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新興株前引け マザーズとジャスダック続伸、好材料銘柄に買い
2日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比12.35ポイント(1.09%)高い1143.44だった。好材料の出た銘柄を中心に買いが入った。市場では「東証1部の大型株が軟調ななか、個人投資家は値動きの軽い中小型株に資金を振り向けた」(ネット証券)との声があった。 電気自動車(EV)充電器を設置するサービスを始めるエネチェンジが制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。アスタリスクも上昇した。一方、GWやJTOWERが下落した。 日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比14円13銭(0.35%)高い4012円88銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で273億円、売買高は5279万株。 スマートフォンゲーム開発会社との資本提携を発表したケイブは気配値をストップ高水準まで切り上げた。フェローテクが上昇した。半面、Tホライゾンやセリアは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/02 11:51
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東証前引け 反落、前日の大幅高で売り TDKや京セラは上昇
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比66円59銭(0.22%)安の2万9580円49銭で終えた。前日に700円超上げたため、主力銘柄の一角に戻り売りが先行した。売り一巡後は好決算銘柄を中心に買いが入り、次第に下げ幅を縮める展開だった。日本時間4日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えており、積極的に持ち高を傾ける動きは限られた。 日経平均は寄り付き直後に2万9500円を下回った後は下げ渋った。1日の米株式市場で主要3指数が最高値を更新するなど米国株の上昇基調が続いている。国内では、岸田文雄政権が打ち出す経済対策への注目が集まっている。日本株を売り急ぐ動きが出にくいとともに、下値では押し目と見た買いが入った。 前日に今期業績見通しを発表したTDKや京セラがともに大幅高となり、2銘柄で日経平均を約71円押し上げた。一方、1~9月期が最終減益となった協和キリンは7%安だった。 JPX日経インデックス400とTOPIXも下落した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3561億円、売買高は5億7245万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1370、値上がりは699、変わらずは112銘柄だった。 KDDI、ダイキン、テルモ、オリンパスが下落した。一方、ソフトバンクG、ネクソン、東エレク、富士フイルムが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/02 11:49
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外為10時 円、114円台前半で一進一退 中値「ややドル不足」の声
2日午前の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=114円台前半で一進一退の展開となっている。10時時点は114円10銭近辺と前日17時時点と比べて32銭の円高・ドル安だった。日経平均株価が前日に700円あまり急伸した反動で2日は軟調に推移しており「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。だが、米金利の先高観が根強く円の上値は限られている。 10時前の中値決済に向け、市場では「ややドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが増えたとの観測も円相場の重荷となった。 円は対ユーロでも小動き。10時時点では1ユーロ=132円32~33銭と、同1銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上げ幅を縮め、10時時点では1ユーロ=1.1596~97ドルと同0.0033ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/02 10:17
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東証10時 下げ渋り80円安 TDKや京セラが支え役
2日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋っている。前日に比べ80円程度安い2万9500円台後半で推移している。前日の大幅高を受けた戻り売りは一巡。前日に今期業績見通しを上方修正したTDKと京セラがともに大幅高となり、日経平均の支え役となっている。 日本時間4日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、様子見ムードも漂う。市場では「前日に米市場でテスラ株が急伸し、きょう国内では東証マザーズ指数が上げるなど投資家の雰囲気は悪くない」(大手証券)と、FOMC通過後の株高に期待を寄せる声もある。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8561億円、売買高は3億4984万株だった。 協和キリン、日立造、板硝子、日本取引所、大和ハウス工業が安い。一方、ネクソン、富士通、ANAHD、東レが上げている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/02 10:14
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東証寄り付き 反落し100円安、戻り売り優勢 TDKが一時10%高
