日経QUICKニュースニュース一覧
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外為17時 円、3日ぶり反発 114円近辺 米金利低下や株安で
18日の東京外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反発した。17時時点は1ドル=114円01~02銭と、前日の同時点に比べ87銭の円高・ドル安だった。米株式相場の下落を受けて相対的に安全資産とされる債券の買いが増え、17日の米長期金利が低下。日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りが優勢となった。18日の日経平均株価が軟調に推移したのも「低リスク通貨」とされる円の買い材料となった。 日本経済新聞電子版が14時に「政府が19日閣議決定する経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度となったことが分かった」と伝えた。景気回復期待から日経平均株価が一時上げに転じ、円に売りが出る場面もあった。9~17時の円の高値は113円88銭近辺、安値は114円26銭近辺で、値幅は38銭程度だった。 円は対ユーロで10日続伸した。17時時点は1ユーロ=129円22~24銭と、前日の17時時点に比べ62銭の円高・ユーロ安だった。 ユーロは対ドルで7営業日ぶりに反発した。17時時点は1ユーロ=1.1333~34ドルと、同0.0031ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 17:23
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東証大引け 小幅続落、経済対策「55.7兆円」報道で一時上昇も
18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落し、前日比89円67銭(0.30%)安の2万9598円66銭で終えた。前日の米株式相場の下落を受け、運用リスクを回避したい投資家の売りが優勢だった。前日まで上げが目立った銘柄を中心に利益確定の売りも出やすかった。アジア市場で香港や上海の株式相場が下げると、日本株にも売りが膨らみ日経平均の下げ幅は280円を超える場面があった。 14時に日本経済新聞電子版が「政府が19日に閣議決定する経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度となったことが18日、分かった」と報じた。40兆円規模になるという市場の予測を上回るとの受け止めから、経済活動を刺激するとの期待から急速に下げ渋り上昇に転じる場面があった。 岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは「財政支出の規模は大きいものの、回復の遅れている国内消費を刺激するかどうかについては懸念がある」との見方を示していた。買い一巡後は大引けにかけて日経平均は再び下げた。 原油など資源価格の下落で、鉱業や石油、ゴムといった素材関連の下げが目立った。川崎汽や郵船といった海運株も大きく下げた。 JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も続落し、終値は前日比2.82ポイント(0.14%)安の2035.52で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆8167億円、売買高は12億2040万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1314と、全体の約6割を占めた。値上がりは770、変わらずは99だった。 エーザイは8%超下落した。ソフトバンクグループやアドテスト、セブン&アイも売られた。一方、日電硝は大幅高。TDKやリクルート、塩野義が上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 15:32
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新興株18日 マザーズ、ジャスダックともに下落 GRCSはストップ高に
18日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比5.79ポイント(0.49%)安い1169.83だった。前日の米ハイテク株安を受け、IT(情報技術)関連の一角に売りが出た。フリー、JTOWERが下げた一方、ビジョナル、FRONTEOが上げた。 きょう東証マザーズに上場したGRCSは公開価格(3600円)を1800円上回る5400円で初値を付け、終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)である初値比1000円高の6400円だった。 日経ジャスダック平均株価は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比12円08銭(0.30%)安い4015円07銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で885億円、売買高は9957万株だった。東映アニメ、アンビスHDが下げた。セリアは年初来安値を更新。半面、ハーモニック、ソフトウェアが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 15:23
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外為14時 円、急速に伸び悩み 「経済対策55.7兆円」報道で
18日午後の東京外国為替市場で円相場は急速に伸び悩んでいる。14時時点では前日17時時点に比べ82銭の円高・ドル安の1ドル=114円06~07銭で推移していた。その後、円売りが膨らみ、114円26銭近辺ときょうの安値をつけた。 日本経済新聞電子版が14時に「政府が19日に閣議決定する経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度となったことが分かった」と報じた。新型コロナウイルス禍を受けて2020年に編成した経済対策を超えて過去最大規模になるという。景気回復期待から日経平均株価が一時上げに転じるなど投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、「低リスク通貨」とされる円に売りが出た。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 14:26
