日経QUICKニュースニュース一覧
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東証大引け 3日続落し2カ月ぶり安値 オミクロン型巡る不透明感強く
30日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比462円16銭(1.63%)安の2万7821円76銭で終えた。10月7日(2万7678円)以来、およそ2カ月ぶりの安値。新型コロナウイルスの新しい変異型「オミクロン型」の感染を巡って先行きの不透明感が一段と強まったとの見方から売りが広がった。 米バイオ製薬大手モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)が既存のワクチンはオミクロン型に対する効果が低いと述べたと英フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版が日本時間14時ごろに報じた。変異型に対応するワクチンの量産には数カ月かかるとの見通しも示し、運用リスクを回避したい投資家の売りがかさんだ。 朝方は買いが先行した。前日までの2営業日で日経平均が1200円下げた後で、幅広い銘柄に自律反発狙いの買いが入った。29日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したのも日本株の買いにつながった。日経平均の上げ幅は400円を超える場面があった。 日経平均の日中の値幅は899円56銭と、10月6日(916円20銭)以来の大きさとなった。 JPX日経インデックス400は3日続落した。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、20.13ポイント(1.03%)安の1928.35で終えた。 東証1部の売買代金は概算で5兆4893億円。株価指数を算出する米MSCIによる指数構成銘柄の見直しに伴う売買が膨らみ、5月27日以来の高水準となった。売買高は25億4576万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1533と、全体の約7割を占めた。値上がりは572、変わらずは79銘柄だった。 ファストリが大幅安。日産自や三菱自が下落し、アステラスや第一三共も売られた。一方、オリンパスや日本取引所、アドテストが上昇した。 11月の日経平均は月間で1070円93銭下落し、2カ月連続の下落となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 15:40
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外為14時 円、113円台半ば 上げに転じる場面も
30日午後の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を縮小している。14時時点では1ドル=113円57~58銭と前日17時時点と比べて1銭の円安・ドル高だった。14時すぎには上昇に転じる場面もあった。日本時間30日午後の取引で米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。午後の日経平均が上げ幅を縮小するのに歩調を合わせた円買いも入っている。 12時時点は113円70~71銭で推移していた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 14:24
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東証14時 上げ幅縮小、一時90円高 ファストリは年初来安値
30日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮め、前日比130円ほど高い2万8400円台前半で推移している。個別では、ファストリが2%超下げ、年初来安値を更新した。ソフトバンクグループも下落しており、この2銘柄で日経平均を70円ほど下押しする要因となっている。 新型コロナウイルスの新しい変異型「オミクロン型」を巡る懸念は根強く、「目先は上値を追う雰囲気になりにくい」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー)との声があった。株価指数を算出する米MSCIによる構成銘柄の見直しに絡んで後場に入って売り圧力が強くなっているとの見方も出ていた。日経平均は上げ幅が90円程度に縮小する場面もあった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆310億円、売買高は9億3060万株だった。 ソニーGやオリンパスが高い。ニコンや富士フイルムも上昇している。一方、日産自や板硝子、任天堂が下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 14:04
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東証後場寄り 伸び悩み、米株先物や香港株が重荷に
30日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み、前日比190円ほど高い2万8400円台後半で推移している。後場寄り直後には2万8400円を下回り、きょうの安値を付ける場面があった。米株価指数先物が日本時間30日の取引で上げ幅を縮め、日経平均の上値を抑えている。 新型コロナウイルスの新しい変異型「オミクロン型」が経済に与える影響はまだ見通せていない。すでに感染者が確認されている香港の株式市場ではハンセン指数が下げており、投資家が積極的に運用リスクを取りにくい雰囲気につながっている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約350億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5878億円、売買高は7億3468万株だった。 リコーは上げ幅を広げている。SUMCOや信越化が上昇し、小田急や東急も高い。一方、ファストリは下げ幅を拡大。古河電やマツダ、アステラスは下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 12:57
