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東証後場寄り 下げ幅やや縮小 海運や商社は一段高

配信日時:2021/11/22 12:53 配信元:QUICK
 22日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅をやや縮小し、前週末比50円程度安い2万9700円ちょうど近辺で推移している。景気変動に左右されにくいとされる医薬品株などの上昇が相場の下値を支えている。きょうは相対的に下げの目立つ景気敏感株のなかでも郵船などの海運株や、三菱商など商社株の一角は逆行高となり、午後に上げ幅を拡大している。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約111億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3354億円、売買高は6億2784万株だった。

 デンソー、ソフトバンクグループ(SBG)、信越化、TDKが安い。一方、塩野義、アステラス、アドテスト、東京海上が高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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