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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、上場企業の業績改善が好感された
配信日時:2023/08/08 09:59
配信元:FISCO
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、上場企業の業績改善が好感された
【ブラジル】ボベスパ指数 119379.50 -0.11%
7日のブラジル株式市場は5日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比128.18ポイント安(-0.11%)の119379.50で引けた。日中の取引レンジは118893.90 - 120103.93となった。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。原油安が足かせとなり、資源の一角に売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米株高が好感されたほか、国内の追加利下げ観測などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3092.44 -1.76%
7日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.36ポイント安(-0.27%)の3084.08ポイントで引けた。日中の取引レンジは3084.08 - 3153.60となった。
高値圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが継続。また、通貨ルーブル高も輸出銘柄の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。港湾大手ノボロシスク・コマーシャル・シーポート(NMTP)の急伸が指数をサポートした。増配に対する期待の高まりが買い手掛かりとなったもようだ
【インド】SENSEX指数 65953.48 +0.35%
7日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比232.23ポイント高(+0.35%)の65953.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同80.30ポイント高(+0.41%)の19597.30で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、後半上げ幅を拡大させた。上場企業の業績改善が好感された。4-6月期の上場企業の決算では、発表済の企業が平均で65%増益だと報告されている。また、欧州時間に入ると同市場が上昇した場合、インド株も連れ高の可能性がある。
【中国本土】上海総合指数 3268.83 -0.59%
週明け7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比19.25ポイント安(-0.59%)の3268.83ポイントと3日ぶりに反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。人民元安の進行や、米中の対立が懸念材料としてくすぶっている。米利上げ継続の観測が強まる中、外国為替市場では人民元が対米ドルで下落基調を強めた。米国の対中政策を巡っては、バイデン米大統領が近く、先端技術分野などでの中国投資を制限する大統領令を発する見通し――などと報じられている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。
<CS>
7日のブラジル株式市場は5日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比128.18ポイント安(-0.11%)の119379.50で引けた。日中の取引レンジは118893.90 - 120103.93となった。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。原油安が足かせとなり、資源の一角に売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米株高が好感されたほか、国内の追加利下げ観測などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3092.44 -1.76%
7日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.36ポイント安(-0.27%)の3084.08ポイントで引けた。日中の取引レンジは3084.08 - 3153.60となった。
高値圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが継続。また、通貨ルーブル高も輸出銘柄の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。港湾大手ノボロシスク・コマーシャル・シーポート(NMTP)の急伸が指数をサポートした。増配に対する期待の高まりが買い手掛かりとなったもようだ
【インド】SENSEX指数 65953.48 +0.35%
7日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比232.23ポイント高(+0.35%)の65953.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同80.30ポイント高(+0.41%)の19597.30で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、後半上げ幅を拡大させた。上場企業の業績改善が好感された。4-6月期の上場企業の決算では、発表済の企業が平均で65%増益だと報告されている。また、欧州時間に入ると同市場が上昇した場合、インド株も連れ高の可能性がある。
【中国本土】上海総合指数 3268.83 -0.59%
週明け7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比19.25ポイント安(-0.59%)の3268.83ポイントと3日ぶりに反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。人民元安の進行や、米中の対立が懸念材料としてくすぶっている。米利上げ継続の観測が強まる中、外国為替市場では人民元が対米ドルで下落基調を強めた。米国の対中政策を巡っては、バイデン米大統領が近く、先端技術分野などでの中国投資を制限する大統領令を発する見通し――などと報じられている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。
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