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日経QUICKニュース 外為10時 円、軟調 115円台前半 NZドルはやや売られる  24日午前の東京外国為替市場で、円相場が軟調だ。10時時点は1ドル=115円18~19銭と祝日前22日の17時時点と比べて97銭の円安・ドル安だった。日本時間24日の取引でも米長期金利が1.6%台半ばの水準で高止まりし、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが続いた。10時すぎには一時115円24銭近辺と4年8カ月ぶりの安値をつけた。 10時前の中値決済に向けて、市場では「ドル需給に偏りがなかった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たものの、輸出企業による円買いも活発との観測があり、円相場は方向感に欠けた。 円は対ユーロで小動き。10時時点では1ユーロ=129円49~50銭と、同88銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで下げ幅を広げ、10時時点では1ユーロ=1.1242~43ドルと同0.0019ドルのユーロ安・ドル高だった。 ニュージーランド(NZ)ドルはやや売られている。対円では1NZドル=79円台後半、対米ドルでは1NZドル=0.69米ドル台前半で推移している。NZ中央銀行は24日、政策金利を従来の0.50%から0.75%に引き上げると発表した。だが、市場では2会合連続で利上げに踏み切るとの予想が多く、NZドルには買い材料が出尽くしたとみた売りが出た。 NZ中銀の発表前はNZドル相場が対円で80円前後、対米ドルでは0.69米ドル台半ばで推移していた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/24 10:27 日経QUICKニュース 東証10時 下げ幅一時200円超 ソフトバンクGやアドテストの下げ目立つ  24日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前営業日比200円ほど安い2万9500円台後半で推移している。下げ幅が220円超に広がり、2万9500円台半ばときょうの安値を付ける場面があった。ソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、エムスリーなど値がさのハイテク株に売りが出て相場の重荷になっている。 市場では米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長再任について「一部でハト派のブレイナード理事が起用されるとの見方から事前にグロース(成長)株が買われる場面もあったため、期待が外れた反動が一時的に出ているにすぎない」(東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリスト)との指摘があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9240億円、売買高は4億2351万株だった。 ネクソンやリクルートが下げ幅拡大。サイバーも安い。半面、日製鋼が大幅高。マツダや日産自が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/24 10:15 日経QUICKニュース 東証寄り付き 反落で一時100円超安 ハイテク株に売り  24日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前営業日に比べ80円ほど安い2万9600円台後半で推移している。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が再任される見通しとなり、米長期金利が上昇。米国市場の流れが波及して休場明けの東京市場でもハイテク株に売りが出ている。下げ幅は一時100円を超えた。 バイデン米大統領がパウエルFRB議長を再任すると22日に発表した。量的金融緩和の縮小が順調に進むとの見方から、米国市場では長期金利が23日に1.6%台後半まで上昇。金利上昇で割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)株に売りがかさむなか、東京市場でも高PERのハイテク株に売りが先行している。 半面、下値も限定的だ。外国為替市場では円相場が4年8カ月ぶりに1ドル=115円台まで下落しており、輸出採算が改善するとの見方から輸出関連株の一角に買いが入って相場を支えている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は一進一退の展開となっている。 サイバーやエムスリーが売られている。アドテストやスクリンも下落している。一方、日産自や三菱自が上昇。SOMPOやT&Dも買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/24 09:19 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、下落し115円台前半 パウエル氏再任で4年8カ月ぶり安値  24日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=115円13~14銭と、日本の祝日前22日の17時時点と比べて92銭の円安・ドル高だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が再任する方向となり、金融政策の正常化が進むとの見方から米長期金利が上昇。日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが増え、早朝には一時115円19銭と2017年3月以来4年8カ月ぶりの安値をつけた。 バイデン米大統領は22日、パウエル氏をFRB議長に再任する方針を発表した。金融正常化に慎重な「ハト派」とされたブレイナード氏の指名が見送られたことでFRBの政策正常化が早まるとの観測が強まった。23日には米長期金利が一時1.68%と約1カ月ぶりの水準に上昇し、円売り・ドル買いが勢いを増した。 