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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、欧米株高などを好感
配信日時:2023/07/13 10:30
配信元:FISCO
*10:30JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、欧米株高などを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 117666.49 +0.09%
12日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比110.99ポイント高(+0.09%)の117666.49で引けた。日中の取引レンジは117,557.13 - 119,156.48となった。
高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと縮小させた。米金利の低下を受け、外資の流出懸念がやや緩和された。また、原油高なども資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。内需関連の下落などが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2896.83 +1.28%
12日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比36.50ポイント高(+1.28%)の2896.83ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,870.61 - 2,897.28となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、米インフレ率の鈍化や米金利の低下なども外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 65393.90 -0.34%
12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比223.95ポイント安(-0.34%)の65393.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.10ポイント安(-0.28%)の19384.30で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。利下げ時期の先送り観測が嫌気された。食料品価格の上昇を受け、インド準備銀行(中央銀行)が利下げ時期を先送りするとの見方が優勢。また、北部の洪水などの悪影響で野菜価格などが急騰しているとの報告も警戒材料。ほかに、本日の取引終了後に5月の鉱工業生産や6月の消費者物価指数(CPI)などが発表される予定となり、見極めるムードが強まった。
【中国本土】上海総合指数 3196.13 -0.78%
12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.23ポイント安(-0.78%)の3196.13ポイントと3日ぶりに反落した。
指標発表を前に、買いが手控えられる流れ。中国では今週13日に6月の貿易統計、週明け17日に第2四半期GDP成長率、6月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産)などが報告される予定だ。もっとも、下値は限定的。人民元相場が安定していることや、金融統計の上振れなどが相場を下支えしている。昨日引け後に報告された6月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想以上に前月から急増し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びも予想を上回った。
<NH>
12日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比110.99ポイント高(+0.09%)の117666.49で引けた。日中の取引レンジは117,557.13 - 119,156.48となった。
高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと縮小させた。米金利の低下を受け、外資の流出懸念がやや緩和された。また、原油高なども資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。内需関連の下落などが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2896.83 +1.28%
12日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比36.50ポイント高(+1.28%)の2896.83ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,870.61 - 2,897.28となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、米インフレ率の鈍化や米金利の低下なども外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 65393.90 -0.34%
12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比223.95ポイント安(-0.34%)の65393.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.10ポイント安(-0.28%)の19384.30で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。利下げ時期の先送り観測が嫌気された。食料品価格の上昇を受け、インド準備銀行(中央銀行)が利下げ時期を先送りするとの見方が優勢。また、北部の洪水などの悪影響で野菜価格などが急騰しているとの報告も警戒材料。ほかに、本日の取引終了後に5月の鉱工業生産や6月の消費者物価指数(CPI)などが発表される予定となり、見極めるムードが強まった。
【中国本土】上海総合指数 3196.13 -0.78%
12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.23ポイント安(-0.78%)の3196.13ポイントと3日ぶりに反落した。
指標発表を前に、買いが手控えられる流れ。中国では今週13日に6月の貿易統計、週明け17日に第2四半期GDP成長率、6月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産)などが報告される予定だ。もっとも、下値は限定的。人民元相場が安定していることや、金融統計の上振れなどが相場を下支えしている。昨日引け後に報告された6月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想以上に前月から急増し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びも予想を上回った。
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