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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、海外株や原油高などを好感
配信日時:2023/08/01 11:16
配信元:FISCO
*11:16JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、海外株や原油高などを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 121942.98 +1.46%
31日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1755.87ポイント高(+1.46%)の121942.98で引けた。日中の取引レンジは120,187.87 - 122,148.81となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、インフレ予想の下方修正が利下げ期待を高めた。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年末時点のインフレ予想が前回の4.90%から4.84%に下方修正された。
【ロシア】MOEX指数 3073.50 +2.16%
31日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比64.89ポイント高(+2.16%)の3073.50ポイントで引けた。日中の取引レンジは3026.93 - 3073.50となった。
高く寄り付いた後も高値圏で推移した。海外株高を受け、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。ほかに、企業の特別配当に対する期待の高まりが引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 66527.67 +0.56%
31日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比367.47ポイント高(+0.56%)の66527.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同107.75ポイント高(+0.55%)の19753.80で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、インド市場にも買いが広がった。また、米利上げの継続懸念が後退していることも、外資の流出懸念を緩和させた。
【中国本土】上海総合指数 3291.04 +0.46%
週明け31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比15.11ポイント高(+0.46%)の3291.04ポイントと続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
前週末の好地合いを継ぐ流れ。中央政治局会議が景気下支え方針を示す中、当局の経済対策に対する期待感が高まっている。国家発展改革委員会は7月31日、「消費の回復と拡大に向けた措置」を発表。同措置は6分野、20措置から成る。新エネルギー自動車(NEV)を中心とする自動車や住宅、家電、電子製品などモノの消費に加え、飲食、文化・旅行、スポーツ、ヘルスケアなどのサービス消費も促す方針だ。寄り付き直後に公表された中国の今年7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3。前月実績と市場予想(ともに49.0)を上回っている。
<NH>
31日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1755.87ポイント高(+1.46%)の121942.98で引けた。日中の取引レンジは120,187.87 - 122,148.81となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、インフレ予想の下方修正が利下げ期待を高めた。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年末時点のインフレ予想が前回の4.90%から4.84%に下方修正された。
【ロシア】MOEX指数 3073.50 +2.16%
31日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比64.89ポイント高(+2.16%)の3073.50ポイントで引けた。日中の取引レンジは3026.93 - 3073.50となった。
高く寄り付いた後も高値圏で推移した。海外株高を受け、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。ほかに、企業の特別配当に対する期待の高まりが引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 66527.67 +0.56%
31日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比367.47ポイント高(+0.56%)の66527.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同107.75ポイント高(+0.55%)の19753.80で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、インド市場にも買いが広がった。また、米利上げの継続懸念が後退していることも、外資の流出懸念を緩和させた。
【中国本土】上海総合指数 3291.04 +0.46%
週明け31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比15.11ポイント高(+0.46%)の3291.04ポイントと続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
前週末の好地合いを継ぐ流れ。中央政治局会議が景気下支え方針を示す中、当局の経済対策に対する期待感が高まっている。国家発展改革委員会は7月31日、「消費の回復と拡大に向けた措置」を発表。同措置は6分野、20措置から成る。新エネルギー自動車(NEV)を中心とする自動車や住宅、家電、電子製品などモノの消費に加え、飲食、文化・旅行、スポーツ、ヘルスケアなどのサービス消費も促す方針だ。寄り付き直後に公表された中国の今年7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3。前月実績と市場予想(ともに49.0)を上回っている。
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