円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=129円50~52銭と、同89銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでの円安進行を受け、対ユーロでも円売りが波及した。23日発表された11月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったのも円売り・ユーロ買いを促した。 ユーロの対ドル相場は下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1248~49ドルと同0.0013ドルのユーロ安・ドル高だった。パウエルFRB議長の再任決定で、金融政策の正常化に慎重な欧州中央銀行(ECB)との方向性の違いが浮き彫りになり、ユーロ売りが増えた。23日には一時1.1226ドルと2020年7月以来の安値まで下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/24 08:43 日経QUICKニュース 外為17時 円、反発 114円台前半 欧州での感染再拡大で 対ユーロも反発  22日の東京外国為替市場で円相場は反発した。17時時点は1ドル=114円22~24銭と、前週末の同時点に比べ14銭の円高・ドル安だった。欧州で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加し、行動規制を強化する動きが広がっている。投資家のリスク回避姿勢が強まり、「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢だった。前週末19日のニューヨーク市場で米長期金利が低下し、日米金利差の縮小も意識された。 ただし、円の上げ幅は限られ上値は重かった。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとみられる。対ユーロでのドル買いが対円に波及した側面もあった。 9~17時の円の高値は114円02銭近辺、安値は114円26銭近辺で、値幅は24銭程度だった。 円は対ユーロで反発した。17時時点は1ユーロ=128円67~69銭と、同1円5銭の大幅な円高・ユーロ安だった。欧州での新型コロナウイルス感染再拡大を受けたユーロ売りが活発だった。 ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反落した。17時時点は1ユーロ=1.1263~64ドルと、同0.0080ドルのユーロ安・ドル高だった。欧州で新型コロナの感染が再拡大し、欧州の景気減速懸念が強まった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 17:24 日経QUICKニュース 東証大引け 小幅続伸、医薬品や海運が上昇 休場前で上値限定  22日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸し、前週末比28円24銭(0.09%)高の2万9774円11銭で終えた。欧州を中心とした新型コロナウイルスの感染再拡大で世界経済の先行きに慎重な見方が広がるなか、医薬品株などに買いが入った。米株価指数先物が時間外取引で持ち直したのも支えになった。東京市場はあす祝日で休場とあって、様子見姿勢から積極的な上値追いは限られた。 塩野義やアステラスなど医薬品株の上昇が相場の押し上げ役となった。景気変動の影響を相対的に受けにくいという位置づけから買いが入った。景気敏感株のなかでも、業績や株主還元への期待が根強い海運や商社株の一角には買いが入った。 日経平均は2万9800円ちょうど近辺では上値が重く、前場には200円超下げる場面もあった。東京市場の休場を前に手控えムードが広がりやすかったほか、政府による経済対策が消費拡大につながるかどうかにも懐疑的な声が聞かれた。商いも低調だった。 JPX日経インデックス400は反落した。終値は前週末比9.00ポイント(0.05%)安の1万8445.33だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、1.71ポイント(0.08%)安の2042.82で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆3720億円と、約1カ月ぶりの少なさだった。売買高は10億6538万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1054と、全体の約48%だった。値下がりは1023、変わらずは106銘柄だった。 ファストリ、ダイキン、東エレクが上昇した。一方、デンソー、ソフトバンクグループ(SBG)、日東電、信越化が下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 15:23 日経QUICKニュース 新興株22日 マザーズ1%高、ジャスダックも反発  22日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前週末比12.62ポイント(1.09%)高い1166.63だった。主力のIT(情報技術)株などに買いが入り、指数を押し上げた。 メルカリが上場来高値を更新した。フリーやJMDCも買われた。18日に新規上場したGRCSは値幅制限の上限(ストップ高水準)まで上昇した。一方、ビジョナルやJTOWERが下落した。 日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比6円05銭(0.15%)高い4017円78銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で665億円、売買高は7526万株だった。シンバイオや田中化研、シライ電子が上昇した。半面、ウエストHDや寿屋は下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 15:13 日経QUICKニュース 外為14時 円、高値圏で膠着 祝日前で商い限られる  22日午後の東京外国為替市場で、円相場は高値圏で膠着している。14時時点は1ドル=114円13~14銭と前週末17時時点と比べて23銭の円高・ドル安だった。