日経QUICKニュースニュース一覧
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外為8時30分 円、小幅安 112円台後半 対ユーロも安い
10日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落している。8時30分時点は1ドル=112円93~95銭と前日17時時点と比べて9銭の円安・ドル高だった。早期の米利上げ観測の後退で9日には一時112円73銭と約1カ月ぶりの高値を付けており、10日発表される10月の米消費者物価指数(CPI)を前に持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いが優勢となった。 もっとも、円の下値は限られている。このところ続いた米株式相場の騰勢が一服し、9日には米長期金利が1.43%に低下した。日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りも入り、相場を支えている。 円は対ユーロでも小幅に下落している。8時30分時点は1ユーロ=130円91~94銭と、同7銭の円安・ユーロ高だった。ユーロの対ドル相場は小幅に下げ、8時30分時点は1ユーロ=1.1590~94ドルと同0.0005ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/10 08:49
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外為17時 円、3日続伸 1カ月ぶり112円台 米早期の利上げ観測後退で
9日の東京外国為替市場で円相場は3日続伸した。17時時点は1ドル=112円85~86銭と、前日の同時点に比べ71銭の円高・ドル安だった。112円台を付けたのは10月11日以来、約1カ月ぶり。米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は8日に参加したパネル討議で「利上げの条件が2022年末までに達成される可能性がある」とする一方で、「利上げを検討するのにまだ明らかに距離がある」と述べた。市場では早期の利上げ観測をけん制した発言と受け止められ、円買い・ドル売りが優勢となった。 日経平均株価が軟調に推移したのもリスク回避の円買いにつながった。9~17時の円の高値は112円73銭近辺、安値は113円26銭近辺で、値幅は53銭程度だった。 円は対ユーロでも3日続伸した。17時時点は1ユーロ=130円85~86銭と、前日の17時時点に比べ42銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反発した。17時時点は1ユーロ=1.1594~95ドルと、同0.0035ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 17:27
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東証大引け 3日続落、円高が重荷 ソフトバンクGが大幅上昇
9日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比221円59銭(0.75%)安の2万9285円46銭で終えた。米株価指数先物が日本時間9日の取引で軟調に推移し、日本株の売りを促した。外国為替市場で1ドル=112円台後半まで円高・ドル安が進んだことも輸出関連株を中心に相場の重荷となった。後場寄り直後には日本株への売り圧力が強まり、下げ幅は一時250円を超えた。 朝方は上昇して始まった。前日の米株式市場で主要株価指数が最高値を更新し、運用リスクをとりやすくなったとみた投資家の買いが優勢となった。寄り付き直後に日経平均の上げ幅は200円を超えた。もっとも、その後は伸び悩み、午前の取引終了前には一時下げに転じた。 前日に大規模な自社株買いを発表した値がさのソフトバンクグループ(SBG)は10%超の大幅高となった。日経平均のプラス寄与度はSBGだけで136円程度だった。 午後に自民、公明両党の幹事長の経済対策を巡る協議で「柱となる給付金について18歳以下に10万円相当を支給すると合意した」と伝わった。個人消費を拡大させるとの期待が相場を下支えした。 JPX日経インデックス400は3日続落した。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、16.45ポイント(0.81%)安の2018.77で終えた。午前は高く推移する場面もあった。 東証1部の売買代金は概算で2兆7458億円。売買高は11億9955万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1719と、全体の8割弱を占めた。値上がりは400、変わらずは64銘柄だった。 昼ごろに決算発表した川重や東レが午後に売られた。マネックスGやファストリも安かった。一方、レーザーテクなど半導体関連の一角は買われた。明治HDや鹿島も上がった。 きょう東証2部に上場した日本調理機は9時ちょうどに公開価格(2710円)を1.5%上回る2750円で初値を付けた。終値は2688円と公開価格を下回った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 15:26
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新興株9日 ジャスダックとマザーズ続落 利益確定の売り優勢
9日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比10円06銭(0.25%)安い3983円21銭だった。午後に日経平均株価が下げ幅を広げるなど相場全体が軟調な地合いとなり、新興市場でも足元で上昇が目立っていた銘柄を中心に利益確定の売りが優勢となった。好決算などを発表した銘柄への個別物色を支えに、ジャスダック平均は上昇する場面もあった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で482億円、売買高は5594万株だった。シーズメンやフルヤ金属、ウエストHDが下落した。半面、ワークマンや芝浦電子は上昇した。 東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比12.76ポイント(1.13%)安い1112.01だった。JMDCやフリー、ユーザベースが下落した。一方、フォースタやタスキが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 15:12
