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東証後場寄り 安い水準で小動き 半導体関連は上げ幅拡大

配信日時:2021/11/17 13:02 配信元:QUICK
 17日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は安い水準で小動きとなっている。前日比120円程度安い2万9600円台後半で推移している。高値圏での利益確定売りがいったん一巡しているとの声が聞かれた。フィデリティ投信の重見吉徳マクロストラテジストは「国内での経済再開への期待は根強く、売り一辺倒に傾く局面とは見ていない」とみていた。

 業種別では、空運やサービスの下落が目立つ。前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約122億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5182億円、売買高は6億8488万株だった。

 オムロンは下げ幅を拡大。NECや協和キリンも売られている。半面、東エレクやアドテストは上げ幅を広げた。富士電機も高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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