あす23日が勤労感謝の日の祝日のため、積極的に持ち高を傾ける動きは限られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 14:18 日経QUICKニュース 東証14時 小幅高、ファストリ持ち直す 休場前で様子見も  22日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前週末比30円ほど高い2万9700円台後半で推移している。時間外取引での米株価指数先物の上昇を支えに、買いがやや優勢となっている。主力の値がさ株ではファストリが持ち直している。もっとも、東京市場はあす祝日で休場とあって、様子見から持ち高を一方向に傾ける投資家は少なくなっている。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6621億円、売買高は7億6106万株だった。 エムスリー、アドテスト、ダイキンが高い。一方、デンソー、トヨタ、ネクソンが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 14:07 日経QUICKニュース 東証後場寄り 下げ幅やや縮小 海運や商社は一段高  22日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅をやや縮小し、前週末比50円程度安い2万9700円ちょうど近辺で推移している。景気変動に左右されにくいとされる医薬品株などの上昇が相場の下値を支えている。きょうは相対的に下げの目立つ景気敏感株のなかでも郵船などの海運株や、三菱商など商社株の一角は逆行高となり、午後に上げ幅を拡大している。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約111億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3354億円、売買高は6億2784万株だった。 デンソー、ソフトバンクグループ(SBG)、信越化、TDKが安い。一方、塩野義、アステラス、アドテスト、東京海上が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 12:53 日経QUICKニュース 外為12時 円、上昇 114円台前半 欧州の感染再拡大で  22日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=114円13~14銭と前週末17時時点と比べて23銭の円高・ドル安だった。欧州で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加し、行動規制を強化する動きが広がっている。投資家のリスク回避姿勢が強まり、「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢だった。 10時前の中値決済に向けては、国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとみられ、相場の重荷となった。日本時間22日の取引で米長期金利の低下が一服し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いも出た。9~12時の円の高値は114円02銭近辺、安値は114円21銭近辺で、値幅は19銭程度だった。 円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=128円63~65銭と、同1円09銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでも下落した。12時時点は1ユーロ=1.1270ドル近辺と同0.0073ドルのユーロ安・ドル高だった。欧州での新型コロナの感染再拡大を受け、ユーロに売りが出た。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 12:19 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズ、ジャスダックともに反発  22日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比8.44ポイント(0.73%)高い1162.45だった。前週末の米ハイテク株高を受けて、マザーズ市場で成長株の一角に買いが入った。 メルカリやJMDC、フリーが上昇した。一方、こども庁創設の先送り報道が売り材料視され、ベビカレやカラダノートなどが下落。ビジョナルも安い。 日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比4円60銭(0.11%)高い4016円33銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で367億円、売買高は4234万株。シンバイオやフェローテク、シライ電子が上昇した。半面、寿屋やTワークスは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 11:44 日経QUICKニュース 東証前引け 反落、欧州のコロナ再拡大が重荷 医薬品は逆行高  22日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末比67円92銭(0.23%)安の2万9677円95銭で前場を終えた。前週末の米ダウ工業株30種平均の下落を受けて日本株にも売りが優勢だった。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大するなか、世界経済の先行き不透明感が投資家心理の重荷となった。銀行や石油関連、自動車の下げが目立った。半面、医薬品や海運が逆行高となった。 欧州でコロナ感染が再拡大する一方、日本では経済活動の正常化が進む段階にある。日経平均も下げ幅を200円超まで広げた後は下げ渋る展開となった。