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東証14時 軟調200円安 自公が給付金で合意も「やや後退」の見方
9日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比200円ほど安い2万9300円台前半と軟調に推移している。米株価指数先物が日本時間午後の取引でさえず、日本株の売りを促している。外国為替市場で円高・ドル安が進行していることも輸出関連株を中心に相場の重荷となっている。 午後に入り、自民、公明両党の幹事長の経済対策を巡る協議で「柱となる給付金について18歳以下に10万円相当を支給すると合意した」と報道各社が伝えた。先行して現金5万円を配り、来春をめどに残り5万円を原則クーポンで支給するという。個人消費の拡大を促すとの期待が相場を下支えした。 もっとも、所得制限を設けるかは検討を継続するとしている。市場では「観測があった一律10万円の給付金に比べると、やや後退した内容との受け止めも出やすい」(第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト)との声もあった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9784億円、売買高は8億6600万株だった。 川重や東レ、ファストリが安い。一方、鹿島や明治HD、太陽誘電は高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 14:15
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外為14時 円、112円台後半で上げ幅拡大 米金利の上昇一服で
9日午後の東京外国為替市場で円相場は上げ幅を広げている。14時時点では1ドル=112円82~83銭と前日17時時点に比べ74銭の円高・ドル安水準で推移している。14時すぎに112円73銭近辺まで上昇した。日本時間9日の取引で米長期金利の上昇が一服していることを受けた円買い・ドル売りが進んだ。東京株式市場で日経平均株価が軟調に推移していることも低リスク通貨の円買いにつながった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 14:10
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東証後場寄り 下げ幅200円超える 円高進行が重荷
9日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び下げに転じた後に下げ幅を拡大し、前日比250円程度安い2万9200円台半ばで推移している。外国為替市場で1ドル=112円後半まで円高・ドル安が進み、輸出関連株を中心に売りが増えた。 米株価指数先物が日本時間昼の取引で軟調に推移していることも引き続きの重荷となっている。川重や東レ、大正薬HDが昼ごろの決算発表をきっかけに午後に売られたことも投資家心理の悪化につながった。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約20億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5719億円、売買高は6億8909万株だった。 ファストリと郵船が下げ幅を拡大している。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やレーザテクなど半導体関連の一角は高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 12:59
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外為12時 円、上昇 1カ月ぶり112円台後半 米早期利上げ観測後退で
9日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇。12時時点では1ドル=112円95銭近辺と前日17時時点に比べ61銭の円高・ドル安水準で推移している。10月11日以来、約1カ月ぶりに112円台を付けた。日本時間9日の取引で米長期金利の上昇が一服している。日米金利差の縮小が意識され、円買い・ドル売りが入った。 朝方は8日の米連邦準備理事会(FRB)高官の発言が早期の利上げ観測をけん制するものだと受け止められ、円買い・ドル売りが優勢になった。投機筋主導で円安・ドル高が進んでいた分、売られていた円には買いが入りやすかった。 9~12時の円の高値は112円93銭近辺、安値は113円26銭近辺で、値幅は33銭程度だった。 円は対ユーロで上昇した。12時時点では1ユーロ=130円85~86銭と同42銭の円高・ユーロ安水準で推移している。 ユーロは対ドルで上昇。12時時点では1ユーロ=1.1584~85ドルと同0.0025ドルのユーロ高・ドル安水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 12:16
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東証前引け 小反発、朝高後伸び悩み ソフトバンクGは大幅高
