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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米インフレ率の鈍化や米金利の低下
配信日時:2023/07/14 09:57
配信元:FISCO
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米インフレ率の鈍化や米金利の低下
【ブラジル】ボベスパ指数 119263.89 +1.36%
13日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1597.40ポイント高(+1.36%)の119263.89で引けた。日中の取引レンジは117,668.13 - 119,739.09となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の物色手掛かり。ほかに、米金利の先高観の後退などが外資の流出懸念を後退させた。
【ロシア】MOEX指数 2885.63 -0.39%
13日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.20ポイント安(-0.39%)の2885.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,873.00 - 2,912.15となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料。また、欧米市場の上昇なども好感された。
【インド】SENSEX指数 65558.89 +0.25%
13日のインドSENSEX指数は強含み。前日比164.99ポイント高(+0.25%)の65558.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同29.45ポイント高(+0.15%)の19413.75で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。海外株高を受け、インド株も買いが広がった。また、米インフレ率の鈍化や米金利の低下も外資の流出懸念を緩和させた。国内では、経済指標の改善が好感された。5月の鉱工業生産の上昇率(前年同月比)は5.2%となり、前月の4.5%(改定値)と予想の5.0%を上回った。
【中国本土】上海総合指数 3236.48 +1.26%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比40.35ポイント高(+1.26%)の3236.48ポイントと反発。心理的節目の3200ポイントを回復している。
米金利低下が好感される流れ。昨夜の米債券市場では、米利上げ長期化観測の後退で米長期金利が大幅に低下した。6月の米消費者物価指数(CPI)が予想以上に前月から伸びが縮小したことを受け、「米連邦準備理事会(FRB)は7月で利上げを打ち止めにする」との観測が流れている。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が一段と進んだ。前引け後に公表された6月の中国貿易統計では、輸出と輸入が大幅に縮小。中国景気の先行き不安は高まったものの、逆に、「当局は経済対策を強める」との見方も広がっている。政府系シンクタンクの社会科学院は11日に公表した報告書を通じ、財政赤字の拡大で消費テコ入れを図るべきなどと提言した。
<CS>
13日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1597.40ポイント高(+1.36%)の119263.89で引けた。日中の取引レンジは117,668.13 - 119,739.09となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の物色手掛かり。ほかに、米金利の先高観の後退などが外資の流出懸念を後退させた。
【ロシア】MOEX指数 2885.63 -0.39%
13日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.20ポイント安(-0.39%)の2885.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,873.00 - 2,912.15となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料。また、欧米市場の上昇なども好感された。
【インド】SENSEX指数 65558.89 +0.25%
13日のインドSENSEX指数は強含み。前日比164.99ポイント高(+0.25%)の65558.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同29.45ポイント高(+0.15%)の19413.75で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。海外株高を受け、インド株も買いが広がった。また、米インフレ率の鈍化や米金利の低下も外資の流出懸念を緩和させた。国内では、経済指標の改善が好感された。5月の鉱工業生産の上昇率(前年同月比)は5.2%となり、前月の4.5%(改定値)と予想の5.0%を上回った。
【中国本土】上海総合指数 3236.48 +1.26%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比40.35ポイント高(+1.26%)の3236.48ポイントと反発。心理的節目の3200ポイントを回復している。
米金利低下が好感される流れ。昨夜の米債券市場では、米利上げ長期化観測の後退で米長期金利が大幅に低下した。6月の米消費者物価指数(CPI)が予想以上に前月から伸びが縮小したことを受け、「米連邦準備理事会(FRB)は7月で利上げを打ち止めにする」との観測が流れている。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が一段と進んだ。前引け後に公表された6月の中国貿易統計では、輸出と輸入が大幅に縮小。中国景気の先行き不安は高まったものの、逆に、「当局は経済対策を強める」との見方も広がっている。政府系シンクタンクの社会科学院は11日に公表した報告書を通じ、財政赤字の拡大で消費テコ入れを図るべきなどと提言した。
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