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日経QUICKニュース 東証寄り付き 続落、米アップルなどの決算重荷  29日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日に比べ70円ほど安い2万8700円台半ばで推移している。好決算や今期業績見通しを上方修正した銘柄の一角に買いが入る半面、28日に米アップルなどが発表した決算の内容を嫌気して、東京市場でもハイテク株の一角に売りが出ている。 28日の米国株は上昇したものの、米アップルや米アマゾン・ドット・コムが通常取引の終了後に発表した2021年7~9月期決算を嫌気して、日本時間29日午前に米ナスダック先物は下落している。東京市場でも村田製などハイテク株の一角に売りが出ている。 一方、国内で主要企業の4~9月期決算発表が本格化し、大幅な増益や上方修正を発表する企業も相次いでいる。前日に決算を発表したコマツやソニーGなど、買いが入っている主要銘柄もある。これが相場の支援材料となり日経平均は上昇に転じる場面もあった。 JPX日経インデックス400は続落、東証株価指数(TOPIX)は小動きとなっている。 パナソニックやアドテスト、サイバーなど売られている。一方、キーエンスやオムロン、富士電機などが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/29 09:28 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、小幅高 113円台半ば ユーロは対ドルで大幅高  29日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に上昇している。8時30分時点は1ドル=113円56銭近辺と前日17時時点と比べて4銭の円高・ドル安だった。米国で7~9月期の成長率が市場予想に届かなかったほか、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が物価上昇への警戒感を崩さなかったことで円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが優勢となった。ただ、米株式相場が上昇し、「低リスク通貨」とされる円の上値も限られた。 28日発表された2021年7~9月期の米実質国内総生産(GDP)は前期比年率で2.0%増だった。新型コロナウイルスの感染拡大で個人消費の伸びが鈍り、4~6月期(6.7%)から大幅に鈍化。市場予想も下回り、米景気の減速懸念から円買い・ドル売りが入った。 ECBは28日開いた理事会で、金融政策の現状維持を決めた。ラガルド総裁が記者会見で、物価上昇について「想定よりも長く続く」との認識を示し、利上げ前倒し観測を否定するには不十分だとの受け止めからユーロ高・ドル安が進んだのも対円でのドル売りにつながった。 もっとも、円の上値は限られている。28日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇し、ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数は過去最高値を更新した。投資家は運用リスクを取りやすくなるとの見方が広がり、「低リスク通貨」とされる円には売りも出た。 円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=132円67~69銭と、同80銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロは対ドルで大きく上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1683~84ドルと同0.0075ドルのユーロ高・ドル安だった。28日の海外市場では一時1.1692と、9月下旬以来およそ1カ月ぶりの高値をつけた。ECBのラガルド総裁の発言を受けて早期の利上げ観測がくすぶり、ユーロ買い・ドル売りが広がった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/29 08:49 日経QUICKニュース 外為17時 円、続伸 113円台半ば 対ユーロは6日続伸  28日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は1ドル=113円57~58銭と、前日の同時点に比べ16銭の円高・ドル安だった。27日の米長期金利が低下し、日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りが優勢となった。27日の米ダウ工業株30種平均や28日の日経平均株価が下落し、「低リスク通貨」とされる円の買い材料となった。ニューヨーク原油先物の下落で貿易赤字が拡大するとの懸念もやや後退し、円相場を支えた面もある。 日銀は28日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決めた。午後の黒田東彦総裁記者会見を受け、市場では「足元の円安を懸念していると受け止められなかった」(大和証券の岩下真理氏)との声があり、円売り・ドル買いが増えた場面もあった。 9~17時の円の高値は113円50銭近辺、安値は113円87銭近辺で、値幅は37銭程度だった。 円は対ユーロで6日続伸した。17時時点は1ユーロ=131円85~87銭と、前日の17時時点に比べ14銭の円高・ユーロ安だった。ドルに対する円買いが、対ユーロにも波及した。 ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1609~10ドルと、同0.0004ドルのユーロ高・ドル安だった。日本時間28日夜に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表と、ラガルド総裁の記者会見があるため、様子見ムードが広がっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 17:23 日経QUICKニュース 新興株28日 マザーズ、ジャスダック反発 好業績銘柄に買い  28日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比9.02ポイント(0.81%)高い1118.97だった。新興企業の決算発表が相次ぐなか、業績や先行きの収益見通しが良好な銘柄に買いが入った。 決算を手がかりに前日に引き続き弁護士COMに買いが入った。日本電解やフロンテオが上昇した。半面、アイドマHDやセーフィーが下落した。 日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比6円79銭(0.17%)高い3996円97銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で451億円、売買高は6685万株だった。 通期の業績見通しを上方修正したザインに買いが集まった。フェローテクやウエストHDが上昇した。半面、Mipoxやハーモニックが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 15:31 日経QUICKニュース 東証大引け 続落、決算材料に下げ目立つ 売買代金5兆円超  28日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比278円15銭(0.96%)安の2万8820円09銭で終えた。決算発表の内容が市場の期待に届かなかった銘柄を中心に売られた。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反落したことも重荷となった。朝方に下げ幅が400円を超える場面があったが、主要な銘柄には押し目買いが入り、下げ幅を縮めた。 決算発表を受けた銘柄の選別色が強かった。2022年3月期業績の見通しを引き下げたファナックが大きく下げた。部品不足が下方修正の一因となっただけに、決算を控える一部の製造業の買い手控えにつながったとの見方があった。決算を発表した銘柄では、大日本住友や富士通、エムスリーの下げも目立ち、指数を押し下げた。 前日の米債券市場では長期金利が低下した一方で、短・中期金利は上がった。東京株式市場でも運用や貸し出しの利ざやが悪化するとの見方から、銀行や保険といった金融株の重荷となった。 一方、好決算を発表したスクリンや信越化は上昇し、ほかの値がさの半導体関連銘柄の一部の買いに波及。指数を下支えした。経済活動の再開に向けた前向きな動きを手がかりに空運や鉄道の一部にも買いが入った。 JPX日経インデックス400は続落した。東証株価指数(TOPIX)も続落し、終値は前日比14.15ポイント(0.70%)安の1999.66で終えた。 東証1部の売買代金は概算で5兆699億円。大引けにかけてはTOPIXの算出にかかわる浮動株比率の定期見直しに伴う売買が膨らみ、約5カ月ぶりの高水準となった。売買高は22億1279万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1143と、全体の約5割を占めた。値上がりは951、変わらずは89だった。 ソフトバンクGや第一三共、ダイキン、出光興産が下落した。一方、東ガスや任天堂、JR西日本が上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 15:24 日経QUICKニュース 東証14時 2万8800円を挟み一進一退 任天堂は上げ幅拡大  28日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比230円ほど安い2万8800円台後半で推移している。目新しい取引の材料を欠いており、2万8800円を挟んで一進一退となっている。この水準にはチャート上の節目が重なっており、市場参加者の思惑が交錯しやすい側面もある。 大きく下げる銘柄があるなか、押し目買いが入って相場を支えている。「日本株は欧米に比べても割高感はなく、下値が堅いとみた投資家が目先の値上がりを期待して買いを入れている面もありそう」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー)との見方がある。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆2588億円、売買高は9億7215万株だった。 大日本住友は一段安となっている。富士通やファナック、エムスリーも安値圏で推移。JFEや神戸鋼の下げも目立つ。一方、任天堂は上げ幅を広げている。決算を発表した東ガスは上昇に転じている。JR西日本やJR東日本も高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 14:13 日経QUICKニュース 外為14時 円、113円台半ばで小動き 株安が支え  28日午後の東京外国為替市場で円相場はきょうこれまでの高値圏で小動き。14時時点では1ドル=113円55~56銭と前日17時時点に比べ18銭の円高・ドル安水準で推移している。28日の東京株式市場での日経平均株価の下落を受けてリスク回避の円買いが入りやすい。米原油先物相場の上昇一服を受けて、円売りの勢いも後退している。 