9日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前日比29円12銭(0.10%)高の2万9536円17銭で前場を終えた。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数が最高値を更新し、投資家心理が改善。運用リスクをとりやすくなったとみた投資家の買いが優勢となった。寄り付き直後に上げ幅は200円を超えた。 前日に大規模な自社株買いを発表した値がさのソフトバンクグループ(SBG)は10%超上がる場面があった。日経平均のプラス寄与度はSBGだけで131円程度だった。 朝方の買い一巡後は伸び悩んだ。米株価指数先物が日本時間9日午前の取引で軟調に推移し、日本株の売りを促した。11時ごろに日経平均が下げに転じる場面があった。 外国為替市場で1ドル=113円ちょうど近辺まで円高・ドル安が進んだことも輸出関連株を中心に相場の重荷となった。市場では「日経平均は2万9700円に近づくと買い手が少なくなる」(国内証券)との見方があった。 東証株価指数(TOPIX)は続落した。朝方は高く推移していたが、午前の中ごろに下げに転じた。JPX日経インデックス400も下落した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3578億円、売買高は5億7732万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は683と、全体の約3割にとどまった。値下がりは1364、変わらずは121だった。 レーザーテクや東エレクなど半導体関連の一角が買われた。任天堂も高い。一方、マネックスGや郵船は下げた。 きょう東証2部に新規上場した日本調理機は公開価格(2710円)を1%上回る2750円で初値を付け、前引けは2712円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 11:50
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新興株前引け ジャスダックが反発、マザーズは続落
9日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比2円47銭(0.06%)高い3995円74銭となった。相場全体の方向感に欠けるなか、決算発表など材料が出た個別銘柄への物色が支えになった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で292億円、売買高は3415万株。ワークマンや芝浦電子、データアプリが上昇した。半面、シーズメンやフルヤ金属は下落した。 東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比3.03ポイント(0.27%)安い1121.74だった。JMDCやユーザベース、プレイドが下落した。一方、アスタリスクやビジョナルは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN
2021/11/09 11:42
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外為10時 円、113円台前半で小動き 中値は「ややドル不足」
9日午前の東京外国為替市場で円相場は小動き。10時時点では1ドル=113円21~22銭と前日17時時点に比べ35銭の円高・ドル安水準で推移している。このところ投機筋主導で円安・ドル高が進んでいた分、海外の主要な中央銀行による早期利上げの観測が後退したことをきっかけに、売られていた円に買い直しが入りやすくなっている。 10時前の中値決済に向けては「ややドル不足」(国内銀行)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たようで、円の上値が重くなる場面もあった。 円は対ユーロで上昇。10時時点では1ユーロ=131円09~11銭と同18銭の円高・ユーロ安水準で推移している。 ユーロは対ドルで上昇。10時時点では1ユーロ=1.1579~80ドルと同0.0020ドルのユーロ高・ドル安水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 10:27
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東証10時 伸び悩み60円高 米株価指数先物の下げで
9日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩んでいる。前日比60円ほど高い2万9500円台後半で推移している。米株価指数先物が日本時間9日午前の取引で軟調に推移し、日本株の上値を抑えている。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8701億円、売買高は3億5809万株だった。 レーザーテクや東エレクなど半導体関連の一部が買われている。一方、ファストリやオムロンが安い。前日に大規模な自社株買いを発表したソフトバンクグループ(SBG)は上げ幅を縮小している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 10:12
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東証寄り付き 反発、米株最高値を好感 ソフトバンクGは大幅高
9日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日に比べ150円ほど高い2万9600円台半ばで推移している。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均やナスダック総合株価指数など主要株価指数がそろって最高値を更新した。東京市場でも運用リスクがとりやすくなったとみた投資家の買いが優勢になっている。上げ幅は一時200円を超えた。 前日に大規模な自社株買いを発表したソフトバンクグループ(SBG)は10%超上がる場面がある。SBGだけで日経平均を120円ほど押し上げている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上昇している。東エレクやアドテスト、レーザーテクなど半導体関連の上昇も目立つ。一方、郵船やファストリは下げている。 きょう東証2部に上場した日本調理機は9時ちょうどに公開価格(2710円)を1%上回る2750円で初値を付けた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 09:26
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外為8時30分 円、上昇し113円台前半 米利上げ観測修正進む