もっとも、政府による経済対策については「ばらまき的な政策が成長につながるか、懐疑的な見方が多い」(国内証券)という声があるなど、日本株を積極的に買う動きは限られた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1857億円、売買高は5億4403万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1202と、全体の約55%を占めた。値上がりは857、変わらずは121銘柄だった。 デンソー、ファストリ、オリンパス、トヨタ、キッコマンが下落した。一方、アドテスト、塩野義、東エレク、中外薬が上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 11:44 日経QUICKニュース 外為10時 円、高値圏で小動き 114円台前半 中値「ドル不足」  22日午前の東京外国為替市場で、円相場は高値圏で小幅な動きとなっている。10時時点は1ドル=114円05~06銭と前日17時時点と比べて31銭の円高・ドル安だった。欧州での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、リスク回避の円買いが続いた。一方、10時前の中値決済に向けては「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声があった。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの見方は円相場の上値を抑えた。 円は対ユーロでは伸び悩んでいる。10時時点は1ユーロ=128円68~69銭と同1円04銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでも下げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=1.1282~83ドルと同0.0061ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 10:30 日経QUICKニュース 東証10時 一時200円安 好悪材料が綱引き  22日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前週末比120円ほど安い2万9600円台前半で推移している。世界経済の先行き不透明感から景気敏感株を中心に売りが出ている。日経平均は一時、下げ幅を200円超に広げる場面もあった。一方で医薬品株やハイテク株の一角には買いが入り、日経平均は足元では安値から下げ幅を縮小している。 市場では「欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大する一方、日本では経済活動が再開に向かうなど好悪材料のはざまで投資家は気迷っている」(国内証券の日本株担当者)という声が出ていた。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で7597億円、売買高は3億5630万株だった。 ファストリ、東エレク、デンソー、TDKが安い。一方、アドテスト、エムスリー、KDDI、三菱商が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 10:10 日経QUICKニュース 東証寄り付き 反落、景気敏感株に売り 米ダウ平均下落と原油安で  22日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末と比べて150円ほど安い2万9500円台後半で推移している。前週末の米ダウ工業株30種平均の下落で運用リスクをやや取りにくくなった投資家からの売りが先行している。欧州での新型コロナウイルス感染拡大への懸念が広がるなか、景気敏感株を中心に売りが出ている。 米長期金利が低下した流れで銀行株が売り先行で始まった。経済活動停滞による原油需要の後退懸念から、前週末のニューヨーク原油先物が大幅下落したのを受けてINPEXなど原油関連の下げも目立つ。一方、医薬品株が逆行高となっている。海運株も底堅い。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。ファストリ、東エレク、デンソー、ファナック、トヨタが安い。一方、アドテスト、テルモ、塩野義、富士フイルムが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 09:21 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、上昇 114円台前半 対ユーロも上昇  22日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=114円07~09銭と前週末17時時点と比べて29銭の円高・ドル安だった。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、投資家のリスク回避姿勢が強まって円に買いが先行している。 19日のニューヨーク市場は114円00~10銭だった。オーストリア政府が同日に新型コロナの感染拡大で外出制限などのロックダウン(都市封鎖)を22日から実施する方針を発表した。欧州ではドイツなど他の主要国でも厳しい規制が導入されるとの見方が広がっている。19日のニューヨーク市場では米長期金利が低下し、日米金利差の縮小も意識されている。 円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=128円61~63銭と同1円11銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1273~74ドルと同0.0070ドルのユーロ安・ドル高だった。欧州で新型コロナの感染が広がっていることがユーロの重荷となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/22 08:42 日経QUICKニュース 外為17時 円、反落 114円台前半 対ユーロも反落  19日の東京外国為替市場で円相場は反落した。17時時点は1ドル=114円35~36銭と、前日の同時点に比べ34銭の円安・ドル高だった。18日発表された週間の米新規失業保険申請件数が7週連続で減少し、フィラデルフィア連銀が公表した11月の製造業景況指数は市場予想を大幅に上回った。