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東証14時 一時上げに転じる、「経済対策の財政支出55.7兆円」報道
18日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は急速に下げ幅を縮め、前日に比べ20円程度安い2万9600円台後半で推移している。一時は上げに転じ20円超高となった。14時に日本経済新聞電子版が「19日閣議決定する経済対策の財政支出ベースで55.7兆円程度になったことがわかった」と報じた。事前に伝わっていた規模より大きく、経済刺激につながるとの観測から買いが膨らんだ。 自民党税制調査会の宮沢洋一会長が18日に金融所得課税の強化を巡って、税制改正大綱のなかで2022年度以降の考え方を示すと語ったと伝わった。課税の強化は岸田文雄首相が導入に意欲を示しながら先送りにした経緯がある。市場では「導入の時期や具体的な中身を見極める必要があり、弱材料として織り込む雰囲気はない」(国内シンクタンク)との見方があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8390億円、売買高は8億1670万株だった。 エーザイや郵船、出光興産、協和キリンが安い。一方、日電硝が上げ幅を拡大。ニコンやネクソン、大平金が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 14:21
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東証後場寄り 安値圏で膠着、アドテストは下げ幅拡大
18日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日比240円程度安い2万9400円台半ばの安値圏で推移している。新規の取引材料を欠くなかで、膠着感が強くなっている。業種別では、鉱業や海運の下げが目立つ。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約64億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4966億円、売買高は6億6419万株だった。 ソフトバンクグループやアドテストは下げ幅を広げている。エーザイは日中の安値圏で推移。INPEXやDOWA、郵船が売られている。一方、リクルートやTDK、塩野義は高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 12:56
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外為12時 円、上昇し114円ちょうど近辺 米金利低下や株安で
18日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は前日17時時点に比べ85銭の円高・ドル安の1ドル=114円03~04銭で推移している。17日の取引で米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。米株安を受けて18日に日経平均株価が軟調に推移し、リスク回避局面で「低リスク通貨」とされる円が買われやすかったことも円相場を支えた。 日経平均の下げ幅が200円超に広がった場面では、歩調を合わせるように円買い・ドル売りが入り、113円88銭近辺まで上昇した。17日に一時4年8カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけた後とあって、利益確定目的の円買い・ドル売りも入りやすかった。9~12時の円の安値は114円24銭近辺で、値幅は36銭程度だった。 円は対ユーロでも上昇した。12時時点は同61銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円23~24銭で推移している。 ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は同0.0031ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1333~34ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 12:11
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東証前引け 続落、石油・素材関連が下げ 香港株安も重荷
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比236円92銭(0.80%)安の2万9451円41銭で終えた。前日の米株式相場が下げた流れを受け、東京市場でも運用リスクを回避したい投資家の売りが先行した。アジア市場で香港や上海の株式相場が下げて始まると、日経平均先物に短期筋の売りが出て、指数は下げ幅を広げた。 前日の米株式市場では、主な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した。東京市場でも上昇が目立っていた値がさの半導体関連銘柄の一角が売られ、指数を下押しした。 バイデン米大統領が17日に日本や中国などに石油の戦略備蓄の放出を要請したと伝わった。この報道を受けて原油先物価格が下げており、鉱業や石油元売りのほか、ゴムや繊維といった素材関連の売りに波及した。資源価格の下落や米国の港湾混雑の解消に向けた動きなどもあって、海運株は大きく下げた。 足元では国内主要企業の決算発表がほぼ終わったうえ、株価に影響を与えそうな目先のイベントは少ない。市場では「海外投資家の日本株買いが戻らない中、信用買いを増やしていた個人投資家による売りに押されやすくなっている」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー)との見方があった。 JPX日経インデックス400は続落した。東証株価指数(TOPIX)も続落し、午前終値は0.52%安だった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3362億円、売買高は5億7146万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1524と、全体の約7割を占めた。値上がりは536、変わらずは118だった。 エーザイは8%超下落。ファストリやソフトバンクグループも売られた。東エレク、ブリヂストン、川崎汽も安かった。一方、サイバーや楽天グループ、TDKは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 11:48
