注目トピックス 外国株

概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続伸、欧州株の上昇

配信日時:2022/03/14 09:38 配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 111713.07 -1.72%
11日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1950.06ポイント安(-1.72%)の111713.07で取引を終了した。114627.2から111331.8まで下落した。

買いが先行した後は売りに押され、終盤に下げ幅を拡大させた。米利上げペースの加速懸念が高まっていることがブラジルなど新興国からの資金流出懸念を強めた。また、欧米が対ロシア制裁を追加したことなど世界経済の混乱も足かせとなった。

【ロシア】
休場

【インド】SENSEX指数 55550.30 +0.15%
11日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比85.91ポイント高(+0.15%)の55550.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.55ポイント高(+0.21%)の16630.45で取引を終えた。

買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧州株の上昇を受け、インド株も終盤に買いが広がった。また、州議会選挙でのインド人民党(BJP)が優勢になっていることも引き続き好感された。

【中国本土】上海総合指数 3309.75 +0.41%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.66ポイント高(+0.41%)の3309.75ポイントと続伸した。

中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。李克強・首相は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉幕後の記者会見で、「5.5%前後の経済成長目標の達成は厳しい」と指摘し、「マクロ政策の支援を要する」などと強調している。追加減税などの思惑が広がった。米中対立の警戒感や、国内の新型コロナウイルス感染再拡大などを不安視した売りが先行したものの、終盤に入り指数はプラスに転じた。

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