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外為12時 円、下落 113円台後半 リスク回避姿勢の後退で
30日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=113円70~71銭と前日17時時点と比べて14銭の円安・ドル高だった。世界で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への警戒が強まる中、バイデン米大統領は29日、現時点でロックダウン(都市封鎖)の必要はないと述べた。投資家の過度なリスク回避姿勢が後退し、「低リスク通貨」とされる円は売りが優勢だった。一時113円90銭近辺まで売られた。 もっとも、円売り一巡後の下値は堅かった。30日午前の日経平均株価が上げ幅を縮めるのに歩調をあわせたように円には買いも入った。9~12時の円の高値は113円63銭近辺で、値幅は27銭程度だった。 円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=128円53~54銭と、同62銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1304~05ドルと同0.0041ドルのユーロ高・ドル安だった。前週末に積み上がっていたユーロの売り持ち高を解消する動きが優勢だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 12:18
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新興株前引け ジャスダック反発、マザーズ続落 ボードルアが初値
30日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比33円68銭(0.87%)高い3927円20銭だった。新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染拡大への警戒から前日までに4日続落していたため、自律反発を見込んだ買いが入った。個別に好材料が出た銘柄への買いも指数を支えた。 ジャスダック市場の売買代金は概算で357億円、売買高は4480万株。 リプロセルは、現在使っているPCR検査の試薬や技術でオミクロン型の特定検査ができると前日に発表したのを材料に買われた。フェローテクも上昇した。一方、出前館や東映アニメが下落した。 東証マザーズ指数は続落した。前日比1.84ポイント(0.17%)安い1093.94と、前場の安値で引けた。市場では「自律反発狙いの買いが入りやすい状況だが、オミクロン型の感染拡大で世界の景気回復が後ずれするとの懸念があり、投資家心理は下向きのままだ」(ネット証券)との指摘があった。 GRCSやGWが下落した。半面、前日にNTTドコモに商談ツールを提供すると発表したアイドマHDは大幅高。サイエンスアーツも上昇した。 きょうマザーズ市場に上場したボードルアは公開価格(2000円)を750円(37.5%)上回る2750円で初値を付けた。前引けは2450円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 12:05
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東証前引け 反発、214円高 自律反発期待の買い、米株高も支え
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比214円99銭(0.76%)高の2万8498円91銭で終えた。前日までの2営業日で1200円あまり下げた後とあって、自律反発を狙った買いが幅広い銘柄に入った。前日の米株式市場で主要3指数がそろって反発したことも日本株の買いにつながった。日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。 29日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4%高となった。この流れを受け、東京市場でも値がさの半導体関連銘柄に買いが入った。 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が30日に予定する議会証言の冒頭部分が日本時間30日早朝(米国時間29日夕)に公表された。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の出現で「雇用や経済活動の下振れリスクとなり、インフレの不確実性を高める」と指摘した。 野村アセットマネジメントの石黒英之シニア・ストラテジストは「市場ではFRBによる早期利上げの観測が後退している。さらに製薬業界がオミクロン型への対応に動いており、リスク資産である株の買い安心感につながっている」とみていた。半面、自動車株の一角が売られた。コロナ感染の拡大が再び供給網の混乱につながるとの懸念が重荷となった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも反発した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3788億円、売買高は6億2116万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1795と、全体の8割強を占めた。値下がりは330、変わらずは59だった。 東エレクやTDKが上昇した。日本取引所やリクルートが買われ、小田急やJR東日本も高かった。一方、三菱自や日産自が下落した。エムスリーやキッコマンも売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 11:47
