日経QUICKニュースニュース一覧
日経QUICKニュース
新興株前引け マザーズ反発、ジャスダック続伸 ネクストーン買われる
12日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比18.92ポイント(1.70%)高い1132.09だった。前日の米ハイテク株の上昇を受けて投資家心理が上向いた。好決算銘柄への買いも目立った。 2021年7~9月期の連結純利益の伸びが前四半期から加速したネクストーンは一時、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。Appierも上昇した。一方、フロンテオやJTOWERは下落した。 日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比4円74銭(0.12%)高い3989円01銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で370億円、売買高は3633万株。 今期の営業利益の見通しが市場予想を上回ったアンビスHDが買われた。フェローテクも上昇した。半面、ハーモニックやシーズメンは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/12 11:50
日経QUICKニュース
東証10時 上昇一服 幅広い銘柄に買い、日本見直しの指摘も
12日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前日比260円ほど高い2万9500円台前半で推移している。幅広い銘柄に買いが入っており、東証1部の8割ほどの銘柄が上昇している。半面、上昇が目立つ銘柄では戻り待ちや利益確定の売りが出て、指数の上値を抑えている。 米国では物価の上昇圧力がなお根強く、利上げ時期の前倒しへの警戒がくすぶっている。市場では「米国の株式や債券を買いにくくなる局面にさしかかり、投資資金の一部を日本へと振り向ける動きが出ている」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との見方があった。株式市場では米国に比べた出遅れが意識され、見直し買いにつながっているという。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9766億円、売買高は4億5276万株だった。 ソフトバンクグループが上げ幅を広げている。トレンドやエムスリー、デンソーも買われている。一方、ファストリやスズキ、京成が下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/12 10:15
日経QUICKニュース
外為10時 円、下落に転じる 114円台前半 中値「ややドル不足」
12日午前の東京外国為替市場で円相場は下落に転じている。10時時点は1ドル=114円24~25銭と、前日の17時時点から17銭の円安・ドル高だった。10時前の中値決済に向けて「ややドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが相場を下押ししたようだ。12日午前の日経平均株価が上昇したことも、リスク選好の円売りを促している。 12日午前の東京株式市場で日経平均株価は上げ幅が一時300円を超えた。投資家心理の改善を受け、「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となっている。 円は対ユーロで伸び悩んでおり、10時時点は同4銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=130円69~71銭だった。ユーロは対ドルで下げ幅を広げ、10時時点は同0.0020ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1440ドル近辺だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/12 10:15
日経QUICKニュース
東証寄り付き 続伸し300円超高 半導体関連に買い、ソフトバンクGも上昇
12日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前日に比べ330円ほど高い2万9600円近辺で推移している。前日の米株式市場でハイテク株が上昇し、東京市場でも運用リスクを取りやすくなったとみた投資家が幅広い銘柄に買いを入れている。 11日の米株式市場では、主要指数が高安まちまちとなるなかでハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が3日ぶりに反発。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も1.9%上昇した。この流れを受け、ディスコや東エレクといった半導体関連銘柄に買いが入っている。 業種別では、不動産の上昇率が大きい。銀行株や機械株など前日に上がった銘柄にも引き続き買いが入っている。決算発表を受けた売買も活発で、シチズンや丸井Gの上げが目立っている。一方、スズキは売られている。 株価指数オプション11月物の特別清算指数(SQ)算出に絡む現物株売買もあった。QUICK試算でのSQ値は2万9388円47銭だった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに上昇している。 リクルートやソフトバンクグループ、住友不、日産化が上昇している。一方、ネクソンやOKIが下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/12 09:30
日経QUICKニュース
外為8時30分 円、小幅高 114円ちょうど付近 米休場明け、取引限られる
