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新興株前引け マザーズとジャスダック反落、衆院選控え持ち高調整

配信日時:2021/10/29 11:52 配信元:QUICK
 29日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比8.55ポイント(0.76%)安い1110.42だった。31日に衆院選の投開票が控えているほか、決算発表も相次ぐことから持ち高調整を目的とする売りが出た。

 市場では「米アップルと米アマゾン・ドット・コムの2021年7~9月期の売上高が市場予想に届かず時間外取引で株価が下落しており、今晩の米株式相場の下げにつながるとの警戒が国内の新興株の重荷になっている」(国内証券)との声が聞かれた。

 メルカリやJストリームが下落した。一方、GWや日本電解は上昇した。

 日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比2円72銭(0.07%)安い3994円25銭となった。フェローテクや出前館が下落した。半面、セプテニHDやウエストHDは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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