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東証10時 高値圏で推移 半導体関連・電子部品に買い
30日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比380円ほど高い2万8600円台後半の高値圏で推移している。幅広い銘柄に断続的に買いが入り、指数を押し上げている。東証1部の値上がり銘柄数は9割程度を占めている。 米国時間29日夕(日本時間30日早朝)に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長による上院での議会証言の冒頭証言文が公表された。新型コロナウイルスの「オミクロン型」の出現で「雇用や経済活動の下振れリスクとなり、インフレの不確実性を高める」と指摘した。 市場では「米国の利上げ時期が後ずれするとの観測から、半導体関連や電子部品などの買いにつながっている」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との見方があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8539億円、売買高は3億8383万株だった。 安川電やオムロンが高い。日本取引所やリクルート、ファストリも上昇している。一方、日産自やマツダは下落。第一三共やアステラスも売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 10:17
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外為10時 円、113円台後半でもみ合い 中値は「偏りなし」の声
30日午前の東京外国為替市場で、円相場は朝方とほぼ同水準でもみ合っている。10時時点は1ドル=113円79銭近辺と前日17時時点と比べて23銭の円安・ドル高だった。前日の米株式相場に続いて30日の日経平均株価が一時400円あまり上昇。投資家のリスク回避姿勢が後退し、9時すぎに円は113円90銭近辺まで下げ幅を拡大する場面もあった。一方、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への警戒感から円には買いも入りやすく、下値模索の動きは限られた。 きょうは事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」で、月末にもあたる。10時前の中値決済に向けた実需勢の取引が注目されたが、市場では「ドル需給に目立った偏りはなかった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。 円は対ユーロで下げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=128円45~47銭と、同54銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで伸び悩んでいる。10時時点では1ユーロ=1.1288~89ドルと同0.0025ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 10:16
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東証寄り付き 反発、上げ幅一時400円超 自律反発見込んだ買い
30日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日に比べ300円ほど高い2万8500円台後半で推移している。前日までの下げが大きかったため、自律反発を見込んだ買いが幅広い銘柄に入っている。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したことも、日本株の買い安心感につながっている。上げ幅は一時400円を超えた。 新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への警戒から、日経平均は前日までの2営業日で1200円ほど下落していた。東京市場では2営業日続けて1部に上場する銘柄の9割超が下落していたこともあって、幅広い銘柄に反発狙いの買いが入っている。 前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数が4%上昇した。東京市場でも東エレクやアドテストといった値がさの半導体関連銘柄に買いが入り、指数を押し上げている。足元で下げていた空運や陸運にも見直し買いが入っている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも反発している。 TDKやファナックが上昇している。JR東日本やANAHDも高い。一方、エムスリーや第一三共、ネクソンは安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 09:17
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外為8時30分 円、下落し113円台後半 米株反発で売り
