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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は7日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感
配信日時:2023/08/07 09:35
配信元:FISCO
*09:35JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は7日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感
【ブラジル】ボベスパ指数 119507.68 -0.89%
4日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1078.09ポイント安(-0.89%)の119507.68で引けた。日中の取引レンジは119215.02 - 121442.02となった。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米追加利上げ懸念が払拭されていないことが引き続き圧迫材料。また、米株安などもブラジル株の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。通貨レアルが上昇に転じたことなどが指数をサポートした。また、予想以上の利下げなども引き続き好感された。
【ロシア】MOEX指数 3092.44 -1.76%
4日のロシア株式市場は7日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比55.36ポイント安(-1.76%)の3092.44ポイントで引けた。日中の取引レンジは3073.69 - 3194.83となった。
プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米長期債利回りの上昇なども外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨ルーブル安の進行がロシア株の売り圧力を高めた。
【インド】SENSEX指数 65721.25 +0.74%
4日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比480.57ポイント高(+0.74%)の65721.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.35ポイント高(+0.70%)の19517.00で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。インド市場のレーティングの引き上げが好感された。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、インド市場のレーティングを「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。また、インド経済が3030年度まで高成長を維持するとの見通しも支援材料。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、インド経済が30年度までの平均成長率が6.7%になるとの見通しを示した。ほかに、堅調な経済指標が指数をサポートした。7月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の58.5から62.3まで上昇し、13年ぶりの高水準を記録した。
【中国本土】上海総合指数 3288.08 +0.23%
4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.62ポイント高(+0.23%)の3288.08ポイントと続伸した。
前日の好調地合いを継ぐ流れ。中国の景気支援スタンスが投資家心理を上向かせている。国務院傘下の経済日報は3日掲載の論説で、「民間の消費意欲を高めるため、まず株式市場を活性化させる必要がある」と強調した。それより先、中国共産党が7月24日の中央政治局会議で、今年下半期に「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」という方針を示している。また、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は3日、民間企業を金融面で支援するため、資金調達手段を拡大すると述べた。市場関係者の間には、「人民銀行は8月中旬にも預金準備率を引き下げる可能性がある」との見方も広がっている。ただ、指数は中盤から上げ幅を縮小。来週は7月の重要経済指標が集中して発表されることもあり(8日に貿易統計、9日に物価統計など)、結果を見極めたいとするムードも漂った。
<CS>
4日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1078.09ポイント安(-0.89%)の119507.68で引けた。日中の取引レンジは119215.02 - 121442.02となった。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米追加利上げ懸念が払拭されていないことが引き続き圧迫材料。また、米株安などもブラジル株の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。通貨レアルが上昇に転じたことなどが指数をサポートした。また、予想以上の利下げなども引き続き好感された。
【ロシア】MOEX指数 3092.44 -1.76%
4日のロシア株式市場は7日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比55.36ポイント安(-1.76%)の3092.44ポイントで引けた。日中の取引レンジは3073.69 - 3194.83となった。
プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米長期債利回りの上昇なども外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨ルーブル安の進行がロシア株の売り圧力を高めた。
【インド】SENSEX指数 65721.25 +0.74%
4日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比480.57ポイント高(+0.74%)の65721.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.35ポイント高(+0.70%)の19517.00で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。インド市場のレーティングの引き上げが好感された。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、インド市場のレーティングを「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。また、インド経済が3030年度まで高成長を維持するとの見通しも支援材料。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、インド経済が30年度までの平均成長率が6.7%になるとの見通しを示した。ほかに、堅調な経済指標が指数をサポートした。7月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の58.5から62.3まで上昇し、13年ぶりの高水準を記録した。
【中国本土】上海総合指数 3288.08 +0.23%
4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.62ポイント高(+0.23%)の3288.08ポイントと続伸した。
前日の好調地合いを継ぐ流れ。中国の景気支援スタンスが投資家心理を上向かせている。国務院傘下の経済日報は3日掲載の論説で、「民間の消費意欲を高めるため、まず株式市場を活性化させる必要がある」と強調した。それより先、中国共産党が7月24日の中央政治局会議で、今年下半期に「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」という方針を示している。また、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は3日、民間企業を金融面で支援するため、資金調達手段を拡大すると述べた。市場関係者の間には、「人民銀行は8月中旬にも預金準備率を引き下げる可能性がある」との見方も広がっている。ただ、指数は中盤から上げ幅を縮小。来週は7月の重要経済指標が集中して発表されることもあり(8日に貿易統計、9日に物価統計など)、結果を見極めたいとするムードも漂った。
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