みんかぶニュース その他ニュース一覧

みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―「つなぎ予算」可決で-1σ突破か  今週の日経225先物は、米国の動向を睨んでの展開になりそうだ。9月29日に発表された8月の米個人消費支出(PCE)物価指数は食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数が市場の予想ほど伸びなかった。これを受けて次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げは見送られるとの見方から、米国市場は買い先行で始まった。ただし、買い一巡後は米政府機関の一部閉鎖への警戒感からNYダウは下落に転じた。  なお、米上下両院は9月30日、45日分の「つなぎ予算」案を可決した。週明けの東京市場ではその初動反応を見せることになる。つなぎ予算の可決により、ひとまず米政府機関の閉鎖懸念は後退するとみられる。  日経225先物は、29日の取引終了後のナイトセッションで米PCEを手掛かりに一時3万2130円まで上昇する場面も見られたが、その後は米政府機関の閉鎖懸念により軟化し、3万1800円で取引を終えている。ボリンジャーバンドの-1σと-2σのレンジ内での推移を見せているが、つなぎ予算が可決されたことで-1σ突破から75日移動平均線が位置するオプション権利行使価格の3万2375円辺りが意識されてきそうだ。  また、全米自動車労働組合(UAW)は9月29日、ストライキを拡大すると表明した。2工場、計7000人がストに加わる。ストの拡大・長期化により、経済損失拡大を懸念する見方が強まろう。そのため、つなぎ予算が好感されたとしても、自律反発の域は脱せないとみておいた方が良さそうだ。  今週は米国で10月2日に9月ISM製造業景況指数、3日に8月JOLTS求人件数、4日に9月ADP雇用統計、9月ISM非製造業景況指数、6日に9月雇用統計の発表が予定されており、米金融政策を巡る市場の思惑に影響を与える可能性がある。  一方、国内では9月下旬の需給イベントが通過したことで、下期入りに伴う新規資金流入への期待が下支えになりそうだ。また、先週末は引け間際に相対的に弱い値動きが続いていた値がさハイテク株を買い戻す動きが見られた。先週末のNT倍率は先物中心限月で13.72倍に上昇した。下向きのトレンドを継続しているものの、28日に13.55倍まで低下し、1月16日に付けた13.62倍を下回っていた。年初来安値更新によって、いったんは6月16日の高値14.69倍からの下降トレンドに対して修正の動きを見せる可能性がある。下向きで推移する25日線に上値を抑えられる形状のなか、まずは同線が位置する13.81倍辺りを狙ったNTロングが入りそうだ。  週末のVIX指数は17.52(前日は17.34)に上昇した。前週からの上昇基調が継続し、27日には19.71まで切り上がる場面が見られた。週末はPCEの結果を受けて一時15.83まで低下したが、その後の切り返しで200日線水準を回復している。米政府機関の閉鎖問題やUAWのスト拡大に加えて、雇用統計など重要指標の発表を受けて、大きな変動をみせる可能性もあり、同指数の動きには注意したい。  9月第3週(9月19日-22日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週ぶりに売り越しており、売り越し額は1兆2526億円(9月第2週は5421億円の買い越し)だった。なお、現物は9131億円の売り越し(同2781億円の売り越し)と3週連続の売り越しであり、先物は3394億円の売り越し(同8203億円の買い越し)と5週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で9222億円の買い越しで、2週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で1809億円の売り越しとなり、3週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、2日に日銀短観、米国9月ISM製造業景況指数、3日に米国8月JOLTS求人件数、4日に米国9月ADP雇用統計、米国9月ISM非製造業景況指数、5日に米国8月貿易収支、6日に8月全世帯家計調査、8月景気動向指数、米国9月雇用統計などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68 09月限 日経225 32921.39  TOPIX  2370.93 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/12 09月29日  31830  32060  31660  32020  +170 23/12 09月28日  32170  32260  31670  31850  -300 23/12 09月27日  32010  32150  31740  32150  +70 23/12 09月26日  32520  32530  32080  32080  -400 23/12 09月25日  32300  32520  32180  32480  +210 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/12 09月29日  2339.0  2356.5  2315.0  2333.5  -6.5 23/12 09月28日  2359.5  2366.0  2331.5  2340.0  -18.0 23/12 09月27日  2346.5  2359.0  2326.0  2358.0  +7.0 23/12 09月26日  2367.5  2369.5  2348.5  2351.0  -13.5 23/12 09月25日  2360.5  2370.0  2351.5  2364.5  +6.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 09月29日(12月限) 31825  -195 09月28日(12月限) 31990  +140 09月27日(12月限) 32100  -50 09月26日(12月限) 31870  -210 09月25日(12月限) 32465  -15 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 09月22日     11億円  +11億円 1兆4512億円  -575億円 09月15日     0億円  -39億円 1兆5087億円  +2063億円 09月08日     39億円  -465億円 1兆3023億円  +414億円 09月01日    505億円  +115億円 1兆2609億円  +4668億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 09月27日    508万株    473万株  6億1897万株   +3551万株       09月26日     34万株      0株  5億8345万株   +3518万株 09月25日     34万株      0株  5億4827万株   -2476万株 09月22日     34万株    +34万株  5億7303万株   -1533万株 09月21日      0株      0株  5億8836万株   +474万株 09月20日      0株      0株  5億8362万株   -2494万株 09月19日      0株      0株  6億0856万株   +2851万株 09月15日      0株      0株  5億8005万株   +146万株 09月14日      0株      0株  5億7859万株   +3120万株 09月13日      0株    -78万株  5億4738万株   +1048万株 09月12日     78万株   -100万株  5億3690万株   +522万株 09月11日    178万株   -0.3万株  5億3167万株   +946万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/10/01 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―需給イベントの影響を受けやすい  今週の日経225先物は、米国市場の動向を睨みながら、需給イベントの影響を受けやすい展開になりそうだ。前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り政策金利が据え置かれた。ただし、FOMC後の声明で年内1回の追加利上げ余地が残されたほか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が会見で追加利上げの可能性を否定しなかったことで、改めて金融引き締めが長期化するとの見方が広がっている。週末の米国市場では、ボストン連銀のコリンズ総裁が「さらなる利上げの可能性は排除されていない」との認識を示したことが売りを誘った。  今週は26日に米国9月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、28日に米国4-6月期GDP確報値、29日には米国8月個人消費支出(PCE)などの発表が予定されている。これらの結果を受けた米国市場の動向に影響を受けやすくなろう。  また、国内では週後半からは半期末に伴う需給イベントが控えている。27日は権利付き最終日、28日は権利落ち日となり、年金資金などTOPIXをベンチマークとしたファンドによる「配当再投資」に伴う買いが入る。また、10月2日に日経平均株価の構成銘柄の入れ替えが行われるため、週末にかけてリバランスに伴う動きが見込まれる。新規採用と除外銘柄の換算係数調整株価は新規採用銘柄の方が大きいため、幅広い銘柄を売る動きとなる。想定されている需給イベントではあるが、換金売りが生じるなかでヘッジに伴う売りも意識されやすいだろう。  先週の日経225先物はFOMC通過後の米国株安の影響により下落基調が強まり、日銀の政策修正を巡る思惑から支持線として意識されていた25日、75日移動平均線を下回った。日銀会合で金融緩和策の維持を決定したことによりショートカバーが入ったものの、25日、75日線が抵抗線として意識されていた。  日経平均株価は先週末の下げで一目均衡表の雲下限まで下げた後に、雲上限まで買い戻された。配当落ち分が250円程度と観測されており、雲下限割れによるシグナル悪化を避けるうえでも、3万2400円水準はキープしておきたい。日経225先物については25日、75日線を上回っての推移をみせたいところである。配当落ちでシグナルが悪化する可能性が高まる局面では、先物市場では先回り的にショートを仕掛けてくる動きに注意したい。そのため、オプション権利行使価格の3万2250円を中心に3万1875円から3万2625円のレンジを想定する。  週末のVIX指数は17.20(前日は17.54)に低下した。前日に200日線水準まで大きく上昇しており、いったん同線に上値を抑えられる形状となった。8月半ばのリバウンド局面では同線に跳ね返されたこともあり、戻り一巡から低下傾向をみせてくるようだと、リスク選好に向かわせる可能性はありそうだ。ただし、先週の上昇で13週、26週線を上放れており、19.22辺りに位置する52週線が意識されているため、積極的なロングは期待しづらい。  なお、先週のNT倍率は先物中心限月で一時13.64倍まで低下した。1月16日につけた13.62倍に接近しており、6月半ばの14.69倍をピークとしたNTショートは一巡し、NTショートを巻き戻す動きが入る可能性があるだろう。  9月第2週(9月11日-15日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週ぶりに買い越しており、買い越し額は5421億円(9月第1週は7197億円の売り越し)だった。