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東証後場寄り 2万9500円台後半で一進一退 不動産が高い

配信日時:2021/11/12 12:58 配信元:QUICK
 12日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日比300円程度高い2万9500円台後半で一進一退の展開となっている。米株価指数先物が日本時間12日の取引で伸び悩むと、日経平均先物にも短期筋の売りが出て、指数の上値を抑えている。一方、好業績銘柄を中心に個別銘柄には断続的に買いが入っている。

 東証1部の業種別では、不動産業の上昇率がトップ。輸送用機器や鉄鋼などの上昇も目立っている。前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約55億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6520億円、売買高は7億8674万株だった。

 三井不は上げ幅を拡大。東エレクやエムスリー、第一三共が高い。一方、OKIは下げ幅を広げた。三井住友トラや日ハムも安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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