30日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=113円81~82銭と前日17時時点と比べて25銭の円安・ドル高だった。29日の米株式相場の反発を受けて投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、「低リスク通貨」とされる円は売りが優勢となっている。 バイデン米大統領は29日、新型コロナウイルスのオミクロン型の感染拡大を巡り「現時点でロックダウン(都市封鎖)は考えていない」と述べた。米景気の先行きに対する過度な懸念がひとまず後退し、前週末に大幅安となっていた米ダウ工業株30種平均は29日に反発した。オミクロン型への警戒感から前週末以降、「低リスク通貨」とされる円への買いが急速に増えていたため、持ち高調整の円売り・ドル買いが出ている。 29日の米債券市場で米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いも出た。 円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=128円56~59銭と、同65銭の円安・ユーロ高だった。ユーロの対ドル相場は上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1297~98ドルと同0.0034ドルのユーロ高・ドル安だった。前週末に積み上がっていたユーロの売り持ち高を解消する動きが広がっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/30 08:48
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外為17時 円、続伸 113円台半ば 新型コロナの変異型を警戒 対ユーロも続伸
29日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は1ドル=113円58~59銭と、前週末の同時点に比べ58銭の円高・ドル安だった。午後には一時、112円99銭近辺と10日以来となる112円台をつける場面もあった。南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異型が確認され、欧州の一部などでは感染者が確認されている。これまでの変異型に比べて高い感染力を持つ恐れがあるとも伝わっている。世界で感染が拡大し経済再開が遅れるとの懸念から、投資家がリスク回避姿勢を強め、「低リスク通貨」とされる円が買われた。 感染拡大を防ぐために各国で南アなどからの渡航制限が広がっている。日本も30日午前0時からの外国人の新規入国の原則停止を発表した。株式などリスク資産を手じまう動きが広がり、29日の日経平均株価が1カ月半ぶりの安値水準で取引を終えたことも円の買いにつながった。 9~17時の円の高値は112円99銭近辺、安値は113円88銭近辺で、値幅は89銭程度だった。 円は対ユーロでも続伸した。17時時点は1ユーロ=127円91~93銭と、同33銭の円高・ユーロ安だった。 ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1261~62ドルと、同0.0028ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 17:29
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東証大引け 続落し1カ月半ぶり安値 オミクロン型に警戒、鉄道や空運安い
29日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末に比べ467円70銭(1.63%)安の2万8283円92銭で終えた。10月13日以来およそ1カ月半ぶりの安い水準となった。南アフリカなどで見つかった新型コロナの変異ウイルス「オミクロン型」の感染拡大への警戒が続いた。東証1部の9割以上の銘柄が下げるなど幅広い銘柄に売りが出た。 日経平均の下げ幅は560円を超える場面があった。岸田文雄首相は29日午後、オミクロン型の感染防止の観点から、30日午前0時より新規の外国人の入国を原則停止すると発表した。国内経済活動の正常化が遅れるとの懸念から、鉄道株や空運株への売り圧力が強まった。 日経平均は午前、小幅ながら上げに転じる場面があった。足元の相場急落で自律反発を見込んだ買いが下支えした。感染拡大への思惑が、昨年コロナ禍において株価が堅調だった銘柄の物色を誘い、エムスリーや任天堂は逆行高となった。 日経平均は総じてマイナス圏での荒い値動きが続いた。「オミクロン型の感染状況など詳しい内容が明らかになるまで、日経平均はしばらくは落ち着きどころを探る動きになるだろう」(大手証券)との指摘があった。 JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はともに続落した。TOPIXは36.50ポイント(1.84%)安の1948.48で終えた。 東証1部の売買代金は概算で3兆3942億円、売買高は15億3062万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1989、値上がり銘柄数は159、変わらず銘柄数は32だった。 ファストリ、テルモ、KDDI、オリンパス、中外薬が下げた。一方、アドテスト、ヤマトHD、オムロン、郵船が上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 15:19
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新興株29日 マザーズ2.9%安、ジャスダックは3カ月ぶり安値
29日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は4日続落した。終値は前週末比32.88ポイント(2.91%)安い1095.78と、約1カ月半ぶり安値となった。新型コロナウイルスの変異ウイルス「オミクロン型」の感染拡大で経済回復が遅れるとの見方から、足元で高値圏で推移していた銘柄などに利益確定売りが出た。 フロンテオやエネチェンジ、QDレーザが大幅に下落した。アドベンチャなど旅行関連銘柄も安い。一方、弁護士COMやメドレーは買われた。 日経ジャスダック平均株価も4日続落した。終値は前週末比55円19銭(1.40%)安い3893円52銭と、約3カ月ぶりの安値だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で649億円、売買高は8539万株。シンバイオやマクドナルド、ウエストHDが下落した。半面、フェローテクや東映アニメは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 15:17