9日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇して始まった。8時30分時点では1ドル=113円24~26銭と、前日17時時点に比べ32銭の円高・ドル安水準で推移している。8日のニューヨーク市場では、米連邦準備理事会(FRB)高官の発言が早期の利上げ観測をけん制するものだと受け止められ、円買い・ドル売りが優勢になった。米実質金利も低下基調にあり、東京市場でも円買いが先行している。 円はユーロに対して上昇して始まった。8時30分時点では1ユーロ=131円19銭~21銭と、同8銭の円高・ユーロ安水準で推移している。 ユーロの対ドル相場は上昇して始まった。8時30分時点では1ユーロ=1.1585~86ドルと、同0.0026ドルのユーロ高・ドル安水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/09 08:41
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外為17時 円、続伸 113円台半ば 早期の米利上げ観測が後退
8日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は1ドル=113円56~57銭と、前週末の同時点に比べ20銭の円高・ドル安だった。5日発表の10月の米雇用統計は雇用者数が増加したものの、労働参加率は前月から横ばいで、雇用回復は鈍いとの受け止めが多かった。米国の早期利上げ観測が後退したことで前週末の米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。 10月の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比53万1000人増と市場予想(45万人増)を上回ったが、労働参加率は新型コロナウイルスの危機前を大きく下回り、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測の再燃にはつながらなかった。5日の米長期金利は一時、9月下旬以来の水準まで低下した。 一方、円買い・ドル売り一巡後は伸び悩んだ。日本時間8日の取引では米長期金利の低下が一服し、円の上値を抑えた。 円は対ユーロでも続伸した。17時時点は1ユーロ=131円31~32銭と、前週末の17時時点に比べ20銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで小幅ながら3日続落した。17時時点は1ユーロ=1.1558~59ドルと、同0.0002ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 17:31
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東証大引け 続落、安値引け 建設株安や恒大不安が重荷
8日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末比104円52銭(0.35%)安の2万9507円05銭ときょうの安値で終えた。前週末の米株高を受けて買いが先行したが、3万円の大台が意識されるなかで戻り待ちや利益確定の売りが優勢となった。午後に建設株が急落すると下げ幅を広げた。 国内で発表が本格化している4~9月期決算では、市場の期待に届かない内容だった銘柄への売り圧力が強い。JFEや神戸鋼は前週末に通期見通しを上方修正したが、物足りないとの受け止めから8日は大幅安。鉄鋼は東証1部の業種別騰落率ランキングで値下がりの首位だった。 8日は午後に大幅減益決算を相次いで発表した大林組や清水建への売りもかさんだ。ほかの建設株も巻き込んで軒並み大幅安に沈んだ。中国不動産大手、中国恒大集団が6日に期日を迎えたドル建て社債の利払いを見送ったと伝わったのも、相場の重荷となった。 一方で下値では買いも入った。米ファイザーが開発中の新型コロナウイルス向け飲み薬で高い有効性が示され、経済活動の正常化を後押しするとの期待が高まった。鉄道株や空運株などリオープン(経済再開)銘柄に買いが目立った。 東証株価指数(TOPIX)は続落し、前週末比6.20ポイント(0.30%)安の2035.22で終えた。JPX日経インデックス400も続落。 東証1部の売買代金は概算で2兆8264億円。売買高は12億3179万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1276と、全体の約6割を占めた。値上がりは804、変わらずは103銘柄だった。 塩野義や中外薬が売られた。ホンダが下落し、キーエンスや安川電も安い。半面、郵船など海運株が上昇。オリンパスやニコン、ミネベア、ジェイテクトが買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 15:19
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新興株8日 マザーズは5日ぶり反落、ジャスダックは続落 アンジェスがストップ安配分
8日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反落した。終値は前週末比27.55ポイント(2.39%)安い1124.77だった。マザーズ指数は前週末までに4日続伸して約1カ月ぶりの高値を付けていたことから主力銘柄を中心に幅広い銘柄に利益確定の売りが出た。半面、好決算など好材料の出た銘柄は買われて下値を支えた。 前週末に開発中の新型コロナウイルスワクチンについて「有効性で期待する効果が得られなかった」と発表したアンジェスは売り気配が続き、制限値幅の下限(ストップ安水準)である前週末比100円(19.7%)安の407円で配分された。メルカリ、JMDCが安かった。一方、アスタリスクやアドベンチャー、シャノンが高かった。 日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前週末比10円41銭(0.26%)安い3993円27銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で527億円、売買高は6390万株だった。 東洋合成やワークマン、出前館が下落した。半面、フルヤ金属や田中化研、オリコンは上昇した。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 15:13
