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日経QUICKニュース 東証14時 小動き、材料難で動意欠く  16日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日終値近辺で小動き。相場を動かすような新規の材料が見当たらず、動意に欠いた展開となっている。ソフトバンクグループ(SBG)など主力株の上昇は支えになっている。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9261億円、売買高は8億6117万株だった。 東エレク、ネクソン、トヨタが高い。一方、リクルート、エムスリー、ファナックが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/16 14:04 日経QUICKニュース 東証後場寄り 小幅高、ソフトバンクGは一段高  16日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比60円ほど高い2万9800円台前半で推移している。株価指数先物を通じた短期筋の買いは一巡したが、堅調なアジア株を支えに日本株も底堅さを保っている。ソフトバンクグループ(SBG)は午後に一段高になった。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約153億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5471億円、売買高は6億9141万株だった。 東エレク、ファストリ、アドテストが高い。一方、NTTデータ、協和キリン、富士フイルムが下げている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/16 12:50 日経QUICKニュース 外為12時 円、下落 114円台前半 対ユーロは上昇  16日午前の東京外国為替市場で円相場は下落。12時時点では1ドル=114円15~16銭と前日17時時点に比べ21銭の円安・ドル高水準で推移している。15日発表の11月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、引き続き新規の受注や出荷の強さを示した。供給網の混乱などの問題を抱えつつも、米経済は力強い回復軌道を歩んでいると受け止められ、米長期金利が1.6%台に上昇。日米金利差の拡大を通じた円売り・ドル買いにつながった。 国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たことも円の下押し圧力になった。ドルが対ユーロで買われ、対円に波及している側面もある。 9~12時の円の安値は114円31銭近辺、高値は114円12銭近辺で、値幅は19銭程度だった。 円は対ユーロで上昇した。12時時点では1ユーロ=129円94~95銭と同51銭の円高・ユーロ安水準で推移している。 ユーロは対ドルで下落した。12時時点では1ユーロ=1.1382~83ドルと同0.0067ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/16 12:33 日経QUICKニュース 新興株前引け ジャスダックとマザーズ続伸 好決算銘柄に買い  16日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比13円92銭(0.35%)高い4019円73銭となった。東証1部の主力銘柄が堅調に推移し、投資家心理が改善。新興市場でも買いが優勢となった。好決算を発表した銘柄に資金が向かいやすかった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で561億円、売買高は4614万株。シンバイオやウエストHDが買われた。一方、フェローテクやハーモニックは下げた。 東証マザーズ指数も続伸。前引けは前日比12.26ポイント(1.06%)高い1172.70だった。前日の決算発表をきっかけにフロンテオが買われた。前日に三井物産が買収を発表したヒューマンAも高い。半面、HENNGEやメルカリは下げた。前日に決算発表したココペリも大幅安となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/16 11:47 日経QUICKニュース 東証前引け 続伸、保険や自動車に買い 一時3万円接近  16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比64円46銭(0.22%)高の2万9841円26銭で前場を終えた。米長期金利の上昇を受けて、金利上昇が追い風になりやすい保険など景気敏感株の一角に買いが入った。自動車の上昇も目立った。ハイテク株には朝方に売りが先行したが、好業績が評価されている東エレクなどが持ち直すなど総じて底堅い展開となった。 日経平均は11時前に2万9960円と、3万円の節目に接近する場面があった。バイデン米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が16日午前(米東部時間15日夜)、オンライン形式による首脳協議を開いた。健全で安定した米中関係を構築するために対話を維持することの重要性などが指摘された。協議の内容が伝わるなか、上海総合指数や香港ハンセン指数が一時強含むと、協議を波乱なく通過したことへの安心感から日本株にも株価指数先物を通じた短期筋の買いが強まった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅続伸した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3868億円、売買高は6億147万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1220と、全体の約56%だった。値下がりは825、変わらずは135銘柄だった。 ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、第一三共、トヨタが上昇した。一方、リクルート、エムスリー、テルモ、エーザイが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/16 11:42 日経QUICKニュース 外為10時 円、114円台前半で小動き 中値「ドル買い優勢」  16日午前の東京外国為替市場で円相場は小動き。10時時点では1ドル=114円17~18銭と前日17時時点に比べ23銭の円安・ドル高水準で推移している。堅調な米経済指標を受けて米長期金利は1.6%近辺で推移している。日米金利差の拡大に着目した円売り・ドル買いが出やすい。 10時前の中値決済に向けては「ドル買いが優勢」(国内銀行)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たようだ。 円は対ユーロで小動き。10時時点では1ユーロ=129円87~89銭と同58銭の円高・ユーロ安水準で推移している。 ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.1375~76ドルと同0.0074ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/16 10:24 日経QUICKニュース 東証10時 一進一退、東エレクは上昇に転じる  16日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一進一退の動きとなっている。米国や国内の長期金利上昇がハイテク株の重荷になっている。一方、東エレクは朝安後に上昇に転じるなど底堅さもみせている。 市場では「金融引き締めに向かう米国などと比べ、日本は緩和が当面継続しそうで海外投資家にとって魅力的に映っている面がある」(ケイ・アセットの平野憲一代表)という声があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8124億円、売買高は3億7394万株だった。 リクルート、ファナック、エムスリー、テルモが安い。一方、村田製、トヨタ、SUBARU、ソニーGが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/16 10:07 日経QUICKニュース 東証寄り付き 小反落、利益確定売り 自動車には買い  16日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前日に比べ30円ほど安い2万9700円台半ばで推移している。前日までの上昇の反動で目先の利益を確定する目的の売りが出やすくなっている。ただ、前日の米株式相場が底堅かったのは心理的な支えとなり、下値では買いも入っている。日経平均は小幅高に転じる場面もみられる。 米長期金利の上昇を受けて、東エレクやソフトバンクグループ(SBG)などに売りが出ている。一方、自動車や保険、空運などには相対的に買いが入りやすく、相場を支えている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小動き。リクルート、オリンパス、ダイキンが安い。一方、第一三共、SUBARU、トヨタ、デンソーが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/16 09:17 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、下落し114円台前半 米長期金利上昇で  16日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落して始まった。8時30分時点では1ドル=114円11~12銭と、前日17時時点に比べ17銭の円安・ドル高水準で推移している。15日のニューヨーク市場では、米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を受けて円売り・ドル買いが優勢だった。11月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を上回った。今後も堅調な米経済指標の公表が続くと見込む声が多く、東京市場でも円売り・ドル買いが先行している。 円はユーロに対して上昇して始まった。8時30分時点では1ユーロ=129円76~79銭と、同69銭の円高・ユーロ安水準で推移している。 ユーロの対ドル相場は下落して始まった。8時30分時点では1ユーロ=1.1371~72ドルと、同0.0078ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/16 08:49 日経QUICKニュース 外為17時 円、続伸 114円ちょうど近辺 対ユーロは7日続伸  15日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は1ドル=113円95~96銭と、前週末の同時点に比べ9銭の円高・ドル安だった。12日発表の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が10年ぶりの低水準に落ち込み、米景況感の悪化が意識されて円買い・ドル売りが入った。米金利先物市場では米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げに対する織り込みが進み、米金利の上昇余地が乏しいとの見方が出ている。米長期金利は日本時間15日の取引では上昇が一服し、円は113円76銭近辺まで買われる場面もあった。 内閣府が15日に発表した2021年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除く実質で前期比0.8%減だった。市場の予想以上の落ち込みとなったものの、円相場への反応は限られた。9~17時の円の安値は114円01銭近辺で、値幅は25銭程度だった。 