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外為14時 円、113円台半ばで伸び悩み 株安も米金利上昇が重荷
29日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=113円台半ばで伸び悩んでいる。14時時点では113円59~60銭と前週末17時時点と比べて57銭の円高・ドル安だった。岸田文雄首相は29日午後、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への緊急的な措置として30日午前0時から新規の外国人の入国を停止すると発表した。経済活動の正常化が遅れるとの見方から日経平均株価が下落。下げ幅が400円を超える場面もあり、株安に伴い「低リスク通貨」とされる円の買いが増えた。 一方、日本時間29日の取引で米長期金利が持ち高調整の債券売りで上昇している。日米金利差の拡大観測が意識され円相場の重荷となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 14:11
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東証14時 下げ幅広げ、一時450円超安 水際対策強化で空運安い
29日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げている。前週末に比べ360円程度安い2万8400円台前後で推移している。下げ幅を450円超まで拡大し、午前の安値を下回る場面があった。岸田文雄首相は29日午後、新たな新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」に対応するため、30日午前0時から新規の外国人の入国を停止すると発表した。国内経済活動の正常化が遠のくとの懸念から、再び売り圧力が強まっている。 政府の水際対策の強化でANAHD、JALなど空運株が安い。外国人の入国停止について、「『変異ウイルスへの対応が早い』という点では、長い目でみれば株式相場にプラスとなるかもしれないが、目先は経済活動の鈍化が意識されやすい」(大手証券の情報担当者)との声があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆2565億円、売買高は10億3281万株だった。 京成や東急など鉄道株も下げ幅を広げている。シチズン、マツダ、日野自の下げがきつい。一方、海運3社が引き続き高い。アドテスト、東エレクなど半導体関連も上昇を維持している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 14:08
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東証後場寄り 再び下げ幅拡大、140円安 先高観乏しく先物に売り
29日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び下げ幅を広げている。前週末に比べ140円程度安い2万8600円台前半で推移している。午前の日経平均は朝安後、一時上げに転じるなど急速に下げ渋っていたが、昼休み時間中に株価指数先物に再び売りが出て、日経平均もやや水準を切り下げる動きとなっている。 29日の香港や韓国の株価指数はマイナス圏で推移している。南アフリカなどで見つかった新型コロナの変異ウイルス「オミクロン型」への警戒は根強く、「日本株も目先の先高観の乏しさから短期筋による売りが出ているようだ」(国内証券)との声があった。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約358億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆7825億円、売買高は8億1480万株だった。 東急、京成など鉄道株が引き続き安い。マツダ、日野自、日産自の下げもきつい。半面、川崎汽、エムスリー、任天堂、サイバーが上げている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 12:54
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外為12時 円、113円台半ばに上昇 変異型への警戒で円買い優勢
29日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=113円53~54銭と前週末17時時点と比べて63銭の円高・ドル安だった。新型コロナウイルスのオミクロン型への警戒が強まり、株式などリスク資産を手じまう動きが広がっている。リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となった。これまで積み上がってきた円の売り持ち高を解消する動きも進んでいるようだ。 9~12時の円の高値は113円44銭近辺、安値は113円88銭近辺で、値幅は44銭程度だった。113円台半ば付近になると、安値拾いのドル買いも目立ったとみられる。 円は対ユーロで上昇に転じた。12時時点は1ユーロ=128円08~09銭と、同16銭の円高・ユーロ安だった。朝方は円売りが先行したが、株安が目立った場面で「低リスク通貨」とされる円の買いが増えた。 ユーロは対ドルで上昇。12時時点は1ユーロ=1.1281~82ドルと同0.0048ドルのユーロ高・ドル安だった。ドルに対してユーロの買い直しが優勢となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 12:15
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東証前引け 小幅続落 コロナ変異型に警戒、米株先物高が下支え