日経QUICKニュース
新興株前引け マザーズ、ジャスダックともに下落 GRCSは初値比10%高
18日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比11.95ポイント(1.0%)安い1163.67だった。前日の米株安が心理的な重荷となり、新興株も売りが優勢だった。フリー、JTOWERが下げる一方、ビジョナル、Appierが上げた。 きょう東証マザーズに上場したGRCSは公開価格(3600円)を上回る5400円で初値を付けた。午前の終値は初値に比べ10%高い5960円だった。 日経ジャスダック平均株価は6営業日ぶりに反落した。前引けは前日比20円82銭(0.5%)安い4006円33銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で539億円、売買高は6315万株。セリア、アンビスHDが下げる一方、ハーモニック、ナカニシが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 11:45
日経QUICKニュース
外為10時 円、伸び悩み 114円台前半 中値「偏りなし」
18日午前の東京外国為替市場で円相場は伸び悩んでいる。10時時点は前日17時時点に比べ69銭の円高・ドル安の1ドル=114円19銭近辺で推移している。前日に4年8カ月ぶりの安値をつけ、目先の利益を確定する目的の円買い・ドル売りが優勢だ。一方で米金利の先高観も根強く、円売り・ドル買いも出ているとみられ、上値を追う動きは限られている。10時前の中値決済に向けては「ドル需給に目立った偏りはなかった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。 円は対ユーロで上昇し、10時時点では同56銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円28~29銭で推移している。 ユーロは対ドルで高値圏で推移し、10時時点では同0.0019ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1321~22ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 10:23
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東証10時 安値圏、海運株の下げ目立つ
18日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比140円ほど安い2万9500円台半ばと安値圏で推移している。主力銘柄に目先の利益を確定する売りが断続的に出ている。一方、業績改善への根強い期待を背景にした買いが入り下値は限られている。 業種別では、海運の下げが大きい。米国の港湾の混雑解消に向けた動きがあるほか、原油など資源価格の下落が輸送需要の伸びを鈍らせるとの見方につながっている。原油価格の下げは、鉱業や石油関連のほか、ゴムや繊維といった関連セクターの売りに波及している。 半面、下値では買いも入っている。東証マザーズ指数も上昇する場面があり、「投資家は材料のある銘柄を物色しており、売買の意欲は高いのではないか」(大和証券の林健太郎氏)との声が聞かれた。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で7882億円、売買高は3億3460万株だった。 川崎汽船や日本郵船の下落幅が大きい。東レやブリヂストンが安く、セブン&アイも売られている。一方、サイバーや大日印、住友電が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 10:20
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東証寄り付き 続落、米株安で売り先行 エーザイは一時6%安
18日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落して始まり、前日に比べ110円ほど安い2万9500円台後半で推移している。前日の米株式市場では主要3指数がそろって下落した流れが波及し、東京市場でも、主力銘柄に売りが出ている。 17日の米株式市場で半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反落し、0.7%安だった。東京市場でもこのところ上昇が目立っていた値がさの半導体関連銘柄の一部に利益確定の売りが出ており、指数を押し下げている。 前日の米国市場では長期金利が低下しており、利ざやが悪化するとの観測から銀行株の一角が売られている。原油価格の下落を受け、鉱業や石油元売りの下げも目立つ。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落している。 エーザイが一時6%超下げた。東エレクやブリヂストン、INPEXも安い。一方、サイバーや楽天グループ、TDKは高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 09:23
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外為8時30分 円、上昇し114円台前半 対ユーロも高い
18日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇して始まった。8時30分時点では前日17時時点に比べ70銭の円高・ドル安の1ドル=114円18~19銭で推移している。17日の取引で米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となっている。17日に一時4年8カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけたため、利益確定目的の円買い・ドル売りも入って、円相場を支えている。 円は対ユーロでも上昇して始まった。8時30分時点では同61銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円23~24銭で推移している。 ユーロの対ドル相場は上昇して始まった。8時30分時点では同0.0015ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1317~18ドルで推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/18 08:42
