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東証寄り付き 反落、景気敏感株に売り 米ダウ平均下落と原油安で

配信日時:2021/11/22 09:21 配信元:QUICK
 22日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末と比べて150円ほど安い2万9500円台後半で推移している。前週末の米ダウ工業株30種平均の下落で運用リスクをやや取りにくくなった投資家からの売りが先行している。欧州での新型コロナウイルス感染拡大への懸念が広がるなか、景気敏感株を中心に売りが出ている。

 米長期金利が低下した流れで銀行株が売り先行で始まった。経済活動停滞による原油需要の後退懸念から、前週末のニューヨーク原油先物が大幅下落したのを受けてINPEXなど原油関連の下げも目立つ。一方、医薬品株が逆行高となっている。海運株も底堅い。

 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。ファストリ、東エレク、デンソー、ファナック、トヨタが安い。一方、アドテスト、テルモ、塩野義、富士フイルムが高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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