円は対ユーロで7日続伸した。17時時点は1ユーロ=130円43~45銭と、前週末の17時時点に比べ15銭の円高・ユーロ安だった。欧州の一部では新型コロナウイルスの感染再拡大で行動制限を強める動きが出ている。欧州景気の不透明感から円買い・ユーロ売りが優勢だった。 ユーロは対ドルで小幅ながら4日続落した。17時時点は1ユーロ=1.1446ドル近辺と、同0.0004ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 17:21 日経QUICKニュース 東証大引け 3日続伸 ハイテク株など上昇、3万円前に上値限定  15日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前週末比166円83銭(0.56%)高の2万9776円80銭で終えた。主要企業の決算発表がほぼ一巡し、好決算銘柄への物色が相場を支えた。前週末の米株式相場の上昇も支援材料となった。ハイテク株や自動車株の上昇が目立ち、日経平均の上げ幅は一時250円を超えた。 国内企業の4~9月期決算について、市場では製造業を中心に堅調な内容が確認できたとの受け止めが多い。15日は前週末に今期見通しを上方修正した東エレクが最高値を更新し、レーザーテクなどほかの半導体関連株にも買いが波及。トヨタが先行きの生産回復を見越して株式分割考慮後の最高値を付けるなど、自動車関連株への買いも活発だった。 取引開始前に発表された7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.8%減、年率換算では3.0%減だった。市場予想(それぞれ0.2%減、0.7%減)を下回ったが、相場の反応は限られた。市場では「足元では緊急事態宣言も解除され、今後は個人消費の反動増から内需企業の収益も持ち直し、業績相場の色彩が強まるだろう」(ソニーフィナンシャルグループの渡辺浩志シニアエコノミスト)との指摘もある。 買い一巡後は心理的な節目の3万円を前に利益確定売りや戻り待ちの売りが出て、午後は2万9700円台での小幅な値動きに終始した。 東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、前週末比7.92ポイント(0.39%)高の2048.52で終えた。JPX日経インデックス400も3日続伸した。 東証1部の売買代金は概算で2兆6394億円。売買高は11億6341万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1054、値下がりは1029で拮抗した。変わらずは100銘柄だった。 エムスリーやソフトバンクグループ(SBG)が上昇した。第一三共や中外薬も買われ、クボタやファナックも高い。半面、川崎汽や商船三井が下落。JFEや大日印が売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 15:21 日経QUICKニュース 新興株15日 マザーズ2%高、ジャスダックは3日続伸  15日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は続伸した。終値は前週末比22.79ポイント(2.00%)高い1160.44だった。前週末に決算を発表した企業など、個別材料のある銘柄の商いが盛んだった。市場では「国内経済が正常化へ向かうなか、内需企業への物色が向かいやすかった」(立花証券の鎌田重俊企業調査部部長)との指摘があった。 前週末に2021年1~9月期決算を発表したエネチェンジが制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。JTOWERやメルカリが上昇した。半面、フリーやHENNGE、そーせいが下落した。 日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比15円50銭(0.39%)高い4005円81銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で837億円、売買高は7745万株だった。フェローテクやシーズメン、アンビスHDが上昇した。半面、22年3月期の連結純利益予想を下方修正したハーモニックは年初来安値を付けた。Mipox、出前館は下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 15:17 日経QUICKニュース 外為14時 円、113円台後半で小動き NY連銀指数待ち  15日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=113円台後半で小幅な動きとなっている。14時時点は1ドル=113円85~86銭と前週末17時時点に比べ19銭の円高・ドル安だった。米国の利上げ時期やペースを見極める手掛かりの1つとして、日本時間15日夜に発表される11月の米ニューヨーク連銀製造業景況指数への関心が高い。金融情報会社のリフィニティブがまとめた市場予想は21.6と前回(19.8)比で上昇が見込まれている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 14:13 日経QUICKニュース 東証14時 2万9700円台で小動き 追加の売買材料乏しく  15日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小動き。前週末比140円ほど高い2万9700円台半ばで推移している。追加の売買材料が乏しく、小幅な値動きにとどまっている。 トヨタが株式分割考慮後の最高値を更新するなど、自動車株には買いが目立つ。「半導体不足などの供給制約がいずれ解消するに伴い、生産回復して業績が拡大するシナリオが描きやすいため、物色が向かいやすい」(国内証券のストラテジスト)との指摘がある。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8604億円、売買高は8億4008万株だった。 