なお、現物は2781億円の売り越し(同7625億円の売り越し)と2週連続の売り越しであり、先物は8203億円の買い越し(同428億円の買い越し)と4週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で5486億円の売り越しで、2週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1262億円の売り越しとなり、2週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、26日に8月企業向けサービス価格指数、米国8月新築住宅販売件、米国9月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、27日に日銀金融政策決定会合議事要旨、7月景気動向指数改定値、米国8月耐久財受注、28日に米国4-6月期GDP確報値、米国8月仮契約住宅販売指数、29日に9月東京都区部消費者物価指数、8月鉱工業生産、中国9月財新製造業PMI、中国9月財新サービス業PMI、米国8月個人消費支出、米国9月シカゴ購買部協会景気指数の発表などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68 09月限 日経225 32921.39  TOPIX  2370.93 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/12 09月22日  32410  32430  31940  32270  -140 23/12 09月21日  32910  33070  32350  32410  -480 23/12 09月20日  33100  33180  32780  32890  -150 23/12 09月19日  33320  33360  32920  33040  -240 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/12 09月22日  2363.0  2366.0  2334.0  2358.5  -4.5 23/12 09月21日  2390.0  2400.0  2360.0  2363.0  -26.0 23/12 09月20日  2417.0  2422.0  2384.5  2389.0  -23.5 23/12 09月19日  2407.5  2413.0  2385.5  2412.5  +7.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 09月22日(12月限) 32265  -5 09月21日(12月限) 32030  -380 09月20日(12月限) 32795  -95 09月19日(12月限) 33055  +15 09月18日(12月限) 33065  -215 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 09月15日      0円  -39億円 1兆5087億円  +2063億円 09月08日     39億円  -465億円 1兆3023億円  +414億円 09月01日    505億円  +115億円 1兆2609億円  +4668億円 08月25日    389億円  -80億円  7940億円  +318億円 08月18日    470億円  +199億円  7622億円  -455億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 09月20日      0株      0株  5億8362万株   -2494万株 09月19日      0株      0株  6億0856万株   +2851万株 09月15日      0株      0株  5億8005万株   +146万株 09月14日      0株      0株  5億7859万株   +3120万株 09月13日      0株    -78万株  5億4738万株   +1048万株 09月12日     78万株   -100万株  5億3690万株   +522万株 09月11日    178万株   -0.3万株  5億3167万株   +946万株 09月08日    178万株   -576万株  5億2221万株   +594万株 09月07日    755万株   -231万株  5億1626万株   -7106万株 09月06日    986万株    -25万株  5億8733万株   +2833万株 09月05日    1012万株   -263万株  5億5899万株   +4009万株 09月04日    1276万株    +32万株  5億1890万株   +1739万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/09/24 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―ロング・ショートいずれもカバー狙いのスタンス  今週の日経225先物は、19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、21~22日に開催される日銀の金融政策決定会合に市場の関心が集まるなか、これらの結果を受けた金利や為替の動向の影響が予想され、様子見姿勢が強まりそうだ。  9月上旬にFEDウォッチャーとして知られるウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のニック・ティミラオス記者が「米連邦準備理事会(FRB)は9月のFOMCで政策金利を据え置く公算が大きい」と報じていたこともあり、9月FOMCに関しては金利据え置きがコンセンサスとなっている。ただし、年内もう1回の追加利上げ方針を示すとみられており、パウエルFRB議長の会見が注目される。年内の追加利上げ観測が高まり、長期にわたって金利をピーク水準に据え置くといった見方が強まると、ショートに傾きやすいだろう。  また、日銀の金融政策決定会合では、金融政策の現状維持が決定される見込みである。ただし、植田和男総裁が「2%の物価目標の達成が可能と判断すればマイナス金利を解除する選択肢もある」との見解を示したことをきっかけに、足もとで長期金利が上昇傾向を強めた。為替市場では1ドル=148円台に迫るなど円安基調が続いており、円安抑制に向けた政策修正への思惑が燻る。  先週の日経225先物は11日に付けた3万2170円を安値にリバウンド基調を強め、15日には一時3万3450円まで買われた。これにより7日の戻り高値(3万3110円)、8月1日に付けた戻り高値(3万3230円)を突破した。次のターゲットは7月4日の戻り高値3万3570円、さらには6月19日の高値3万3710円が意識されてくる。  ただし、先週後半にかけての上昇は、9月SQ値を突破したことによるショートカバーのほか、3連休前に日米の中銀イベントを控えた持ち高調整の商いが集中した面もあったとみられる。  日経225先物は先週末の上昇でボリンジャーバンドの+2σを突破したことで、短期的な過熱感が警戒されやすい。バンドは拡大傾向を見せており、現在は3万3400円辺りに切り上がってきているが、重要イベントを前に+2σ水準を明確に上放れてロングが強まる展開は期待しづらいところである。  また、15日の米国市場では主要な株価指数が下落した。来週にFOMCを控えるなか、株価指数先物、株価指数オプション、個別株オプション、個別株先物の4つの取引の清算日となるクアドルプル・ウィッチングが到来した需給面での影響があったと考えられる。加えて、全米自動車労組(UAW)と3大自動車メーカー経営側が労使交渉で合意できず、一部工場でストライキに突入したことも米国景気への懸念につながった。  さらに、半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が高性能半導体の製造装置の納入延期を複数の取引先に要請したと報じられたことが嫌気された。エヌビディアやインテルなど半導体株が売られており、センチメントを冷ます格好だった。  この影響により、週明けの東京市場は売り優勢の展開が見込まれ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型の重荷となろう。日経225先物は15日取引終了後のナイトセッションで下落し、3万3070円で取引を終えた。18日の祝日取引は執筆時点では3万3050円と弱含みでしている。週初は節目の3万3000円準での攻防を見せそうだ。  まずはオプション権利行使価格の3万3000円から3万3500円のレンジ推移を想定しておきたい。3万3000円を下回る場面では、+1σが位置する権利行使価格3万2850円辺りまでの調整を意識しつつも、その後のショートカバーを狙った押し目狙いのロング対応となろう。日米の中銀イベントを受けて、初動はアルゴリズム発動によってオーバーシュート気味に動きやすいだろう。週内は短期トレードが中心となるなか、ロング・ショートいずれもカバー狙いのスタンスとなる。  VIX指数は13.79(前日は12.82)に上昇した。ただし、直近で上値抵抗線として機能している75日移動平均線を下回っていることもあり、過度なリスク回避姿勢は強まらないだろう。FOMC通過後はアク抜け的な動きから一段と低下する可能性もあるため、基本的にはショートからのエントリーは控えておきたい。  なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で13.83倍だった。週前半に13.76倍まで低下したが、週後半はリバランスにより若干の上昇をみせていた。米半導体株の下落影響で、週初は指数インパクトの大きい値がさハイテク株は手掛けづらくなる。一方で、日銀の政策変更への思惑から金融株への物色が継続すると考えられ、若干ながらTOPIX優位に傾きやすく、NTショートでのスプレッド狙いの動きが入りやすい。  9月第1週(9月4日-8日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週ぶりに売り越しており、売り越し額は7197億円(8月第5週は9715億円の買い越し)だった。なお、現物は7625億円の売り越し(同3393億円の買い越し)と2週ぶりに売り越しであり、先物は428億円の買い越し(同6322億円の買い越し)と3週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で2846億円の買い越しで、3週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で558億円の売り越しとなり、3週ぶりの売り越しだった。  経済スケジュールでは、18日に米国9月NAHB住宅市場指数、19日に米国8月住宅着工件数、20日に8月貿易統計、8月訪日外客数、FOMC終了後に政策金利、パウエルFRB議長記者会見、21日にイングランド銀行(BOE)政策金利、米国9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米国8月コンファレンス・ボード景気先行指数、22日に日銀金融政策決定会合終了後に政策金利、植田日銀総裁記者会見、8月全国消費者物価指数、米国9月製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国9月サービス業PMIなどが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68 09月限 日経225 32921.39  TOPIX  2370.93 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/12 09月15日  32960  33450  32920  33280  +300 23/12 09月14日  32520  33040  32440  32980  +530 23/12 09月13日  32560  32680  32400  32450  -170 23/12 09月12日  32300  32620  32220  32620  +340 23/12 09月11日  32420  32560  32170  32280  -140 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/12 09月15日  2385.5  2418.5  2383.0  2405.5  +20.5 23/12 09月14日  2358.5  2391.0  2353.5  2385.0  +30.5 23/12 09月13日  2359.5  2368.0  2351.5  2354.5  -9.5 23/12 09月12日  2345.0  2364.0  2340.0  2364.0  +20.5 23/12 09月11日  2340.5  2354.5  2330.5  2343.5  +3.