日銀は28日まで開いた金融政策決定会合で大規模な緩和的な金融政策の維持を決めた。28日午後に黒田総裁の記者会見を控え、様子見姿勢も強まっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 14:12 日経QUICKニュース 東証後場寄り 小動き アジア株安が重荷、一部には押し目買いも  28日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は安値圏で小動き。前日比280円程度安い2万8800円台前半で推移している。アジア株式市場で香港や上海の指数の下げが重荷となっている。半面、下げが大きい銘柄には押し目買いも入って、下値を支えている。 昼休み時間中には日銀が28日まで開いた金融政策決定会合の結果を発表し、大規模な金融緩和の維持を決めた。「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では2021年度の成長率と消費者物価の見通しを引き下げたが、いまのところ相場への影響は限られている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約253億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆7869億円、売買高は7億7864万株だった。 京セラが下げ幅を広げている。出光興産やダイキン、オムロンも売られている.一方、TDKやAGCが上げ幅を拡大。JR東海も高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 13:03 日経QUICKニュース 外為12時 円、上昇 113円台半ば 株安と原油安で  28日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点では1ドル=113円60~61銭と前日17時時点に比べ13銭の円高・ドル安水準で推移している。27日の米債券市場で米長期金利の上昇が一服し、日米金利差の縮小が意識された。28日の東京株式市場で日経平均株価が軟調に推移していることもリスク回避的な円買いにつながった。 日本時間11時すぎに、米原油先物相場は1バレル80ドル台半ばまで下落した。原油高による貿易赤字の拡大が円売りにつながるとの見方がやや後退したことも円相場の支えになった。 上値は重く、朝方は前日17時時点を下回る場面もあった。金融政策の据え置きが続く日本に対し、米国では期待インフレ率の上昇基調を受けて債券市場で利上げの織り込みが進んでいる。日米の金融政策の方向感の違いが円売り・ドル買いの材料となった。10時前の中値決済に向けて、国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たことも円相場の重荷だった。 日銀は28日午前、同日まで開いた金融政策決定会合で長期金利をゼロ%程度に操作する政策など、これまでの大規模な緩和的な金融政策を維持することを決めた。政策の据え置きは市場に織り込まれていたため、発表直後の反応は限定的だった。 9~12時の円の高値は113円55銭近辺、安値は113円87銭近辺で、値幅は32銭程度だった。 円は対ユーロで上昇した。12時時点では1ユーロ=131円88銭近辺と同11銭の円高・ユーロ安水準で推移している。 ユーロは対ドルで上昇。12時時点では1ユーロ=1.1608ドル近辺と同0.0003ドルのユーロ高・ドル安水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 12:18 日経QUICKニュース 東証前引け 続落、持ち高調整の売りも ファナックが大幅安  28日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比272円62銭(0.94%)安の2万8825円62銭で終えた。主要企業の決算発表を受け、市場の期待に届かなかった銘柄を中心に売りが出た。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下げたことも重荷となった。下げ幅は400円を超える場面があった。 27日に決算を発表した企業では大日本住友や富士通、エムスリーの下げが目立った。通期見通しを引き下げたファナックも大幅安となった。市場には「供給網の混乱に伴う部品不足が解消に向かっているとの見方があるなかで、電機や機械、自動車などほかの製造業にも影響があるのかを見極めたいというムードが出てきた」(りそなアセットマネジメントの黒瀬浩一運用戦略部チーフ・ストラテジスト)との見方があった。 来週以降も主要企業の決算発表が相次ぐほか、31日には衆院選の投開票を控え、持ち高を手じまう動きもある。前週末時点の信用買い残高が高水準だったことから、「個人投資家を中心に買い残を解消する動きも出ているのではないか」(国内運用会社のストラテジスト)との指摘があった。 もっとも、売り一巡後は幅広い銘柄に押し目買いが入り、下げ幅を縮めた。前日に決算を発表したスクリンや信越化が上昇。アドテストや東エレクといった値がさの半導体関連が高く推移し、指数を下支えした。 JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も続落し、午前終値は前日比0.69%安だった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5959億円、売買高は6億8131万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1330と、全体の約6割を占めた。