日経QUICKニュースニュース一覧

日経QUICKニュース 東証大引け 3日続伸し361円高 「解散で株高」意識、売り方の買い戻し  1日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比361円48銭(1.29%)高の2万8451円02銭で終えた。7月14日以来およそ1カ月半ぶりの高値となる。菅義偉首相が9月中旬に衆院解散に踏み切るとの観測が浮上し、「解散・総選挙で株高になる」との経験則から買いが広がった。75日移動平均や90日移動平均といった目先の節目を上回ったことで、売り方の買い戻しも巻き込み、日経平均は戻りを強めた。 菅義偉首相が「いまのような厳しい状況では解散できる状況ではない」と述べたと伝わると、日経平均は伸び悩む場面があった。首相が解散を否定する形になったものの、年内に衆議院選挙を控える状況にかわりはない。選挙を控えた経済対策への期待が改めて買いを誘った。 財務省が1日発表した4~6月期の法人企業統計では、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額が前年同期比5.3%増と5四半期ぶりに前年比で増加した。設備投資の回復も相場を支えた。市場では「出遅れ感のある業種を物色する動きが強まった」(野村証券の沢田麻希ストラテジスト)といい、パルプ・紙や証券商品先物などの業種で値上がりが目立った。 JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)は続伸した。TOPIXは20.09ポイント(1.02%)高の1980.79とおよそ5カ月ぶりの高値で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆7721億円だった。売買高は10億8266万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1548、値下がりは532、変わらずは109銘柄だった。 ファストリ、エムスリー、ファナック、オムロンが上げた。太陽誘電が年初来高値を更新した。海運大手3社が下落し、リクルート、オリンパスも安かった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 15:24 日経QUICKニュース 新興株1日 マザーズ、ジャスダックともに3日続伸 医薬株に買い  1日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比0.85ポイント(0.07%)高い1136.26だった。IT(情報技術)関連株の一角に利益確定の売りが出て下落する場面もあったが、医薬品株を中心に買われ、約1カ月ぶりの高値圏を維持した。 ナノキャリアやサンバイオ、ステラファーマが上昇した。一方、海外投資家向けの公募増資を発表したライフネットは下落。フリーや弁護士COMも売られた。 日経ジャスダック平均株価も3日続伸した。終値は前日比10円20銭(0.26%)高い3994円79銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で587億円、売買高は9778万株だった。CAICAやフェローテク、出前館が上昇した。半面、マクドナルドやウエストHDは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 15:18 日経QUICKニュース 東証14時 2万8400円前後で一進一退 コロナ感染動向見極め  1日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏で一進一退。前日に比べ300円ほど高い2万8400円前後で推移している。日本時間1日の米株価指数先物の上昇が支えとなっている。ただ、追随する新規の材料が見あたらず、買い上がる雰囲気は乏しい。 きょうは菅義偉首相による9月中旬の衆院解散観測が買いの手がかりになっている。ただ、午前に首相が解散を否定する内容の発言をしたと伝わったうえ、「12日が期限の緊急事態宣言が延長されれば、解散は難しいだろう」(大手シンクタンクのエコノミスト)との見方もある。今後の政局をみる上で新型コロナウイルスの感染動向を見極めたいとの雰囲気もあり、日経平均の動意はやや乏しくなっている。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9780億円、売買高は7億7287万株だった。 ファストリ、ファナック、太陽誘電、NTTデータが高い。一方、リクルート、オリンパス、郵船、小田急が安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 14:11 日経QUICKニュース 外為14時 円、安値圏で膠着 110円台前半  1日午後の東京外国為替市場で円相場は安値圏で膠着感を強めている。14時時点では1ドル=110円22~23銭と前日17時時点に比べ41銭の円安・ドル高だった。午後に入って日経平均株価の上昇が一服し、「低リスク通貨」とされる円への売りが限られた。米国では1日に8月のADP全米雇用リポートや8月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数といった経済指標が発表されるため、結果を見極めたいとして円の下値を探る動きも乏しい。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 14:09 日経QUICKニュース 東証後場寄り 高値圏で小動き 買い戻し一巡 コマツが大幅高  1日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小動き。前日に比べ320円ほど高い2万8400円台前半ときょうの高値圏で推移している。衆院解散・総選挙の観測を手がかりにした株価指数先物への買いは一巡した。