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外為17時 円続落し114円台後半 一時4年8カ月ぶり安値
17日の東京外国為替市場で円相場は続落した。17時時点は1ドル=114円87~88銭と、前日の同時点に比べ61銭の円安・ドル高だった。朝方には、一時114円97銭近辺と、2017年3月以来4年8カ月ぶりの安値を付けた。16日に発表された10月の米小売売上高などの経済指標が市場予想を上回り、米景気の先行きに対する安心感が強まった。対主要通貨でドルが買われ、円相場を下押しした。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いも出た。 円売り一巡後の下値は堅かった。国内輸出企業による円買い・ドル売りが入ったとの観測があった。心理的な節目となる115円が近づき、利益確定目的の円買い・ドル売りも入りやすかった。 9~17時の円の安値は114円94銭近辺、高値は114円70銭近辺で、値幅は24銭程度だった。 円は対ユーロで9日続伸した。17時時点は1ユーロ=129円83~85銭と、同19銭の円高・ユーロ安だった。 ユーロは対ドルで6日続落した。17時時点は1ユーロ=1.1302~03ドルと、同0.0077ドルのユーロ安・ドル高だった。堅調な米経済指標の発表を受け、対ユーロでもドルが買われた。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大して景気の先行きに不透明感が広がっているのも、ユーロ売り・ドル買いにつながった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 17:30
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新興株17日 マザーズ4日ぶり反落、ジャスダック5日続伸
17日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比0.11ポイント(0.01%)安い1175.62だった。午前は大型株に比べて値動きの軽い新興市場の中小型株に個人投資家の物色が向かって高く推移していたが、後場に入り下げに転じた。 市場では「決算シーズンを終え、手掛かり難とみる投資家もいたようだ」(国内証券のストラテジスト)との指摘があった。アスタリスクやJTOWER、INCが下落した。半面、エネチェンジやフロンテオ、CCTが上昇した。 日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比4円31銭(0.11%)高い4027円15銭だった。指数は下げに転じる場面もあるなど、前日の終値を挟んで小幅な動きに終始した。ジャスダック市場の売買代金は概算で893億円、売買高は9408万株だった。シンバイオやフェローテク、ウエストHDが上昇した。半面、ハーモニックやMipox、アンビスHDは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 15:29
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東証大引け 5日ぶり反落、利益確定売り 輸入コスト増懸念も重荷
17日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、前日比119円79銭(0.40%)安の2万9688円33銭で終えた。前日までの4営業日で700円ほど上昇した後とあって、幅広い銘柄に利益確定の売りが出た。外国為替市場で円安・ドル高が進み、原材料の輸入コスト上昇が企業の業績を下押しするとの懸念も重荷だった。 外国為替市場で円相場は4年8カ月ぶりの円安・ドル高水準まで下落した。輸出関連銘柄の一部では支援材料として意識された半面、原材料などの輸入コストの増加が業績の悪化につながるとの懸念から、鉄鋼やガラス土石製品、パルプ・紙など素材関連や空運の売りにつながった。 午前に発表された9月の機械受注統計では、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比で0.0%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値(1.8%増)を下回り、機械など設備投資関連の一部が下げた。アジア株式市場では香港のハンセン指数が軟調に推移し、国内の投資家心理を冷やした面もある。日経平均の下げ幅は180円を超える場面があった。 前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したことを受け、朝方は買いが先行した。買い一巡後は、心理的な節目となる3万円が意識され、利益確定や戻り待ちの売りに押されたため、下落に転じた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに5営業日ぶりに反落。TOPIXは前日比12.49ポイント(0.61%)安の2038.34で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆7424億円。売買高は11億7339万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1706と、全体の約8割弱を占めた。値上がりは410、変わらずは67だった。 リクルートとファストリは下落した。ダイキンとKDDIも売られた。一方、東エレクとアドテストが上昇。日東電とスズキも買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 15:29
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外為14時 円、114円台後半でもみ合い 新規材料乏しく
17日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=114円台後半でもみ合っている。14時時点では1ドル=114円84~85銭と前日17時時点と比べて58銭の円安・ドル高だった。米長期金利が日本時間17日の取引で引き続き高い水準にあり、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となっている。ただ、新たな取引材料は乏しく、積極的に持ち高を傾ける動きは限られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 14:17
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東証14時 下げ幅縮める、米株価指数先物が持ち直す
