注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、前日の軟調地合いを継ぐ流れ
配信日時:2023/07/24 09:42
配信元:FISCO
*09:42JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、前日の軟調地合いを継ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 120216.77 +1.81%
21日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2133.88ポイント高(+1.81%)の120216.77で引けた。日中の取引レンジは118085.75 - 120372.77となった。
買いが先行した後は上げはを拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高がブラジル株の支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、米利上げの打ち止め観測が外資の流出懸念を後退させた。
【ロシア】MOEX指数 2923.54 +0.21%
21日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.06ポイント高(+0.21%)の2923.54ポイントで引けた。日中の取引レンジは2889.78 - 2925.54となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米利上げの打ち止め観測も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。利上げの実施が指数の上値を抑えた。ロシア中央銀行は21日、政策金利を1%引き上げ、8.5%とした。
【インド】SENSEX指数 66684.25 -1.31%
21日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反落。前日比887.64ポイント安(-1.31%)の66684.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同234.15ポイント安(-1.17%)の19745.00で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。両指数とも前日20日まで6連騰しており、足元での過熱感から利益確定売り圧力が優勢。また、IT大手インフォシスが業績予想を下方修正したことも同セクターの圧迫材料。インフォシスはこのほど、2023年度の増収率を1-3.5%下方修正し、4-7%とした。ほかに、米ハイテク株安なども警戒されたもようだ。
【中国本土】上海総合指数 3167.75 -0.06%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.78ポイント安(-0.06%)の3167.75ポイントと小幅ながら続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気持ち直し遅れの警戒感が引き続き、投資家心理の重しとなっている。足もとでは関係部門が景気支援策を相次ぎ発表しているものの、「経済活動の押し上げには力不足」との声も一部から聞かれた。早ければ来週にも開催される中央政治局会議では、下半期の政策方針が決定される見通し。財政・金融政策を見極めたいとするスタンスが強まっている。もっとも、下値は限定的。人民元安進行の警戒感が薄れる中、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。中央銀行の中国人民銀行は21日、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向へと設定。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が進んでいる。中国の金融当局は、過度な「元安」を容認しないとの見方も続いた。
<CS>
21日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2133.88ポイント高(+1.81%)の120216.77で引けた。日中の取引レンジは118085.75 - 120372.77となった。
買いが先行した後は上げはを拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高がブラジル株の支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、米利上げの打ち止め観測が外資の流出懸念を後退させた。
【ロシア】MOEX指数 2923.54 +0.21%
21日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.06ポイント高(+0.21%)の2923.54ポイントで引けた。日中の取引レンジは2889.78 - 2925.54となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米利上げの打ち止め観測も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。利上げの実施が指数の上値を抑えた。ロシア中央銀行は21日、政策金利を1%引き上げ、8.5%とした。
【インド】SENSEX指数 66684.25 -1.31%
21日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反落。前日比887.64ポイント安(-1.31%)の66684.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同234.15ポイント安(-1.17%)の19745.00で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。両指数とも前日20日まで6連騰しており、足元での過熱感から利益確定売り圧力が優勢。また、IT大手インフォシスが業績予想を下方修正したことも同セクターの圧迫材料。インフォシスはこのほど、2023年度の増収率を1-3.5%下方修正し、4-7%とした。ほかに、米ハイテク株安なども警戒されたもようだ。
【中国本土】上海総合指数 3167.75 -0.06%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.78ポイント安(-0.06%)の3167.75ポイントと小幅ながら続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気持ち直し遅れの警戒感が引き続き、投資家心理の重しとなっている。足もとでは関係部門が景気支援策を相次ぎ発表しているものの、「経済活動の押し上げには力不足」との声も一部から聞かれた。早ければ来週にも開催される中央政治局会議では、下半期の政策方針が決定される見通し。財政・金融政策を見極めたいとするスタンスが強まっている。もっとも、下値は限定的。人民元安進行の警戒感が薄れる中、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。中央銀行の中国人民銀行は21日、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向へと設定。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が進んでいる。中国の金融当局は、過度な「元安」を容認しないとの見方も続いた。
<CS>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況