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東証10時 下げ幅一時200円超 ソフトバンクGやアドテストの下げ目立つ

配信日時:2021/11/24 10:15 配信元:QUICK
 24日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前営業日比200円ほど安い2万9500円台後半で推移している。下げ幅が220円超に広がり、2万9500円台半ばときょうの安値を付ける場面があった。ソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、エムスリーなど値がさのハイテク株に売りが出て相場の重荷になっている。

 市場では米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長再任について「一部でハト派のブレイナード理事が起用されるとの見方から事前にグロース(成長)株が買われる場面もあったため、期待が外れた反動が一時的に出ているにすぎない」(東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリスト)との指摘があった。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9240億円、売買高は4億2351万株だった。

 ネクソンやリクルートが下げ幅拡大。サイバーも安い。半面、日製鋼が大幅高。マツダや日産自が高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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