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外為14時 円、113円台半ばで小動き 米金利上昇が上値抑制
8日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=113円台半ばで小幅な動きとなっている。14時時点は113円58~59銭と前週末17時時点と比べて18銭の円高・ドル安だった。5日のニューヨーク市場で低下していた米長期金利が日本時間8日の取引で戻しており、円相場の上値を抑えている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 14:11
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東証14時 安値圏 中国恒大の不安再燃
8日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅が再び100円に接近し、きょうの安値を付ける場面があった。その後も安値圏で推移し、前週末比80円ほど安い2万9500円台前半で推移している。大林組や清水建が午後の決算発表を受けて急落するなど、建設株に売りがかさみ相場の重荷となっている。 市場では「建設株の急落に加え、中国不動産大手の中国恒大集団が6日が期日のドル建て社債の利払いを見送ったと伝わったことも投資家心理に影を落とした」(立花証券の鎌田重俊企業調査部部長)との見方があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆365億円、売買高は9億599万株だった。 富士フイルムや三井E&S、GSユアサなど売られている。オリンパスやリコー、郵船など高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 14:05
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東証後場寄り 弱含み 建設株に売り、大林組は一時10%安
8日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はやや弱含み、前週末比50円程度安い2万9500円台後半で推移している。戻り待ちや利益確定の売りが引き続き優勢だ。今期の利益見通しの下方修正を昼に発表した大林組が後場に一時10%安と急落し、ほかの建設株にも売りが膨らんでいる。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約120億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6850億円、売買高は7億4130万株だった。 JFEや神戸鋼が下落しているほか、クボタやGSユアサが売られている。半面、オリンパスやニコンが高い。伊藤忠や三井化学も上昇している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 12:53
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外為12時 円が上昇、113円台半ば 米早期利上げ観測後退
8日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=113円60~61銭と前週末17時時点と比べ16銭の円高・ドル安だった。5日発表の10月の米雇用統計は雇用者数の増加が市場予想を上回ったものの、労働参加率が横ばいとなり、雇用回復は鈍いとの受け止めが多かった。このため、米国の早期利上げ観測が後退し、日米金利差の縮小を通じて円買い・ドル売りが優勢となった。 中値決済に向けては国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとみられ、相場の上値を抑えた。米国で1兆ドル規模のインフラ投資法案が成立する見通しとなり、日本時間8日の取引で米長期金利が5日に比べると上昇したのも円の重荷になった。9~12時の円の高値は113円44銭近辺、安値は113円63銭近辺で値幅は19銭程度だった。 円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=131円31~32銭と同20銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでは小幅な動きで12時時点は1ユーロ=1.1559~60ドルと同0.0001ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 12:29
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新興株前引け マザーズが5日ぶり反落 ジャスダックは続落 利益確定売り
8日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反落した。前引けは前週末比25.77ポイント(2.24%)安い1126.55だった。マザーズ指数は前週末までに4日続伸していたことから、主力銘柄を中心に幅広い銘柄で利益確定の売りが出ている。半面、業績の上方修正など好材料の出た銘柄は物色されて下値を支えた。 アンジェスやメルカリ、JTOWERが売られた。一方、アスタリスクやWDBココ、イルグルムは買われた。 日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比7円29銭(0.18%)安い3996円39銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で318億円、売買高は3748万株だった。 ワークマンやハーモニック、出前館が売られた。半面、フルヤ金属や田中化研、シーズメンは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 11:49
