後場の投資戦略ニュース一覧

後場の投資戦略 米株高と円安を材料に1000円超の上げ幅に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37800.42;+1073.78TOPIX;2663.38;+62.63[後場の投資戦略] 日経平均VIは26ポイント水準で推移しており、指数が大きく動くことを想定する投資家は減少傾向にある。ボラティリティ低下も本日の大幅高の背景にあるが、大引けで25日移動平均線を上回ることができるか注目だ。25日移動平均線が下向きのため、トレンドが転換するといった意味合いではないが、仮に上回れば7月19日以来となるため、投資家のマインドはより改善しよう。ランチタイムの為替が1ドル148円70銭台と朝方より円安ドル高は一服しており、後場一段高を試すには難しい地合いかもしれないが、日経平均がどの位置で大引けを迎えるか要注目だ。 <AK> 2024/08/16 12:17 後場の投資戦略 金融株上昇でじり高の展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36808.75;+366.32TOPIX;2612.48;+30.58[後場の投資戦略] 足元、メガバンクなど急落した金融株の戻りが目立っている。長期金利の指標となる10年物国債利回りは0.81%台と目立った動きは見られないことから、金利動向に着目した買いとは違う買いが金融株に入っている様子。市場からは「急落で日本株の割合が低下したGPIFなど年金がバリュー株を中心に買いを入れている」との声も聞かれる。日経平均VIが26ポイント台まで低下したこともあり、東京株式市場は平穏を取り戻しつつある。後場の東京市場は引き続きTOPIX優勢のしっかりとした地合いを想定する。 <AK> 2024/08/15 12:25 後場の投資戦略 岸田首相不出馬で政治空白を嫌気か [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36155.26;-77.25TOPIX;2565.42;+11.87[後場の投資戦略] 11時30分から行われた記者会見にて、岸田首相は9月の自民党総裁選に出馬しないと発表したことから、9月末まで政治空白が続くこととなる。国民の支持率こそ低かったが、「資産運用立国」を推し進めた岸田政権は、証券業界からするとポジティブな存在だったと言えよう。行き過ぎた円安に対する対応の遅れから、足元の乱高下相場を招いたと考えるが、日経平均及びTOPIXがともに史上最高値を更新するなど岸田政権の功績は大きい。今後、自民党総裁レースが本格化するなか、「資産運用立国」を継続する候補者が出てくるか注目だ。後場の東京市場は、政治空白などを嫌気した売りが主力株に入る可能性はある。日経平均は下げ幅拡大に警戒したい。 <AK> 2024/08/14 12:28 後場の投資戦略 円安推移と半導体株上昇で一時36000円台回復 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35785.55;+760.55TOPIX;2527.40;+44.10[後場の投資戦略] 為替の円安推移と半導体株の上昇などを受けて、前場の東京市場は買い優勢となった。先物市場では225先物中心に買戻しが入っているとの観測もあり、TOPIXよりも日経平均優勢の地合い。過去最大の暴落から1週間ほどで市場は落ち着きを取り戻しつつあるが、日経平均VIはまだ35ポイント台で推移しており、まだまだ先行き警戒感を持つ投資家は多いようだ。後場の日経平均は前営業日比プラス圏を維持すると考えるが、36000円手前では上値が重くなろう。 <AK> 2024/08/13 12:29 後場の投資戦略 3連休前で上値重くなるも米国株を素直に好感 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35380.23;+549.08TOPIX;2498.35;+36.65[後場の投資戦略] 株式市場、為替市場ともに落着きが見られることから、指数重視の売買ではなく、決算発表中心の売買となりそうだ。本日は決算発表のピークを迎えることから、後場の取引時間中に出る決算銘柄への関心が高まりそうだ。12時台にDIC<4631>、13時台に大王紙<3880>、ENEOS<5020>、14時台に明治HD<2269>、ブリヂストン<5108>などが予定されている。 <AK> 2024/08/09 12:26 後場の投資戦略 800円超の下落から切り返す荒い値動きに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35148.10;+58.48TOPIX;2493.10;+3.89[後場の投資戦略] 長期金利の指標となる10年物国債利回りは0.895%と小幅ながら上昇している。5日に0.750%まで低下した後は乱高下となっていたが、ようやく落ち着きを取り戻した。昨日の内田眞一日銀副総裁のハト派発言を受けて、7月31日以降の市場の動揺は沈静化しつつある。日銀はわずか1週間で「タカ派」から「ハト派」に転換したわけだが、「物価の好循環が今後も物価を押し上げるとし、個人消費は堅調な推移」といった見方も今後変わる可能性はある。日銀への信認が低下したことに伴う外国人投資家による日本株売りの懸念は払しょくできていないことから、先物主導による値幅の大きい荒い値動きはしばらく続きそうだ。後場の東京市場も荒い値動きとなろう。 <AK> 2024/08/08 12:23 後場の投資戦略 内田日銀副総裁の発言で一気に切り返す展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35464.61;+789.15TOPIX;2514.52;+80.31[後場の投資戦略] 為替は1ドル146円台半ばで推移している。内田日銀副総裁の発言を材料に円高進行は一服。ドル・円は7月30日以降、一日に2円超動くボラタイルな地合いが続いており、まだ落着きは見られない。本日14時30分からは内田日銀副総裁の会見も予定されていることから、一段の円安もしくは途転の円高となる可能性は十分ある。様々な思惑で市場が動きやすくなっていることから後場の東京市場も乱高下に警戒したい。 <AK> 2024/08/07 12:32 後場の投資戦略 買戻し優勢で一時3400円超の急騰 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;34416.32;+2957.90TOPIX;2434.21;+207.06[後場の投資戦略] いったんは売られ過ぎ是正の動きで買戻し優勢の地合いとなったが、日経平均VIは49ポイントとボラティリティはまだ高い。上下に振れやすい地合いは変わらないことから、後場急変動の可能性は意識しておきたい。このままの上げ幅を維持すれば、日経平均の過去最大の上昇幅(1990年10月2日の2676.55円)を上回ることとなる。それでも7月の史上最高値からの下落幅に対する3割戻し程度だ。今回のように一度壊れた市場が落ち着きを見せ、腰を据えた投資家の買いが再び入るには数カ月はかかるだろう。後場、上げ幅縮小を警戒しつつ、日経平均やTOPIX、グロース市場250指数など主だった指数がどこまで値を戻せるか注目したい。 <AK> 2024/08/06 12:27 後場の投資戦略 為替、金利市場も混乱状態に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;34247.56;-1662.14TOPIX;2392.27;-145.33[後場の投資戦略] 前引け時点の日経平均は、25日移動平均線との下方乖離率が約14.5%と短期的には売られ過ぎ感が強いが、3営業日で5000円ほどの急落を受けて市場は混乱状態にある。本日の安値33369.37円から下げ幅を900円ほど縮めているが、アジア市場も暴落していることから、後場一段安への警戒感は強い。為替市場、金利市場ともに落着きが確認できるまでは荒い値動きが続くだろう。 <AK> 2024/08/05 12:19 後場の投資戦略 日経平均銘柄で上昇は7銘柄のみ [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36261.85;-1864.48TOPIX;2577.51;-126.18[後場の投資戦略] 歴史的な日経平均の急落相場を受けて、日経平均VIは28ポイント台まで急騰しており、投資家マインドは急激に悪化している。今年初めて200日移動平均線を割り込んだことで手じまい売りも入ったようだが、本日も前場で3兆円の売買代金ができていることから下値を買う投資家は存在すると考える。今晩の7月米雇用統計への警戒感は非常に高いことから、日経平均が一気に下げ幅を縮小するような地合いは期待できないが、200日移動平均線が位置する36860円水準辺りの戻りは意識したいところだ。 <AK> 2024/08/02 12:30 後場の投資戦略 円高加速で一時1300円超の急落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38094.24;-1007.58TOPIX;2707.07;-87.19[後場の投資戦略] 日経平均は下げ幅をやや縮小し38000円台で前場の取引を終えたが、為替市場、金利市場ともに流動的となっていることから後場も慌ただしい地合いとなりそうだ。