12日早朝の東京外国為替市場で円相場は小幅に上昇している。8時30分時点は11日の17時時点に比べ3銭の円高・ドル安の1ドル=114円04~05銭だった。11日の米外為・債券市場はベテランズデーで休場だった。休場明けの米市場の動向を見極めたいとの思惑から、投資家が積極的に持ち高を傾ける動きは限られている。 円は対ユーロで上昇している。8時30分時点は同18銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=130円55~57銭だった。ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は同0.0012ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1448~49ドルだった。市場では、欧州での新型コロナウイルスの感染拡大がユーロ相場の重荷になっているとの見方があった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/12 08:50
日経QUICKニュース
外為17時 円、続落し114円台 早期の米利上げ観測で
11日の東京外国為替市場で円相場は続落した。17時時点は1ドル=114円03~04銭と、前日の同時点に比べ94銭の円安・ドル高だった。米労働省が10日発表した10月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比の伸び率が、6.2%と31年ぶりの高さとなった。インフレ圧力の高まりで米連邦準備理事会(FRB)が早期の利上げに動くとの見方が強まり、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが増えた。一時は114円15銭近辺と1週間ぶりの安値を付けた。 午後は利益確定のドル売りも出たとみられ、円相場の下値は限られた。11日はベテランズデーの祝日で米債券・外為市場が休場になるため、投資家の様子見ムードも強まった。9~17時の円の高値は113円89銭近辺で、値幅は26銭程度だった。 円は対ユーロで5日続伸した。17時時点は1ユーロ=130円67~69銭と、前日の17時時点に比べ16銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで続落した。17時時点は1ユーロ=1.1459~60ドルと、同0.0109ドルのユーロ安・ドル高で1年4カ月ぶりの安値水準をつけた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 17:22
日経QUICKニュース
東証大引け 5日ぶり反発 好業績銘柄に物色、上海株高で安心感
11日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前日比171円08銭(0.59%)高の2万9277円86銭で終えた。前日の米株安の流れを受けて朝方は売りが先行したが、ほどなく上昇に転じた。上げ幅は一時200円を超えた。日経平均は前日までの4営業日で700円近く下落したこともあり、好業績銘柄などを中心に値ごろ感に着目した買いが入った。午後にかけては、株価指数を算出する米MSCIによる構成銘柄見直しの発表などを12日に控えて様子見ムードが広がった。 一部の米ドル建て債券で利払いの猶予期限が迫っていた不動産大手、中国恒大集団の債務問題を巡る懸念が残るなか、日本時間11日の上海株式相場が朝安後に上昇に転じたことで買い安心感が広がり、日経平均が上げ幅を拡大する場面があった。原油先物相場の落ち着きや外国為替市場で円相場が円安・ドル高に振れたことも支援材料となった。 10日に発足した第2次岸田文雄内閣で経済対策が進展するとの期待も出ている。市場では「給付金案を巡り公明党に譲歩させるなど、力強く政策を進める面もある。今後の政策次第で海外勢から日本株が見直されるとの期待が改めて出ている」(国内シンクタンク)との指摘があった。 半面、前日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る高い伸びとなったのを受け、米国での早期利上げの懸念が再燃したことは重荷となった。「最高値圏にある米株が調整して東京市場にも波及する懸念も出ている」(国内運用会社)との声も聞かれた。 JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比56.51ポイント(0.31%)高の1万8148.69だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、6.34ポイント(0.32%)高の2014.30で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆4883億円。売買高は11億9030万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は860と、全体の約4割にとどまった。値下がりは1233、変わらずは90銘柄だった。 ファナックが大幅上昇。東エレクやレーザーテクが朝安後、上昇に転じた。三越伊勢丹も高かった。一方、資生堂、アサヒが大幅安。INPEXも売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 15:24
日経QUICKニュース
新興株11日 マザーズ反落、ジャスダック5日ぶり反発 好業績銘柄に買い
11日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比4.42ポイント(0.40%)安い1113.17だった。前日の米ハイテク株安を受けて、IT(情報技術)関連銘柄などに売りが出た。一方、好決算を発表した企業には物色が広がった。 JMDCやBASE、プレイドが下落した。半面、2021年12月期業績予想を上方修正したサンアスタは値幅制限の上限(ストップ高水準)まで買われた。JTOWERやラキールが上昇した。 日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反発した。終値は前日比1円93銭(0.05%)高い3984円27銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で466億円、売買高は5617万株だった。シダックスや天竜製鋸、スピーが上昇した。一方、シーズメンやワークマンは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 15:14
日経QUICKニュース
外為14時 円、安値圏で小動き 米市場の休場控え
