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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高の進行
配信日時:2023/07/25 09:28
配信元:FISCO
*09:28JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高の進行
【ブラジル】ボベスパ指数 121341.69 +0.94%
24日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1124.91ポイント高(+0.94%)の121341.69で引けた。日中の取引レンジは120099.34 - 121771.71となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、米株高なども買い安心感を与えた。ほかに、内需関連株の上昇が指数をサポート。経済活動が本格化していることが内需の回復期待を高めている。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MOEX指数 2937.47 +0.48%
24日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.93ポイント高(+0.48%)の2937.47ポイントで引けた。日中の取引レンジは2925.10 - 2947.17となった。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇やルーブル安の進行で輸出大手に買いが広がった。また、企業の配当に対する期待の高まりも支援材料。一方、指数の上値は重い。利上げの実施などが引き続き嫌気されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 66384.78 -0.45%
24日のインドSENSEX指数は続落。前日比299.48ポイント安(-0.45%)の66384.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.65ポイント安(-0.37%)の19672.35で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。企業決算の悪化が警戒された。4-6月期決算では、発表済みの上場企業の収益が平均で10四半期ぶりの低水準に転落したと報告されている。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。ほかに、最近の上昇で足元では過熱感が強まり、利益確定売りが継続した。
【中国本土】上海総合指数 3164.16 -0.11%
週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.58ポイント安(-0.11%)の3164.16ポイントと小幅ながら3日続落した。
投資家の慎重姿勢が継続する流れ。中国景気の先行き不安が意識されている。景気回復の遅れが指摘される中、このところ当局は消費刺激策を相次ぎ発表しているものの、一部からは「景気押し上げ効果は薄い」との声も聞かれた。中国では近く、下半期の政策方針を決定する中央政治局会議が開かれる。政策の内容を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因となった。もっとも、経済対策に対する期待感は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。
<CS>
24日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1124.91ポイント高(+0.94%)の121341.69で引けた。日中の取引レンジは120099.34 - 121771.71となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、米株高なども買い安心感を与えた。ほかに、内需関連株の上昇が指数をサポート。経済活動が本格化していることが内需の回復期待を高めている。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MOEX指数 2937.47 +0.48%
24日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.93ポイント高(+0.48%)の2937.47ポイントで引けた。日中の取引レンジは2925.10 - 2947.17となった。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇やルーブル安の進行で輸出大手に買いが広がった。また、企業の配当に対する期待の高まりも支援材料。一方、指数の上値は重い。利上げの実施などが引き続き嫌気されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 66384.78 -0.45%
24日のインドSENSEX指数は続落。前日比299.48ポイント安(-0.45%)の66384.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.65ポイント安(-0.37%)の19672.35で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。企業決算の悪化が警戒された。4-6月期決算では、発表済みの上場企業の収益が平均で10四半期ぶりの低水準に転落したと報告されている。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。ほかに、最近の上昇で足元では過熱感が強まり、利益確定売りが継続した。
【中国本土】上海総合指数 3164.16 -0.11%
週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.58ポイント安(-0.11%)の3164.16ポイントと小幅ながら3日続落した。
投資家の慎重姿勢が継続する流れ。中国景気の先行き不安が意識されている。景気回復の遅れが指摘される中、このところ当局は消費刺激策を相次ぎ発表しているものの、一部からは「景気押し上げ効果は薄い」との声も聞かれた。中国では近く、下半期の政策方針を決定する中央政治局会議が開かれる。政策の内容を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因となった。もっとも、経済対策に対する期待感は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。
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