値上がりは734、変わらずは115だった。 ダイキンやファストリ、KDDI、ソフトバンクGが下落した。一方、任天堂や資生堂、リコーが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 11:53 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズ、ジャスダック反発 弁護士COMが高い  28日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比5.65ポイント(0.51%)高い1115.60だった。朝方は下げていたが、その後上昇に転じた。市場では「決算発表で業績の裏付けがある銘柄に個人の物色が向かった」(国内証券)との指摘があった。 アスタリスクや弁護士COM、エネチェンジが上昇した。一方で、日本電解やアイドマHD、メルカリは下落した。 日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比2円94銭(0.07%)高い3993円12銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で263億円、売買高は4213万株。フェローテクや田中化研、東映アニメが上昇した。半面、出前館やワークマン、フルヤ金属は下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 11:45 日経QUICKニュース 外為10時 円、113円台後半で小動き 輸入企業の円売りは重荷  28日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=113円台後半で小動き。10時時点では1ドル=113円78銭近辺と前日17時時点に比べ5銭の円安・ドル高水準で推移している。10時前の中値決済に向けて「ややドル不足」(国内銀行)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが円相場の重荷になっている。 下値は限られている。米長期金利の上昇が一服していることに加え、28日の東京株式市場で日経平均株価は軟調に推移している。リスク回避の円買いも入り円相場の支えとなっている。 円は対ユーロで上昇。10時時点では1ユーロ=131円90~91銭と9銭の円高・ユーロ安水準で推移している。ユーロは対ドルで下落。10時時点では1ユーロ=1.1593ドル近辺と同0.0012ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 10:31 日経QUICKニュース 東証10時 下げ一服、半導体関連の上昇が下支え  28日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下落が一服し、前日比310円ほど安い2万8700円台後半で推移している。前日に決算を発表したファナックとエムスリーの下げが目立ち、この2銘柄で指数を110円ほど下押ししている。半面、半導体関連の一部が上昇しており、指数を下支えしている。 決算発表を受けて、個別銘柄の材料をみた売買が活発になっている。大和証券の細井秀司シニアストラテジストは「米国の主要企業の7~9月期決算の増益率が高かったことに比べ、日本企業は上振れが少ない印象がある」との見方を示す。 10時前に首都圏で地震が観測されたが、株式相場の反応は限られている。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9983億円、売買高は4億3189万株だった。 大日本住友が10%超下げている。ダイキンやテルモ、ファストリも売られている。一方、スクリンやアドテスト、東エレクは高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 10:18 日経QUICKニュース 東証寄り付き 続落、一時400円超安 ファナックやエムスリー大幅下落  28日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落して始まり、前日に比べ290円ほど安い2万8800円台前半で推移している。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反落した流れを受け、日本株でも売りが優勢となっている。決算発表の結果が物足りないとの見方から大きく売られている銘柄もあり、下げ幅は400円を超える場面がある。 日本企業の決算発表が本格的に始まり、個別銘柄の選別色が強まっている。27日の取引時間終了後に2022年3月期の連結純利益予想を引き下げたファナックは大幅安となっている。27日に決算を発表したエムスリーや大日本住友、富士通の下げが目立っている。半面、好決算を発表したスクリンは大幅高。信越化も高い。 前日の米債券市場では長期金利が低下した一方で、中・短期金利が上昇し、利回り曲線が平たん化した。利ざやの悪化につながるとの見方から、東京市場でも銀行株に売りが出ている。 政府が新型コロナウイルス対策として続けている大規模イベントでの参加人数の制限を11月から緩和する方針だと伝わった。国内のコロナ感染者数が減少する中で既定路線との見方から、改めて取引の材料とする向きは限られている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに下落している。 T&Dや三菱UFJが下落している。KDDIやソニーG、日本取引所も売られている。