11日午後の東京外国為替市場で円相場は安値圏で小幅な動きとなっている。14時時点では前日17時時点に比べ87銭の円安・ドル高の1ドル=113円96~97銭で推移している。米国でインフレ懸念を背景に早期の利上げ観測が強まったことを受け、引き続き円やユーロなど対主要通貨でのドル買いが優勢だが、下値模索の動きは限られている。11日はベテランズデーの祝日で米債券・外為市場が休場になるため、投資家の様子見姿勢が強まっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 14:20
日経QUICKニュース
東証14時 上げ幅やや縮小 米MSCIの銘柄見直し控え様子見も
11日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅をやや縮小し、前日比150円ほど高い2万9200円台半ばで推移している。決算などで好材料の出た銘柄には物色が進む。一方、12日に株価指数を開発・算出する米MSCIが定例の構成銘柄見直しを発表するのを控え、様子見ムードも出ている。 国内では主要企業の決算発表が続いている。業績予想を上方修正するなど良好な内容も多いが「業績の内容に比べると、会見で経営陣からはかなり慎重なコメントが目立つ。投資家は企業業績の先行きについて楽観視しにくく、相場の重荷となっている」(りそなアセットマネジメントの黒瀬浩一運用戦略部チーフ・ストラテジスト)との指摘があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8005億円、売買高は8億8204万株だった。 ファナックは午後一段高。IHIも買われている。昭電工も高い。一方、INPEXは下げ幅を拡大した。ENEOSも売りが優勢となっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 14:11
日経QUICKニュース
東証後場寄り 2万9300円近辺で小動き 新規材料乏しく
11日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日比190円程度高い2万9300円前後で小幅な動きとなっている。11日の外国為替市場で円相場が1ドル=114円近辺と前日比で円安・ドル高水準で推移しているのを受け、輸出関連株に買いが目立つ。もっとも、新規の取引材料は乏しく、午後の日経平均は比較的狭い値幅で推移している。 好業績を発表した銘柄を中心に物色が入っているものの、上値を追う動きは限られる。市場では「岸田文雄政権の経済対策の具体的な中身を見極めたいと、日本株買いには慎重な海外勢も多い。積極的に上値を追う動きにはつながりにくい」(外資系証券)との指摘があった。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約130億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4552億円、売買高は7億1243万株だった。 大平金が大幅高。デンソー、豊田通商も買われている。一方、ネクソンが安い。明治HDも売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 12:57
日経QUICKニュース
外為12時 円、下落し114円台前半 早期の米利上げ観測や株高で
11日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は前日17時時点に比べ99銭の円安・ドル高の1ドル=114円08~09銭で推移している。10日発表の米消費者物価指数(CPI)を受けて早期の米利上げ観測が広がり、同日の取引で米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。11日に日経平均株価が一時200円超上昇したことも「低リスク通貨」とされる円への売りを促した。12時前には一時114円15銭近辺と、4日以来1週間ぶりの安値をつけた。 米労働省が10日発表した10月のCPIの上昇率は前年同月比6.2%と、1990年11月以来約31年ぶりの高さとなり、市場予想も上回った。インフレ圧力が高まった状態が続けば、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを前倒しするとの見方から、円やユーロなど幅広い通貨に対してドルが買われた。10時前の中値決済で国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの観測があったことも円相場を下押しした。 円は対ユーロで小幅に下落に転じた。12時時点は同1銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=130円84~85銭で推移している。ユーロは対ドルで下落し、12時時点は同0.0100ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1468~69ドルだった。12時すぎには一時1.1465ドル近辺まで下落し、2020年7月以来1年4カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準をつけた。米CPIの発表を受け、ドルがユーロを含む幅広い通貨に対して買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 12:27
日経QUICKニュース
東証前引け 反発し218円高、政策期待が支え