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 09月15日(12月限) 33055  -225 09月14日(12月限) 33180  +200 09月13日(12月限) 32635  +185 09月12日(12月限) 32585  -35 09月11日(12月限) 32435  +155 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 09月08日     39億円  -465億円 1兆3023億円  +414億円 09月01日    505億円  +115億円 1兆2609億円  +4668億円 08月25日    389億円  -80億円  7940億円  +318億円 08月18日    470億円  +199億円  7622億円  -455億円 08月10日    270億円  -214億円  8078億円  +1255億円 08月04日    484億円  +346億円  6822億円  -3304億円 07月28日    138億円  -141億円 1兆0127億円  +734億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 09月13日      0株    -78万株  5億4738万株   +1048万株 09月12日     78万株   -100万株  5億3690万株   +522万株 09月11日    178万株   -0.3万株  5億3167万株   +946万株 09月08日    178万株   -576万株  5億2221万株   +594万株 09月07日    755万株   -231万株  5億1626万株   -7106万株 09月06日    986万株    -25万株  5億8733万株   +2833万株 09月05日    1012万株   -263万株  5億5899万株   +4009万株 09月04日    1276万株    +32万株  5億1890万株   +1739万株 09月01日    1243万株   +193万株  5億0151万株   +8479万株 08月31日    1049万株   +323万株  4億1671万株   +5968万株 08月30日    726万株      0株  3億5703万株   +751万株 08月29日    726万株   -210万株  3億4951万株   +731万株 08月28日    936万株   -162万株  3億4219万株   +1725万株 08月25日    1099万株   +264万株  3億2494万株   +531万株 08月24日    835万株    -82万株  3億1963万株   +46万株 08月23日    917万株   -0.2万株  3億1917万株   +132万株 08月22日    917万株    -91万株  3億1784万株   +331万株 08月21日    1008万株   -369万株  3億1452万株   -570万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/09/18 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―株価指数先物 【週間展望】 ―米国にらみの3万2500円を挟んだ短期的な売買  今週の日経225先物は、米国市場の動向に振られやすい展開になりそうだ。13日に8月の米消費者物価指数(CPI)、14日に米小売売上高、米卸売物価指数(PPI)、15日に9月のニューヨーク連銀製造業景気指数、ミシガン大学消費者態度指数の発表が予定されている。翌週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、FOMCメンバーらによる金融政策に関する発言を禁じる「ブラックアウト」期間に入る。このため、これら経済指標の結果を受けて思惑的な動きが強まりやすい。  また、先週は中国当局が政府職員に対し米アップルの「iPhone」など海外メーカーの小型機器の使用を禁止する計画が報じられ、さらに使用禁止の範囲を拡大すると伝えられた。報道を受けてアップルが大幅に下落したほか、米ハイテク企業への規制拡大が警戒されて、エヌビディアなどの弱い値動きも目立っていた。8日の米国市場でアップルには買い戻しが見られたものの、米ハイテク株の値動きが指数インパクトの大きい値がさハイテク株に影響を与えると考えられ、先物市場では短期筋の仕掛け的な売買が強まりやすい。  先週の日経225先物は、前週の8月28日からのリバウンド基調を継続するなか、9月7日には3万3110円(12月限)まで買われた。週末に9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、権利行使価格のレンジ切り上げとともにヘッジ対応の動きが指数を押し上げる流れが続いた。しかし、中国のiPhone規制報道をきっかけに週後半は軟化し、結局は前週比マイナスだった。  なお、9月のSQ値は3万2921円39銭だった。SQに絡んだ商いはTOPIX型の売り越しに対して、日経平均型は買い越しだったこともあり、前日の日経平均株価に対して70円程度の下げにとどまった。波乱なくSQは通過したが、日経平均株価は寄り付き直後に付けた3万2920円を高値に軟化しており、SQ値が心理的な抵抗となっていた。SQ通過で需給が軽くなるなか、その後はショート優勢の展開となった。  日経225先物は先週の下げによりボリンジャーバンドの+1σを下回り、75日移動平均線水準まで下げてきたことで、同線のほか3万2070円辺りに位置する25日線が支持線として意識されやすいだろう。+1σが3万2550円辺りに位置しているため、3万2500円辺りを中心とした上下の権利行使価格である3万2250円から、SQ値手前の権利行使価格3万2875円処のレンジを想定する。3万2500円を中心に、下限に接近する局面では押し目狙いのロング対応に、レンジ上限に接近する局面では戻り売り狙いの短期ショートの対応に向かわせよう。  VIX指数は13.84に低下した。前日には一時15.68まで上昇し、75日線突破から25日線を捉える場面も見られた。抵抗線を試した後に再び低下を見せていることで、リスク選好に傾きやすいだろう。そのため、週初の日経225先物はリバウンド狙いのロングが入りやすいと考えられる。  なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で13.85倍に低下し、一時13.79倍と3月前半以来の水準まで下げてきた。目先的には2月22日の13.70倍のほか、1月16日の13.62倍が意識されやすい。年初の水準に接近するなかで、NTショートを巻き戻す動きが意識されてくるものの、米ハイテク株を巡って不透明感が燻るなか、ややTOPIX型優位の展開が継続しそうだ。  8月第5週(8月28日-9月1日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週ぶりに買い越しており、買い越し額は9715億円(8月第4週は1082億円の売り越し)だった。なお、現物は3393億円の買い越し(同2046億円の売り越し)と3週ぶりの買い越しであり、先物は6322億円の買い越し(同964億円の買い越し)と2週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で1兆1687億円の売り越しで、2週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で670億円の買い越しとなり、2週連続の買い越しだった。  主要スケジュールでは、12日に米アップルがスペシャルイベントを開催するほか、13日に7-9月期法人企業景気予測調査、8月国内企業物価、米国8月消費者物価指数、14日に7月機械受注、7月鉱工業生産確報値、米国8月小売売上高、米国8月卸売物価指数、欧州中央銀行(ECB)政策金利、ラガルドECB総裁会見、15日に中国8月小売売上高、中国8月鉱工業生産、米国9月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米国8月鉱工業生産、米国9月ミシガン大学消費者態度指数などが予定されている。なお、岸田首相は13日に内閣改造と自民党の役員人事を実施するとみられている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68 09月限 日経225 32921.39  TOPIX  2370.93 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/12 09月08日  32740  32840  32290  32420  -350 23/09 09月07日  33230  33330  32980  33000  -240 23/09 09月06日  32930  33290  32830  33240  +270 23/09 09月05日  33010  33090  32790  32970  -10 23/09 09月04日  32680  32980  32610  32980  +280 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/12 09月08日  2363.0  2369.0  2333.5  2340.5  -24.5 23/09 09月07日  2393.5  2398.0  2378.5  2384.0  -10.5  23/09 09月06日  2372.5  2396.5  2366.0  2394.5  +19.5 23/09 09月05日  2379.5  2384.0  2361.5  2375.0  -2.0 23/09 09月04日  2345.0  2377.0  2345.0  2377.0  +30.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 09月08日(12月限) 32520  +100 09月07日(12月限) 32895  +125 09月06日(9月限)  33125  -115 09月05日(9月限)  33110  +140 09月04日(9月限)  休場 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 09月01日    505億円  +115億円 1兆2609億円  +4668億円 08月25日    389億円  -80億円  7940億円  +318億円 08月18日    470億円  +199億円  7622億円  -455億円 08月10日    270億円  -214億円  8078億円  +1255億円 08月04日    484億円  +346億円  6822億円  -3304億円 07月28日    138億円  -141億円 1兆0127億円  +734億円 07月21日    280億円  -52億円  9393億円  +497億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 09月06日    986万株    -25万株  5億8733万株   +2833万株 09月05日    1012万株   -263万株  5億5899万株   +4009万株 09月04日    1276万株    +32万株  5億1890万株   +1739万株 09月01日    1243万株   +193万株  5億0151万株   +8479万株 08月31日    1049万株   +323万株  4億1671万株   +5968万株 08月30日    726万株      0株  3億5703万株   +751万株 08月29日    726万株   -210万株  3億4951万株   +731万株 08月28日    936万株   -162万株  3億4219万株   +1725万株 08月25日    1099万株   +264万株  3億2494万株   +531万株 08月24日    835万株    -82万株  3億1963万株   +46万株 08月23日    917万株   -0.2万株  3億1917万株   +132万株 08月22日    917万株    -91万株  3億1784万株   +331万株 08月21日    1008万株   -369万株  3億1452万株   -570万株 08月18日    1378万株   +133万株  3億2023万株   -546万株 08月17日    1245万株   -121万株  3億2569万株   -707万株 08月16日    1366万株   +404万株  3億3276万株   -925万株 08月15日    962万株   +136万株  3億4202万株   +78万株 08月14日    826万株   +211万株  3億4123万株   +294万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/09/10 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―ロール中心のなかヘッジ対応の動きが強まる  今週の日経225先物は、週末の需給イベントに向けて、やや強含みの展開が見込まれる。先週は米長期金利の低下を背景とした米株式市場の上昇が支援材料となり5日続伸し、一時3万2850円までのリバウンドを見せたが、米雇用統計の発表を控えていたこともあり、週末は終盤にかけて上げ幅を縮めていた。  1日に発表された8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比18万7000人増加し、市場予想(16.5万人増程度)を上回った。ただし、6月と7月の雇用者数が下方修正されたほか、失業率は3.8%に上昇し予想(同3.6%程度)を上回った。また、平均時給の伸び率は0.24%となり、市場予想(0.30%程度)を下回った。8月のISM製造業景況感指数が47.6と予想(47.1程度)を上回ったことが重荷となったものの、雇用統計の結果を受けて金融引き締め長期化への過度な警戒が和らぎ、NYダウは一時250ドルほど上げ幅を広げる場面も見られた。  一方で、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁が講演で「労働市場は均衡化の兆候が出てきたが、なお堅調な状態を維持している」と指摘した。