2日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まった。前日に比べ100円程度安い2万9500円台半ばで推移している。前日に700円超上昇した反動で戻り売りが優勢となっている。前日に大きく上がったファストリやダイキンが日経平均を押し下げている。 寄り付き直後から日経平均はやや下げ幅を縮める展開となっている。2日の米株式市場では主要3指数が最高値を更新するなど、株高が続いている。国内では衆院選を終えて今後の経済政策による景気回復への期待が根強く、日本株の支えとなっている。 政府が新型コロナウイルスの水際対策を緩和する見通しだと伝わった。経済活動の正常化をにらんだ物色を誘っており、JALやANAHDが上昇している。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに下落している。 協和キリンが大幅安。KDDI、テルモ、信越化が安い。一方、前日に今期純利益見通しを上方修正したTDKが一時10%超上昇。京セラやネクソン、東エレク、ソフトバンクGが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/02 09:24
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外為8時30分 円、上昇し114円台前半 対ユーロは下落
2日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=114円08~09銭と前日17時時点と比べて34銭の円高・ドル安だった。1日の米市場でダウ工業株30種平均など主要な株価指数が連日で過去最高値を更新し、投資資金の調達通貨とされる円とドルはともに売られた。米経済指標の改善が一服したのも円買い・ドル売りにつながった。 1日発表された9月の米建設支出が前月比で市場予想に反して減少した。10月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は市場予想を小幅に上回ったものの前月からは低下したほか、「新規受注」など主要項目も落ち込んでおり円買い・ドル売りを誘った。 もっとも、円の上値は限られている。米連邦準備理事会(FRB)は2~3日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的金融緩和の縮小)開始を決める見通しで、米金利の先高観が根強い。衆院選で与党の自民党が絶対安定多数を確保し、政策運営が安定するとの思惑も円相場の重荷となった。 円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=132円35~36銭と、同4銭の円安・ユーロ高だった。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が早期利上げを否定したが、市場ではインフレ率の高止まりで利上げ時期を早めざるを得ないとの見方が根強く円売り・ユーロ買いが出た。 ユーロの対ドル相場は上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1600~01ドルと同0.0037ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/02 08:55
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外為17時 円下落、114円台半ば 米金融政策の早期正常化の観測で
1日の東京外国為替市場で円相場は下落した。17時時点は1ドル=114円41~43銭と、前週末の同時点に比べ81銭の円安・ドル高だった。10月29日発表の9月の米個人消費支出(PCE)物価指数は食品・エネルギーを含む総合指数の上昇率が8月から加速した。インフレ懸念で米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を急ぐとの観測が円売り・ドル買いを促した。 10月31日の衆院選では自民党が絶対安定多数を確保した。安定した国会運営への期待から1日の日経平均株価は大幅に上昇し、9月28日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。投資家のリスク選好姿勢が強まったのも、「低リスク通貨」とされる円の売り材料となった。 円は対ユーロで反発した。17時時点は1ユーロ=132円29~30銭と同28銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反落した。17時時点は1ユーロ=1.1561~62ドルと、同0.0109ドルのユーロ安・ドル高だった。米金融政策の正常化が早まるとの思惑から対ユーロでもドル高が進んだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 17:38
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新興株1日 マザーズ、ジャスダック反発 投資家心理が改善
1日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比24.01ポイント(2.17%)高い1131.09だった。10月31日投開票の衆院選で自民党が絶対安定多数を単独で確保したことで投資マインドが改善し、国内の新興市場でも買いが先行した。米長期金利の上昇一服も追い風だった。 市場では「投資家心理が改善し、個人投資家の物色が盛んだった」(国内証券の投資情報担当者)との指摘があった。メルカリやアスタリスク、日本電解が上昇した。半面、フロンテオやCINC、セーフィーが下落した。 日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比14円40銭(0.36%)高い3998円75銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で540億円、売買高は9275万株だった。セプテニHDやフェローテクが上昇した。ウエストHDは株式分割考慮後の上場来高値を更新した。半面、高度紙やセリア、CAICAは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 15:33
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東証大引け 続伸し1カ月ぶり高値 衆院選受け4カ月ぶり上げ幅