個別銘柄では決算発表銘柄に注目が集まる。とりわけ13時25分に予定されているトヨタ自<7203>に関心が向かおう。足元の急激な円高ドル安に、昨日、取引時間中に「国交省が是正命令を出す」とも報じられたことも加わり、1月以来の水準まで下落している。強気な決算は厳しいとの見方が強まっているなか、決算発表をきっかけに下げ幅縮小となるか注目だ。トヨタ自がポジティブな動きを示せば、東京市場全体のマインドも多少改善されよう。 <AK> 2024/08/01 12:17 後場の投資戦略 ハイテク株下落も金融株が下支え [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38369.54;-156.41TOPIX;2752.49;-1.96[後場の投資戦略] 11時40分時点では、日銀の金融政策決定会合の結果は発表されていない。事前の報道通り、追加利上げ実施となった場合、多少、為替の円高ドル安及び株安が進む可能性はあるが、既に昨日の155円台から152円台まで円高ドル安が進行したことから一段の円高ドル安は回避されよう。同じく日経平均も既に38000円を割りこんだことから、株式市場への影響も限定的と考える。15時30分から開始される植田日銀総裁の記者会見で「低金利を継続する」といった話が出て段階的な利上げを打ち消した場合、日本株はナイトセッションで持ち直す可能性もあろう。記者会見にて、「脱デフレ」を意識するようなポジティブな利上げの流れが市場に伝われば、日本株買いの流れが強まると考える。 <AK> 2024/07/31 12:18 後場の投資戦略 日銀会合控え買い手控えムード強まる [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38101.24;-367.39TOPIX;2735.70;-23.97[後場の投資戦略] 為替は1ドル153円90銭台での小動きだが、長期金利の指標となる10年物国債利回りは1.015%まで低下しており4日続落。明日の日銀会合結果発表を控え、為替市場、金利市場ともに緊張感が高まっている。後場の東京市場は、為替市場と金利市場を睨んだ展開となるが、積極的な押し目買いは手控えられていることから日経平均は38000円を割り込む場面も見られそうだ。 <AK> 2024/07/30 12:24 後場の投資戦略 米国株高を受けて上げ幅は一時1000円超に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38415.75;+748.34TOPIX;2750.28;+50.74[後場の投資戦略] 為替が円高で推移しているが、ドル・インデックスは103.9水準と目立った動きは観測されていないほか、欧州通貨、オセアニア通貨など主要通貨に対して円が総じて上昇していることから、投機筋による円売りポジションの解消が続いていると考える。日本銀行の金融政策決定会合開催が間近に迫っていることもあり、後場の東京市場は、為替市場や金利市場を睨んだ展開となろう。38000円台は維持しそうな雰囲気だが、様子見姿勢が強まり上げ幅縮小する地合いとなりそうだ。 <AK> 2024/07/29 12:16 後場の投資戦略 円高一服などから38000円台を回復 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38057.61;+188.10TOPIX;2725.55;+15.69[後場の投資戦略] 為替は朝方1ドル154円台まで値を戻しており、猛烈な円高ドル安の流れは一服している。日米株の急落でリスクオフのムードが強まり、日本銀行の金融政策決定会合への利上げ思惑がやや後退し、日本の長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時1.050%まで低下。日米金利差縮小に絡んだ投機筋の円安ポジションの解消がようやく一服したようだ。後場の東京市場は、為替の落着きなどを受けて、38000円水準でのもみ合いとなりそうだ。前日の急落後のため自律反発が入りやすい状況だが、値がさ半導体株が弱いことや、来週の日米中銀会合を前に積極的な押し目買いは入りにくいだろう。大引けにかけて前日比マイナス圏に再び突入し8日続落となる可能性も意識しておきたい。 <AK> 2024/07/26 12:18 後場の投資戦略 ハイテク株急落で一時37000円台をつける場面も [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38165.19;-989.66TOPIX;2732.83;-60.29[後場の投資戦略] 長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇し、朝方、直近高値1.10%に顔合わせする場面も見られた。市場では、7月30-31日に開催される日本銀行の金融政策決定会合での利上げ実施に対する思惑が高まっており、金利は上昇傾向にある。金利上昇なども影響して、投機筋の円売りポジション解消が続いているとの観測から、為替は1ドル152円台半ばまで円高ドル安が進行。輸出関連銘柄の重しとなっている。後場の東京市場は、日経平均やTOPIXの下げ幅縮小を期待したいところだが、一段の円高推移となれば日経平均は再度38000円の攻防を迎えるだろう。金利市場、為替市場を睨んだ厳しい相場展開が続く公算が大きい。 <AK> 2024/07/25 12:20 後場の投資戦略 底堅いが円高推移が重しに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39508.84;-85.55TOPIX;2822.91;-10.48[後場の投資戦略] 為替は1ドル155円20銭台、1ユーロ168円30銭台と、前日比では主要通貨に対して円は全面高となっていることから、後場の日経平均は前日終値水準をやや下回った水準でのもみ合いとなりそうだ。 日米中銀会合が月末に迫っていることや、11月の米大統領選に対する不透明感の高まりなどを受けて、投機筋が引き続き円売りポジションを解消しているようだ。米商品先物取引委員会(CFTC)が公表した7月16日時点の円売りポジションは、差し引き15万1072枚と、過去2番目(07年6月、ネットで18万8077枚)の円売りポジション(18万4223枚)を記録した7月2日時点よりも3.3万枚減少した。今年1月の円売りポジションが5万枚台だったことから、ポジション調整はまだ続く可能性もある。決算発表のタイミングで円高が進むことで、円安を材料とした決算への期待感は低下するだろう。日経平均の重しとなりそうな状況だ。 <AK> 2024/07/24 12:20 後場の投資戦略 40000円手前で失速も金融株が下支え [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39676.34;+77.34TOPIX;2840.52;+12.99[後場の投資戦略] 為替は1ドル156円60銭台と朝方比では40銭ほど円高ドル安に振れている。月末に控えている日本銀行の金融政策決定会合に対する思惑で、長期金利の指標となる10年国債利回りは1.065%まで上昇。自民党の茂木幹事長が「段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と語ったと伝わった。岸田首相も「金融政策の正常化が経済ステージの移行を後押しする」と述べたもよう。与党幹部や首相の発言を受けて、月末の日銀会合に対する利上げ実施期待が高まった。後場も金融株中心にしっかりの展開となれば、半導体関連銘柄が高安まちまちでも日経平均は前日終値水準よりプラスを維持できると考える。 <AK> 2024/07/23 12:15 後場の投資戦略 半導体株安とトランプトレードの巻き戻しで大幅安に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39593.81;-469.98TOPIX;2831.00;-29.83[後場の投資戦略] 為替は1ドル157円50銭台と先週末比では目立った動きはみられず。バイデン大統領の米大統領選撤退に関する為替市場の影響は限定的となっている。一方、株式市場では、先週から続いていたトランプトレードの巻き戻しが見られており、三菱重<7011>、川崎重<7012>など防衛関連の一角が売り優勢。後場の東京市場は、きつい下げとなっている台湾株が一段安した場合、半導体株などが下げ幅を広げる可能性もあろう。アジア株式市場の動向に警戒したい。 <AK> 2024/07/22 12:20 後場の投資戦略 半導体株が下支えも40000円を挟んだもみ合いに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39952.62;-173.73TOPIX;2850.47;-18.16[後場の投資戦略] 為替が1ドル157円40銭台と前日比では1円ほど円安ドル高に振れているが、市場では円安推移を材料に輸出関連銘柄が買われるような動きは限定的。むしろ円高メリット銘柄が売られるなど為替に対するネガティブな動きの方が目立っている。