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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3営業日続伸、国内消費に改善の兆し

配信日時:2023/07/03 10:16 配信元:FISCO
*10:16JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3営業日続伸、国内消費に改善の兆し 【ブラジル】ボベスパ指数 118087.00 +0.25%
30日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比295.65ポイント安(+0.25%)の118087.00で引けた。日中の取引レンジは118087.00 - 119447.25となった。

プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。米インフレ鈍化が好感された。また、失業率の低下など経済指標の改善も支援材料となった。

【ロシア】MOEX指数 2797.37 +0.03%
30日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.96ポイント0.96ポイント(+0.03%)高の2797.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは2779.61 - 2800.12となった。

不安定な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、手掛かり材料が少なくて方向感の乏しい展開となった。一方、通貨ルーブル安の進行が輸出大手を下支えした。また、米インフレ鈍化も好感された。

【インド】SENSEX指数 64718.56 +1.26%
30日のインドSENSEX指数は3営業日続伸。前日比803.14ポイント高(+1.26%)の64718.56、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同216.95ポイント高(+1.14%)の19189.05で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで3日連続の買い越しとなった。国内消費に改善の兆しがみられていることや高成長の維持観測なども引き続き好感された。

【中国本土】上海総合指数 3202.06 +0.62%
30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.68ポイント高(+0.62%)の3202.06ポイントと3日ぶりに反発した。

中国の景気支援スタンスが好感される流れ。中国国務院(内閣に相当)は6月29日の常務会議で、家電など「住居消費」の拡大を図る方針を確認した。住居消費分野は川上・川下産業チェーンのすそ野が大きいとした上で、的を絞った措置によって消費を刺激し、景気回復につなげる考えという。


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