日経QUICKニュース

東証14時 2万9000円前後で下げ渋り 東電HDや日本取引所が安い

配信日時:2021/10/27 14:09 配信元:QUICK
 27日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ渋っている。前日に比べ100円程度安い2万9000円前後で推移している。25日移動平均(26日時点、2万8905円)前後で下げ止まったことから、目先の下値は固いと見た投資家の押し目買いが入っている。もっとも、これから本格化する国内企業の決算発表や31日の衆院選の投開票結果を見極めたいとのムードが強く、積極的に持ち高を傾ける動きは限られている。

 業種別では海運や非鉄、空運などの下げが目立つ。東証株価指数(TOPIX)のバリュー指数の下落率が0.6%とグロース指数の0.3%より大きくなっている。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8256億円、売買高は8億718万株だった。

 東電HDが下げ幅拡大。日本取引所が下げに転じている。ソフトバンクG、ソニーG、KDDIが安い。一方、ファストリ、日東電、信越化、日立建機、リクルートが高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

ニュースカテゴリ