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、前引けは前週末比5円13銭(0.02%)安の2万8746円49銭だった。南アフリカなどで見つかった新型コロナの変異ウイルス「オミクロン型」の感染拡大への警戒から売りが先行し、朝方に下げ幅は400円を超えた。ただ、その後は自律反発を狙った買いで急速に下げ渋り、小幅ながら上げに転じる場面もあった。 オミクロン型の出現により、世界的にリスク回避の動きが広がっている。外国為替市場では、これまでの円安・ドル高の流れが一服し、自動車株など輸出関連の売り材料となった。再度の感染拡大で需要が落ち込むとの警戒から鉄道株にも売りが出た。 米国株も前週末は急落していたが、日本時間29日の米株価指数先物は上げ幅を広げる展開となった。29日の米株式相場が急反発するとの見方が広がり、東京市場でも主力株や日経平均先物への買い戻しを誘った。 JPX日経インデックス400とTOPIXは下落した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5884億円、売買高は7億505万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1443、値上がりは643、変わらずは92銘柄だった。 テルモ、オリンパス、中外薬、トヨタ、KDDIが下げた。一方、郵船、川崎汽、商船三井の海運3社の上げが目立った。東エレク、エムスリー、任天堂も上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 11:50
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新興株前引け ジャスダックは続落も下げ渋り、マザーズ反発
29日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比4円78銭(0.12%)安い3943円93銭となった。南アフリカなどで新型コロナウイルスの「オミクロン型」が見つかり、経済への下押し懸念が株価の重荷となった。朝方に大きく下落した後は、押し目買いが入った銘柄の上昇などを支えに下げ幅を縮めた。 ジャスダック市場の売買代金は概算で353億円、売買高は4758万株。シンバイオやウエストHD、ワークマンが下落した。半面、フェローテクや東映アニメ、フルヤ金属は上昇した。 東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比0.91ポイント(0.08%)高い1129.57だった。メルカリやJTOWER、フリーが上昇した。一方、フロンテオやエネチェンジ、QDレーザは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 11:43
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外為10時 円、113円台後半でもみ合い 米金利の上昇で
29日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=113円台後半でもみ合い。10時時点は113円72~73銭と前週末17時時点と比べて44銭の円高・ドル安だった。米長期金利が日本時間29日の取引で持ち高調整の売りを受けて上昇。日米金利差の拡大観測から円買いの勢いが弱まった。一方で新型コロナウイルスのオミクロン型への警戒から日経平均株価が下落し、「低リスク通貨」とされる円の買いを支えている。 10時前の中値決済に向けては、「ほぼ偏りなし」(国内銀行の為替担当者)との声があった。円は9時すぎに113円88銭近辺と114円台に近づく場面もあった。 円は対ユーロで下落幅をやや縮めている。10時時点では1ユーロ=128円38~40銭と、同14銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.1289~90ドルと同0.0056ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 10:17
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東証10時 2万8500円台で底堅く推移 自律反発見込んだ買い
29日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価が安い水準ながら底堅い。前週末に比べ200円程度安い2万8500円台前半を中心に推移している。南アフリカなどで見つかった新型コロナの変異ウイルス「オミクロン型」の感染拡大への警戒から売りが先行したが、前週末からの相場急落を受け、目先の自律反発を見込んだ買いが下支えしている。 日経平均は下げ幅を200円未満に縮めた後、再び下げ幅を広げる場面もあり、やや値動きが荒い。市場では「オミクロン型がどのぐらい感染が広がっているかなど情報が十分に入ってくるまでは、日経平均は落ち着きどころを探る展開にならざるを得ない」(野村証券の神谷和男投資情報部ストラテジスト)との声があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆100億円、売買高は4億6101万株だった。 ファストリ、テルモ、KDDI、トヨタ、ダイキンが安い。一方、東エレク、アドバンテストなど半導体関連が上げに転じた。昨年、コロナ禍において株価が堅調に推移していたエムスリー、任天堂が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 10:10
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東証寄り付き 続落で始まる、変異型に警戒 朝安後は急速に下げ渋る