この発言が伝わると金融引き締めへの警戒が再燃、米長期金利が上昇したことでNYダウは上げ幅を縮めたほか、ナスダックは小幅ながら6営業日ぶりに下落した。  米当局者の発言などを受けた米長期金利の動向を警戒しつつも、米雇用統計を無難に通過したことで、東京市場は前週の流れを引き継ぐ形で緩やかなリバウンド基調が意識されそうだ。4日の米国市場はレイバー・デーの祝日となり、海外勢のフローは限られるだろうが、短期的にショートが入る局面では、その後のリバウンドを想定した押し目狙いのロングスタンスに向かわせよう。  今週は、週末に9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えている。限月交代に伴うロールオーバーが中心になるため、大きなトレンドは出にくいと考えられる。しかし、先週は週初の3万1610円(ナイトセッションを含む)を安値にリバウンド基調を継続し、週末には一時3万2850円までのリバウンドを見せた。積極的な上値追いのロングが手控えられるなか、オプション権利行使価格のレンジを日々切り上げる展開によって、ヘッジ対応の動きが指数を押し上げた格好である。  1日のシカゴ日経平均先物清算値は3万2760円だった。ボリンジャーバンドの+1σ(3万2720円)を挟んだ膠着だったが、同バンドを上回ってくるようだと、ヘッジ対応の動きがより強まろう。そのため、週初はオプション権利行使価格の3万2500円から3万2750円のレンジを想定するが、+1σ水準での底堅い値動きにより、3万2750円から3万3000円へとレンジを切り上げてくる展開に期待したいところだろう。3万3000円へのトレンドが強まるようだと、+2σが位置する3万3190円辺りがターゲットになりそうだ。  また、VIX指数は13.09に低下し、一時13.02まで下げる場面が見られた。6営業日連続で低下しており、7月下旬以来の13.00割れが意識されている。VIXの上昇を想定したショートを巻き戻す動きも強まってくる可能性があるため、ショートを仕掛けづらくさせそうである。  なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で13.93倍に低下した。5月10日以来の水準まで低下しており、上昇基調が強まった5月半ばから6月半ばまでの上昇分を埋めてきた。方向性としては1月半ばの13.62倍が意識されてくるものの、いったんはNTショートを巻き戻す動きに向かわせる水準であろう。先週はTOPIXがバブル崩壊後の戻り高値を更新した。相対的に日経平均型の出遅れ感が意識されてくる可能性もある。メジャーSQを前にポジションを傾けてくる動きは限られようが、メジャーSQ通過後はNTロングに向かわせる可能性を意識しておきたい。  8月第4週(8月21日-25日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続で売り越しており、売り越し額は1082億円(8月第3週は8351億円の売り越し)だった。なお、現物は2046億円の売り越し(同7415億円の売り越し)と2週連続の売り越しであり、先物は964億円の買い越し(同936億円の売り越し)と2週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で909億円の売り越しで、2週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で68億円の買い越しとなり、10週ぶりの買い越しだった。  経済スケジュールでは、5日に7月全世帯家計調査、中国8月財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)、米国7月製造業新規受、米国6月耐久財受注確報値、6日に米国7月貿易収支、米国8月ISM非製造業PMI、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、7日に7月景気動向指数、中国8月貿易収支、米国4-6月期非農業部門労働生産性指数確報値、8日に7月毎月勤労統計調査、4-6月期GDP改定値、7月国際収支、8月景気ウォッチャー調査、米国7月卸売売上高などの発表が予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 09月01日  32590  32850  32400  32700  +90 23/09 08月31日  32270  32700  32200  32610  +330 23/09 08月30日  32250  32570  32140  32280  +70 23/09 08月29日  32190  32370  32110  32210  +40 23/09 08月28日  31650  32200  31610  32170  +540 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 09月01日  2329.5  2354.5  2321.0  2346.5  +16.0 23/09 08月31日  2310.0  2337.5  2303.5  2330.5  +20.5 23/09 08月30日  2307.5  2323.0  2301.5  2310.0  +5.5 23/09 08月29日  2299.5  2312.0  2296.0  2304.5  +6.0 23/09 08月28日  2269.0  2301.5  2267.0  2298.5  +31.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 09月01日(9月限)  32760  +60 08月31日(9月限)  32500  -110 08月30日(9月限)  32390  +110 08月29日(9月限)  32420  +210 08月28日(9月限)  32280  +110 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 08月25日    389億円  -80億円  7940億円  +318億円 08月18日    470億円  +199億円  7622億円  -455億円 08月10日    270億円  -214億円  8078億円  +1255億円 08月04日    484億円  +346億円  6822億円  -3304億円 07月28日    138億円  -141億円 1兆0127億円  +734億円 07月21日    280億円  -52億円  9393億円  +497億円 07月14日    332億円  +328億円  8895億円  -2452億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 08月30日    726万株      0株  3億5703万株   +751万株 08月29日    726万株   -210万株  3億4951万株   +731万株 08月28日    936万株   -162万株  3億4219万株   +1725万株 08月25日    1099万株   +264万株  3億2494万株   +531万株 08月24日    835万株    -82万株  3億1963万株   +46万株 08月23日    917万株   -0.2万株  3億1917万株   +132万株 08月22日    917万株    -91万株  3億1784万株   +331万株 08月21日    1008万株   -369万株  3億1452万株   -570万株 08月18日    1378万株   +133万株  3億2023万株   -546万株 08月17日    1245万株   -121万株  3億2569万株   -707万株 08月16日    1366万株   +404万株  3億3276万株   -925万株 08月15日    962万株   +136万株  3億4202万株   +78万株 08月14日    826万株   +211万株  3億4123万株   +294万株 08月10日    614万株   -265万株  3億3828万株   +2133万株 08月09日    880万株   -416万株  3億1695万株   -249万株 08月08日    1297万株    +61万株  3億1944万株   +2445万株 08月07日    1235万株    +30万株  2億9498万株   +162万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/09/03 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―買い戻し先行も、自律反発の域は脱せず  今週の日経225先物は、重要イベント通過により、自律反発狙いの買いが先行することになりそうだ。先週は週初に付けた3万1270円を安値に、米半導体大手エヌビディアの予想を上回る決算評価の流れもあり、24日まで4日続伸し、一時3万2290円まで買われた。しかし、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演への警戒感から、25日は一時3万1540円まで売られ、3万1630円で週末の取引を終えた。  注目されたパウエル議長の講演は、「必要と判断すれば、さらに利上げする用意がある」と述べ、改めてインフレ抑制を優先する姿勢を示した。一方で「金融引き締めの長期化によって悪影響を与える可能性もある」と述べており、景気にも配慮する姿勢を示した。  これを受けた25日の米国市場は、講演後に売られる場面が見られたものの、発言内容は想定内だったとする見方もあり、売り一巡後は買い戻されて上昇に転じた。昨年はジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演後にNYダウは1000ドル安、日経平均株価が700円超下落していただけにリスクポジションを圧縮していたと考えられ、週初は買い戻しが入りやすいだろう。  ただし、8月の米国ミシガン大学消費者調査(確報値)で1年先のインフレ期待は3.5%に上昇し、前月の3.4%を上回り、3カ月ぶりの高水準だった。今週は2米国で9日に7月JOLTS求人件数、8月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数、30日に4-6月期の実質国内総生産(GDP)改定値、31日に7月の個人消費支出(PCEデフレーター)、9月1日には8月の雇用統計、8月のISM製造業景況指数の発表などが予定されており、これら経済指標の発表を受けた米国市場の影響を受けやすい。  そのため、日経225先物は買い戻しが先行するものの、自律反発の域は脱しないだろう。さらに翌週末には9月限の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控えているため、限月交代に伴うロールオーバーが意識されやすく、積極的にポジションを傾けてくる流れにはなりづらいと考えられる。  日経225先物はオプション権利行使価格の3万1500円水準での底堅さが意識される半面、節目の3万2000円のほか、25日、75日移動平均線辺りでは強弱感が対立しやすい。ナイトセッションを3万1860円で終えたこともあり、まずはオプション権利行使価格の3万1875円を中心とした上下の権利行使価格となる3万1625円から3万2125円のレンジを想定。3万2000円処で底堅さがみられる局面では、ショートカバーを誘う格好から、25日線が位置する3万2270円およびオプション権利行使価格の3万2500円水準が意識されてきそうだ。  週末のVIX指数は15.68(前日は17.20)に低下し、前日の上昇分を埋める形で大幅な低下(8.8%)を見せており、25日、75日線水準まで下げている。75日線(15.18)を下回ってくるようだとリスク選好に向かわせやすく、センチメントを測るうえで注目しておきたい。一方で、200日線が18.37に位置しているため、同線に接近する局面ではリスク回避姿勢が強まりやすいだろう。  なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で13.95倍に低下した。終値で14.00倍を下回ったのは5月11日以来となり、同月10日に付けた直近安値13.91倍が意識されている。25日の下落で指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ファーストリテイリング<9983>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]の4銘柄が、日経平均株価を400円超押し下げた影響である。週初はリバランスの流れが意識されやすいが、14.11倍辺りに位置する200日線を明確に上放れてこないと、同線接近ではNTショートによるスプレッド狙いに向かわせやすいとみておきたい。  8月第3週(8月14日-18日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週ぶりに売り越しており、売り越し額は8351億円(8月第2週は6460億円の買い越し)だった。