米国の景気回復やインフレ圧力を改めて意識した円売り・ドル買いが優勢だった。 19日の日経平均株価が堅調に推移し、投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方が広がったのも「低リスク通貨」とされる円の売りを促した。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの観測も相場の重荷となった。 円は対ユーロで11営業日ぶりに反落した。17時時点は1ユーロ=129円73~74銭と、同51銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1344~45ドルと、同0.0010ドルのユーロ高・ドル安だった。このところのユーロ安基調を受け、利益確定や持ち高調整のユーロ買い・ドル売りが優勢となった。 トルコリラは下落した。17時時点では対円で1リラ=10円41~43銭と前日17時時点(10円60銭程度)を下回っている。トルコ中央銀行は18日、3会合連続で利下げに踏み切った。低金利を志向するエルドアン大統領の意向に沿った結果となり、リラ売り・円買いが続いた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 17:32 日経QUICKニュース 東証大引け 3日ぶり反発 値がさ半導体株がけん引、上値は限定  19日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比147円21銭(0.50%)高の2万9745円87銭で終えた。前日の米株式市場の流れを受け、値がさの半導体関連株に積極的な買いが入り、指数を押し上げた。ただ、その後の物色に広がりがみられず、上値は限られた。 前日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇し、東京市場でも関連銘柄を買う動きが活発になった。東エレクとアドテスト、太陽誘電の上昇が目立ち、3銘柄で日経平均を100円超押し上げた。 岸田文雄首相は19日午前に新たな経済対策について財政支出が56兆円程度、事業規模が79兆円程度と明らかにした。事前報道で伝わっていたが、相場の一定の下支え要因との見方があった。日本時間19日の米株価指数先物が堅調に推移したのも支援材料となった。 しかし物色の範囲が限定的で上値を追う雰囲気は乏しく、日経平均は小幅に下げる場面もあった。ANAHDや高島屋など経済再開(リオープン)銘柄が下落。政府が22年1月にも国内旅行の需要喚起策を再開するとみられるが「欧米で新型コロナウイルスの感染が再び拡大しており、日本でも少し遅れて同様の傾向をたどるこれまでのパターンを警戒する市場参加者が多い」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト)との指摘があった。 東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発し、前日比9.01ポイント(0.44%)高の2044.53で終えた。JPX日経インデックス400も3日ぶりに反発した。 東証1部の売買代金は概算で2兆9270億円。売買高は11億9635万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1059、値下がりは1025銘柄、変わらずは99銘柄だった。 富士フイルムやガイシが買われた。SUMCOやホンダも高い。半面、サイバーが大幅安。ソフトバンクグループ(SBG)、NECが売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 15:24 日経QUICKニュース 新興株19日 マザーズ、ジャスダックともに続落 AB&Cは初値比5.5%高  19日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比15.82ポイント(1.35%)安い1154.01だった。朝方は買いが優勢だったが、利益確定売りに押されてほどなく下落に転じた。主力銘柄に売りが目立ち、指数を下押しした。半面、一部には岸田文雄政権がきょうとりまとめる経済対策に絡んだ物色が入り、相場を下支えした。 メルカリやウェルスナビ、BASEが下落した。GAテクノのほか、デジタルトランスフォーメーション(DX)施策関連としてアスタリスクやCCTが上昇した。 きょう東証マザーズ市場に新規上場したAB&C(9251)は初値比77円(5.5%)高の1477円で終えた。 日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比3円34銭(0.08%)安い4011円73銭だった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で682億円、売買高は6985万株だった。AFC―HDやセレスポ、ワークマンが下落した。半面、セリアや東洋合成、シライ電子は上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 15:19 日経QUICKニュース 外為14時 円、安値圏で小動き 114円台前半  19日午後の東京外国為替市場で円相場はきょうの安値圏で小幅な動きとなっている。14時時点は前日17時時点に比べ35銭の円安・ドル高の1ドル=114円36~37銭だった。米フィラデルフィア連銀が18日発表した11月の製造業景況指数など米経済指標の改善を受けた円売り・ドル買いは一巡。新たな取引材料に欠け、相場は膠着感を強めている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 14:10 日経QUICKニュース 東証14時 高値圏で小動き 週末控え持ち高調整売りも  19日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比140円ほど高い2万9700円台前半と、高値圏で小動きの展開となっている。引き続き東エレクやアドテストなど半導体関連株が指数を押し上げているが、週末を控えた持ち高調整の売りも出て、積極的に上値を追う雰囲気はない。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9590億円、売買高は8億740万株だった。 