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外為12時 円、上昇し114円ちょうど近辺 米金利低下や株安で

配信日時:2021/11/18 12:11 配信元:QUICK
 18日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は前日17時時点に比べ85銭の円高・ドル安の1ドル=114円03~04銭で推移している。17日の取引で米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。米株安を受けて18日に日経平均株価が軟調に推移し、リスク回避局面で「低リスク通貨」とされる円が買われやすかったことも円相場を支えた。

 日経平均の下げ幅が200円超に広がった場面では、歩調を合わせるように円買い・ドル売りが入り、113円88銭近辺まで上昇した。17日に一時4年8カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけた後とあって、利益確定目的の円買い・ドル売りも入りやすかった。9~12時の円の安値は114円24銭近辺で、値幅は36銭程度だった。

 円は対ユーロでも上昇した。12時時点は同61銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円23~24銭で推移している。

 ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は同0.0031ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1333~34ドルだった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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