1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸した。前週末比754円39銭(2.61%)高の2万9647円08銭と、9月28日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。上げ幅は6月22日(873円)以来およそ4カ月ぶりの大きさ。自民党が衆院選で市場予想を上回る議席を獲得し、政治不安が後退して安心感が広がった。 10月31日投開票の衆院選で、自民党は公示前の276議席から減らしたが261議席を獲得した。事前に単独過半数(233議席)を巡る攻防とも伝わっていたため、絶対安定多数(261議席)を単独で確保できたことに市場関係者は安堵した。政治の安定で積極的な財政出動への期待も高まり、景気敏感株をはじめ幅広い銘柄に資金が向かった。 岸田文雄首相は衆院選結果を受けた記者会見を14時から開き、新型コロナウイルス対策を進めるとともに大型の経済対策を中旬に策定する方針などを表明した。会見を受けて日経平均はきょうの高値を付けた。 発表が本格化している国内企業の4~9月期決算で、大幅増益や通期見通しの上方修正が相次いでいることも追い風となった。政治の不透明感が薄らいだことで好決算を材料視した物色も活発化し、オークマやJTが大幅高となった。 JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反発。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前週末比43.54ポイント(2.18%)高の2044.72で終えた。 東証1部の売買代金は概算で3兆2825億円。売買高は12億8590万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1901と、全体の9割近くを占めた。値下がりは243銘柄、変わらずは40銘柄だった。 アドテストやスクリンが買われたほか、ソニーGやホンダも上昇した。ダイキンやオムロンも高い。半面、野村が大幅安。NECや日本郵政も安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 15:21
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外為14時 円、一段安 114円台前半 株高で
1日午後の東京外国為替市場で円相場は一段安となった。14時時点は前週末17時時点に比べ65銭の円安・ドル高の1ドル=114円25~26銭だった。一時は114円30銭近辺まで売られ、きょうここまでの安値を付けた。東証株価指数(TOPIX)が午後に入って上げ幅を広げるなど株式相場が上昇し、低リスク通貨とされる円に売りが増えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 14:12
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東証14時 強含み700円高 上海株の持ち直しも支え
1日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は強含み、前週末比700円ほど高い2万9500円台後半で推移している。中国・上海株が持ち直し、投資家心理の一定の支えになっている。衆院選は無事通過したものの、2~3日に次の重要イベントである米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、2万9600円近辺では戻り待ちの売りや利益確定売りも出ている。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆2204億円、売買高は8億8380万株だった。 ソニーGやオークマ、ダイキンが大幅高。半面、日本郵政や日電硝、パナソニックなど安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 14:10
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東証後場寄り 高い水準で小動き エーザイと小野薬は伸び悩み
1日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前週末比660円程度高い2万9500円台半ばと高い水準で小動きとなっている。自民党が勝利した衆院選の結果を好感する買いが続く半面、急ピッチの上昇を受けて上値では戻り待ちの売りも出ている。 決算を手がかりにした物色が続くなか、昼に4~9月期決算を発表したエーザイはきょうの高値を付けた後に伸び悩み、小野薬は上げ幅を縮めている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約180億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8219億円、売買高は7億2967万株だった。 ソニーGやアドテスト、ファストリなどの上げが目立っている。日ハムやキッコマンも上昇。半面、野村やNEC、エプソンが売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 12:58
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外為12時 円、下落 114円台前半 株高で売り
1日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は1ドル=114円09~10銭と前週末17時時点に比べ49銭の円安・ドル高だった。10月31日の衆院選で自民党が絶対安定多数を確保し、円滑な国会運営への期待から1日の日経平均株価が大幅に上昇した。このため低リスク通貨とされる円には売りが優勢になった。 10月29日発表の9月の米個人消費支出(PCE)物価指数は食品・エネルギーを含む総合指数の上昇が8月から加速した。インフレ懸念で米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を急ぐとの観測も円売り・ドル買いを促した。 実需の買いは円相場を下支えした。10時前の中値決済に向けては「ドル余剰」(国内銀行の担当者)との声があった。目先の円の下値メドは114円台とみた輸出企業による円買い・ドル売りが入ったとみられる。9~12時の円の安値は114円24銭近辺、値幅は21銭程度だった。 円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=131円83~84銭と前週末17時時点に比べ74銭の円高・ユーロ安だった。米金融政策の正常化が早まるとの思惑からユーロ安・ドル高が進み、対円でのユーロ売りに及んだ。12時時点のユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1554~55ドルと同0.0116ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 12:26