一方、任天堂やZHDは上昇している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 09:29 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、横ばい 113円台後半 対ユーロでは上昇  28日早朝の東京外国為替市場で円相場は横ばいで始まった。8時30分時点では1ドル=113円73~74銭と、前日17時時点と同水準で推移している。27日の米債券市場で長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りが優勢となった流れを引き継ぎ、東京市場でも円買い・ドル売りが入っている。一方で、金融政策の据え置きが続く日本に対し、米国では米連邦準備理事会(FRB)が警戒する期待インフレ率の上昇基調が足元で加速し、米短期債券市場で利上げの織り込みが進んでいることは円売り・ドル買いの材料となっている。 円はユーロに対して上昇して始まった。8時30分時点では1ユーロ=131円92~93銭と、同7銭の円高・ユーロ安水準で推移している。 ユーロの対ドル相場は下落して始まった。8時30分時点では1ユーロ=1.1599~1.1600ドルと、同0.0006ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 08:49 日経QUICKニュース 外為17時 円、反発 113円台後半 対ユーロは5日続伸  27日の東京外国為替市場で円相場は反発した。17時時点は1ドル=113円74~75銭と、前日の同時点に比べ30銭の円高・ドル安だった。27日は日経平均株価が下落し、「低リスク通貨」とされる円を買う動きが優勢だった。月末接近で、機関投資家などによる持ち高調整の円買い・ドル売りが入ったとの見方もあった。欧州の取引参加者が増える夕刻には円買いに拍車がかかり、113円68銭近辺まで上げ幅を拡大する場面もあった。 朝方は円売り・ドル買いが先行した。米国で26日発表された10月の消費者信頼感指数が市場予想に反して4カ月ぶりに上昇。米景気の改善期待や米連邦準備理事会(FRB)による金融政策の早期正常化観測を背景に、円売り・ドル買いが優勢だった26日の海外市場の流れを引き継いだ。 9~17時の円の安値は114円22銭近辺で、値幅は54銭程度だった。 円は対ユーロで5日続伸した。17時時点は1ユーロ=131円99銭~132円ちょうどと、前日の17時時点に比べ27銭の円高・ユーロ安だった。対ドルの円買いが対ユーロにも波及した。ユーロは対ドルで反発した。17時時点は1ユーロ=1.1604ドル近辺と、同0.0007ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 17:30 日経QUICKニュース 東証大引け 小反落、一時200円超安も下げ渋る 好決算銘柄に買い  27日の東京株式市場で日経平均株価は小反落し、前日に比べ7円77銭(0.03%)安の2万9098円24銭で終えた。前日に500円超上げていた反動で、主力株の一角に目先の利益を確定する売りが出た。27日の香港株が安く始まると、指数先物への売りが強まり、日経平均の下げ幅が200円を超える場面があった。 朝方は一時上げに転じ、総じて底堅かった。前日に好決算を発表した日東電と日立建機の値上がりが目立つなど国内企業の業績の良さを意識した買いが入った。米国株相場の上昇が続くなかで市場の弱気ムードは薄く、午後は下げ渋る展開が続いた。 もっとも、国内企業の決算発表が本格化しているうえ、31日には衆院選の投開票を控える。「中長期の投資家の動きは鈍く、短期の投資家の先物の売買に日経平均が振らされている」(大手証券)との見方があった。 JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はともに反落した。TOPIXは4.59ポイント(0.23%)安の2013.81で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆6240億円、売買高は11億4411万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1391、値上がりは698、変わらずは95だった。 今期営業利益見通しを下方修正したキヤノンが大幅安。ソフトバンクG、KDDI、ソニーG、ファナックが下げた。一方、ファストリ、信越化、リクルート、中外製薬が上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 15:19 日経QUICKニュース 新興株27日 マザーズ、ジャスダックともに反落 利益確定売り優勢  27日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比10.60ポイント(0.95%)安い1109.95だった。香港や上海相場が軟調に推移していたことなどから、主力銘柄を中心に利益確定売りが優勢となった。衆院選の投開票を月末に控え、様子見ムードも広がった。半面、決算発表で好業績が確認された銘柄は買われて相場を支えた。 メルカリやフリー、JMDCが下落した。一方、弁護士COMや日本電解、GWが上昇した。 日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比11円31銭(0.28%)安い3990円18銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で488億円、売買高は7018万株だった。 東映アニメやウエストHD、セプテニHDが下落した。半面、田中化研やガーラ、UFHDは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 15:11 日経QUICKニュース 外為14時 円、一時113円台に上昇 アジア株安で買い  27日午後の東京外国為替市場で円相場は上げ幅を広げている。