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東証後場寄り 弱含み 建設株に売り、大林組は一時10%安

配信日時:2021/11/08 12:53 配信元:QUICK
 8日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はやや弱含み、前週末比50円程度安い2万9500円台後半で推移している。戻り待ちや利益確定の売りが引き続き優勢だ。今期の利益見通しの下方修正を昼に発表した大林組が後場に一時10%安と急落し、ほかの建設株にも売りが膨らんでいる。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約120億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6850億円、売買高は7億4130万株だった。

 JFEや神戸鋼が下落しているほか、クボタやGSユアサが売られている。半面、オリンパスやニコンが高い。伊藤忠や三井化学も上昇している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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