17日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ幅を縮め、前日比80円ほど安い2万9700円台前半で推移している。米株価指数先物が日本時間17日午後の取引で持ち直し、日経平均先物にも短期筋の買いが入り、指数を支えている。 空運や小売りなど経済活動の再開に関連したリオープニング銘柄の下げが目立つ。一方、半導体関連銘柄は好調な業績を背景に上昇しており、「一部の投資家がリオープニング銘柄から半導体関連銘柄に資金をシフトさせているのではないか」(国内運用会社)との声が聞かれた。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8781億円、売買高は8億2681万株だった。 リクルートやファストリが下げている。アステラスや富士フイルムも安い。一方、サイバーは上げ幅を拡大。オリンパスや日産化も買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 14:16
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東証後場寄り 安い水準で小動き 半導体関連は上げ幅拡大
17日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は安い水準で小動きとなっている。前日比120円程度安い2万9600円台後半で推移している。高値圏での利益確定売りがいったん一巡しているとの声が聞かれた。フィデリティ投信の重見吉徳マクロストラテジストは「国内での経済再開への期待は根強く、売り一辺倒に傾く局面とは見ていない」とみていた。 業種別では、空運やサービスの下落が目立つ。前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約122億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5182億円、売買高は6億8488万株だった。 オムロンは下げ幅を拡大。NECや協和キリンも売られている。半面、東エレクやアドテストは上げ幅を広げた。富士電機も高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 13:02
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外為12時 円、下落し114円台後半 対主要通貨のドル買いで
17日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=114円80銭近辺と前日17時時点と比べて54銭の円安・ドル高だった。16日に発表された10月の米小売売上高などの経済指標が市場予想を上回り、米景気の先行きに対する期待感が高まった。対主要通貨でドルが買われ、円相場を下押しした。米長期金利の上昇も日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いを促した。早朝には一時114円97銭近辺と、2017年3月以来4年8カ月ぶりの安値を付けた。 もっとも、10時前の中値決済に向けては国内輸出企業による円買い・ドル売りが入ったとみられ、円売り一巡後の下値は堅かった。17日の日経平均株価が軟調に推移したのも「低リスク通貨」とされる円の支えとなった。9~12時の円の高値は114円70銭近辺だった。 円は対ユーロでは小幅に上昇した。12時時点は1ユーロ=129円97~98銭と、同5銭の円高・ユーロ安だった。 ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1321~22ドルと同0.0058ドルのユーロ安・ドル高だった。良好な米経済指標の発表を受け、対ユーロでもドルが買われた。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大し景気に不透明感が広がっているのも、ユーロ売り・ドル買いにつながった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 12:19
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東証前引け 反落、利益確定売り優勢 市場予想下回る機械受注も重荷
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比133円38銭(0.45%)安の2万9674円74銭だった。前日までの4営業日で700円ほど上昇したとあって、主力銘柄には利益確定売りが優勢だった。取引開始前に発表された9月の機械受注統計が市場予想を下回ったことも重荷だった。下げ幅は180円を超える場面があった。 9月の機械受注統計では、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比で0.0%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値(1.8%増)を下回り、ファナックやオークマなどの機械株の一部で売り材料視された。 外国為替市場では円相場が一段安となり、原材料の輸入コストが増加するとの懸念から、ガラス土石製品や鉄鋼などの下げが目立った。アジア株式市場で、香港ハンセン指数が下げて始まったことも、日本株の売りを促した。 朝方は前日の米株式市場で、主要3指数がそろって上昇したことから、日経平均は上昇して始まった。心理的な節目となる3万円が意識され、幅広い銘柄が次第に利益確定の売りに押されていった。 JPX日経インデックス400は反落。東証株価指数(TOPIX)も反落し、0.51%安だった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3502億円、売買高は5億9028万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1517と、全体の約7割を占めた。値上がりは535、変わらずは122だった。 リクルートは下落。ファストリとダイキンが売られ、アステラスやエーザイも下げた。一方、ソフトバンクグループは上昇。東エレクやアドテストも高かった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 11:57
日経QUICKニュース
新興株前引け マザーズ、ジャスダックとも続伸 メルカリは上場来高値