11日、12日の政府・日本銀行と見られる円買いドル売り介入実施以降、為替市場に対する神経質な見方が続いている。日銀金融政策決定会合の開催も迫っていることから、日本株に対する積極的な売買は手控えられよう。後場の東京市場は40000円を挟んだもみ合い相場が続きそうだ。 <AK> 2024/07/19 12:18 後場の投資戦略 半導体株急落で一時2%超の下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40277.86;-819.83TOPIX;2888.05;-27.16[後場の投資戦略] 朝方、為替は1ドル155円30銭台まで円高ドル安が進行したが、ランチタイム時点では156円20銭台まで値を戻している。トランプ前大統領が、ドル高円安を批判する発言を行ったことで、長く続いた円安傾向は転換点を迎える可能性がある。為替の乱高下は、大型株を中心に影響を受けることから、後場も為替市場の動向は要注意だ。時間外の米国株指数先物がしっかりなので、日経平均の40000円割れは回避されると想定するが、米国発の波乱を呼ぶニュースには警戒したいところだ。 <AK> 2024/07/18 12:14 後場の投資戦略 半導体株が弱く上値の重い展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41307.36;+32.28TOPIX;2918.18;+13.68[後場の投資戦略] 為替は1ドル158円40銭台と目立った動きは観測されず。政府・日本銀行と見られる連日の円買いドル売り介入実施を受けて、積極的な円売りは手控えられている。後場の東京市場は、日経平均が前日比マイナス圏に突入する場面もありそうだが、防衛関連やインフラ関連銘柄が下支えとなり、下げ幅拡大は回避されよう。日経平均は41300円水準でのもみ合いを想定する。 <AK> 2024/07/17 12:11 後場の投資戦略 防衛関連などトランプラリーが強まる展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41399.72;+209.04TOPIX;2917.04;+22.48[後場の投資戦略] 為替は1ドル158円60銭台で推移しており、先週末の乱高下は一服している。政府・日本銀行による円買い介入実施観測を背景に、投機筋による積極的な円売りドル買いは仕掛けにくくなっている様子。後場の東京市場は、為替市場を睨みつつ、日経平均がどこまで値を戻せるかが注目されよう。前場の高値41520.07円を意識した地合いを想定する。 <AK> 2024/07/16 12:15 後場の投資戦略 ハイテク株急落で下げ幅は一時1000円超まで拡大 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41388.92;-835.10TOPIX;2900.76;-28.41[後場の投資戦略] 為替は1ドル159円30銭台まで戻している。6月米CPI発表のタイミングで政府・日本銀行による円買い介入が実施されたとの観測だが、じりじりと円は売り圧力が強まりつつある。介入効果は一時的との見方もあることから、積極的なドル買いが入っているとの観測。後場の日経平均は、極端に下げている半導体株を中心に買戻しが入りそうな地合いか。相対的にTOPIXがしっかりしていることで、日本株の底堅さも確認できよう。 <AK> 2024/07/12 12:22 後場の投資戦略 ハイテク株高で一時42400円台まで上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;42179.84;+347.85TOPIX;2928.30;+19.10[後場の投資戦略] 為替は1ドル161円60銭台で推移しており、前日比では目立った動きは観測されず。今晩の海外時間で6月の米消費者物価指数の発表を控えていることから、株式市場とは異なり、為替市場は静かな地合いが続いている。後場の東京市場は、引き続き外国人と見られる買いによって大引けにかけて強い動きを示す展開が期待できよう。一方、本日の上昇によって、25日移動平均線との乖離率が+6%台になることから、短期的な上昇に対する過熱感もそろそろ意識されそうな状況だ。 <AK> 2024/07/11 12:18 後場の投資戦略 下値の堅さが意識されて切り返す [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41635.53;+55.36TOPIX;2898.16;+2.61[後場の投資戦略] 為替は1ドル161円50銭台で推移しており、前日比では円安ドル高が進行している。