SUMCOや楽天グループ、エムスリーなど上昇している。一方でJFEや第一生命HD、Jフロントなど売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 14:06 日経QUICKニュース 東証後場寄り 伸び悩む 新規の買い乏しく  15日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩んでいる。上げ幅を110円程度に縮め、2万9700円台前半ときょうの安値を付ける場面があった。好決算を発表した銘柄の一角に買いが入る半面、利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を抑えている。市場では「日経平均が2万9700円を上回ってくると、新規の買いが入りにくくなる傾向がみられ、上値の重さにつながっている」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との見方があった。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約140億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5330億円、売買高は6億9766万株だった。 マツダやSUMCO、エムスリーが上昇している。一方でJFEや電通グループ、大日印が安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 12:51 日経QUICKニュース 外為12時 円が上昇 113円台後半 米金利、日本時間の取引で低下  15日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=113円84~85銭と前週末17時時点に比べ20銭の円高・ドル安だった。12日は1.56%台だった米長期金利が日本時間15日の取引で1.55%台に低下し、米金利の上昇一服で円買い・ドル売りが優勢になった。「米金利先物市場では米連邦準備理事会(FRB)による利上げ予想の織り込みが相当程度進んでいる」(国内運用会社)として、米金利の上振れ余地は乏しいとの見方が出ていた。 内閣府が15日朝に発表した2021年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除く実質で前期比0.8%減だった。市場の予想以上の落ち込みとなったものの、外国為替市場での反応は限られた。9~12時の円の高値は113円76銭近辺で、値幅は25銭程度だった。 円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=130円46~47銭と前週末17時時点に比べ12銭の円高・ユーロ安だった。欧州の一部では新型コロナウイルスの感染再拡大で行動制限を強める動きが出ている。欧州景気の不透明感から円買い・ユーロ売りが優勢だった。ユーロの対ドル相場は小幅に上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1459~60ドルと同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。米長期金利の低下を背景に対ユーロでもドル売りが増えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 12:33 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズ、ジャスダックとも続伸 フェローテクが高い  15日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前週末比12.11ポイント(1.06%)高い1149.76だった。前週末の米ハイテク株高を受け、投資家心理が強気に傾いた。前週末に決算を発表した銘柄への物色が盛んだった。時価総額の大きいフリーが決算内容を材料に売られるなど、指数は個別材料のある銘柄の動きに左右され、下げに転じる場面もあった。 アスタリスクやメルカリ、パークシャが上昇した。一方で、HENNGEやそーせいは下落した。 日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比14円13銭(0.35%)高い4004円44銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で518億円、売買高は4431万株。2022年3月期の連結純利益予想を上方修正したフェローテクが上場来高値を付けた。アンビスHDやシライ電子が上昇した。半面、Mipoxやハーモニック、フルヤ金属は下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 11:54 日経QUICKニュース 東証前引け 続伸 ハイテク株上昇、上値では利益確定売り  15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比144円64銭(0.49%)高の2万9754円61銭だった。前週末の米株式相場の上昇が支援材料となったほか、好決算を発表した銘柄の物色も続き、上げ幅は一時250円を超えた。 前週末の米株式市場でハイテク株を中心に買われた流れを引き継いで、東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)やエムスリーといったハイテク関連銘柄に買いが入った。前週末に今期見通しを引き上げた東エレクが最高値を更新し、値がさの半導体株に資金が向かったのも相場の支えとなった。 7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.8%減、年率換算で3.0%減と市場予想を下回った。ただ国内では製造業を中心に4~9月期の堅調な決算内容を確認できていたこともあり、反応は限られた。