14時時点は1ドル=114円00~01銭と前日17時時点に比べ4銭の円高・ドル安だった。13時20分ごろには113円94銭近辺まで上昇した。日本のほか香港や上海の株式相場も軟調に推移し、運用リスクを取りにくくなった投資家が主要通貨に対する円買いを増やした。 もっとも、円の上値は重い。28日には日欧での金融政策の発表や7~9月期の米国内総生産(GDP)速報値の発表を控える。相場を大きく動かしうる予定を前に持ち高を積極的に傾ける動きは限られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 14:15 日経QUICKニュース 東証14時 2万9000円前後で下げ渋り 東電HDや日本取引所が安い  27日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ渋っている。前日に比べ100円程度安い2万9000円前後で推移している。25日移動平均(26日時点、2万8905円)前後で下げ止まったことから、目先の下値は固いと見た投資家の押し目買いが入っている。もっとも、これから本格化する国内企業の決算発表や31日の衆院選の投開票結果を見極めたいとのムードが強く、積極的に持ち高を傾ける動きは限られている。 業種別では海運や非鉄、空運などの下げが目立つ。東証株価指数(TOPIX)のバリュー指数の下落率が0.6%とグロース指数の0.3%より大きくなっている。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8256億円、売買高は8億718万株だった。 東電HDが下げ幅拡大。日本取引所が下げに転じている。ソフトバンクG、ソニーG、KDDIが安い。一方、ファストリ、日東電、信越化、日立建機、リクルートが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 14:09 日経QUICKニュース 東証後場寄り 2万8900円台前半で小動き 新規材料乏しく  27日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は安い水準で小幅な値動きとなっている。前日に比べ180円程度安い2万8900円台前半で推移している。午前の終値(2万8946円)から小幅に水準を切り下げているが、午前安値を下回るほどの勢いはない。新規の取引材料に欠けるなか、持ち高調整の売りにとどまっている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約122億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4971億円、売買高は6億5627万株だった。 フジクラ、NTN、キヤノンの下げが目立つ。東電HD、GSユアサも安い。一方、日東電や日立建機が上昇。味の素やコマツ、花王が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 12:54 日経QUICKニュース 外為12時 円、114円ちょうど近辺に上昇 株安で買い  27日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇に転じ、小高い水準でもみ合っている。12時時点は1ドル=114円03~04銭と前日17時時点に比べ1銭の円高・ドル安だった。27日の日本株相場が軟調に推移し、低リスク通貨とされる円への買いを誘った。一時114円03銭近辺まで上昇した。 26日発表の米経済指標が市場予想を上回ったことを手掛かりに、朝方は円売り・ドル買いが目立っていた。28日には日銀と欧州中央銀行(ECB)がそれぞれ金融政策を発表するほか、米国では7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が発表される。重要イベントを前に持ち高を大きく傾ける動きは限られ、円相場は方向感を欠く展開だった。 9~12時の円の安値は114円22銭近辺で、値幅は19銭程度だった。 円は対ユーロで横ばい。12時時点は1ユーロ=132円26~27銭と前日17時時点と同じだった。ユーロの対ドル相場も小動きで、12時時点は1ユーロ=1.1598~99ドルと同0.0001ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 12:18 日経QUICKニュース 東証前引け 反落し一時200円超安、香港株安が重荷 任天堂が年初来安値  27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比159円40銭(0.55%)安の2万8946円61銭で終えた。前日に500円超上げた反動で、主力株の一角に目先の利益を確定させる売りが出た。前日に上昇していたソフトバンクGや東エレクが軟調で、日経平均を押し下げた。米中関係の悪化懸念で香港株が下げて始まったことも投資家心理を冷やし、日経平均の下げ幅は一時200円を超えた。 好業績銘柄への買いが支えとなり、小幅ながら上昇に転じる場面があった。ダウ工業株30種平均が連日で過去最高値を更新するなど米国株高が買い手がかりになった面もある。 ただ、31日の衆院選の投開票を前に買い手控えムードが強く、朝方の売買一巡後は安く推移した。企業決算の発表が本格化するなか、「今後の為替の前提や新型コロナウイルスの感染動向をどのように見通しているかなどを見極めようと、積極的に買いを入れにくい状況が続いている」(大手証券)との声が聞かれた。 