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東証14時 2万8800円を挟み一進一退 任天堂は上げ幅拡大

配信日時:2021/10/28 14:13 配信元:QUICK
 28日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比230円ほど安い2万8800円台後半で推移している。目新しい取引の材料を欠いており、2万8800円を挟んで一進一退となっている。この水準にはチャート上の節目が重なっており、市場参加者の思惑が交錯しやすい側面もある。

 大きく下げる銘柄があるなか、押し目買いが入って相場を支えている。「日本株は欧米に比べても割高感はなく、下値が堅いとみた投資家が目先の値上がりを期待して買いを入れている面もありそう」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー)との見方がある。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆2588億円、売買高は9億7215万株だった。

 大日本住友は一段安となっている。富士通やファナック、エムスリーも安値圏で推移。JFEや神戸鋼の下げも目立つ。一方、任天堂は上げ幅を広げている。決算を発表した東ガスは上昇に転じている。JR西日本やJR東日本も高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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