17日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比3.98ポイント(0.34%)高い1179.71だった。日経平均株価が軟調に推移するなど大型株が上値の重い展開となるなか、値動きのいい中小型株へ物色が向かった。 15日に2022年3月期(今期)の連結業績予想を上方修正したフロンテオが制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇した。メルカリが上場来高値を更新したほか、エネチェンジも買われた。一方で、アスタリスクやJTOWER、ベイシスは下落した。 日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比46銭(0.01%)高い4023円30銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で574億円、売買高は5457万株。シンバイオやフェローテク、ウエストHDが上昇した。半面、Mipoxやハーモニック、セプテニHDは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 11:47
日経QUICKニュース
外為10時 円、下げ渋り 114円台後半 中値は「ドル余剰」の声
17日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ渋っている。10時時点は1ドル=114円81~82銭と前日17時時点と比べて55銭の円安・ドル高だった。10時前の中値決済に向けては「ドル余剰だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸出企業による円買い・ドル売りが入ったとの観測があり、円相場を支えた。17日午前の日経平均株価が軟調に推移しており、リスク選好の円売り・ドル買いは一服している。 円は対ユーロでは小動き。10時時点では1ユーロ=130円00~01銭と、同2銭の円高・ユーロ安だった。 ユーロは対ドルでは下げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=1.1322ドル近辺と同0.0057ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 10:18
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東証10時 下げ幅広げる、米債務上限問題も重荷との声
17日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比80円ほど安い2万9700円台前半で推移している。日経平均が心理的な節目となる3万円に近づく中で、幅広い銘柄に利益確定の売りがでている。 イエレン米財務長官が16日、連邦政府債務の法定上限を12月15日までに引き上げるよう議会に要請したと伝わった。市場では「米債務上限問題の混沌とした状態が改めて意識され、利益確定売りを促した面もある」(みずほ証券の中村克彦マーケットストラテジスト)との声が聞かれた。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8582億円、売買高は3億8185万株だった。 ニコンは下落。KDDIやファナックも売りが目立つ。一方、東エレクは上げ幅を広げた。スズキやSUBARUは買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 10:18
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東証寄り付き 朝高後に下げに転じる ソフトバンクGは上昇
17日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は朝高後に下落し、前日に比べ30円程度安い2万9700円台後半で推移している。前日までの4営業日で700円ほど上昇した。心理的節目の3万円に迫っていることもあって、主力銘柄には目先の利益を確定する売りが出ている。 外国為替市場では1ドル=114円台後半まで円安・ドル高が進んでいる。輸出関連銘柄の一部では採算改善の観測につながる半面、石油や金属など資源の輸入コストの上昇が意識されやすい。業種別では、空運や電力・ガス、パルプ紙などの下げが目立っている。 取引開始前に内閣府が発表した9月の機械受注統計で、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比で0.0%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値(1.8%増)を下回っており、機械関連株の一部で弱材料として意識されている。 前日の米株式市場では、10月の米小売売上高が市場予想を上回ったことを好感して主要3指数がそろって上昇した。この流れを受け、買いが先行して始まり、上げ幅は100円を超える場面があった。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も1.7%上昇した。東京市場でも東エレクやアドテストといった半導体関連銘柄の一角に買いが入り、下値を支えている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も高く始まった後、下落に転じている。 ダイキンは下落。第一三共やリクルートも売られている。一方、ソフトバンクグループ(SBG)は上昇。日東電やテルモも買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 09:36
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外為8時30分 円、下落し115円ちょうど近辺 一時4年8カ月ぶり安値
17日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=114円95~97銭と前日17時時点と比べて69銭の円安・ドル高だった。8時30分すぎには一時114円97銭近辺と、2017年3月以来4年8カ月ぶり安値をつけた。16日発表の10月の米小売売上高などが良好な結果となり、米景気の先行きに対する期待感が高まった。対主要通貨でドル買いが進み、円相場を下押しした。 10月の米小売売上高は前月比1.7%増と市場予想(1.5%増)以上に伸び、米消費の底堅さを示した。10月の鉱工業生産指数も市場予想を上回った。ドルは円やユーロなど、幅広い通貨に対して買われた。 16日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇し、投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方から「低リスク通貨」とされる円が売られた面もあった。