11日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比218円97銭(0.75%)高の2万9325円75銭で終えた。10日の米株安を受けて朝方は下げて始まったが、ほどなく上昇に転じた。日経平均は10日までの4営業日で700円近く下落していたこともあり、値ごろ感に着目した買いが入った。日本時間11日午前の上海株相場が朝安後に上昇に転じると、日経平均も上げ幅を拡大した。 好業績を発表した銘柄を中心に物色が進んだ。市場では、第2次内閣発足を受けた10日の岸田文雄首相の会見で「以前に比べて成長や改革を重視する発言が増えたことが今後の政策進展への希望をつなぎ、日本株にとっては支援材料となった」(国内証券)との指摘があった。 原油先物相場の落ち着きや、外国為替相場で円安・ドル高が進んだことも支えとなった。 一部のドル建て債券で利払い猶予期限が迫っていた中国不動産大手、中国恒大集団を巡る問題への懸念が残るなか、11日の上海株相場が朝安後に上昇に転じ、東京市場にも買い安心感が広がった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに上昇した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2959億円、売買高は6億1879万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1041だった。値下がりは1001、変わらずは121銘柄だった。 売りが先行した東エレク、レーザーテクなど半導体関連株は上昇に転じた。トヨタ、マツダも高かった。一方、資生堂、アサヒが大幅安。INPEXも売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 11:58
日経QUICKニュース
新興株前引け マザーズが反落、ジャスダックは小反発
11日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比5.56ポイント(0.50%)安い1112.03だった。前日の米株式市場でのハイテク株安が波及し、IT(情報技術)関連の一角が売られマザーズ指数の重荷となった。 日本電解やフリー、BASEが下落した。一方、2021年12月期の業績予想を上方修正したサンアスタは大幅高。JTOWERやアスタリスクも上昇した。 日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。前引けは前日比64銭(0.02%)高い3982円98銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で265億円、売買高は2886万株。ウエストHDや芝浦電子、スピーが上昇した。半面、シーズメンやワークマンは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 11:42
日経QUICKニュース
外為10時 円、下げ幅拡大 一時114円台前半 中値「ドル不足」
11日午前の東京外国為替市場で円相場は下げ幅を拡大した。10時時点は前日17時時点に比べ86銭の円安・ドル高の1ドル=113円95~96銭で推移している。10時すぎには一時114円08銭近辺まで下落し、4日以来1週間ぶりの安値をつけた。10時前の中値決済に向けて「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声があった。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの観測が聞かれ、円相場の重荷になったようだ。 下落して始まった日経平均株価が上昇に転じ、上げ幅を一時100円超に広げた。運用リスクをとる動きが強まったことも「低リスク通貨」とされる円への売りを促した。 円は対ユーロで伸び悩んでいる。10時時点では同2銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=130円81~83銭で推移している。 ユーロは対ドルで下落し、10時時点では同0.0088ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1480ドル近辺だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 10:20
日経QUICKニュース
東証10時 上げ幅一時100円 半導体関連が下げ渋り
11日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は堅調に推移し、前日比70円ほど高い2万9100円台後半で推移している。上げ幅は一時100円に達する場面もあった。好業績を発表した銘柄を中心に物色が入っている。原油先物相場の落ち着きや、円の対ドル相場が下落方向に傾いていることも支えとなっている。 売りが先行していた、東エレクなど値がさの半導体関連株が下げ渋っている。東海東京調査センターの中村貴司シニアストラテジストは「半導体分野は、岸田文雄政権による経済の安全保障面の政策で具体的内容が明示されている。海外勢を中心に、半導体関連銘柄には下げたらすかさず買いが入っているようだ」とみていた。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8065億円、売買高は3億8774万株だった。 レーザーテクが朝安後上昇に転じた。三越伊勢丹が高い。ファナックも買われている。一方、アサヒが大幅安。川重も売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 10:13
日経QUICKニュース
東証寄り付き 朝安後上昇に転じる 好業績銘柄への物色が支え
11日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は朝安後に上昇に転じ、前日に比べ50円ほど高い2万9100円台半ばで推移している。日経平均は前日までの4営業日で700円近く下落しており、個人投資家を中心に値ごろ感からの買いが入っている。半面、前日の米株式市場でハイテク株が売られた流れを受けて半導体関連などには売りも出て、相場の上値を抑えている。 好業績を発表した銘柄を中心に物色が入り、相場を支えている。日本株には中期的な先高観も根強く、心理的節目の2万9000円に近い水準では押し目買いが入りやすいとの声も聞かれた。 朝方は売りが先行した。10日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る高い伸びを示したのをきっかけに、米株式市場では米連邦準備理事会(FRB)が早期利上げに動くのではないかとの懸念が再燃して主要3指数が下落した。 JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)は一進一退。 日本製鉄が買われている。三菱UFJも堅調。一方、東エレクが売られている。資生堂が大幅安。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 09:25