JPX日経インデックス400とTOPIXも下落した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3486億円、売買高は5億7649万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1471、値上がりは609、変わらずは102だった。 任天堂が年初来安値を更新。郵船、川崎汽、商船三井の海運3社もそろって下落。前日に今期の営業利益見通しを引き下げたキヤノンも大幅安だった。一方、前日に決算を発表した日東電や日立建機が上昇。味の素、アサヒなど食品株の上げが目立った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 11:54 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズ、ジャスダックともに反落 好業績銘柄には物色  27日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比11.80ポイント(1.05%)安い1108.75だった。日本時間27日午前のアジア株相場などが下落して推移していることで投資家心理が下向き、主力銘柄を中心に利益確定売りが出ている。半面、前日の決算発表で良好な業績が確認された銘柄には物色が入り、相場を支えている。 メルカリやフリー、HENNGEが下落した。一方で、弁護士COMが大幅上昇。日本電解やココナラも買われた。 日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比18円96銭(0.47%)安い3982円53銭となった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で273億円、売買高は3482万株だった。東映アニメやウエストHD、ハーモニックが下落した。半面、田中化研やUFHD、ガーラは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 11:43 日経QUICKニュース 外為10時 円、114円台前半で下げ幅縮小 株安が支え  27日午前の東京外国為替市場で円相場は下げ幅を縮めている。10時時点は1ドル=114円17~18銭と前日17時時点に比べ13銭の円安・ドル高だった。一時114円08銭程度まで下げ渋った。26日発表の市場予想を上回る米経済指標を手掛かりとした円売り・ドル買いが一巡。27日の日経平均株価は前日終値を下回って推移する場面が目立ち、低リスク通貨とされる円に買いが入った。 10時前の中値決済に向けては「ドル需給に大きな偏りはなかった」(国内銀行)との声が聞かれた。 円は対ユーロでは下げ幅を広げ、10時時点は1ユーロ=132円46~47銭と前日17時時点に比べ20銭の円安・ユーロ高だった。ユーロが対ドルで上昇に転じ、対円でのユーロ買いに波及した。10時時点のユーロの対ドル相場は、前日17時時点に比べ0.0004ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1601~02ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 10:34 日経QUICKニュース 東証10時 じり安、一時200円近く下落 ソフトバンクGや東エレクが安い  27日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はじり安。前日に比べ160円程度安い2万8900円台半ばで推移している。前日に500円超上げた反動で、主力株を中心に戻り売りが出ている。下げ幅は一時200円に接近する場面があった。 前日に上昇していた日経平均の寄与度が高いソフトバンクG、東エレクがいずれも安く、日経平均を押し下げている。一方、前日に決算を発表した日東電や日立建機が上昇し、日経平均の押し上げ銘柄に顔を出している。 野村証券の神谷和男・投資情報部ストラテジストは「為替の前提や新型コロナウイルスの感染動向をどうみるかなど企業の先行きの見方を決算発表で見極めたいとの雰囲気があり、買い手控えムードが強い」と話す。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8787億円、売買高は3億8000万株だった。 ソニーグループやエムスリー、ファナック、アドテストが安い。一方、花王、味の素、キッコマンが上げている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 10:13 日経QUICKニュース 東証寄り付き 100円安、戻り売りが重荷 キヤノンは一時6%安  27日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まった。前日に比べ100円程度安い2万9000円近辺で推移している。前日に505円高と大きく上昇していたため、主力株の一角に戻り売りがでている。31日に衆院選の投開票を控えて、積極的な売り買いを手控えるムードが出やすいなか、2万9000円台前半では上値の重さが意識されている。 売り一巡後にはやや切り返す場面があり、一時は上げに転じた。26日の米市場でダウ工業株30種平均が連日で過去最高値を更新するなど米国株相場が堅調であることに加え、国内企業の決算で総じて業績回復が確認される内容となっていることが買い安心感につながっている。 決算を発表した銘柄では、今期業績見通しを上方修正した日東電(6988)が上昇している。一方、今期の営業利益見通しを下方修正したキヤノン(7751)は一時6%安となった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に下落している。 