注目トピックス 外国株

概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、神経質な展開が続いた

配信日時:2022/02/07 10:03 配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 112244.94 +0.49%
4日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比549.00ポイント高(+0.49%)の112244.94で取引を終了した。110320.8から112415.4まで上昇した。

前半はマイナス圏で推移したが、その後は徐々に買い戻された。資源や内需関連の上昇が指数をサポート。景気回復期待や原油価格の上昇などが支援材料となったもようだ。一方、欧州株安や米金利の上昇などが指数の上値を抑えた。また、インフレ加速懸念なども引き続き嫌気された。

【ロシア】MOEX指数 3471.01 -0.00%
4日のロシア株式市場は弱含み。主要指標のMOEX指数は前日比0.17ポイント安(-0.00%)の3471.01で取引を終了した。3556.32から3464.14まで下落した。

プラス圏で推移した後は上げ幅を縮小させ、終盤は前日の終値近辺でもみ合った。欧州市場の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、年内の米利上げ懸念なども圧迫材料。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。また、ウクライナ問題をめぐり、欧米との対話継続に対する期待が高まっていることも好感されたもようだ。

【インド】SENSEX指数 58644.82 -0.24%
4日のインドSENSEX指数は続落。前日比143.20ポイント安(-0.24%)の58644.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.90ポイント安(-0.25%)の17516.30で取引を終えた。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。政策金利の発表を翌週に控えるため、神経質な展開が続いた。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせに。外部環境では、米金利の上昇や米年内の利上げ観測などを受け、インドなど新興国からの資金流出懸念が強まった。

【中国本土】
休場

<FA>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