なお、現物は7415億円の売り越し(同1799億円の買い越し)と8週ぶりの売り越しであり、先物は936億円の売り越し(同4661億円の買い越し)と2週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で5323億円の買い越しで、2週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で1144億円の売り越しとなり、9週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、28日に6月景気動向指数改定値、29日に7月失業率、7月有効求人倍率、米国6月ケース・シラー住宅価格指数、米国8月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、米国7月JOLTS求人件数、30日に8月消費動向調査、米国8月ADP雇用統計、米国4-6月期GDP改定値、31日に7月鉱工業生産、7月商業動態統計、中国8月製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国7月個人所得・個人消費支出、米国8月シカゴ購買部協会景気指数、9月1日に4-6月期法人企業統計調査、中国8月財新製造業PMI、米国8月雇用統計、米国8月ISM製造業景況指数などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 08月25日  32190  32210  31540  31630  -590 23/09 08月24日  32010  32290  31830  32220  +250 23/09 08月23日  31930  32030  31690  31970  +50 23/09 08月22日  31570  31920  31570  31920  +420 23/09 08月21日  31400  31760  31270  31500  +30 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 08月25日  2282.0  2284.0  2257.0  2267.0  -16.5 23/09 08月24日  2276.5  2289.5  2266.5  2283.5  +8.5 23/09 08月23日  2268.5  2278.0  2252.52275.0  +7.5 23/09 08月22日  2242.5  2268.0  2242.5  2267.5  +28.5 23/09 08月21日  2232.5  2254.0  2224.5  2239.0  +2.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 08月25日(9月限)  31860  +230 08月24日(9月限)  31690  -530 08月23日(9月限)  31995  +25 08月22日(9月限)  31760  -160 08月21日(9月限)  31800  +300 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 08月18日    470億円  +199億円  7622億円  -455億円 08月10日    270億円  -214億円  8078億円  +1255億円 08月04日    484億円  +346億円  6822億円  -3304億円 07月28日    138億円  -141億円 1兆0127億円  +734億円 07月21日    280億円  -52億円  9393億円  +497億円 07月14日    332億円  +328億円  8895億円  -2452億円 07月07日     3億円 -1208億円 1兆1347億円  -3139億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 08月23日    917万株   -0.2万株  3億1917万株   +132万株 08月22日    917万株    -91万株  3億1784万株   +331万株 08月21日    1008万株   -369万株  3億1452万株   -570万株 08月18日    1378万株   +133万株  3億2023万株   -546万株 08月17日    1245万株   -121万株  3億2569万株   -707万株 08月16日    1366万株   +404万株  3億3276万株   -925万株 08月15日    962万株   +136万株  3億4202万株   +78万株 08月14日    826万株   +211万株  3億4123万株   +294万株 08月10日    614万株   -265万株  3億3828万株   +2133万株 08月09日    880万株   -416万株  3億1695万株   -249万株 08月08日    1297万株    +61万株  3億1944万株   +2445万株 08月07日    1235万株    +30万株  2億9498万株   +162万株 08月04日    1205万株   -269万株  2億9336万株   -1203万株 08月03日    1475万株   +123万株  3億0539万株   -9352万株 08月02日    1352万株   +881万株  3億9891万株   -4901万株 08月01日    470万株    -28万株  4億4793万株   +1426万株 07月31日    499万株   +181万株  4億3366万株   -159万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/08/27 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―ヘッジを挟んでのスプレッド狙いが中心  今週の日経225先物は、引き続き米国の金利動向と中国経済の先行き不安など、外部要因の影響を受けやすい展開が見込まれる。先週は予想を上回る経済指標の結果に対し、米国の金融引き締めが長期化すると受け止められて米長期金利が上昇し、ハイテク株の重荷となった。また、不動産大手の中国恒大集団が米国で破産法の適用を申請し、中国経済の先行き不安も投資家心理を冷ます格好だった。  傾向としてはナイトセッションで米国市場の影響を、日中は香港ハンセン指数の動きに連動しやすい需給状況だった。日経225先物は1週間で1000円超下落しており、支持線として意識されていた75日移動平均線を下回った。ボリンジャーバンドでは下向きで推移する-2σを挟んで推移しており、-3σを捉える場面も見られた。テクニカル面では売られ過ぎが意識されるものの、下向きで推移するバンドに沿う形で調整が続いており、ボトムを見極めづらくさせている。  週間形状では7月前半以降、+1σに上値を抑えられる形状で、先週の下落で-1σを下回ってきており、-2σが位置する3万1110円処が意識されやすい。同水準から-3σの3万0490円辺りを目先のターゲットとしてショート優勢の需給状況となりそうだ。一方、上値は-1σ(3万1910円)、75日線(3万1950円)辺りが抵抗線として意識されやすく、先週の調整に対する自律反発をみせたとしても、3万1900円に接近する場面では戻り待ち狙いのショートが強まりやすい。そのため、オプション権利行使価格の3万1500円を中心に上下の権利行使価格である3万1125円から3万1875円辺りのレンジを想定する。  今週は、8月24日から26日にかけて経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が開催され、世界経済や金融政策を巡って議論が交わされる。昨年の会議ではパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で「景気を犠牲にしても物価高を定着させない」との見解を示し、利上げ警戒からNYダウが1000ドルを超える下落となり、日経平均株価も760円超下落した。パウエル議長は日本時間の25日午後11時05分から講演すると伝えられており、週末にかけては持ち高調整の動きが中心になりそうだ。  また、23日にはエヌビディアの決算発表が予定されている。5-7月期決算は好調が見込まれるが、材料出尽くしになるとの見方が大勢であろう。ただし、期待先行では買われておらず、出尽くし感が強まったとしても、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などではアク抜け感が強まる可能性もあり、足もとで低下傾向にあるNT倍率の修正が入る展開も想定しておきたい。  そのNT倍率だが、先物中心限月で14.11倍辺りに位置する200日線を下回り、週末には一時13.99倍と節目の14.00倍を下回る場面もみられた。節目を割り込んだことで、いったんは利益確定に伴うNTショートの巻き戻しが入り、14.06倍で終えていた。方向性としては5月半ばに付けた13.91倍が意識されやすいが、エヌビディアの決算次第ではトレンド転換の可能性もある点は意識しておきたい。特に足もとでは積極的にポジションを傾けてくる動きは限られていたと考えられ、ヘッジを挟んでスプレッド狙いの動きが中心になりやすい。  先週末のVIX指数は17.30(前日は17.89)に低下した。ただし、一時18.88まで切り上がり、18.55辺りに位置する200日線を上放れる場面があった。同線を明確に上放れると、3月の30.81が意識されてくる可能性もあり、投資家心理を神経質にさせよう。  8月第2週(8月7日- 10日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週ぶりに買い越しており、買い越し額は6460億円(8月第1週は3782億円の売り越し)だった。なお、現物は1799億円の買い越し(同188億円の買い越し)と7週連続の買い越しであり、先物は4661億円の買い越し(同3970億円の売り越し)と3週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で3621億円の売り越しで、2週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で2822億円の売り越しとなり、8週連続の売り越しだった。  主要スケジュールでは、21日に中国人民銀による最優遇貸出金利の発表、22日に米国7月中古住宅販売件数、米国8月リッチモンド連銀製造業指数、BRICS首脳会議(南ア、~24日)、23日に米国8月製造業PMI、米国7月新築住宅販売件数、米大統領選共和党候補の初回討論会、エヌビディア決算、24日に米国7月耐久財受注、25日に8月東京都区部消費者物価指数、米国8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、パウエルFRB議長によるジャクソンホール会議での講演などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 08月18日  31660  31770  31230  31470  -200 23/09 08月17日  31800  31910  31280  31670  -60 23/09 08月16日  32150  32160  31700  31730  -520 23/09 08月15日  32190  32390  32070  32250  +160 23/09 08月14日  32570  32810  32010  32090  -470 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 08月18日  2254.0  2262.0  2227.5  2237.0  -18.0 23/09 08月17日  2262.0  2268.5  2226.5  2255.0  -2.0 23/09 08月16日  2283.5  2284.0  2255.5  2257.0  -32.0 23/09 08月15日  2289.0  2300.0  2282.5  2289.0  +5.5 23/09 08月14日  2309.5  2323.0  2276.0  2283.5  -24.