29日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落して始まった。前週末に比べ200円あまり安い2万8500円台前半を中心に推移している。南アフリカなどで見つかった新型コロナの変異ウイルス「オミクロン型」の感染が拡大し、世界経済の回復に水を差すとの思惑から売りが先行し、朝方の日経平均は400円超下落する場面があった。 前週末のダウ工業株30種平均は905ドル安だった。オミクロン型への警戒から世界的に株価が急落し、日本株にも売りが改めて波及している。外国為替市場では、これまでの円安・ドル高の流れが一服。トヨタ自動車など輸出関連の重荷となっている。 日経平均は急速に下げ渋る場面もみられる。前週末26日の日経平均はオミクロン型の出現報道を嫌気して既に大幅に下落していたため、自律反発を見込んだ買いが下支えしている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落している。 三越伊勢丹やJフロントなど百貨店株、日野自、日産自など自動車株の下げがきつい。ファストリ、ソフトバンクG、東エレクが下げている。一方、塩野義、第一三共など医薬品株の一角や任天堂が上げている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 09:18
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外為8時30分 円、上昇し113円台後半 変異型への警戒で円買い
29日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=113円75~77銭と前週末17時時点と比べて41銭の円高・ドル安だった。南アフリカで見つかった新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」が拡大し、世界経済を下押しするとの懸念から「低リスク通貨」とされる円の買いが急速に増えた。26日のニューヨーク市場では一時、113円05銭近辺まで買われた。 世界保健機関(WHO)は28日、オミクロン型について、感染力が強まっている可能性があるものの、重症化率の高さなどの特性は「はっきりしない」とした。日本時間29日7時すぎの東京市場での取引が増える時間帯では円が113円台前半まで買われるなど神経質な動きとなっている。 円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は1ユーロ=128円43~44銭と、同19銭の円安・ユーロ高となった。ユーロの対ドル相場は上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1289~90ドルと同0.0056ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/29 08:43
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新興株、海外勢の売買膨らむ ジャスダック3年9カ月ぶり高水準 11月3週・投資部門別
11月第3週(15~19日)の新興企業向け株式市場は海外投資家の売買が盛り上がった。東京証券取引所が26日に公表した新興市場の投資部門別売買動向をみると、ジャスダック市場の海外投資家の売買代金は前の週と比べ929億円多い3538億円だった。2018年2月3週(4198億円)以来、およそ3年9カ月ぶりの高水準だった。 市場では「国内で2021年7~9月期の決算発表が一巡したことで海外投資家が銘柄を入れ替える動きがみられた」(ネット証券)との見方があった。 マザーズ市場の海外投資家の売買代金は前の週と比べ1674億円多い8276億円と、2月第3週(9299億円)以来およそ9カ月ぶりの高水準。海外投資家の一部が直近の新規株式公開(IPO)銘柄を手がけ、売買が膨らんだとの声が市場で聞かれた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 QUICKをご利用の方は以下の画面をご参照ください。 投資部門別動向(週間)ジャスダック 売買株数 STOC452 売買金額 STOC453 マザーズ 売買株数 STOC391 売買金額 STOC393
2021/11/26 17:58
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外為17時 円、3日ぶり反発 一時は113円台後半に急伸 コロナ変異ウイルスを警戒
26日の東京外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに大幅反発した。17時時点は1ドル=114円18~19銭と、前日の同時点に比べ1円20銭の円高・ドル安だった。17時すぎには113円後半まで上げ幅を拡大する場面もあった。113円台を付けるのは19日以来、1週間ぶりとなる。南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異型が確認されたのをきっかけに、26日の日経平均株価が大幅に下落。株安に歩調をあわせる形で「低リスク通貨」とされる円に買いが入った。 南アフリカの国立伝染病研究所などは25日、同国で新型コロナウイルスの新たな変異型が確認されたと発表した。これまでの変異型に比べて複数の変異が生じており、高い感染力を持つ恐れがあるとも報じられている。世界で感染が拡大して経済再開が遅れるとの懸念から、投資家がリスク回避姿勢を強めた。 日本時間26日午後の取引で米長期金利が1.5%台前半まで低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りも入った。円の高値は114円15銭近辺、安値は115円11銭近辺で、値幅は96銭程度だった。 円は対ユーロでも3営業日ぶりに反発した。17時時点は1ユーロ=128円27~29銭と、前日の17時時点に比べ1円13銭の円高・ユーロ安だった。新型コロナ感染拡大への警戒感から日経平均株価が大幅安となり、対ユーロでも円買いが活発だった ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反発した。17時時点は1ユーロ=1.1233~35ドルと、同0.0018ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/26 17:30