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新興株前引け ジャスダック、マザーズ反発 フロンテアが初値
1日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比13円61銭(0.34%)高い3997円96銭となった。10月31日投開票の衆院選で自民党が絶対安定多数を単独で確保し日経平均株価が大幅高となるなか、相場全体の地合いの良さを受け国内の新興市場でも買いが入った。決算発表が本格化するなか、個別に材料のある銘柄への物色が盛んだった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で329億円、売買高は5897万株。フェローテクやウエストHD、セプテニHDが上昇した。半面、高度紙やセリア、出前館は下落した。 東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比24.05ポイント(2.17%)高い1131.13だった。7~9月期の営業利益が市場予想を上回ったメルカリが買われた。アスタリスクや日本電解が上昇した。一方で、F-ブレインやエネチェンジ、プロカンは下落した。 きょう福証Qボードに上場したフロンテアは公開価格(930円)を28円(3.0%)上回る958円で初値を付けた。前引けは933円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 11:50
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東証前引け 大幅続伸 政治の不透明感薄らぐ 8割の銘柄上昇
1日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前引けは前週末比645円46銭(2.23%)高の2万9538円15銭だった。10月31日投開票の衆院選で自民党が単独で絶対安定多数を確保し、政治の先行き不透明感が薄らいだ。短期筋に加えて衆院選前に売買を手控えていた中長期の投資家の資金も入り、上げ幅は一時700円を超えた。 事前には自民党が単独過半数(233議席)を維持することに懐疑的な見方があったが、安定的に国会運営できる絶対安定多数にあたる261議席を獲得し、市場に安心感が広がった。政治の安定とともに今後の財政出動など政策への期待が高まり、景気敏感株をはじめ幅広い銘柄が買われた。 市場では「原油高など気がかりな材料はあるものの、新型コロナウイルス禍からの経済活動の正常化が進んで企業業績の改善傾向が続く公算が大きく、業績相場による株高が見込めそう」(国内証券ストラテジスト)との見方があった。 買い一巡後は戻り待ちの売りなどで伸び悩む場面もあった。景気減速の懸念が強まる中国の株式相場が下落し、東京市場でも重荷と受け止める向きがあった。 JPX日経インデックス400は反発。東証株価指数(TOPIX)は続伸した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆6416億円、売買高は6億5095万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1745と、全体の8割を占めた。値下がりは359、変わらずは76銘柄だった。 アドテストやスクリンが買われている。ソニーGやオムロンが大幅高。半面、野村が大幅に下落し、NECや日本郵政も安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 11:43
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外為10時 円、下げ幅縮小 中値「ドル余剰」
1日午前の東京外国為替市場で円相場は下げ幅を縮めている。10時時点は1ドル=114円08~09銭と前週末17時時点に比べ48銭の円安・ドル高だった。10時前の中値決済に向けては「ドル余剰」(国内銀行の担当者)との声があった。「目先の下値メドは114円台とみた輸出企業による円買い・ドル売りが入ったようだ」(同)という。 前週末に発表の経済指標で米物価の上昇が加速しており、米金融政策の早期正常化の観測や衆院選後の日本株高で円売り・ドル買いが先行した。一方、実需勢からの買いが相場を下支えしている。 円は対ユーロでは上げ幅を広げ、10時時点は1ユーロ=131円82~83銭と前週末17時時点に比べ75銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで下げ幅を広げ、10時時点は1ユーロ=1.1554ドルと同0.0116ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 10:50
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東証10時 高値圏 大型の財政出動に期待感
1日前場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は前週末比600円ほど高い2万9400円台後半と高値圏で推移している。10月31日投開票の衆院選で自民党が絶対安定多数を単独で確保したことを好感する買いが続いている。 ソニーフィナンシャルグループの渡辺浩志シニアエコノミストは「大型の財政出動が期待され、経済成長を見込んだ資金が入ってきている」と指摘する。売り方の買い戻しに加えて中長期の資金も入っているとの見方がある。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆892億円、売買高は4億2877万株だった。 アドテストやソニーGが大幅高。JTやファストリも買われている。半面、野村が大幅安。NECやパナソニックも下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 10:22
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東証寄り付き 上げ幅700円超 自民の絶対安定多数を好感