日経QUICKニュース
外為8時30分 円、下落し113円台後半 対ユーロは高い
11日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落して始まった。8時30分時点では前日17時時点に比べ77銭の円安・ドル高の1ドル=113円86~87銭で推移している。10日発表の米消費者物価指数(CPI)を受けて早期の米利上げ観測が強まり、同日の取引で米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となっている。 米労働省が10日発表した10月のCPIの上昇率は前年同月比6.2%と、1990年11月以来約31年ぶりに6%台に達した。9月(5.4%)から伸びが加速したうえ、市場予想も上回った。インフレ圧力が高まった状態が続けば、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを前倒しするとの見方が広がり、円やユーロなど幅広い通貨に対してドルが買われた。 円は対ユーロで上昇して始まった。8時30分時点では同9銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=130円74~76銭で推移している。 ユーロの対ドル相場は下落して始まった。8時30分時点では同0.0087ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1481~83ドルで推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/11 08:48
日経QUICKニュース
外為17時 円、反落 113円台前半 対ユーロは小反落
10日の東京外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反落した。17時時点は1ドル=113円13銭近辺と、前日の同時点に比べ29銭の円安・ドル高だった。円相場は9日に早期の米利上げ観測の後退で約1カ月ぶりの高値を付けており、米国時間10日に発表される10月の米消費者物価指数(CPI)を前に、持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いが優勢だった。10日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発になるとの観測も円相場の重荷となった。 円の下値は限られた。10日の日経平均株価が軟調に推移し、市場参加者が運用リスクを取りづらくなるとの見方が広がると「低リスク通貨」とされる円には買いが入り、前日17時点を上回る場面もあった。 9~17時の円の安値は113円13銭近辺、高値は112円78銭近辺で、値幅は35銭程度だった。米利上げ時期を左右するインフレ動向を見極めたいとして様子見ムードが広がり、値動きは小幅にとどまった。 円は対ユーロで小幅に反落した。17時時点は1ユーロ=130円86~88銭と、同2銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロは対ドルで反落した。17時時点は1ユーロ=1.1567~68ドルと、同0.0028ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 17:51
日経QUICKニュース
東証大引け 4日続落、アジア株安重荷 好決算銘柄に買い
10日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比178円68銭(0.61%)安の2万9106円78銭で終えた。前日の米株式相場で主要3指数がそろって下落した流れを受け、東京市場でも主力銘柄を中心に売りが出た。上海総合指数や香港ハンセン指数などアジア株相場が軟調に推移したことも指数を押し下げ、下げ幅は一時200円を超えた。 10日発表された中国の10月の卸売物価指数(PPI)で前年同月比の上昇率が過去最大となり、インフレ懸念から上海や香港の株価指数が軟調に推移したことが投資家心理を冷やした。日本時間10日の取引で米株価指数先物が軟調に推移したことも日本株の重荷だった。 一方で、相場の下値は堅かった。決算発表を受けた個別銘柄の物色がみられた。9日に連結利益予想を大幅に上方修正した日産自や、好決算を発表したNTTデータやバンナムHDなどが大幅に上昇した。 午後の中ごろからは安値圏で小動きとなった。10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米国でのインフレ動向を見極めようと次第に投資家の様子見姿勢が強まった。 衆院は10日午後の本会議で、与党などの賛成多数で岸田文雄首相(自民党総裁)を第101代首相に指名した。同日夜に自民、公明両党連立の第2次岸田内閣が発足する。既定路線との受け止めが多く、相場への影響は限られた。 JPX日経インデックス400は4日続落。東証株価指数(TOPIX)も4日続落し、10.81ポイント(0.54%)安の2007.96で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆5202億円。売買高は11億5329万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1213と、全体の56%となった。値上がりは873、変わらずは97だった。 値がさ株の一角であるソフトバンクグループと東エレク、アドテストは下落し、3銘柄で日経平均を113円ほど押し下げた。ディーエヌエやクレセゾンの下げも大きかった。一方、ネクソンとエムスリーが上昇。中外薬やKDDIも買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 15:25
日経QUICKニュース
新興株10日 ジャスダック4日続落 マザーズは反発