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東証前引け 小幅続落 戻り売り優勢、経済再開期待は継続
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、前引けは前週末比21円00銭(0.07%)安の2万9590円57銭だった。朝方は前週末の米株高などを受けた買いが先行したが、心理的な節目の3万円を前に戻り待ちや利益確定の売りが優勢となった。下げ幅は一時100円に迫った。 企業の4~9月期決算についてはおおむね堅調との見方が多いが、前週末の発表を受けてJFEが8日に急落するなど、決算内容が物足りないと受け止められた銘柄には売りが目立った。円相場がやや円高・ドル安になったことも輸出関連株の売りにつながった。 市場では「日経平均は8月に年初来安値を付けてから9月に年初来高値を更新し、その後に再び売り込まれた乱高下が記憶に新しい。そのため3万円に近づいたらいったん売っておこうという心理が働きやすい」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト)との指摘があった。 一方、下値は限られた。国内で一部の入国制限の緩和が始まったほか、米国ではファイザーが開発を進める新型コロナの経口治療薬で高い有効性が確認された。経済正常化への期待が強まるなか、空運株や鉄道株への買いが活発だった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5095億円、売買高は6億5068万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1086、値上がりは976、変わらずは117銘柄だった。 塩野義や中外薬が大幅に下落した。ホンダやシャープ、キーエンスも安い。半面、郵船など海運株が高い。ANAHD、JR東日本も買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 11:46
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外為10時 円、伸び悩む 中値「ドル不足」
8日午前の東京外国為替市場で円相場は伸び悩んだ。10時時点は1ドル=113円60~61銭と前週末17時時点と比べ16銭の円高・ドル安だった。10時前の中値決済に向けて「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)だったといい、国内輸入企業による円売り・ドル買いが相場の重荷になったとみられる。もっとも、米国では雇用回復が鈍いとの見方から早期の利上げ観測が後退し、円買い・ドル売りも根強い。 円は対ユーロでも上げ幅を縮めている。10時時点は1ユーロ=131円32~34銭と同19銭の円高・ユーロ安だった。ユーロも対ドルでは小幅な動きが続いており、10時時点は1ユーロ=1.1560ドル近辺と前週末17時時点と同じ水準だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 10:27
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東証10時 下げに転じる 鉄鋼株の下げ目立つ
8日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げに転じ、前週末比10円ほど安い2万9600円近辺で推移している。JFEや神戸鋼など前週末に決算発表した銘柄の一角が一段安となって相場の重荷になっている。 JFEと神戸鋼は通期見通しの上方修正も発表していた。しかし市場では「上方修正しても収益の引き上げ幅が物足りないとみれば売りで反応する動きが目立っている」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれる。鉄鋼株は東証1部の値下がり率ランキングで首位となっている。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9778億円、売買高は4億2739万株だった。 塩野義やエムスリー、ホンダが売られている。半面、オリンパスやIHI、ANAHDなど高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 10:13
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東証寄り付き 上げ幅一時100円超 経済正常化の進展期待
8日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末に比べ50円ほど高い2万9600円台後半で推移している。景気回復への期待から前週末の米株式相場が上昇しており、東京市場でも運用リスクをとる動きが先行。上げ幅は一時100円を超えた。 前週末に公表された10月の米雇用統計では、景気動向を映す非農業部門の雇用者数の増加幅が市場予想を上回った。景気回復が進むとの見方から前週末の米株式市場では主要指数がそろって最高値を更新。東京市場でも投資家心理が上向いた。 政府は8日、ビジネスなどを目的とした海外からの入国について制限を緩和した。米ファイザーが開発中の新型コロナウイルス向け飲み薬で高い有効性を示す臨床試験(治験)データが5日に公表されるなど、経済正常化の進展期待を高める材料が相次ぐ。 一方、3万円の大台が意識されて上値では利益確定や戻り待ちの売りが出ている。国内ではJFEのように堅調な決算内容でも発表後に売りに押されるケースが散見され、投資家が上値追いに慎重になっている面もある。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発している。 高島屋やJフロントが買われている。JR東日本やJR東海も高い。一方で塩野義や神戸鋼が下落。ホンダやシャープも売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 09:21
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外為8時30分 円、上昇 113円台半ば 米金利の低下で