「投資家の関心は緊急事態宣言の解除で内需も持ち直してくるであろう10~12月期に向かっている」(ブーケ・ド・フルーレットの馬渕治好代表)との声もあった。 買い一巡後は次第に伸び悩んだ。3万円の大台を前にした利益確定売りや戻り待ちの売りが重荷になった。取引時間中には中国の10月の工業生産高や小売売上高などの経済指標が発表されたが、日本株の反応は限られた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3802億円、売買高は6億1192万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1027、値下がりは1013と拮抗した。変わらずは139銘柄だった。 マツダやSUBARUが買われた。第一三共や中外薬も高い。半面、商船三井や川崎汽が下落した。JFEやDOWAも売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 11:48 日経QUICKニュース 外為10時 円、小幅高 中値「偏りなし」  15日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅に上昇している。10時時点は1ドル=113円98銭近辺と前週末17時時点に比べ6銭の円高・ドル安だった。12日発表の11月の米消費者態度指数が市場予想に反して低下し、米景況感の悪化が意識されている。米金利先物市場では米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げに対する織り込みが進んでおり、米金利の上昇余地は乏しいとの見方からも円買い・ドル売りが入っている。 10時前の中値決済に向けては「ドル需給に目立った偏りはなかった」(国内銀行)との声があった。内閣府が15日朝に発表した2021年7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は市場予想を超えるマイナス幅となったが、現時点で外為市場の反応は限られている。 円は対ユーロで上昇している。10時時点は1ユーロ=130円46~47銭と前週末17時時点に比べ12銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでも下落しており、10時時点は1ユーロ=1.1445~47ドルと同0.0005ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 10:34 日経QUICKニュース 東証10時 上昇一服 3万円意識で戻り売り  15日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前週末比160円ほど高い2万9700円台後半で推移している。心理的な節目の3万円が意識されるなか、利益確定や戻り待ちの売りが出て上値を抑えている。 東エレクも最高値更新後は利益確定売りで伸び悩んでいる。JFEや商船三井といった鉄鋼株、海運株の下げも相場の重荷になっている。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9141億円、売買高は4億973万株だった。 日産自やマツダが高い。セコムやニコンも上昇。半面、DOWAやDICが売られている。日通、Jフロントも安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 10:09 日経QUICKニュース 東証寄り付き 上げ幅一時200円超 東エレクなど好決算銘柄を物色  15日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末に比べ180円ほど高い2万9700円台後半で推移している。前週末の米株式相場が上昇し、東京市場でも投資家心理が上向いた。好決算銘柄を物色する流れも続いている。上げ幅は一時200円を超えた。 米国では市場予想を上回る決算が目立ち、今後も経済正常化に伴って景気回復が継続するとの見方が強まっている。前週末に主要企業の決算発表がほぼ一巡した日本国内でも、製造業を中心に業績の持ち直しが確認され、投資家の見直し買いが優勢だ。 日経平均への寄与度が大きい東エレクは、今期見通しの上方修正が好感されて最高値を更新。ほかの値がさの半導体関連株にも買いが波及した。 内閣府が取引開始前に発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.8%減、年率換算では3.0%減だった。市場予想(それぞれ0.2%減、0.7%減)を下回ったが、現時点で相場への影響は限定的だ。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸している。 エムスリーやソフトバンクグループ(SBG)が上昇。川重やクボタも買われている。一方でJFEや神戸鋼が安い。日通や富士フイルムも下げている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 09:24 日経QUICKニュース 外為8時30分 114円近辺で小動き 対ユーロは上昇  15日早朝の東京外国為替市場で円相場は小幅な動きとなっている。8時30分時点は1ドル=114円01~02銭と前週末17時時点に比べ3銭の円高・ドル安だった。オセアニアの取引時間帯には113円台後半を付ける場面もあった。12日発表の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が10年ぶりの低水準に落ち込み、米景況感の悪化を意識した円買い・ドル売りが入った。もっとも、それに先立つ10日発表の米消費者物価指数(CPI)が31年ぶりの伸び率となっており、米国での早期利上げ観測は根強い。このため対ドルでの円の上値は重い。 円はユーロに対しては小幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=130円46~48銭と前週末17時時点に比べ12銭の円高・ユーロ安だった。