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東証10時 下げ渋り80円安 TDKや京セラが支え役

配信日時:2021/11/02 10:14 配信元:QUICK
 2日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋っている。前日に比べ80円程度安い2万9500円台後半で推移している。前日の大幅高を受けた戻り売りは一巡。前日に今期業績見通しを上方修正したTDKと京セラがともに大幅高となり、日経平均の支え役となっている。

 日本時間4日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、様子見ムードも漂う。市場では「前日に米市場でテスラ株が急伸し、きょう国内では東証マザーズ指数が上げるなど投資家の雰囲気は悪くない」(大手証券)と、FOMC通過後の株高に期待を寄せる声もある。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8561億円、売買高は3億4984万株だった。

 協和キリン、日立造、板硝子、日本取引所、大和ハウス工業が安い。一方、ネクソン、富士通、ANAHD、東レが上げている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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