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東証大引け 大幅反落し747円安、2万9000円割れ 下げ幅今年4番目、変異ウイルス懸念
26日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、前日比747円66銭(2.53%)安の2万8751円62銭と心理的節目の2万9000円を下回り、約1カ月ぶりの安値で終えた。下げ幅は6月21日以来およそ5カ月ぶりで、今年4番目の大きさだった。取引時間中には900円安に迫る場面もあった。 東証株価指数(TOPIX)の全33業種が下落して終えた。日本時間早朝に南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスが検出されたと伝わり、経済の正常化が遅れる懸念から投資家がリスク回避に動いた。前日の米株式市場が休場で、26日も時短取引となることから比較的流動性の高い東京市場にリスク回避の売りが集まったとの見方も聞かれた。 市場では「南ア発の変異ウイルスはこれまでに比べて異質で感染力が強いとも伝わる。もし現状のワクチンや治療薬が効かないなどの続報が出た場合は週明け以降の相場がもう一段下げる可能性があり、持ち高調整の売りのほか、損失覚悟で売りを出している投資家もいるようだ」(JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト)との指摘があった。 JPX日経インデックス400は反落し、終値は前日比362.57ポイント(1.98%)安の1万7917.41だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、40.71ポイント(2.01%)安の1984.98と、約1カ月半ぶりの安値で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆9993億円と、4日以来3週間ぶりの大きさだった。売買高は13億290万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1992と、全体の9割を超えた。値上がりは152、変わらずは39銘柄だった。 ANAHDが大幅安。三越伊勢丹も売られた。ソフトバンクグループ(SBG)の下げも目立った。一方、シチズンが高かった。スノーピーク、神戸物産も買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/26 15:33
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新興株26日 ジャスダックとマザーズ3日続落、南アの変異ウイルスが重荷
26日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比37円84銭(0.95%)安い3948円71銭となり、およそ1カ月半ぶりの安値を付けた。南アフリカで新型コロナウイルスの変異ウイルスが検出されたと伝わり、世界的な感染拡大への懸念から投資家心理が弱気に傾いた。 ジャスダック市場の売買代金は概算で557億円、売買高は7214万株だった。 フェローテクやウエストHDが下落した。半面、防じんマスクを手がける重松製や配置薬の中京医薬などコロナ予防関連銘柄は上昇した。 東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比9.62ポイント(0.85%)安い1128.66だった。GRCSやBASEが下落した。フロンテオは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/26 15:15
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東証14時 安値圏 「コロナ懸念で損失覚悟の売り」
26日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はきょうの安値圏である、前日比820円程度安の2万8600円台後半で推移している。南アフリカで検出された新型コロナウイルスの変異ウイルスはこれまで流行したウイルスに比べて異質で感染力が高いとも伝わる。市場では「週末以降の続報次第ではもう一段の下げ相場もあり得るとみた投資家の持ち高調整の売りや損失覚悟の売りが出て、下げ幅が大きくなっている」(外資系運用会社)との指摘があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆644億円、売買高は9億1318万株だった。 ANAHD、JALが下げ幅拡大。三越伊勢丹が大幅安。三菱UFJも売られている。一方、スノーピーク、神戸物産が買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/26 14:13
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外為14時 円、高止まり 114円台後半 株安連動の買い継続
26日午後の東京外国為替市場で、円相場は高止まりしている。14時時点では前日17時時点に比べ66銭の円高・ドル安の1ドル=114円72~73銭で推移している。南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異が確認されたのをきっかけに、日経平均株価は午後に下げ幅を900円近くまで拡大。株安に歩調をあわせる形で「低リスク通貨」とされる円には買いが続いた。日本時間26日の取引で、米長期金利が低下しているのも日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りを誘っている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/26 14:07