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外為12時 円、下落 114円台前半 対ユーロは上昇

配信日時:2021/11/16 12:33 配信元:QUICK
 16日午前の東京外国為替市場で円相場は下落。12時時点では1ドル=114円15~16銭と前日17時時点に比べ21銭の円安・ドル高水準で推移している。15日発表の11月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、引き続き新規の受注や出荷の強さを示した。供給網の混乱などの問題を抱えつつも、米経済は力強い回復軌道を歩んでいると受け止められ、米長期金利が1.6%台に上昇。日米金利差の拡大を通じた円売り・ドル買いにつながった。

 国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たことも円の下押し圧力になった。ドルが対ユーロで買われ、対円に波及している側面もある。

 9~12時の円の安値は114円31銭近辺、高値は114円12銭近辺で、値幅は19銭程度だった。

 円は対ユーロで上昇した。12時時点では1ユーロ=129円94~95銭と同51銭の円高・ユーロ安水準で推移している。

 ユーロは対ドルで下落した。12時時点では1ユーロ=1.1382~83ドルと同0.0067ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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