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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、2024年の予算削減計画が嫌気された
配信日時:2023/07/20 09:48
配信元:FISCO
*09:48JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、2024年の予算削減計画が嫌気された
【ブラジル】ボベスパ指数 117552.07 -0.25%
19日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比289.12ポイント安(-0.25%)の117552.07で引けた。日中の取引レンジは116659.55 - 118011.46となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。資源銘柄の下落が指数の足かせ。原油価格の下落が圧迫材料となったもようだ。また、中国景気の回復遅れなども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高や米リセッション懸念の緩和などが好感された。
【ロシア】MOEX指数 2943.43 -0.38%
19日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.09ポイント安(-0.38%)の2943.43ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,938.66 - 2,966.72となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。2024年の予算削減計画が嫌気された。財務省は19日、2024年の国家予算について、10%の削減計画を提言した。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。一方、米リセッション懸念の緩和などが支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 67097.44 +0.45%
19日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比302.30ポイント高(+0.45%)の67097.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同83.90ポイント高(+0.42%)の19833.15で取引を終えた。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。銀行や内需関連が指数の上昇をけん引。また、景気対策への期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。ほかに、外国人投資家の買い継続が指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 3198.84 +0.03%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.02ポイント高(+0.03%)の3198.84ポイントと3日ぶりに小反発した。
中国当局の景気支援スタンスが相場を支える流れ。中国工業情報化部の趙志国・報道官は19日、自動車、電子、鉄鋼など10大重点産業の安定成長に向けた活動計画の策定と実施を強化する方針を明らかにしている。それより先、国家発展改革委員会は18日、下半期も消費の回復・拡大に向け、政策ツールを拡充させていく方針を表明した。もっとも、上値は重い。中国景気の持ち直し遅れや、人民元安の進行が懸念されている。指数は安く推移する場面もみられた。
<CS>
19日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比289.12ポイント安(-0.25%)の117552.07で引けた。日中の取引レンジは116659.55 - 118011.46となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。資源銘柄の下落が指数の足かせ。原油価格の下落が圧迫材料となったもようだ。また、中国景気の回復遅れなども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高や米リセッション懸念の緩和などが好感された。
【ロシア】MOEX指数 2943.43 -0.38%
19日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.09ポイント安(-0.38%)の2943.43ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,938.66 - 2,966.72となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。2024年の予算削減計画が嫌気された。財務省は19日、2024年の国家予算について、10%の削減計画を提言した。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。一方、米リセッション懸念の緩和などが支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 67097.44 +0.45%
19日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比302.30ポイント高(+0.45%)の67097.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同83.90ポイント高(+0.42%)の19833.15で取引を終えた。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。銀行や内需関連が指数の上昇をけん引。また、景気対策への期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。ほかに、外国人投資家の買い継続が指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 3198.84 +0.03%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.02ポイント高(+0.03%)の3198.84ポイントと3日ぶりに小反発した。
中国当局の景気支援スタンスが相場を支える流れ。中国工業情報化部の趙志国・報道官は19日、自動車、電子、鉄鋼など10大重点産業の安定成長に向けた活動計画の策定と実施を強化する方針を明らかにしている。それより先、国家発展改革委員会は18日、下半期も消費の回復・拡大に向け、政策ツールを拡充させていく方針を表明した。もっとも、上値は重い。中国景気の持ち直し遅れや、人民元安の進行が懸念されている。指数は安く推移する場面もみられた。
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