1日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前週末に比べ740円ほど高い2万9600円台前半で推移している。10月31日投開票の衆院選を無難に通過したとの見方から、買い安心感が広がった。日経平均は朝から上げ幅を拡大している。 衆院選では自民党が公示前(276議席)より少ない261議席を獲得した。議席減による政策実行力の低下を指摘する声がある一方、自民党の単独過半数(233議席)維持に懐疑的な見方もあっただけに、国会の安定運営に必要な絶対安定多数の確保を好感する買いが先行している。 前週末10月29日には国内で決算発表が最初のピークを迎えた。これまで電機を中心に、通期の業績予想を上方修正する企業も相次いでいる。市場では「目先の政治イベントを通過したことで好決算銘柄には素直に物色が向かいやすくなる」(ネット証券ストラテジスト)との声があった。 前週末の米株式市場で主要指数が上昇したのも相場の支援材料になっている。 JPX日経インデックス400は反発、東証株価指数(TOPIX)は続伸している。 ソニーGが買われている。ダイキンや商船三井が大幅高。一方で野村が大幅安で、村田製やエプソンも売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 09:21
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外為8時30分 円、下落 114円台前半 米PCEの物価高加速で
1日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=114円16~17銭と前週末17時時点に比べ56銭の円安・ドル高だった。10月29日発表の9月の米個人消費支出(PCE)物価指数は食品・エネルギーを含む総合指数の上昇率が8月から加速した。インフレ懸念で米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を急ぐとの観測が円売り・ドル買いを促している。 10月31日の衆院選で自民党は単独過半数を確保した。安定した国会運営への期待から1日朝に日経平均先物が大幅に上昇しており、低リスク通貨とされる円への売りが増えている面もある。 円はユーロに対しては上昇している。8時30分時点は1ユーロ=131円98銭~132円00銭と前週末17時時点に比べ59銭の円高・ユーロ安だった。米金融政策の正常化観測からユーロ安・ドル高が進み、ユーロは対円でも売られている。ユーロの対ドル相場は8時30分時点で1ユーロ=1.1560~61ドルと同0.0110ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/11/01 08:47
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外為17時 円、ほぼ横ばい圏 113円台半ば 対ユーロは下落
29日の東京外国為替市場で円相場はほぼ横ばいだった。17時時点は1ドル=113円59~60銭と、前日の同時点に比べ1銭の円高・ドル安だった。28日発表された2021年7~9月期の米実質国内総生産(GDP)は前期比年率で2.0%増と、4~6月期(6.7%増)から成長が鈍化した。市場予想も下回り、東京市場では米景気の減速懸念から円買い・ドル売りが先行した。 一方、29日は事業会社の決済が集中しやすい実質的な「5・10日(ごとおび)」で、月末にもあたる。10時前の中値決済に向けて市場では「ドル不足」(国内銀行)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出て、円相場の上値を抑えた。 9~17時の円の高値は113円40銭近辺、安値は113円71銭近辺で、値幅は31銭程度だった。 円は対ユーロでは下落した。17時時点は1ユーロ=132円56~57銭と、同69銭の円安・ユーロ高だった。28日の欧州中央銀行(ECB)理事会後の会見でラガルド総裁はインフレの状況が「想定より長引く」と指摘した。利上げの前倒し観測を否定するには不十分と受け止められ、円売り・ユーロ買いにつながった。 ユーロは対ドルでも上昇した。17時時点は1ユーロ=1.1669~1.1670ドルと、同0.0061ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 17:43
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新興株29日 マザーズとジャスダック反落、主力株に売り
29日の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比11.89ポイント(1.06%)安い1107.08だった。31日に衆院選の投開票を控え、時価総額が大きい主力株などに持ち高調整の売りが出た。 米アップルと米アマゾン・ドット・コムが前日発表した2021年7~9月期売上高が市場予想に届かず時間外取引で株価が下落したため、29日の米株式相場に対する警戒も重荷になった。 メルカリやアイドマHDが下落した。一方、GWや日本電解が上昇した。 日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比12円62銭(0.32%)安い3984円35銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で514億円、売買高は8521万株だった。 フェローテクが下落したほか、今期の連結純利益の見通しを下方修正した綜研化学が売られた。半面、セプテニHDやウエストHDは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 15:34
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東証大引け 3日ぶり反発 好決算銘柄が支え、衆院選控え方向感欠く
