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東証10時 下げ幅200円超 アドテストは一段安

配信日時:2021/10/29 10:10 配信元:QUICK
 29日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比220円ほど安い2万8600円近辺で推移している。値がさの半導体株に下げが目立ち、指数を押し下げている。下げ幅は一時300円に接近した。

 前日に今期の業績見通しを引き上げたアドテストは、利益見通しが市場予想に届かなかったことへの嫌気売りが続いて下げ幅を広げている。「東エレクなど、ほかの半導体関連株にも売りが出やすくなって相場の重荷になっている」(国内運用会社のストラテジスト)との声があった。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆243億円、売買高は5億1940万株だった。

 中部電や大ガスが下げ幅拡大。パナソニックやアルプスアルも安い。半面、富士電機やキーエンス、武田が買われている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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