経平均のみならず東京市場のムードは、トヨタ自次第といった状況だ。 <AK> 2023/12/21 12:15 後場の投資戦略 日経平均は大幅続伸、コア30中心に買われ年初来高値に迫る勢い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;;33799.41 +580.02TOPIX;;2359.05 +25.24[後場の投資戦略] 為替市場では、ドル・円は144円台を挟んでのもみ合いとなっている。後場の東京市場は、指数インパクトが大きい東エレクが上昇に転じ、ドル・円が円安に進めば、日経平均の年初来高値更新の可能性は十分あろう。米国株指数が史上最高値を更新していることを考慮すると、今後、日本株の出遅れ感が意識されると想定。来週の配当・優待の権利取りを意識した取引も期待できることから、幅広い銘柄が買われる地合いとなりそうだ。 <NH> 2023/12/20 12:20 後場の投資戦略 日銀会合の発表待ちで売買手控え [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32799.78;+40.80TOPIX;2312.91;-3.95[後場の投資戦略] ランチタイムに、日銀は「大規模緩和の現状維持」を発表した。為替市場では、ドル・円が143円台まで円安ドル高が進行しており、225先物は33000円台を回復している。後場の東京市場は、円高推移で売られていた輸出関連銘柄など大型株を中心に買い優勢の展開となろう。ただ、15時30分から行われる植田和男日銀総裁の記者会見を見極めたいとするムードは引き続き強いことから、買い一巡後の日経平均は上値が重くなると想定する。 <AK> 2023/12/19 12:21 後場の投資戦略 日銀会合への警戒から不動産や金融株が売られる [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32620.75;-349.80TOPIX;2301.60;-30.68[後場の投資戦略] 前引けにかけて日経平均は下げ幅を縮小したことから、後場もこの流れが続くか注目する。明日まで日銀会合が開催されることから、引き続き不動産や金融関連銘柄はさえない推移となりそうだが、為替市場でドル・円が142円台を維持していることから、日経平均の一段安は回避されよう。なお、日銀イベント前で日経平均などの指数は手掛けにくいことから、個人投資家を中心とした中小型株物色が広がるか注目したい。 <AK> 2023/12/18 12:21 後場の投資戦略 為替の落着きなどを背景に大型株の上げが目立つ [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33080.37;+394.12TOPIX;2338.99;+17.64[後場の投資戦略] 後場も引き続き為替市場をにらんでの展開となる。来週18‐19日に、日銀金融政策決定会合を控えていることから、先物など指数を手掛ける積極的な売買は手控えられよう。日経平均は33000円水準でのもみ合い相場を想定する。本日は、大型株の上げが目立っているが、年末ラリーに向けて、中小型株への関心が高まるか注目。 <AK> 2023/12/15 12:18 後場の投資戦略 為替の円高推移で輸出関連株中心に売り優勢 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32801.15;-125.20TOPIX;2328.67;-26.25[後場の投資戦略] 後場も為替睨みの展開となりそうだ。時間外では米10年債利回りが8月10日以来となる4%台を割り込んでおり、ランチタイムのドル・円は141円台に突入している。足元の好業績の原動力となっていた円安の追い風が止まる可能性が浮上していることから、輸出関連企業への押し目買いは難しい状況か。日経平均先物への仕掛け的な売りが入る可能性もあり、日経平均は後場一段安を警戒したい。 <AK> 2023/12/14 12:21 後場の投資戦略 日経平均は3日続伸、欧米の重要イベント前に33000円水準でのもみ合いに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;;32987.69 +143.99TOPIX;;2353.55 +0.39[後場の投資戦略] 後場も欧米中銀の結果発表待ちで様子見ムードはより強まるだろう。日経平均は33000円挟んだもみ合い相場となり、物色対象は短期資金が集まっている東京電力HDなど個別銘柄に向かう展開を想定する。14時頃から欧州投資家が参加することで、為替が多少動く可能性はあるが、重要イベントを前に為替も小康状態となろう。 <NH> 2023/12/13 12:26 後場の投資戦略 為替睨みで33000円の静かな攻防に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32983.37;+191.57TOPIX;2365.16;+6.61[後場の投資戦略] ランチタイムの為替市場では、ドルは145円台後半と円高は一服しており、時間外の米10年債利回りは4.2%台と落ち着いた動きを見せている。後場の日経平均は、為替を睨みつつ、33000円前後でのもみ合いとなりそうだ。 今晩から明日(発表は日本時間14日未明)にかけて今年最後のFOMCが開催されることから、指数などを手掛ける機関投資家の様子見ムードは強い。