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 08月18日(9月限)  31460  -10 08月17日(9月限)  31380  -290 08月16日(9月限)  31690  -40 08月15日(9月限)  31940  -310 08月14日(9月限)  32295  +205 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 08月10日    270億円  -214億円  8078億円  +1255億円 08月04日    484億円  +346億円  6822億円  -3304億円 07月28日    138億円  -141億円 1兆0127億円  +734億円 07月21日    280億円  -52億円  9393億円  +497億円 07月14日    332億円  +328億円  8895億円  -2452億円 07月07日     3億円 -1208億円 1兆1347億円  -3139億円 06月30日    1212億円  +480億円 1兆4486億円  -636億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 08月16日    1366万株   +404万株  3億3276万株   -925万株 08月15日    962万株   +136万株  3億4202万株   +78万株 08月14日    826万株   +211万株  3億4123万株   +294万株 08月10日    614万株   -265万株  3億3828万株   +2133万株 08月09日    880万株   -416万株  3億1695万株   -249万株 08月08日    1297万株    +61万株  3億1944万株   +2445万株 08月07日    1235万株    +30万株  2億9498万株   +162万株 08月04日    1205万株   -269万株  2億9336万株   -1203万株 08月03日    1475万株   +123万株  3億0539万株   -9352万株 08月02日    1352万株   +881万株  3億9891万株   -4901万株 08月01日    470万株    -28万株  4億4793万株   +1426万株 07月31日    499万株   +181万株  4億3366万株   -159万株 07月28日    318万株   -643万株  4億3525万株   -2808万株 07月27日    961万株    +91万株  4億6334万株   +1339万株 07月26日    870万株   +301万株  4億4995万株   -263万株 07月25日    568万株   +152万株  4億5258万株   -403万株 07月24日    415万株   -316万株  4億5662万株   +3909万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/08/20 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―米金利動向を睨みつつ、押し目狙いのロング対応  今週の日経225先物は、米国経済指標の結果を受けた金利動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。先週の米国市場では、10日に発表された7月の米消費者物価指数(CPI)が2カ月連続で低い伸びだったことを受けて、インフレ沈静化への期待が高まった。しかし、11日発表の7月の米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったことで、米金融引き締めが長引くとの懸念につながった。  これを受けて11日の米債券市場では長期金利が上昇し、ハイテク株の重荷となっている。今週は15日に7月米国小売売上高、8月ニューヨーク連銀製造業景気指数の発表が予定されているほか、16日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるため、これらを受けた金利の動向を注視することになろう。  バイデン米大統領は9日、中国に対し米投資を制限する大統領令に署名した。中国の軍事・監視技術の開発を抑制する取り組みとして、半導体や人工知能(AI)、量子技術が対象になるため、エヌビディアなどハイテク企業の株価は足もとで調整が強まっている。この影響はアドバンテスト<6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への投資を慎重にさせており、日経平均型の重荷となる可能性が警戒されている。  先週末10日の日経225先物は、寄り付き直後に3万2010円まで売られたものの、その後はショートカバーを交えて上昇し、3万2560円と高値で取引を終えた。ナイトセッションでは一時3万2810円まで買われたが、祝日取引で軟化しており、3万2450円で取引を終えた。一時25日移動平均線を上放れ、ボリンジャーバンドの+1σ(3万2850円)水準に迫る場面も見られた。バンドは収斂してきており、25日線を挟んだ煮詰まり感が意識されてきそうだ。そのため、オプション権利行使価格の3万2500円を中心に、3万2250円~3万2875円のレンジを想定しておきたい。  レンジ下限を下回る局面では、8月のSQ値である3万2013円86銭がサポートとして期待されることから押し目狙いのロングスタンスとし、ボリンジャーバンドの+1σを上回る局面では、節目の3万3000円狙いのロング対応に向かわせよう。米国では小売企業の決算発表が予定されているが、国内は10日に800社ほどの企業が決算を発表しており、ピークは通過した。国内外の機関投資家は決算通過で動きやすくなるため、下値の堅さが意識されやすくなるだろう。  VIX指数は14.84に低下した。先週は一時18.14まで上昇する場面も見られ、その後は落ち着いた値動きではあったが、75日線を上回って推移していた。週末の15.00割れで75日線も下回ってきており、ややリスク選好に向かわせやすい。  なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.11倍だった。一時14.05倍まで低下しており、200日線を割り込んできた。同線が上値抵抗線として意識されてきており、ハイテク株に不透明感があるなか、円相場が一時1ドル=145円台に乗せるなど円安基調が強まっており、相対的にTOPIX型優位の流れになりそうである。そのため、200日線が位置する14.12倍辺りが抵抗となるようだと、5月10日に付けた13.91倍辺りを想定したNTショートによるスプレッド狙いの動きが強まってくる可能性がある。  8月第1週(7月31日-8月4日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続で売り越しており、売り越し額は3782億円(7月第4週は2557億円の売り越し)だった。なお、現物は188億円の買い越し(同738億円の買い越し)と6週連続の買い越しであり、先物は3970億円の売り越し(同3295億円の売り越し)と2週連続で売り越している。個人は現物と先物の合算で3427億円の買い越しで、2週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で1342億円の売り越しとなり、7週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、15日に4-6月期実質国内総生産(GDP)、6月鉱工業生産確報値、中国7月小売売上高、中国7月鉱工業生産、中国1-7月固定資産投資、米国7月小売売上高、米国8月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米国7月輸入・輸出物価指数、16日に7月訪日外客数、米国7月住宅着工件数、米国7月鉱工業生産、FOMC(7月25~26日開催分)議事要旨、17日に7月貿易統計、6月機械受注、米国8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米国7月コンファレンス・ボード景気先行指数、18日に7月全国消費者物価指数(CPI)、日米韓首脳会談などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 08月10日  32280  32560  32010  32560  +340 23/09 08月09日  32280  32400  32090  32220  -70 23/09 08月08日  32330  32530  32200  32290  -30 23/09 08月07日  32110  32320  31800  32320  +170 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 08月10日  2287.5  2307.5  2271.0  2307.5  +23.5 23/09 08月09日  2288.5  2292.0  2275.0  2284.0  -6.0 23/09 08月08日  2289.0  2300.5  2280.5  2290.0  +2.0 23/09 08月07日  2269.0  2288.0  2258.5  2288.0  +17.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 08月11日(9月限)  32455  -105 08月10日(9月限)  32530  -30 08月09日(9月限)  32120  -100 08月08日(9月限)  32310  +20 08月07日(9月限)  32405  +85 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 08月04日    484億円  +346億円  6822億円  -3304億円 07月28日    138億円  -141億円 1兆0127億円  +734億円 07月21日    280億円  -52億円  9393億円  +497億円 07月14日    332億円  +328億円  8895億円  -2452億円 07月07日     3億円 -1208億円 1兆1347億円  -3139億円 06月30日    1212億円  +480億円 1兆4486億円  -636億円 06月23日    732億円  -235億円 1兆5123億円  +1345億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 08月08日    1297万株    +61万株  3億1944万株   +2445万株 08月07日    1235万株    +30万株  2億9498万株   +162万株 08月04日    1205万株   -269万株  2億9336万株   -1203万株 08月03日    1475万株   +123万株  3億0539万株   -9352万株 08月02日    1352万株   +881万株  3億9891万株   -4901万株 08月01日    470万株    -28万株  4億4793万株   +1426万株 07月31日    499万株   +181万株  4億3366万株   -159万株 07月28日    318万株   -643万株  4億3525万株   -2808万株 07月27日    961万株    +91万株  4億6334万株   +1339万株 07月26日    870万株   +301万株  4億4995万株   -263万株 07月25日    568万株   +152万株  4億5258万株   -403万株 07月24日    415万株   -316万株  4億5662万株   +3909万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/08/13 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―米CPI、PPIの結果を見極め  今週の日経225先物は、米国市場の動向を睨みながらのなか、目先のボトムを探る相場展開になりそうだ。先週は格付け会社フィッチ・レーティングスの米国債格下げをきっかけに、ショート優勢の展開となった。週初は金融政策決定会合の結果を受けた日銀トレードの巻き戻しなどで、8月1日には3万3470円まで買われたものの、米国債格下げを受けて翌日は急落。その後も不安定な展開が続き、4日には一時3万1660円まで売られ、節目の3万2000円を割り込んだ。  テクニカル面では75日移動平均線水準まで下げたほか、ボリンジャーバンドの-2σを下回る場面も見られており、いったんは調整一巡感が意識されやすい。ただし、来週前半までは決算発表が続くこともあり、積極的なリバウンドを狙ったロングは限られるだろう。反対に短期的には戻りを試す場面ではショートが入りやすい。  また、米国市場は相対的に強い値動きを継続しているものの、先週までの調整でナナスダック指数、S&P500指数が25日線を下回ってきた。注目された7月の米雇用統は、非農業部門の雇用者数が前月比で18万7000人増と市場の予想には届かなかったが、平均時給は予想以上に伸びており、人手不足による賃上げ圧力がなお根強いことが示された。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ継続の可能性も意識されるなか、売り優勢の展開だった。  FRBは7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げ再開を決定し、パウエルFRB議長は声明で、政策金利を再び引き上げるか据え置くかは今後のデータ次第とし、経済指標を見極める考えを強調した。