欧州における新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から円買い・ユーロ売りが優勢となっている。ユーロは対ドルでも売られており、8時30分時点は1ユーロ=1.1442ドルと同0.0008ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/15 08:51 日経QUICKニュース 外為17時 円、小反発 114円近辺 対ユーロは続伸  12日の東京外国為替市場で円相場は3日ぶりに小幅反発した。17時時点は1ドル=114円03~04銭と、前日の同時点に比べ4銭の円高・ドル安だった。米国での物価上昇を受けて米利上げが早まるとの観測が根強い。日本時間12日の取引で米長期金利が上昇し日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが先行したものの、米長期金利の上昇が一服すると次第に円買い・ドル売りが優勢になった。週末とあって持ち高調整の円買い・ドル売りも入りやすかった。 円の上値は重かった。国内輸入企業による円売り・ドル買いは相場の重荷だった。12日の東京株式市場で日経平均株価が上昇し、投資家が運用リスクをとりやすくなったとの見方から「低リスク通貨」とされる円が売られる場面もあった。 9~17時の円の高値は114円03銭近辺、安値は114円30銭近辺で、値幅は27銭程度だった。 円は対ユーロで6日続伸した。17時時点は1ユーロ=130円58~60銭と、同15銭の円高・ユーロ安だった。 ユーロは対ドルで3日続落した。17時時点は1ユーロ=1.1451~52ドルと、同0.0009ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/12 17:29 日経QUICKニュース 新興株12日 マザーズ2.2%高、ジャスダック続伸 好決算銘柄に買い  12日の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比24.48ポイント(2.20%)高い1137.65だった。前日の米ハイテク株高を受けて投資家心理が強気に傾いた。好決算銘柄を物色する動きも目立った。 今期の連結売上高の見通しが市場予想を上回ったGMO―FGは上場来高値を付けた。ベイシスは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。フロンテオやJTOWERが下落した。 日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比6円04銭(0.15%)高い3990円31銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で657億円と約2カ月ぶりの高水準だった。売買高は6043万株だった。 フェローテクやアンビスHDが上昇した。半面、ハーモニックやウエストHDは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/12 15:25 日経QUICKニュース 東証大引け 続伸し332円高 政策期待が支え、NTTは年初来高値  12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比332円11銭(1.13%)高の2万9609円97銭で終えた。政府の経済対策の具体案が次々と伝わる中、政策への期待感から幅広い銘柄に買いが入った。米国株に比べた出遅れ感を意識した買いが引き続き入ったとの見方もあった。 政府が19日に決める経済対策をめぐって介護・保育分野の処遇改善や中小企業支援策などが盛り込まれると伝わった。新型コロナウイルスの感染対策では、イベント参加人数の上限撤廃の検討なども伝わる。米国株に対する出遅れの修正が進むなかで、日本の政策期待が重なって幅広い銘柄に断続的な買いが入った。業種別日経平均では、通信や不動産の上昇が目立った。 米中両国は来週にもオンライン形式での首脳会談を予定する。両国の関係改善に向けた前向きな動きが出るなかで、足元では中国の不動産業界の債務問題への警戒感がいったん和らいでいる。外部環境の好転からも買い安心感が広がり、売り方の買い戻しにつながったとの見方があった。米株価指数先物が日本時間12日の取引で堅調に推移したことも、日本株の支援材料となった。 JPX日経インデックス400は続伸した。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、終値は前日比26.30ポイント(1.31%)高の2040.60で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆9426億円。売買高は13億2145万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1697と、全体の8割弱を占めた。値下がりは421、変わらずは64だった。 NTTは後場に一段高となり、年初来高値を更新した。ソフトバンクグループや東エレク、リクルート、キッコマンが上昇した。一方、スズキや大塚HD、オリンパスが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/12 15:14 日経QUICKニュース 東証14時 やや上げ幅縮小、ファストリは下落に転じる  12日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや上げ幅を縮め、前日比290円ほど高い2万9500円台後半で推移している。主力銘柄には週末を控えた持ち高調整の売りが出ている。もっとも、下値は限られており、午後の値幅(高値と安値の差)は53円程度にとどまっている。 企業の業績見通しが上向く中で外部環境の好転が支援材料となっている。米中両国は10日に気候変動への対応に関する共同宣言をまとめ、週明けにはオンライン形式の首脳会談を控える。ピクテ投信投資顧問の糸島孝俊ストラテジストは「国内の経済対策への期待感に加え、米中関係をめぐる前向きな動きも日本株には追い風となっている」とみる。