8日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=113円51~53銭と前週末17時時点と比べ25銭の円高・ドル安だった。5日発表の10月の米雇用統計は雇用者数が増加したものの、労働参加率は前月から横ばいで、早期利上げ観測を後押しする結果ではないとの受け止めが広がった。米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長が早期利上げ観測をけん制しており、米長期金利の低下により円買い・ドル売りが優勢になっている。 10月の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比53万1000人増と市場予想(45万人増)を上回ったが、労働参加率は新型コロナウイルスの危機前を大きく下回っており、早期利上げ観測の再燃にはつながらなかった。5日の米長期金利は一時、9月下旬以来の水準まで低下した。 円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=131円27~30銭と、同24銭の円高・ユーロ安だった。ユーロの対ドル相場は小幅な動きとなっている。8時30分時点は1ユーロ=1.1564~65ドルと同0.0004ドルのユーロ高・ドル安だった。5日の海外市場では一時、1.1513ドルと2020年7月以来の安値を付けていた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/08 08:56
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外為17時 円、反発 113円台後半 対ユーロも反発
5日の東京外国為替市場で円相場は反発した。17時時点は1ドル=113円77~78銭と、前日の同時点に比べ44銭の円高・ドル安だった。英イングランド銀行(中央銀行)が4日、政策金利を年0.10%で据え置くと決めた。市場の一部では利上げ観測が出ていたため、発表を受けて英国や米国の債券市場で国債利回りが低下。米英の中央銀行が早期の利上げに動くとの思惑が後退し、欧米の主要通貨に対して円を買う動きが優勢になった。 5日の東京市場で日経平均株価が軟調に推移した。投資家が運用リスクを取りづらくなるとの見方も「低リスク通貨」とされる円の買いにつながった。 円は対ユーロでも反発した。17時時点は1ユーロ=131円51~52銭と、同65銭の円高・ユーロ安だった。 ユーロは対ドルで続落した。17時時点は1ユーロ=1.1558~59ドルと、同0.0013ドルのユーロ安・ドル高だった。 円は英ポンドに対して大幅に上昇した。17時時点は1ポンド=153円58~61銭と、前日17時時点と比べて2円40銭の円高・ポンド安だった。英中銀による利上げ見送りを受けて英国債の利回りが大きく低下し、円買い・ポンド売りが広がった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/05 17:34
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東証大引け 反落、利益確定売りが優勢 雇用統計前に様子見も
5日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比182円80銭(0.61%)安の2万9611円57銭で終えた。今週は日経平均が前日までに900円あまり上昇しており、主力銘柄には利益確定の売りが出た。週末を控えた持ち高調整も出やすかった。 朝方は日経平均が高く始まった。前日の米ハイテク株高を受け、高PER(株価収益率)のグロース(成長)株の一角に買いが入った。もっとも、日本時間5日の取引で米長期金利が上昇したことで、相対的な割高感が意識されやすい成長株に次第に売りが膨らんだことも指数を押し下げた。 自動車や自動車部品の下げも目立った。主要企業の決算発表を受け、資源価格の上昇や半導体など部品の不足が企業業績の回復には足かせとなっているとの見方が強くなっている。今期見通しを上方修正しても市場の高い期待に届かず、売りに押される銘柄も散見された。 決算発表を材料にした個別銘柄の売買は活発だった。一方、日本時間5日夜には10月の米雇用統計の発表を控える。市場では米景気の回復度合いを見極めたい投資家も多いとの声があった。 JPX日経インデックス400は反落した。東証株価指数(TOPIX)も反落し、14.14ポイント(0.69%)安の2041.42で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆9916億円。売買高は12億6664万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1591と、全体の7割強を占めた。値上がりは540、変わらずは52だった。 テルモとダイキンが下落し、2銘柄で日経平均を63円ほど押し下げた。キッコマンやエムスリー、ホンダも売られた。一方、SUMCOや任天堂、コナミHD、ファストリは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/05 15:41
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新興株5日 ジャスダックが4日ぶり反落、マザーズ4日続伸
5日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比12円12銭(0.30%)安い4003円68銭だった。主力銘柄の一角に利益確定売りが出た。日本時間夜の10月の米雇用統計の発表を控え、持ち高調整の売りも出た。 ジャスダック市場の売買代金は概算で546億円、売買高は5855万株だった。オルアバウトや東洋合成が下落した。半面、ウエストHDは上昇した。 東証マザーズ指数は4日続伸した。終値は前日比8.88ポイント(0.78%)高い1152.32だった。今期の営業利益の見通しが市場予想を下回ったユーザベースが売られた。一方、日本電解やスマレジが上昇した。 5日にマザーズ市場に新規上場したフォトシンスは午前に公開価格(1500円)を下回る1410円で初値を付け、終値は1394円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/05 15:34