29日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前日比72円60銭(0.25%)高の2万8892円69銭で終えた。好決算や業績見通しの上方修正を発表した銘柄に買いが入り、上げ幅は180円を超えて心理的な節目の2万9000円に乗せる場面もあった。一方で週末に衆院選の投開票を控えて一時は300円超下げるなど、1日を通してみると方向感に欠ける展開だった。 米アップルや米アマゾン・ドット・コムが28日の通常取引終了後に発表した2021年7~9月期決算の内容を嫌気して、日本時間29日の米ナスダック先物は下落した。さらに国内では衆院選で自民党の単独過半数の維持に懐疑的な見方が強まり、短期筋は朝方から日経平均先物に売りを仕掛けた。 ただ、キーエンスやソニーGなど好決算を発表して買いが入る銘柄も多く、日経平均の下値は堅かった。衆院選投開票をまたいで週明けまでポジションを持ち越したくない投資家が多いなか、午後は売り方による買い戻しが進んで日経平均は前日終値を上回る水準で推移した。 週末の衆院選投開票に加えて来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えるため中長期の投資家は様子見姿勢を強めている。短期筋の売りと買い戻しが一巡したあとは日経平均は前日終値近辺で小幅な動きとなった。 JPX日経インデックス400は3日続落。東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発し、前日比1.52ポイント(0.08%)高の2001.18で終えた。 東証1部の売買代金は概算で3兆5317億円。売買高は15億6498万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1026、値下がりは1052と拮抗した。変わらずは106銘柄だった。 昼に上方修正を発表した商船三井が後場に急伸し、郵船と川崎汽も連れ高した。富士電機やオムロン、リコーも買われた。半面、アルプスアルが大幅安。パナソニックやサイバー、三菱重も安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 15:26
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東証14時 伸び悩む イベント控え方向感欠く
29日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み、前日比20円ほど高い2万8800円台半ばで推移している。衆院選の投開票を控えてポジションを週明けまで持ち越したくない投資家が多く、戻り待ちの売りも出やすく方向感に乏しい展開になっている。 市場では「(31日の)衆院選投開票や(来週の)米連邦公開市場委員会(FOMC)といったイベントを無難に通過すれば、国内企業の好決算に投資家の関心が向いて相場も戻りを試しやすくなるだろう」(国内証券のストラテジスト)との声もある。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆3426億円、売買高は10億5734万株だった。 商船三井など海運株は一段高。キーエンスやリコーも高い。半面、アルプスアルやTOTO、三菱電などが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 14:10
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外為14時 円、113円台半ばで小動き 米指標や衆院選控え様子見
29日午後の東京外国為替市場で、円相場は小幅な動きとなっている。14時時点では1ドル=113円62銭近辺と、前日17時時点と比べて2銭の円安・ドル高だった。日本時間29日夜には10月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)など米経済指標の発表があるうえ、31日には衆院総選挙の投開票も控えて様子見ムードが強く、持ち高を一方向に傾ける市場参加者が少ない。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 14:10
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東証後場寄り 一時2万9000円乗せ 海運株が後場急伸
29日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び上昇に転じ、前日比80円程度高い2万8900円近辺で推移している。心理的な節目の2万9000円を超える場面もあった。 「日本時間29日の米ナスダック先物の下落などを背景に短期筋が午前に先物に売りを仕掛けたものの、下値の堅さをみて早速買い戻しに動いている」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト)との見方があった。衆院選の投開票を控えて中長期の投資家が様子見姿勢を強めるなか、短期筋に振らされやすい相場展開になっているという。 商船三井が昼に上方修正を発表して後場に急伸。郵船と川崎汽もそろって大幅に上昇している。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約250億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8330億円、売買高は8億6764万株だった。 富士電機、キーエンス、アサヒが高い。一方でパナソニックやサイバーが売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 12:57
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外為12時 円、横ばい圏 113円台後半 対ユーロは安い
29日午前の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏だった。12時時点は1ドル=113円61銭近辺と前日17時時点と比べて1銭の円安・ドル高だった。米景気減速への警戒感や欧州中央銀行(ECB)の早期利上げ観測で、円など主要通貨に対してドルが売られた。ただ、東京市場では国内輸入企業による円売り・ドル買い観測もあり、円の上値は限られた。 28日発表された2021年7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値では伸び率が市場予想に届かず、景気の先行き不透明感が意識された。ラガルドECB総裁は28日の理事会後の記者会見で、物価上昇について「想定よりも長く続く」との認識を示した。インフレが加速すればECBも利上げに踏み切らざるを得ないとの見方は強く、円やユーロなどに対してドル売りが活発となった。 朝方は円が113円71銭近辺まで下落する場面もあった。事業会社の決済が集中しやすい実質的な「5・10日(ごとおび)」で、月末にもあたる。国内輸入企業によるドル資金調達が活発になるとの思惑から円売り・ドル買いが増えて相場を下押しした。 9~12時の円の安値は113円71銭近辺、高値は113円40銭近辺で、値幅は31銭程度だった。 円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=132円62~64銭と、同75銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は1ユーロ=1.1674~75ドルと同0.0066ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 12:26