塩野義やSUMCO、INPEXなど高い。半面、MS&ADが決算発表を受けて大幅安。サイバーや大平金も安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 14:09 日経QUICKニュース 東証後場寄り 高値圏 米株価指数先物が上昇  19日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比150円超高い2万9700円台半ばと、きょうの高値を付ける場面があった。半導体関連株を中心とした物色が続いているほか、日本時間19日午後の米株価指数先物が上げ幅を広げたのが支援材料だ。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約75億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5788億円、売買高は6億6373万株だった。 太陽誘電やDOWA、三井物が上昇。半面、コマツやNEC、大平金が売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 12:48 日経QUICKニュース 外為12時 円、下落 114円台前半 米経済指標の改善で  19日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は前日の17時時点に比べ38銭の円安・ドル高の1ドル=114円39~40銭だった。経済指標が改善し、米国での景気回復やインフレ圧力を改めて意識した円売り・ドル買いが優勢だった。国内輸入企業による円売り・ドル買い観測も相場の重荷となった。 18日発表された週間の米新規失業保険申請件数が7週連続で減ったほか、フィラデルフィア連銀が公表した11月の製造業景況指数も市場予想を大幅に上回り、米景気の回復期待が高まった。19日午前の日経平均株価が上昇し、投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方が広がったのも「低リスク通貨」とされる円の売りを促した。9~12時の円の安値は114円37銭近辺、高値は114円25銭近辺で、値幅は12銭程度だった。 円は対ユーロでも下落した。12時時点は同66銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=129円88~89銭だった。 ユーロは対ドルでも上昇した。12時時点は同0.0020ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1354ドル近辺だった。このところのユーロ安基調を受け、利益確定や持ち高調整のユーロ買い・ドル売りが優勢となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 12:21 日経QUICKニュース 東証前引け 反発 東エレクが100円超押し上げ  19日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比119円96銭(0.41%)高の2万9718円62銭だった。米株式市場の流れを引き継いで値がさの半導体関連株に買いが入り、指数を押し上げた。上げ幅は一時150円まで拡大した。 前日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇し、東京市場でも関連銘柄に資金が向かった。東エレクは午前に5%近く上昇し、1銘柄で日経平均を100円超押し上げた。アドテストやスクリンも上昇した。 岸田文雄首相は19日午前の政府与党政策懇談会で、新たな経済対策について財政支出が56兆円程度、事業規模が79兆円程度と明らかにした。事前に伝わっていたため相場の反応は限られたが、個人消費の回復などを通じて目先の相場の支援材料になるとの見方は多い。 一方、日経平均が心理的な節目の3万円に近づくと、利益確定売りも出て上値は重かった。空運株や鉄道株など経済再開(リオープン)銘柄がさえず、「欧米で新型コロナウイルスの感染が再拡大しているため、日本でも再び感染が広がるのではないかと警戒感が生じている」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3974億円、売買高は5億7108万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は703と、全体の約3割にとどまった。値下がりは1347、変わらずは122銘柄だった。 シャープや富士フイルムが上昇。ホンダやクボタも買われた。半面、コマツが大幅安。高島屋や小田急も安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 11:48 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズ、ジャスダックともに続落 AB&Cが初値  19日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比17.43ポイント(1.49%)安い1152.40だった。朝方は高く始まったが、次第に利益確定の売りに押された。主力銘柄に売りが目立ち、指数を下押しした。 ウェルスナビやフリー、メルカリが下落した。一方で、AppierやGAテクノ、アスタリスクは上昇した。 きょう東証マザーズ市場に新規上場したAB&C(9251)は9時9分に公開価格(1490円)を90円(6.0%)下回る1400円で初値を付けた。前引けは初値比で108円(7.7%)高の1508円だった。 日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比4円36銭(0.11%)安い4010円71銭となった。朝方は買いが優勢だったが、下げに転じた。 ジャスダック市場の売買代金は概算で394億円、売買高は4162万株。ワークマンやシンバイオ、ソフトウェアが下落した。半面、セリアやフェローテク、Speeeは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 11:44 日経QUICKニュース 外為10時 円、軟調 114円台前半 中値「ドル不足」の声  19日午前の東京外国為替市場で円相場は軟調だ。