10日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は小幅に4日続落した。終値は前日比87銭(0.02%)安い3982円34銭だった。東証1部の主力銘柄が軟調に推移し、投資家心理が悪化。新興市場にも売りが波及した。 午前は上昇する場面が目立った。好材料が出た銘柄を中心に値動きの軽い新興株に物色が向かった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で457億円、売買高は5633万株だった。シーズメンやウエストHDが下落した。一方、フェローテクや出前館は上昇した。フルヤ金属は株式分割などを考慮したベースで上場来高値を更新した。 東証マザーズ指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比5.58ポイント(0.50%)高い1117.59だった。市場全体の売買代金は1458億円と10月22日以来の少なさだった。フロンテオやアンジェスが買われた。半面、アスタリスクは信用取引規制が重荷となり、下落した。メルカリも安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 15:17
日経QUICKニュース
東証14時 安値圏で推移 米CPI発表控え様子見
10日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はきょうの安値圏で推移している。前日比150円ほど安い2万9100円台前半で推移している。日本時間10日夜に10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控える。「市場予想から上振れすれば、インフレ懸念が高まり米国で利上げ前倒し観測が強まる可能性もある。売買を手控える動きが広がりやすい」(ピクテ投信投資顧問の田中純平ストラテジスト)との声が聞かれた。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8139億円、売買高は8億4880万株だった。 京セラやアサヒは下落。オムロンや資生堂も売りが目立つ。半面、クラレや味の素、パナソニックは買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 14:15
日経QUICKニュース
外為14時 円、112円台後半で膠着 米CPI見極め
10日午後の東京外国為替市場で、円相場が膠着感を強めている。14時時点は1ドル=112円84~85銭と前日17時時点から横ばいだった。米国では10日に10月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。米利上げ時期を左右するインフレ動向を見極めたいとして様子見ムードが広がり、持ち高を一方向に傾ける市場参加者が少ない。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 14:11
日経QUICKニュース
東証後場寄り 一時200円超安、アジア株安が重荷
10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比180円程度安い2万9100円近辺で推移している。下げ幅は一時200円を超えた。上海総合指数や香港ハンセン指数などアジア株相場が総じて下げていることが相場の重荷となっている。日本時間10日午後の取引で米株価指数先物が下げ幅を広げており、日経平均先物には短期筋の売りが出やすいことも指数を押し下げている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約223億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4619億円、売買高は6億9055万株だった。 東エレクとアドテストは下げ幅を拡大。クレセゾンとサッポロHDも売られている。一方、エムスリーや中外薬、キッコマンは買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 12:58
日経QUICKニュース
外為12時 円、横ばい圏 112円台後半 米CPI公表控え方向感欠く
10日午前の東京外国為替市場で円相場は横ばい圏で推移している。12時時点は1ドル=112円85~86銭と前日17時時点と比べて1銭の円安・ドル高だった。事業会社の決済が集中しやすい日とあって国内輸入企業による円売り観測が相場を下押しした。だが、米長期金利の低下を受けて円買い・ドル売りも入り、円は上昇する場面もあった。 10日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業の円売り・ドル買いが活発になるとの見方が相場の上値を抑えた。 円は一時112円81銭近辺まで買われた。米株式相場の下落を背景に9日は米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入った。10日の日経平均株価が軟調に推移したのも「低リスク通貨」とされる円の買いを誘った。 米国では10日、10月の米消費者物価指数(CPI)が公表される。米利上げ時期を占うインフレの動向を見極めたいとして市場では様子見ムードが強く、円相場も方向感に欠けた。9~12時の円の安値は112円95銭近辺で、値幅は14銭程度だった。 円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=130円74~75銭と、同10銭の円高・ユーロ安だった。日本株安を受け、対ユーロでも円を買う動きが優勢だった。 ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1585ドル近辺と同0.0010ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 12:30
日経QUICKニュース
東証前引け 続落、半導体関連に売り目立つ 日産自は大幅高