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆237億円、売買高は9億4922万株だった。 DICは上げ幅を拡大している。三井不も一段高。ソフトバンクグループや東エレク、リクルートも高い。一方、ファストリは下落に転じている。オリンパスや楽天グループが売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/12 14:11 日経QUICKニュース 外為14時 円、安値圏で小動き 114円台前半  12日午後の東京外国為替市場で円相場はきょうの安値圏で小動きとなっている。14時時点は前日17時時点に比べ19銭の円安・ドル高の1ドル=114円26銭近辺だった。日本時間12日の取引での米長期金利の上昇や日経平均株価の上昇を材料とした円売り・ドル買いは一巡した。11日に休場だった米外為・債券市場の動向を見極めたいとの思惑もあり、相場は膠着感を強めている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/12 14:11 日経QUICKニュース 東証後場寄り 2万9500円台後半で一進一退 不動産が高い  12日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日比300円程度高い2万9500円台後半で一進一退の展開となっている。米株価指数先物が日本時間12日の取引で伸び悩むと、日経平均先物にも短期筋の売りが出て、指数の上値を抑えている。一方、好業績銘柄を中心に個別銘柄には断続的に買いが入っている。 東証1部の業種別では、不動産業の上昇率がトップ。輸送用機器や鉄鋼などの上昇も目立っている。前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約55億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6520億円、売買高は7億8674万株だった。 三井不は上げ幅を拡大。東エレクやエムスリー、第一三共が高い。一方、OKIは下げ幅を広げた。三井住友トラや日ハムも安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/12 12:58 日経QUICKニュース 外為12時 円、下落 114円台前半 米金利上昇で売り  12日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は前日の17時時点に比べ16銭の円安・ドル高の1ドル=114円23~24銭近辺だった。10日発表の米消費者物価指数(CPI)の上振れを受け、米国の利上げが早まるとの観測が根強く、日本時間12日の取引で米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いを促した。 中値決済に向けた国内輸入企業による円売り・ドル買いも相場の重荷となった。12日午前の日経平均株価が上昇し、投資家が運用リスクをとりやすくなったとの見方から「低リスク通貨」とされる円が売られた面もあった。9~12時の円の安値は114円30銭近辺、高値は114円04銭近辺で、値幅は26銭程度だった。 円は対ユーロでは小幅に上昇した。12時時点は同6銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=130円67~68銭だった。 ユーロは対ドルで下落した。12時時点は同0.0022ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1438~39ドルと、昨年7月以来のユーロ安・ドル高水準で推移している。早期の米利上げ観測を背景にユーロ売り・ドル買いが優勢となっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/12 12:26 日経QUICKニュース 東証前引け 続伸し334円高 政策進展への期待が支え  12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比334円35銭(1.14%)高の2万9612円21銭で終えた。主要企業の決算発表がほぼ一巡し、米国株に比べ出遅れが目立った日本株への見直し買いが入った。政府の経済対策に前進がみられることも、日本株の支援材料となった。 朝方から断続的に買いが入り、2万9600円台後半に達する場面があった。米国では金利上昇に伴い株価が下落することへの警戒がくすぶるなか、出遅れ感があった日本株への見直し買いが入っているとの声が聞かれた。好決算を発表した銘柄の上昇も目立った。 政府が19日に決める経済対策を巡っては、介護・保育分野の処遇改善や中小企業支援など具体策が伝わり始めた。大和証券の細井秀司シニアストラテジストは「米国株に対する出遅れ修正が進む中で、日本の政策期待が重なったことが日本株の買いにつながった」とみていた。 新型コロナウイルスの感染対策を巡って、政府がイベントの参加人数の上限を撤廃することを検討していると伝わった。経済活動の正常化に向けた動きは内需関連の一角を支える材料となった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4823億円、売買高は6億9182万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1696と、全体の8割弱を占めた。値下がりは402、変わらずは83だった。 ソフトバンクグループや三井不、トヨタ、東急が上昇した。日立やデンソー、三菱自は年初来高値を更新した。一方、OKIやスズキ、アステラスが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/12 11:54

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