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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、投資家の慎重スタンスが持続する流れ
配信日時:2023/07/10 10:37
配信元:FISCO
*10:37JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、投資家の慎重スタンスが持続する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 118897.99 +1.25%
7日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1472.29ポイント高(+1.25%)の118897.99で引けた。日中の取引レンジは117,426.95 - 119,548.71となった。
買いは先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の改善も好感された。6月の自動車販売台数(ブラジル自動車工業会)は前月の17万6524台から18万9528台に増加。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2832.51 +0.46%
7日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.91ポイント高(+0.46%)の2832.51ポイントで引けた。日中の取引レンジは2814.38 - 2832.82となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の増配期待なども好感された。一方、米国の追加の利上げ懸念や欧米との対立が緩和されていないことなどが引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 65280.45 -0.77%
7日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比505.19ポイント安(-0.77%)の65280.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同165.50ポイント安(-0.85%)の19331.80で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、引けにかけて下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安を受け、インド株も売りが広がった。また、米追加の利上げ懸念の高まりも外資の流出懸念を強めた。国内では、日用品の販売減が小売関連の売り手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3196.61 -0.28%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.97ポイント安(-0.28%)の3196.61ポイントと小幅ながら3日続落した。
投資家の慎重スタンスが持続する流れ。中国景況感の低迷や、欧米の金融引き締め長期化観測などが不安材料として意識されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。資金流出の懸念がやや薄らぐ中、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。中国の政府系メディアが足元の人民元安をけん制する論説記事を相次ぎ発表。直近では、中国人民銀行(中央銀行)系の金融時報が6日、「人民元相場がパニック的な下落に陥ったとしても、中国には為替相場を安定させるための政策ツールは豊富にある」とする記事を掲載した。
<NH>
7日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1472.29ポイント高(+1.25%)の118897.99で引けた。日中の取引レンジは117,426.95 - 119,548.71となった。
買いは先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の改善も好感された。6月の自動車販売台数(ブラジル自動車工業会)は前月の17万6524台から18万9528台に増加。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2832.51 +0.46%
7日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.91ポイント高(+0.46%)の2832.51ポイントで引けた。日中の取引レンジは2814.38 - 2832.82となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の増配期待なども好感された。一方、米国の追加の利上げ懸念や欧米との対立が緩和されていないことなどが引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 65280.45 -0.77%
7日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比505.19ポイント安(-0.77%)の65280.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同165.50ポイント安(-0.85%)の19331.80で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、引けにかけて下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安を受け、インド株も売りが広がった。また、米追加の利上げ懸念の高まりも外資の流出懸念を強めた。国内では、日用品の販売減が小売関連の売り手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3196.61 -0.28%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.97ポイント安(-0.28%)の3196.61ポイントと小幅ながら3日続落した。
投資家の慎重スタンスが持続する流れ。中国景況感の低迷や、欧米の金融引き締め長期化観測などが不安材料として意識されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。資金流出の懸念がやや薄らぐ中、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。中国の政府系メディアが足元の人民元安をけん制する論説記事を相次ぎ発表。直近では、中国人民銀行(中央銀行)系の金融時報が6日、「人民元相場がパニック的な下落に陥ったとしても、中国には為替相場を安定させるための政策ツールは豊富にある」とする記事を掲載した。
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