相場上昇が落ち着いたことで売り方の買い戻しの勢いも弱まっており、日経平均の上昇はひとまず一服している。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約219億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6339億円、売買高は6億3283万株だった。 大手海外運用会社の米預託証券(ADR)買い増しが伝わったコマツが大幅高。ネクソン、ヤマハ、太陽誘電、王子HDが高い。一方、海運大手3社、日本製鉄、DOWA、三井化学が安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 12:59 日経QUICKニュース 外為12時 円、下落 110円台前半 米金利上昇と株高で  1日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点では1ドル=110円20銭近辺と前日17時時点に比べ39銭の円安・ドル高だった。緩和的な金融政策が長引くとの見方から低下基調にあった米長期金利が上昇に転じたことで日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となった。 1日午前は日経平均株価が300円あまり上昇した。投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方から「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとの観測も円相場を下押しし、円は一時110円23銭近辺まで下げ幅を広げた。 円は対ユーロでも下落した。12時時点では1ユーロ=130円07~08銭と同19銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで下げ、12時時点では1ユーロ=1.1803~04ドルと同0.0024ドルのユーロ安・ドル高だった。 オーストラリア(豪)ドルは対円で上昇した。12時時点では1豪ドル=80円63~66銭と同16銭の豪ドル高・円安だった。1日発表の2021年4~6月期の豪実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことで、豪ドル買いが優勢だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 12:16 日経QUICKニュース 東証前引け 続伸し357円高 首相が衆院解散否定で伸び悩む場面も  1日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比357円27銭(1.27%)高の2万8446円81銭で終えた。菅義偉首相が9月中旬に衆院解散に踏み切るとの観測を受け、「解散・総選挙で株高になる」との経験則を意識した買いが優勢だった。このところの相場の戻りの早さから売り方の買い戻しも巻き込み、上げ幅を広げた。 ただ、菅首相の衆院解散を否定する内容の発言が伝わると、日経平均は伸び悩む場面があった。市場では「解散観測によって衆院選が改めて意識され、選挙にプラスになるような経済対策が打ち出されるとの期待は強い」(大手証券のストラテジスト)との声がある。前引けにかけては再び買いが優勢となった。 最高値圏で推移する米国株相場に比べた日本株の出遅れ感を指摘する声は多い。解散観測で日本株に注目が集まり、資金が振り向けられた面もあるようだ。 JPX日経インデックス400とTOPIXは続伸した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4616億円、売買高は5億5763万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1484、値下がりは601、変わらずは101銘柄だった。 ファストリ、ファナック、オムロン、エムスリー、ヤマハが高い。半面、オリンパス、DOWA、川崎汽、三井化学、コナミHDが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 11:51 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズが反落、ジャスダックは小幅続伸 デジタル関連に売り  1日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比5.58ポイント(0.49%)安い1129.83だった。フリーやメルカリなど時価総額の大きい銘柄に売りが先行し、指数を押し下げた。 市場では「前日まで上昇が目立っていたデジタル関連銘柄に利益確定の売りが出た」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声があった。弁護士COMやメドレーが下落した。一方、HENNGEやナノキャリアは上昇した。 日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比2円21銭(0.06%)高い3986円80銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で313億円、売買高は5051万株。フェローテクや出前館が上昇した。半面、ウエストHDやMipoxは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 11:45 日経QUICKニュース 東証10時 2万8300円台で伸び悩み 首相が衆院解散観測を否定  1日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩んでいる。前日に比べ200円ほど高い2万8300円台前半で推移している。菅義偉首相が衆院解散に踏み切るとの観測を否定したことで買いの勢いが弱まっている。 