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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
配信日時:2023/07/31 10:03
配信元:FISCO
*10:03JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 120187.11 +0.16%
28日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比197.47ポイント高(+0.16%)の120187.11で引けた。日中の取引レンジは119706.26 - 120660.21となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で過熱感が強まったほか、早期の米利上げの終了観測が後退していることが足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3008.61 +0.69%
28日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.76ポイント高(+0.69%)の3008.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは2978.12 - 3008.61となった。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の特別配当に対する期待が高まっていることも好感された。一方、指数の上値は重い。早期の米利上げの終了観測が後退していることが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 66160.20(-0.16%)
28日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比106.62ポイント安(-0.16%)の66160.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.85ポイント安(-0.07%)の19646.05で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。米金利高や米利上げの継続観測が外資の流出懸念を強めた。また、インフレ率の加速懸念が根強いことも引き続き警戒された。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だと言われている6月のインフラ産業8業種生産高が週明けに発表されるため、慎重ムードが強まった。
【中国本土】上海総合指数 3275.93 +1.84%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比59.26ポイント高(+1.84%)の3275.93ポイントと3日ぶりに反発した。約2カ月ぶりの高値水準を回復している。
本土株の先高観が強まる流れ。中国共産党が24日の中央政治局会議で、今年下半期に「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」方針を示したことなどが改めて材料視されている。業界関係者の間からは、証券取引印紙税の引き下げなどを期待する声が上がった。米金利高などを嫌気した売りが先行したものの、指数は程なくプラスに転じている。
<CS>
28日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比197.47ポイント高(+0.16%)の120187.11で引けた。日中の取引レンジは119706.26 - 120660.21となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で過熱感が強まったほか、早期の米利上げの終了観測が後退していることが足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3008.61 +0.69%
28日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.76ポイント高(+0.69%)の3008.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは2978.12 - 3008.61となった。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の特別配当に対する期待が高まっていることも好感された。一方、指数の上値は重い。早期の米利上げの終了観測が後退していることが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 66160.20(-0.16%)
28日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比106.62ポイント安(-0.16%)の66160.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.85ポイント安(-0.07%)の19646.05で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。米金利高や米利上げの継続観測が外資の流出懸念を強めた。また、インフレ率の加速懸念が根強いことも引き続き警戒された。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だと言われている6月のインフラ産業8業種生産高が週明けに発表されるため、慎重ムードが強まった。
【中国本土】上海総合指数 3275.93 +1.84%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比59.26ポイント高(+1.84%)の3275.93ポイントと3日ぶりに反発した。約2カ月ぶりの高値水準を回復している。
本土株の先高観が強まる流れ。中国共産党が24日の中央政治局会議で、今年下半期に「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」方針を示したことなどが改めて材料視されている。業界関係者の間からは、証券取引印紙税の引き下げなどを期待する声が上がった。米金利高などを嫌気した売りが先行したものの、指数は程なくプラスに転じている。
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