パウエルFRB議長の議会証言内容がこれまでの発言内容とほぼ同じだったことで、早期の利下げ観測が後退。時間外の米10年国債利回りは4.30%とやや上昇している。今晩もパウエルFRB議長の議会証言は行われるが、「データ次第」という昨晩のスタンスはそのままが予想されるため材料視されないだろう。 昨日の東京市場は、パウエルFRB議長の議会証言に対する期待感が高まったことで先物の買戻しを誘ったと言われているが、期待に反して早期の利下げ観測は後退した。にもかかわらず、日経平均、TOPIXは史上最高値圏を維持したままである。昨日の大幅高の背景は、ショートカバーだけではなく、何かしらの投資資金が流入していると考える。一部では大型株を中心としたオイルマネーも流入しているとの話も聞こえる。後場の日経平均、TOPIXはじりじりとした上昇も期待できよう。 <AK> 2024/07/10 12:17 後場の投資戦略 日経平均は大幅反発、半導体株上昇し取引時間中の史上最高値を更新 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41386.80;+606.10TOPIX;2,885.37;+17.76[後場の投資戦略] 為替は1ドル161円前後と前日比では円安ドル高で推移している。日本株上昇を受けて、投機筋がリスクオンの円売りを積み上げているとの観測。後場の東京市場は引き続き半導体株が日経平均をけん引しそうだ。今晩、パウエルFRB議長の議会証言が控えていることから、日経平均やTOPIXの後場一段高は難しいと考えるが、日経平均が終値ベースで史上最高値をしっかりと更新できるかに注目したい。 <NH> 2024/07/09 12:38 後場の投資戦略 切り返すも薄商いでモメンタムは弱い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40999.80;+87.43TOPIX;2880.32;-3.86[後場の投資戦略] 為替は1ドル160円30銭台で推移しており、朝方からじりじりと円高ドル安が進行している。ドル・インデックスが104.5水準で推移しており、ややドル売りが強まっている様子だが、株式市場への影響は今のところ限定的だ。注目されたフランス国民議会の決選投票は、事前予想を覆し左派野党連合が第一勢力となり、マクロン大統領の中道与党連合は第二勢力、前評判が高かった極右野党の国民連合は第三勢力と伸び悩んだ。前場の東京市場では目立った反応は見られなかったが、今晩の欧州市場の動向は念のため注意したい。後場の東京市場は、日経平均が取引時間中の高値を更新する可能性はあるが、買いは長続きせず薄商いの小動きとなりそうだ。 <AK> 2024/07/08 12:15 後場の投資戦略 取引時間中の史上最高値更新後は上値重い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41051.49;+137.84TOPIX;2895.42;-3.05[後場の投資戦略] 今晩の6月米雇用統計発表を控えて、後場の東京市場は様子見姿勢が強まり、日経平均、TOPIXともに買い一服となりそうだ。両指数ともに史上最高値を更新したことで、やや達成感も意識されそうだ。週末にはフランス選挙も控えていることから、大引けにかけては、三菱重<7011>や日立<6501>など足元上昇していた銘柄の利益確定の売りが強まる可能性もあるが、一時的な調整であることから、さほど悲観的に捉える必要は無いだろう。 <AK> 2024/07/05 12:13 後場の投資戦略 バリュー株優勢でTOPIXは一時史上最高値を更新 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40666.78;+86.02TOPIX;2882.81;+10.63[後場の投資戦略] 為替は1ドル161円30銭台と円安ドル高進行が一服していることから、政府・日本銀行による円買い介入実施はなさそうだ。今晩の米国市場は独立記念日の祝日による休場のため、後場の東京市場は参加者減少で小動き推移となりそうだ。TOPIXが終値ベースで史上最高値を更新するか注目だが、プライム市場の時価総額も前引け時点で992兆円まで膨らんでいることから、大台の1000兆円台到達も間近に迫っている。さすがに今日1000兆円台も達成するのは難しそうだが、「TOPIXの史上最高値更新」や「時価総額1000兆円台」といった節目をクリアすると、「脱デフレ」が意識されて日本株への世界的な関心も増すと考える。 <AK> 2024/07/04 12:17

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