ソフトバンクGや東エレク、KDDI、富士フイルムが安い。一方、日立建機、TDK、信越化が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 09:29 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、下落し114円台前半 対ユーロも安い  27日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落して始まった。8時30分時点は1ドル=114円19銭程度と、前日17時時点に比べ15銭の円安・ドル高だった。米国で26日発表された10月の消費者信頼感指数は市場予想に反して4カ月ぶりに上昇した。米景気の改善期待や米連邦準備理事会(FRB)による金融政策の正常化観測が根強く、円売り・ドル買いが先行した。 円はユーロに対しても下げて始まり、8時30分時点は1ユーロ=132円40~42銭と、前日17時時点に比べ14銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでの円売りが対ユーロにも波及した。ユーロの対ドル相場は小動きで、8時30分時点は1ユーロ=1.1595~96ドルと、同0.0002ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 08:49 日経QUICKニュース 外為17時 円、4日ぶり反落 114円近辺 対ユーロは高い  26日の東京外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反落した。17時時点は1ドル=114円04~05銭と、前日の同時点に比べ41銭の円安・ドル高だった。米株高の流れを受けて26日の日経平均株価が大幅に上昇した。投資家心理が改善し、「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢だった。インフレ懸念を背景に米金融政策の正常化が早まるとの見方も円相場の重荷だった。 25日はダウ工業株30種平均が連日で最高値を更新した。26日の日経平均株価も500円あまり上昇し、4営業日ぶりに2万9000円台に乗せ、リスク選好の円売り・ドル買いを促した。原油価格の高止まりを受けて購入資金としてのドル調達需要も旺盛で、国内輸入企業による円売り・ドル買いも相場を下押しした。 16時すぎには欧州主要国の株価指数の上昇もあり、114円08銭近辺まで売られる場面があった。9~17時の高値は113円73銭近辺で、値幅は35銭程度だった。 円は対ユーロでは4日続伸した。17時時点は1ユーロ=132円27~28銭と、同19銭の円高・ユーロ安だった。ドイツの10月の企業景況感指数の悪化で欧州景気の先行き懸念が広がり、円買い・ユーロ売りが優勢だった。 ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反落した。17時時点は1ユーロ=1.1597~98ドルと同0.0060ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/26 17:40 日経QUICKニュース 東証大引け 大幅反発、2万9000円台乗せ 政局不透明感後退で心理改善  26日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前日比505円60銭(1.77%)高の2万9106円01銭で終えた。4営業日ぶりに2万9000円台に乗せた。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇し、投資家心理が改善したことから、東京市場でも主力銘柄を中心に買いが優勢だった。衆院選を巡る国内政局の不透明感がやや後退したとの見方も相場を支えた。 31日投開票の衆院選について、一部の報道機関が自民党が単独過半数を取れる見込みだと報じた。衆院選を巡る政局の不透明感が後退したとみた海外投資家が主力銘柄に買いを入れ、指数を押し上げた。朝方に25日移動平均(2万8961円、25日時点)を上回ったことも、買い安心感につながった。 午後も日経平均は高値圏で推移した。ピクテ投信投資顧問の松元浩グローバル資産運用部長は「後場に入っても2万9000円の節目を超えた水準を維持したことで、個人投資家などが改めて主力銘柄に買いを入れた可能性がある」とみていた。 一方、今週本格化する主要企業の決算発表を控え、原材料などのコスト高などが業績にどのような影響を与えたか見極めたいとする投資家も多く、売買を手控える動きもみられた。 JPX日経インデックス400は反発した。東証株価指数(TOPIX)も反発し、前日比22.98ポイント(1.15%)高の2018.40で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆5741億円。売買高は11億4196万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1685と、全体の8割近くを占めた。値下がりは398銘柄、変わらずは101銘柄だった。 ファストリが大幅に上昇。1銘柄で日経平均を約124円押し上げた。東エレクやソフトバンクグループの上げも目立った。半面、キヤノンとエプソンが下落。ニコンやエムスリーも売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/26 15:21

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