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東証14時 2万8400円前後で一進一退 コロナ感染動向見極め

配信日時:2021/09/01 14:11 配信元:QUICK
 1日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏で一進一退。前日に比べ300円ほど高い2万8400円前後で推移している。日本時間1日の米株価指数先物の上昇が支えとなっている。ただ、追随する新規の材料が見あたらず、買い上がる雰囲気は乏しい。

 きょうは菅義偉首相による9月中旬の衆院解散観測が買いの手がかりになっている。ただ、午前に首相が解散を否定する内容の発言をしたと伝わったうえ、「12日が期限の緊急事態宣言が延長されれば、解散は難しいだろう」(大手シンクタンクのエコノミスト)との見方もある。今後の政局をみる上で新型コロナウイルスの感染動向を見極めたいとの雰囲気もあり、日経平均の動意はやや乏しくなっている。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9780億円、売買高は7億7287万株だった。

 ファストリ、ファナック、太陽誘電、NTTデータが高い。一方、リクルート、オリンパス、郵船、小田急が安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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