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比88円46銭(0.30%)安の2万9197円00銭で前場を終えた。前日の米株式相場で主要3指数がそろって下落。東京市場でも主力銘柄を中心に売りが先行した。下げ幅は一時100円を超えた。半面、前日までの3営業日で日経平均は500円超下落していることから値ごろ感に着目した買いも入った。 日本時間10日午前の取引で米株価指数先物が軟調に推移したことも投資家心理を冷やした。9日に経済対策の柱として18歳以下の子どもに10万円相当を給付する方針が自民、公明両党の間で固まったが、「給付対象の年齢層が限定され、残り5万円は来春ごろに原則使途を限ったクーポンという形式だった。経済政策への期待がやや後退しているのも日本株の重荷とみている」(みずほ証券の中村克彦マーケットストラテジスト)との声も聞かれた。 日経平均は上げに転じる場面があった。値ごろ感から主力銘柄に買いが入ったほか、前日の決算発表を受けて、個別銘柄の材料をみた売買が活発だった。9日に連結利益予想を大幅に上方修正した日産自や、好決算を発表したNTTデータやバンナムHDなどが大幅に上昇し、相場を支えた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2841億円、売買高は5億9222万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1068だった。値上がりは977、変わらずは126だった。 東エレクやアドテストなど半導体関連銘柄の下げが目立った。ソフトバンクグループも下落した。一方、ネクソンやファナックは上昇した。郵船、商船三井などの海運株も買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 11:55
日経QUICKニュース
新興株前引け ジャスダックとマザーズ反発 フロンテオが売買活況
10日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比9円63銭(0.24%)高い3992円84銭となった。東証1部の主力銘柄がさえず、値動きの軽い新興企業株に物色が向かった。好材料の出た銘柄を中心に買いが優勢となった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で275億円、売買高は3234万株。フェローテクや芝浦電子が買われた。一方、シーズメンやウエストHDは下げた。 東証マザーズ指数も反発した。前引けは前日比10.03ポイント(0.90%)高い1122.04だった。フロンテオが商いを伴って上昇した。GWも買われた。半面、信用取引規制の強化でアスタリスクは下げた。決算をきっかけにバルミューダも安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 11:50
日経QUICKニュース
外為10時 円、下げ渋り 112円台後半、日本の株安で
10日午前の東京外国為替市場で、円相場が下げ渋っている。10時時点は1ドル=112円85~86銭と前日17時時点と比べて1銭の円安・ドル高だった。10日の日経平均株価が軟調に推移し、投資家が運用リスクを取りづらくなるとの見方が広がった。「低リスク通貨」とされる円には買いが入り、112円81銭近辺と小幅に上昇する場面もあった。 もっとも、円の上値を試す動きは鈍い。10時前の中値決済に向けては「ドルが不足していた」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。10日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発になるとの観測が円相場の重荷となった。 円は対ユーロでは小幅ながら上昇に転じ、10時時点では1ユーロ=130円81~82銭と、同3銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでは小動き。10時時点では1ユーロ=1.1591~92ドルと同0.0004ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 10:15
日経QUICKニュース
東証10時 下げ渋る 決算発表受けた個別物色が下支え
10日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋っている。前日比40円ほど安い2万9200円台半ばで推移している。前日の決算発表を受けて、個別銘柄の材料をみた売買が活発になっている。「連結利益予想を大幅に上方修正した日産自など、個別銘柄への物色が入っていることが相場を支えている」(国内証券)との声が聞かれた。 日産自のほか、NTTデータやバンナムHDなど9日に好決算を発表した銘柄に買いが入っている。半面、日本時間10日の米株価指数先物が軟調に推移していることは日経平均の重荷として意識されている。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で7881億円、売買高は3億7694万株だった。 東邦鉛やディーエヌエが下落。キリンHDやIHIも売りが先行している。一方、東急やりそなHDは買われている。ネクソンは上げ幅を拡大している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 10:11
日経QUICKニュース
東証寄り付き 続落し一時100円安 米株安重荷、原油関連には買い
10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日に比べ80円ほど安い2万9200円近辺で推移している。下げ幅は一時100円を超えた。前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落した。東京市場でも投資家が運用リスクを回避する姿勢が広がり、主力銘柄を中心に売りが出ている。 外国為替市場ではこれまでの円安・ドル高基調が一服しており、機械など輸出関連銘柄にとっては重荷として意識されているとの声が聞かれた。一方で、前日に2022年3月期の連結利益予想を大幅に上方修正した日産自は買いを集めている。 日経平均は前日までの3営業日で500円超下落しており、短期的な値ごろ感に着目した買いが相場を支えている。前日のニューヨーク原油相場は堅調に推移したことを受け、INPEXなどの買いが目立っている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに一進一退となっている。 ソフトバンクグループや東エレクは下落。ファストリやテルモも売られている。一方、NTTデータやネクソンは上昇。アステラスや信越化も買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 09:26