米長期金利が1.63%台に上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いも出た。 円は対ユーロでは横ばい圏で推移している。8時30分時点は1ユーロ=130円05~08銭と、同3銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1313~14ドルと、同0.0066ドルのユーロ安・ドル高だった。16日の海外市場では一時1.1309と20年7月以来、1年4カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた。良好な米経済指標を受け、対ユーロでもドル買いが優勢だった。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、欧州景気に先行き不透明感が広がっているのもユーロの重荷となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/17 08:45
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外為17時 円、3日ぶり反落し114円台前半 米金利上昇で
16日の東京外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落した。17時時点は1ドル=114円27銭近辺と、前日の同時点に比べ33銭の円安・ドル高だった。15日発表の11月のニューヨーク連銀製造業景況指数が前月より改善し、市場予想も上回った。個別項目では「価格」が上昇し、市場でインフレ懸念が高まった。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となった。 国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとの観測も円相場を押し下げた。9~17時の円の安値は114円31銭近辺、高値は114円11銭近辺で、値幅は20銭程度だった。 円は対ユーロで8日続伸した。17時時点は1ユーロ=130円00~02銭と、前日の17時時点に比べ45銭の円高・ユーロ安だった。 ユーロは対ドルで5日続落した。17時時点は1ユーロ=1.1377~78ドルと、同0.0072ドルのユーロ安・ドル高だった。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大している。先行き不透明感からユーロ売りが強まり、対ドルで2020年7月以来の安値水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/16 17:15
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新興株16日 ジャスダックとマザーズ続伸 中小型株に資金
16日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比17円03銭(0.43%)高い4022円84銭ときょうの高値で終えた。東証1部の主力株の上値が重く、値動きの軽い中小型株が多い新興市場に関心が向かった。好材料の出た銘柄に資金が向かい、午後の取引終了にかけて上げ幅を拡大した。 ジャスダック市場の売買代金は概算で880億円、売買高は7610万株だった。シンバイオやウエストHDが買われた。一方、フェローテクやハーモニックは下げた。 東証マザーズ指数は3日続伸。終値は前日比15.29ポイント(1.32%)高い1175.73だった。アスタリスクやフロンテオが上昇した。半面、HENNGEやメルカリ、ココペリは下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/16 15:29
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東証大引け 小幅続伸、1カ月半ぶり高値 業績期待が支え
16日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に4日続伸し、前日比31円32銭(0.11%)高の2万9808円12銭で終えた。終値としては9月28日以来、約1カ月半ぶりの高水準。金利上昇が追い風になりやすい保険株などの上昇が相場を支えた。半面、節目の3万円近辺では主力銘柄に目先の利益を確定する売りが出て、相場の上値を抑えた。 保険や自動車など景気敏感株の上昇が目立った。米長期金利の上昇に加えて、業績の先行き期待が買いを後押しした。金利の上昇局面で売られやすいとされるハイテク株のなかでも東エレクなど収益期待の高い銘柄は持ち直すなど底堅さを発揮した。 バイデン米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が16日開いたオンライン形式の首脳協議は、対話を維持する重要性が示されるなど、波乱なく通過したとの受け止めが多かった。香港ハンセン指数などアジア株が強含む場面では日本株にも株価指数先物主導で買いが強まった。 JPX日経インデックス400は小幅に4日続伸した。終値は前日比12.28ポイント(0.07%)高の1万8472.36だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、2.31ポイント(0.11%)高の2050.83で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆7093億円。売買高は11億9059万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は890と、全体の約4割だった。値下がりは1189、変わらずは104銘柄だった。 ソフトバンクグループ(SBG)、ネクソン、ソニーG、アドテストが上昇した。一方、リクルート、NTTデータ、ファナック、エムスリーが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/16 15:19
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外為14時 円、114円台前半で膠着 米経済指標控え
16日午後の東京外国為替市場で円相場は膠着している。14時時点では1ドル=114円13~14銭と前日17時時点に比べ19銭の円安・ドル高水準で推移している。米長期金利上昇を受けた日米金利差拡大を材料とする円売り・ドル買いが一服し、積極的に持ち高を傾ける動きは限られている。米小売売上高など経済指標の発表を控え、様子見姿勢も強まっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/16 14:05