10時時点は1ドル=114円29~30銭と、前日の17時時点から28銭の円安・ドル高だった。10時前の中値決済に向けて「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの観測が相場の重荷となった。19日午前の日経平均株価が上昇しているのも「低リスク通貨」とされる円への売りを促している。 円は対ユーロで下げ渋り、10時時点は同67銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=129円89~90銭だった。ユーロは対ドルで伸び悩み、10時時点は同0.0030ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1364~65ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 10:10 日経QUICKニュース 東証10時 上昇一服 物色に広がり欠く  19日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前日比30円ほど高い2万9600円台前半で推移している。3万円の大台が再び意識されて、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えている。 マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは「最近の傾向として世界で稼ぐ主力株への買いが入る半面、物色の裾野があまり広がっていない」と指摘。そのうえで経済正常化に伴って先行きは内需株などへの物色にも広がりが出るとみていた。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8430億円、売買高は3億5436万株だった。 クボタが大幅高。東エレクやホンダも買われている。一方でサイバーが下げ、エーザイやコマツも下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 10:05 日経QUICKニュース 東証寄り付き 上げ幅100円超、半導体株が高い  19日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日に比べ80円ほど高い2万9600円台後半で推移している。前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が上昇したことが支援材料になっている。政府の経済対策への期待も一定の支えになっているようだ。上げ幅は一時100円を超えた。 前日の米株式市場ではナスダック総合株価指数が好業績銘柄への買いを受けて最高値を更新した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇した。東京市場では値がさの半導体関連株への買いが相場の支えになっている。 政府はきょう経済対策を閣議決定する。財政支出は過去最大の55.7兆円と伝わっており、市場では「規模ありきの感は否めないが、短期的には材料視した買いも入りやすい」(国内証券の情報担当者)との指摘があった。 もっとも、日経平均は心理的な節目の3万円が意識されて利益確定売りや戻り待ちの売りが引き続き出やすく、上値は重い。寄り付き直後に下げに転じる場面もあった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発している。 東エレクや太陽誘電が上昇している。日電硝、任天堂、日立も高い。一方でソフトバンクグループ(SBG)が売られている。コマツやニコン、カシオも下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 09:22 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、下落 114円台前半 良好な米経済指標が重荷  19日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落している。8時30分時点は前日17時時点に比べ25銭の円安・ドル高の1ドル=114円26~28銭だった。米経済指標の良好な内容を受け、米景気の回復が底堅いとの見方が広がり、円売り・ドル買いが優勢となっている。 18日発表された週間の米新規失業保険申請件数が7週連続で減り、フィラデルフィア連銀が発表した11月の製造業景況指数も市場予想を大幅に上回った。米景気回復の力強さやインフレ圧力の高まりが意識され、円売り・ドル買いを促した。 ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は18日、出席した討論会で「インフレ基調が強まっており、注視する」と述べた。高インフレが米連邦準備理事会(FRB)による利上げの早期化を後押しするとの観測も円相場の重荷となった。 円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は同72銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=129円94~97銭だった。ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は同0.0038ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1372~73ドルだった。 トルコリラは急落している。8時30分時点では対円で1リラ=10円30銭程度で推移し、前日17時時点(10円60銭程度)から大幅に水準を切り下げている。トルコ中央銀行は18日、3会合連続で利下げに踏み切った。利下げ幅は市場予想に一致したものの、低金利を志向するエルドアン大統領の意向に沿った結果となったためリラ売り・円買いが続いている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/11/19 08:45

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