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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、地政学的リスク緩和期待が継続
配信日時:2022/02/10 10:37
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 112461.4 +0.20%
9日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比226.9ポイント高(+0.20%)の112461.4で取引を終了した。111710.3から113163.3まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油高やウクライナ情勢の緊張緩和期待なども支援材料。一方、指数の上値は重い。インフレ加速懸念や追加の利上げ観測が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3638.93 +2.46%
9日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比87.28ポイント高(+2.46%)の3638.93で取引を終了した。3580.45から3638.93まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。地政学的リスクの緩和期待の継続が好感され、ロシア株への買いが継続した。ウクライナ問題をめぐるプーチン大統領とフランスのマクロン大統領などの会談に緊張緩和の期待が高まっている。また、原油価格の上昇なども資源銘柄の物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 58465.97 +1.14%
9日のインドSENSEX指数は続伸。前日比657.39ポイント高(+1.14%)の58465.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同197.05ポイント高(+1.14%)の17463.80で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。成長予想の下方修正を受け、政府がインフラ投資などを拡大すると期待されている。また、前日の米株高を受け、インド株も買いが先行。ほかに、世界の資源価格の先見通しについて、米中の成長鈍化で低下するとの見方が好感された。
【中国本土】上海総合指数 3479.95 +0.79%
9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.32ポイント高(+0.79%)の3479.95ポイントと3日続伸した。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。中国人民銀行(中央銀行)は8日、保障性賃貸住宅(中低所得者向け住宅)向け融資に関し、「制限対象に含まない」とする声明を発表している。人民銀は昨年1月、不動産デベロッパー向け融資を一定水準まで減らすよう市中銀行に指示していたが、緩和に舵を切った格好だ。当局はこのところ、インフラプロジェクトの加速など景気テコ入れスタンスを鮮明化している。政府系ファンドの買い支え期待も根強い。「国家隊」と呼ばれる中国の政府系資金が8日午後、本土株式マーケットを買い支えた——との観測が流れるなか、安く推移していた指数は引け際にプラス圏を回復した。ただ、当局関連者の話として、この情報は事実ではないとも伝わっている。
<NH>
9日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比226.9ポイント高(+0.20%)の112461.4で取引を終了した。111710.3から113163.3まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油高やウクライナ情勢の緊張緩和期待なども支援材料。一方、指数の上値は重い。インフレ加速懸念や追加の利上げ観測が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3638.93 +2.46%
9日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比87.28ポイント高(+2.46%)の3638.93で取引を終了した。3580.45から3638.93まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。地政学的リスクの緩和期待の継続が好感され、ロシア株への買いが継続した。ウクライナ問題をめぐるプーチン大統領とフランスのマクロン大統領などの会談に緊張緩和の期待が高まっている。また、原油価格の上昇なども資源銘柄の物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 58465.97 +1.14%
9日のインドSENSEX指数は続伸。前日比657.39ポイント高(+1.14%)の58465.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同197.05ポイント高(+1.14%)の17463.80で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。成長予想の下方修正を受け、政府がインフラ投資などを拡大すると期待されている。また、前日の米株高を受け、インド株も買いが先行。ほかに、世界の資源価格の先見通しについて、米中の成長鈍化で低下するとの見方が好感された。
【中国本土】上海総合指数 3479.95 +0.79%
9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.32ポイント高(+0.79%)の3479.95ポイントと3日続伸した。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。中国人民銀行(中央銀行)は8日、保障性賃貸住宅(中低所得者向け住宅)向け融資に関し、「制限対象に含まない」とする声明を発表している。人民銀は昨年1月、不動産デベロッパー向け融資を一定水準まで減らすよう市中銀行に指示していたが、緩和に舵を切った格好だ。当局はこのところ、インフラプロジェクトの加速など景気テコ入れスタンスを鮮明化している。政府系ファンドの買い支え期待も根強い。「国家隊」と呼ばれる中国の政府系資金が8日午後、本土株式マーケットを買い支えた——との観測が流れるなか、安く推移していた指数は引け際にプラス圏を回復した。ただ、当局関連者の話として、この情報は事実ではないとも伝わっている。
<NH>
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