日経QUICKニュース

東証後場寄り 一時200円超安、アジア株安が重荷

配信日時:2021/11/10 12:58 配信元:QUICK
 10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比180円程度安い2万9100円近辺で推移している。下げ幅は一時200円を超えた。上海総合指数や香港ハンセン指数などアジア株相場が総じて下げていることが相場の重荷となっている。日本時間10日午後の取引で米株価指数先物が下げ幅を広げており、日経平均先物には短期筋の売りが出やすいことも指数を押し下げている。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約223億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4619億円、売買高は6億9055万株だった。

 東エレクとアドテストは下げ幅を拡大。クレセゾンとサッポロHDも売られている。一方、エムスリーや中外薬、キッコマンは買われている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

ニュースカテゴリ