日経平均は上げ幅を300円超に広げる場面があった。菅首相が9月中旬にも衆議院を解散するとの観測を受け、市場では「衆院解散で株高になる」との経験則を踏まえた買いが朝方から入っていた。東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリストは「仮に解散総選挙となれば、選挙にプラスになるような政策が打ち出される可能性があり、株にとっては好材料だろう」と話す。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9436億円、売買高は3億5966万株だった。 ファストリ、オムロン、ファナック、テルモが高い。半面、東エレク、オリンパス、リクルート、ヤマハ発が安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 10:17 日経QUICKニュース 外為10時 円、じり安 110円台前半 中値「ドル不足」の声  1日午前の東京外国為替市場で円相場はじりじりと下げ幅を広げている。10時時点では1ドル=110円18~19銭と前日17時時点に比べ37銭の円安・ドル高だった。日本時間1日の取引で米長期金利が一段と上昇しており、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが増えた。日経平均株価が堅調に推移しているのも「低リスク通貨」とされる円の売りを促した。 円は一時110円20銭近辺まで下げ幅を広げた。10時前の中値決済に向けて、市場では「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発になったとの観測も円相場を下押しした。 菅義偉首相は1日午前、9月中旬に衆院解散に踏み切るとの観測を巡って「最優先は新型コロナウイルス対策だ。今のような厳しい状況では解散できる状況ではない」と語った。自民党総裁選に関しても「先送りは考えていない」と明言したが、外為市場では「影響は限定的」(国内銀行)との声もあり、今のところ円相場の反応は限られている。 円は対ユーロでも下げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=130円04~05銭と同16銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで下げ幅を拡大し、10時時点では1ユーロ=1.1802ドル近辺と同0.0025ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 10:15 日経QUICKニュース 東証寄り付き 続伸し300円高 株高で売り方が買い戻し  1日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日に比べ300円程度高い2万8300円台後半で推移している。米国株に比べた日本株の出遅れ感を意識した買いが優勢となっている。ファストリ、ソフトバンクグループ、ファナックといった指数寄与度の高い銘柄の上げが、日経平均の上昇を主導している。相場上昇に弾みが付き、売り方の買い戻しが相場を押し上げている。 自民党総裁選、衆院選など政治イベントを見極めたいとの雰囲気がある一方、「菅義偉首相は週内にも閣僚に経済対策の策定を指示する」と伝わるなど経済対策への期待が支えになっている面もある。東証業種別では、紙・パルプや建設が高い。このところ上げが目立っていた海運や鉄鋼は小安い。 財務省が1日発表した4~6月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比5.3%増の10兆1465億円だった。5四半期ぶりにプラスに転じたのも、投資心理を明るくしている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸している。 オムロン、ダイキン、アドテストが高い。一方、オリンパス、日本取引所、日本郵船が安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 09:28 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、下落 110円ちょうど近辺 米金利上昇で  1日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落している。8時30分時点では1ドル=110円00~01銭と、前日17時時点に比べ19銭の円安・ドル高だった。前日に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが先行した。 もっとも、円の下値を探る動きは限られている。8月31日発表の8月の米消費者信頼感指数は市場予想を超えて悪化した。新型コロナウイルスの感染拡大が米消費者心理に影を落としており、米景気の先行き不透明感が意識されて積極的にドルの買い持ちを増やす市場参加者は少ない。 円はユーロではほぼ横ばい圏となっている。8時30分時点では1ユーロ=129円90~92銭と、同2銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロの対ドル相場は下落している。8時30分時点では1ユーロ=1.1809~10ドルと、同0.0018ドルのユーロ安・ドル高だった。米金利上昇を手掛かりに対ユーロでもドル買いが優勢となった。だが、欧州中央銀行(ECB)高官から新型コロナウイルス対応の金融緩和策である資産購入特別枠(PEPP)の購入縮小に言及する発言が相次ぎ、ユーロの下値も限られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/01 08:39

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