利上げの可能性を除外しなかったこともあり、10日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)、11日発表の7月の米卸売物価指数(PPI)に市場の関心は集まろう。  日米ともに決算発表が続くほか、夏休みで市場参加者は限られるとみられ、経済指標の結果次第では短期筋の売買に大きく影響を受けそうだ。もっとも、6月のCPIは前年比3.0%上昇し、5月の4.0%から鈍化した。2カ月連続で伸びが鈍化するようだと、利上げ終了への期待が高まり、リバウンドをみせてくる可能性がある。  そのため、まずは3万2000円を中心に、75日線を支持線として、3万1500円から25日線が位置する3万2630円のレンジを想定する。ただし、緩やかながら調整が継続していることから積極的な上値追いは控え、押し目狙いのロング対応となろう。  4日のVIX指数は17.10に上昇した。一時14.57まで低下し、75日線割れから25日線に接近する場面も見られた。ただし、その後の切り返しで75日線を上回って推移しており、目先的には200日線が位置する14.04辺りまでの上昇が警戒されやすい。米経済指標の結果次第の面はあるが、先高観が意識されやすいなか、慎重姿勢に向かわせそうだ。  なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.15倍に低下し、200日線が位置する14.12倍に接近してきた。52週線水準まで低下してきたこともあり、いったんはNTショートを巻き戻す動きが入りやすいタイミングとみられる。ただし、200日線を明確に下回ってくるようだと、下へのバイアスが強まる可能性はあろう。ボリンジャーバンドの-3σは14.05倍辺りに位置しており、瞬間的には14.00倍割れも想定しておく必要がありそうだ。  7月第4週(7月24日-28日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では4週ぶりに売り越しており、売り越し額は2557億円(7月第3週は577億円の買い越し)だった。なお、現物は738億円の買い越し(同197億円の買い越し)と5週連続の買い越しであり、先物は3295億円の売り越し(同380億円の買い越し)と4週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で2312億円の売り越しで、4週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で527億円の売り越しとなり、6週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、7日に日銀金融政策決定会合の主な意見(7月27~28日分)、6月景気動向指数、米国6月消費者信用残高、8日に7月景気ウオッチャー調査、中国7月貿易収支、米国6月貿易収支、米国6月卸売売上高、9日に中国7月CPI、中国7月PPI、10日に7月国内企業物価指数、米国7月CPI、11日に米国7月PPI、米国8月ミシガン大学消費者態度指数などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 08月04日  32010  32280  31660  32150  -30 23/09 08月03日  32550  32630  32080  32180  -430 23/09 08月02日  33390  33390  32590  32610  -800 23/09 08月01日  33300  33470  33190  33410  +150 23/09 07月31日  32680  33390  32550  33260  +490 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 08月04日  2257.5  2278.0  2238.0  2271.0  +4.0 23/09 08月03日  2291.0  2297.5  2263.5  2267.0  -28.5 23/09 08月02日  2333.0  2334.0  2294.5  2295.5  -38.0 23/09 08月01日  2329.5  2338.0  2321.0  2333.5  +6.5 23/09 07月31日  2287.0  2330.5  2286.0  2327.0  +36.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 08月04日(9月限)  31980  -170 08月03日(9月限)  31930  -250 08月02日(9月限)  32345  -265 08月01日(9月限)  33200  -210 07月31日(9月限)  33260  ±0 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 07月28日    138億円  -141億円 1兆0127億円  +734億円 07月21日    280億円  -52億円  9393億円  +497億円 07月14日    332億円  +328億円  8895億円  -2452億円 07月07日     3億円 -1208億円 1兆1347億円  -3139億円 06月30日    1212億円  +480億円 1兆4486億円  -636億円 06月23日    732億円  -235億円 1兆5123億円  +1345億円 06月16日    967億円  -915億円 1兆3778億円  +324億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 08月02日    1352万株   +881万株  3億9891万株   -4901万株 08月01日    470万株    -28万株  4億4793万株   +1426万株 07月31日    499万株   +181万株  4億3366万株   -159万株 07月28日    318万株   -643万株  4億3525万株   -2808万株 07月27日    961万株    +91万株  4億6334万株   +1339万株 07月26日    870万株   +301万株  4億4995万株   -263万株 07月25日    568万株   +152万株  4億5258万株   -403万株 07月24日    415万株   -316万株  4億5662万株   +3909万株 07月21日    731万株   -148万株  4億1752万株   -9万株 07月20日    880万株    +12万株  4億1761万株   -389万株 07月19日    868万株   +249万株  4億2151万株   +971万株 07月18日    618万株   -240万株  4億1180万株   +691万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/08/06 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―日米の中銀イベント通過でリバウンドを意識へ  今週の日経225先物は、日米中央銀行の重要イベントを通過したことで、需給状況は落ち着きをみせてくると考えられる。先週は米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利上げを再開した。パウエルFRB議長は声明で、政策金利を再び引き上げるか据え置くかは今後のデータ次第とし、経済指標を見極める考えを強調。これを受けて市場では利上げペースが一段と減速するとの思惑が高まった。また、日銀は金融政策決定会合で、金利操作をより柔軟に運用することを決め、長期金利の上昇をこれまでの0.5%程度から事実上、1%まで容認する方針を示した。  先週はFOMCよりも日銀会合を手掛かりとしたトレードが活発だった。27日の取引終了後のナイトセッションでは日本経済新聞(電子版)による「日銀の金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正案を議論する」とのリーク報道によって、3万3220円から一気に3万2400円まで急落。28日の日中取引では結果発表後には材料出尽くし感からショートカバーが入り3万2850円まで切り返した。しかし、カバー一巡後は前述の通りYCC柔軟化を受けて売り直され、一時3万2000円まで下落幅を広げ、終盤にかけては植田総裁の会見内容を見極めたいとして買い戻しが優勢となっていた。いずれも発表直後に動意を強めていたことから、日銀会合をトリガーとするアルゴリズムのトレードが発動したと考えられる。  イベントを手掛かりとしたトレードが一巡したことにより、改めて日銀会合を手掛かりに急落した前の水準への修正が意識されやすい。米国ではFRB議長の発言を受けて、今週に発表が予定されているISM製造業・非製造業景気指数、雇用統計などの経済指標に関心が集まろう。これら指標の結果を受けて追加利上げ観測が後退するようだと、米国市場の上昇が支援材料になる可能性がある。  また、米インフレ懸念が和らぐなか、円売り・ドル買いが優勢となっており、再び1ドル=141円台に円安が進行している。日銀は1%まで金利上昇を容認した一方で、当分は政策変更を行わないといった見方から、株式市場は仕切り直しに向かおう。日米ともに決算発表が本格化するなか、機関投資家の積極的な売買は手控えられようが、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせると考えられる。  なお、28日の取引終了後のナイトセッションではリバウンド基調が強まり、節目の3万3000円を回復し、3万3100円で取引を終えていた。チャート上では25日移動平均線が位置する3万2720円を支持線に、ボリンジャーバンドの+1σ水準まで回復してきた。主要企業の決算や為替動向を睨んだ展開を意識しつつも、25日線に接近する局面では押し目狙いのロング対応とし、+1σを上回ってくる局面では、短期的ながらも+2σが位置する3万3560円辺りを狙った動きから、7月4日の戻り高値3万3810円が次第に意識されてきそうだ。  VIX指数は13.33に低下した。日銀の政策変更に関するリーク報道を受けて、27日には一時15.02まで上昇する場面も見られたが、翌日の低下によって25日線を下回ってきた。リスク選好が強まる一方、ショートを仕掛けづらくさせそうである。なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.30倍だった。14.18倍から14.39倍と変動幅は大きかったが、足もとで保ち合いを見せていた75日線水準で終えていた。NT低下の場面ではボリンジャーバンドの-3σの水準まで低下しており、下向きのトレンドではあるものの、いったんはNTショートの巻き戻しが入る可能性もあろう。  7月第3週(7月18日-21日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週連続で買い越しており、買い越し額は577億円(7月第2週は8811億円の買い越し)だった。なお、現物は197億円の買い越し(同2793億円の買い越し)と4週連続の買い越しであり、先物は380億円の買い越し(同6017億円の買い越し)と3週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で188億円の買い越しで、3週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で1274億円の売り越しとなり、5週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、31日に6月鉱工業生産、7月消費動向調査、6月新設住宅着工戸数、中国7月製造業PMI、米国7月シカゴ購買部協会景気指数、8月1日に6月完全失業率、中国7月財新製造業PMI、米国7月ISM製造業景気指数、米国6月建設支出、米国6月JOLTS求人件数、2日に日銀金融政策決定会合議事要旨、米国7月ADP雇用統計、3日に中国7月財新サービス業PMI、イングランド銀行(BOE)政策金利、米国7月ISM非製造業PMI、米国6月製造業新規受注、4日に米国7月雇用統計が予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 07月28日  32930  33220  32000  32770  -150 23/09 07月27日  32570  32930  32390  32920  +320 23/09 07月26日  32590  32710  32460  32600  -40 23/09 07月25日  32640  32750  32490  32640  +30 23/09 07月24日  32350  32820  32350  32610  +340 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 07月28日  2300.0  2313.5  2253.5  2290.5  -8.5 23/09 07月27日  2282.0  2299.0  2270.5  2299.0  +17.0 23/09 07月26日  2280.5  2286.5  2269.5  2282.0  -2.0 23/09 07月25日  2278.5  2286.5  2271.5  2284.0  +6.5 23/09 07月24日  2262.5  2287.5  2262.5  2277.5  +19.