FOMCの結果が伝わっても、来週18-19日には日銀金融政策決定会合が実施されることから大型株への積極的な売買は徐々に収束しそうだ。投資家の関心は、東京電力HDなど派手な動きを見せる個別株に向かいやすいと考える。 <AK> 2023/12/12 12:35 後場の投資戦略 先物主導で上昇も33000円手前で上げ一服 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32817.61;+509.75TOPIX;2356.50;+32.03[後場の投資戦略] 本日の日経平均は、225先物に断続的な買いが入ったとの観測から、9時20分には、前場の高値32933.08円をつけた。さすがに33000円の大台手前では上げ一服となっているが、32800円水準での落ち着いた動きとなった。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を控えていることから、ポジション調整の買戻しが一巡した後は様子見ムードが強まった様子。 午後は、今週FOMCイベントを控えていることもあり様子見姿勢が強まる展開となろう。日経平均は先物市場と為替市場をにらんだ膠着相場を想定する。とりわけ、為替市場では、先週、円キャリートレードの解消に伴う大幅な円買いが進んだこともあり、欧州投資家が参加する14時台当たりのドル・円の相場動向には要注意となる。仮に為替市場でドルが円高に振れた際は、輸出関連銘柄を中心に上げ幅を縮小する可能性がある。 <AK> 2023/12/11 12:35 後場の投資戦略 急速な円高進行受けて投資家心理悪化 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32305.33;-552.98TOPIX;2327.09;-32.82[後場の投資戦略] 今日の東京株式市場は売りが先行した。外為市場でドル=144円10銭台と急速に円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などを中心に買い手控え要因となった。また、昨日の日経平均が33000円近辺に位置する25日移動平均線を再び下回ったことから、相場は調整局面にあるとの見方もあった。そのほか、メジャーSQを控えて株価指数先物にも短期筋とみられる売りが断続的に出ているもよう。アジア市況では、上海総合指数が堅調に推移する一方で、香港ハンセン指数が下落しており、強弱入り混じる展開となっている。なお、取引開始前に発表された10月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比2.5%減少(市場予想:同3.0%減)した。また、4-9月期の国内総生産(GDP)改定値は実質前期比0.7%減、年率換算では2.9%減だった。そのほか、10月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は2兆5828億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆8919億円の黒字だった。 さて、後場の日経平均もマイナス圏での軟調推移が続くか。植田総裁は7日の参院財政金融委員会で「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と述べており、政策修正を意識した円買い・ドル売りが膨らんだ。不安定な動きとなる中、引き続きプライム市場の輸出関連株など主力銘柄はさえない動きとなろう。また、米株先物の動向を横目に、米雇用統計の発表を控えて買い進む動きは限定的となりそうだ。ただ、個別材料銘柄や一部の新興株などグロース株には物色が向かっており、指数は冴えないながらも個別銘柄の動きには注目が集まろう。(山本泰三) <AK> 2023/12/08 12:20 後場の投資戦略 再び節目の33000円を下回る [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32899.94;-545.96TOPIX;2358.87;-28.33[後場の投資戦略] 本日の東京市場は昨日に続き、ボラティリティの高い展開となっている。本日も12月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に絡んだ動きとみられ、権利行使価格である日経平均33000円手前ではもみ合いが続いたものの、一旦下回ると次の権利行使価格32875円あたりまで下落が加速し、再びもみ合いとなって前引けを迎えた。昨日の米ADP雇用統計の結果は強い買い材料とはならず米株安となったことも、日本株を更に上方レンジへ向かわせる勢いを鈍らせた一因ともなっていそうだ。 後場では再び33000円に戻るのか、さらに下の権利行使価格となる32750円付近へレンジがうつるのか注目されそうだ。なかなか全体的な方向性が見えないなか、前引け時点での売買代金急増ランキングでは、昨日業績上方修正を発表したアインHD<9627>や楽天グループ<4755>が追加売却を発表した楽天銀行<5838>などがランクインしており、引き続き個別材料を手掛かりとした物色が中心となっているもよう。後場もこの傾向は続きそうだ。(二階堂千穂) <AK> 2023/12/07 12:29

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