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東証前引け 小幅続落 ハイテク株軟調、好決算銘柄には買い
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落し、前引けは前日比27円56銭(0.10%)安の2万8792円53銭だった。前日発表の米アップルの決算内容やアドテストの今期業績見通しに警戒感が広がり、ハイテク株の一角に売りが出た。下げ幅は一時300円を超えた。 米アップルや米アマゾン・ドット・コムが28日の通常取引終了後に発表した2021年7~9月期決算の内容を嫌気して、日本時間29日午前に米ナスダック先物は下落。東京市場でもハイテク株はさえない値動きが目立った。アドテストは今期の利益見通しが市場予想に届かず、売りが膨らんだ。 週末の衆院選投開票や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、海外勢から先物にポジション調整の売りも出た。市場では「自民党が単独過半数を維持できなければ、政権の不安定化が意識される」(マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジスト)との指摘がある。 もっとも、売り一巡後は下げ渋って日経平均は上げる場面もあった。国内で発表が続く主要企業の4~9月期決算では、大幅な増益や上方修正を発表する企業も相次いでいる。前日に決算を発表したキーエンスやソニーGには好感する買いが膨らみ、投資家心理を支えた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5709億円、売買高は7億5404万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1242、値上がりは824、変わらずは114銘柄だった。 アルプスアルや日野自、サイバーが下落。パナソニックも売られた。半面、富士電機やオムロン、デンソーなどが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 11:57
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新興株前引け マザーズとジャスダック反落、衆院選控え持ち高調整
29日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比8.55ポイント(0.76%)安い1110.42だった。31日に衆院選の投開票が控えているほか、決算発表も相次ぐことから持ち高調整を目的とする売りが出た。 市場では「米アップルと米アマゾン・ドット・コムの2021年7~9月期の売上高が市場予想に届かず時間外取引で株価が下落しており、今晩の米株式相場の下げにつながるとの警戒が国内の新興株の重荷になっている」(国内証券)との声が聞かれた。 メルカリやJストリームが下落した。一方、GWや日本電解は上昇した。 日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比2円72銭(0.07%)安い3994円25銭となった。フェローテクや出前館が下落した。半面、セプテニHDやウエストHDは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 11:52
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外為10時 円、113円台半ばでもみ合い 中値は「ドル不足」の声
29日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=113円台半ばでもみ合っている。10時時点は113円54銭近辺と前日17時時点と比べて6銭の円高・ドル安だった。国内輸入企業による円売り・ドル買いが増えるとの見方から一時113円71銭近辺まで下落したものの、29日は日経平均株価が200円あまり下落しており「低リスク通貨」とされる円には買いも入った。 29日は事業会社の決済が集中しやすい実質的な「5・10日(ごとおび)」で、月末にもあたる。10時前の中値決済に向けて市場では「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、実需による円売り観測が相場を下押しした。だが、売りが一巡した後は日本の株安もあって円には買いが優勢となった。 円は対ユーロでも一進一退となっており、10時時点では1ユーロ=132円68~69銭と、同81銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで小動きで、10時時点では1ユーロ=1.1685~86ドルと同0.0077ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 10:20
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東証10時 下げ幅200円超 アドテストは一段安
29日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比220円ほど安い2万8600円近辺で推移している。値がさの半導体株に下げが目立ち、指数を押し下げている。下げ幅は一時300円に接近した。 前日に今期の業績見通しを引き上げたアドテストは、利益見通しが市場予想に届かなかったことへの嫌気売りが続いて下げ幅を広げている。「東エレクなど、ほかの半導体関連株にも売りが出やすくなって相場の重荷になっている」(国内運用会社のストラテジスト)との声があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆243億円、売買高は5億1940万株だった。 中部電や大ガスが下げ幅拡大。パナソニックやアルプスアルも安い。半面、富士電機やキーエンス、武田が買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/10/29 10:10