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 07月28日(9月限)  33130  +360 07月27日(9月限)  32505  -415 07月26日(9月限)  32530  -70 07月25日(9月限)  32595  -45 07月24日(9月限)  32715  +105 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 07月21日    280億円  -52億円  9393億円  +497億円 07月14日    332億円  +328億円  8895億円  -2452億円 07月07日     3億円 -1208億円 1兆1347億円  -3139億円 06月30日    1212億円  +480億円 1兆4486億円  -636億円 06月23日    732億円  -235億円 1兆5123億円  +1345億円 06月16日    967億円  -915億円 1兆3778億円  +324億円 06月09日    1883億円  +331億円 1兆3453億円   +73億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 07月26日    870万株   +301万株  4億4995万株   -263万株 07月25日    568万株   +152万株  4億5258万株   -403万株 07月24日    415万株   -316万株  4億5662万株   +3909万株 07月21日    731万株   -148万株  4億1752万株   -9万株 07月20日    880万株    +12万株  4億1761万株   -389万株 07月19日    868万株   +249万株  4億2151万株   +971万株 07月18日    618万株   -240万株  4億1180万株   +691万株 07月14日    858万株   -910万株  4億0488万株   -1886万株 07月13日    1769万株   +343万株  4億2375万株   -357万株 07月12日    1425万株   +424万株  4億2732万株   -387万株 07月11日    1001万株   +172万株  4億3119万株   -4301万株 07月10日    829万株   +811万株  4億7421万株   -3050万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/07/30 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―主要国の金融政策や日米ハイテク決算に注目  今週の日経225先物は、日米主要企業の決算発表が本格化するなか、日米欧の金融政策のほか、米国の4-6月期実質国内総生産(GDP)や6月個人消費支出(PCEデフレーター)などの結果を受けて、足もとの保ち合いレンジを大きく放れる可能性がある。  日経225先物は概ね3万2000円~3万3000円処のレンジで推移し、上値は25日移動平均線が抵抗線として機能する一方で、下値はボリンジャーバンドの-2σ辺りを支持線としたチャート形状を続けている。先週は19日に3万2980円まで買われたが、翌20日にはテスラ、ネットフリックスの決算が失望され、前日の上昇分を帳消しにした。週末21日には3万2060円と3万2000円に迫る場面を見せた後は、為替市場での円高が一服したことで下げ幅を縮めていた。  先週後半にかけての下落により下へのバイアスが警戒される状況だったが、21日取引終了後のナイトセッションで一時3万2760円までの切り返しを見せた。複数の関係者の話として「日本銀行は現時点でイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の副作用に緊急に対応する必要性は乏しいと認識」と報じられた。この報道を受けて早期見直しの検討を想定していたポジションが巻き戻され、円相場は1ドル=141円80銭台まで一気に円安に振れる場面があった。この流れから日経225先物もショートカバーの流れが強まったようだ。  なお、円相場は75日線までの調整を経て、25日線水準まで回復してきた。テクニカル面では同線に上値を抑えられる可能性はあるものの、25日線を明確に上回ってくると6月下旬に付けた145円が意識されてくる。25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、27日の欧州中央銀行(ECB)理事会、27-28日の日銀金融政策決定会合を受けた市場反応が注目されることになるだろう。  米国では週明け24日にナスダック100指数のリバランスが実施される。先週の米ハイテク株の弱い値動きからは、先回り的な動きが入っていたとも考えられよう。しばらくはリバランスの影響を見極める必要がありそうだが、イベント通過による巻き戻しの動きも意識しておきたい。  また、7月FOMCでの0.25%利上げによって利上げは打ち止めとなり、9月FOMCでは金利が据え置かれるとの見方がコンセンサスである。足もとでは年内2回の追加利上げを警戒していたショートポジションのカバーによって、NYダウは10営業日続伸とリバウンド基調が強まっている。予想通りの内容となれば改めてショートカバーに向かわせることになろう。  一方、日経225先物は、先週末の報道を受けてYCC早期修正観測が後退し、ナイトセッションでショートポジションを巻き戻す格好となったが、あくまでも短期ポジションの巻き戻しと考えられ、日銀会合通過後には海外投資家による資金流入が再開する可能性がありそうだ。  決算では米国ではアルファベット、マイクロソフト、ラム・リサーチ、テラダイン、インテルなどハイテク企業の決算が予定されている。失望売りを浴びたテスラとネットフリックスが、週末も売りに押されていたこともあり、ハイテク企業の決算に市場は神経質になりそうだ。国内ではアドバンテスト <6857> [東証P]、信越化学工業 <4063> [東証P]の決算発表が予定されている。決算内容次第ではハイテク株の持ち高調整に向かわせる可能性もあり、投資家の関心も高い。  先週末のNT倍率は先物中心限月で14.28倍に低下し、直近安値を下回り75日線水準まで低下した。ボリンジャーバンドの-2σを下回り-3σに接近してきたため、いったんはNTショートの巻き戻しが入りやすい水準である。ただし、日米ハイテクの決算次第ではNTショートへのバイアスが強まる可能性もあるため、方向性を見極めたいところだろう。  なお、VIX指数は13.60に低下した。25日線に上値を抑えられる格好でボトム圏での膠着が続いている。FOMC通過でショートカバーが強まる展開も考えられ、一段と低下する局面では、日経225先物の25日線突破を想定したロングに向かわせそうだ。  7月第2週(7月10日-14日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続で買い越しており、買い越し額は8811億円(7月第1週は588億円の買い越し)だった。なお、現物は2793億円の買い越し(同313億円の買い越し)と3週連続の買い越しであり、先物は6017億円の買い越し(同274億円の買い越し)と2週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で2017億円の買い越しで、2週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で1兆1648億円の売り越しとなり、4週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、24日にナスダック100指数の特別リバランス、米国7月製造業PMI 、25日に米国5月ケース・シラー住宅価格指数、米国7月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、IMF世界経済見通し、26日に5月景気動向指数改定値、米国6月新築住宅販売件数、FOMC終了後に政策金利発表、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長会見、27日に中国1-6月工業企業利益、ECB政策金利、米国4-6月期GDP、米国6月耐久財受注、28日に日銀金融政策決定会合後に政策金利発表、植田日銀総裁記者会見、米国6月個人所得・個人消費支出などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 07月21日  32360  32490  32060  32270  -140 23/09 07月20日  33040  33040  32410  32410  -570 23/09 07月19日  32360  32980  32330  32980  +600 23/09 07月18日  32350  32700  32090  32380  +40 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 07月21日  2254.5  2270.5  2247.0  2258.5  ±0.0 23/09 07月20日  2287.5  2288.0  2258.0  2258.5  -26.5 23/09 07月19日  2245.0  2286.0  2244.0  2285.0  +39.0 23/09 07月18日  2237.0  2260.5  2218.5  2246.0  +10.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 07月21日(9月限)  07月20日(9月限)  32330  -80 07月19日(9月限)  32880  -100 07月18日(9月限)  32740  +360 07月17日(9月限)  32340  ±0 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 07月14日    332億円  +328億円  8895億円  -2452億円 07月07日     3億円 -1208億円 1兆1347億円  -3139億円 06月30日    1212億円  +480億円 1兆4486億円  -636億円 06月23日    732億円  -235億円 1兆5123億円  +1345億円 06月16日    967億円  -915億円 1兆3778億円  +324億円 06月09日    1883億円  +331億円 1兆3453億円   +73億円 06月02日    1551億円  +444億円 1兆3379億円  +1433億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 07月19日    868万株   +249万株  4億2151万株   +971万株 07月18日    618万株   -240万株  4億1180万株   +691万株 07月14日    858万株   -910万株  4億0488万株   -1886万株 07月13日    1769万株   +343万株  4億2375万株   -357万株 07月12日    1425万株   +424万株  4億2732万株   -387万株 07月11日    1001万株   +172万株  4億3119万株   -4301万株 07月10日    829万株   +811万株  4億7421万株   -3050万株 07月07日     17万株   -820万株  5億0471万株   -2086万株 07月06日    838万株   -684万株  5億2558万株   -4619万株 07月05日    1522万株   -1266万株  5億7177万株   -1862万株 07月04日    2789万株    +49万株  5億9039万株   -2755万株 07月03日    2740万株    +42万株  6億1795万株   -469万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/07/23 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―米企業決算や為替を睨んだ相場展開に  今週の日経225先物は、本格化する米国企業の決算や、米経済指標の結果を受けた利上げ打ち止めを巡る思惑、為替動向などを睨んだ相場展開となりそうだ。14日に決算を発表したJPモルガン・チェースは4-6月期の純利益が四半期ベースで過去最高となり、年初来高値を更新したが、買い一巡後は戻り待ちの売りに押されて小幅な上昇にとどまった。また、シティグループは1株利益が予想を上回ったものの、4%を超える下落だった。  今週は、チャールズシュワブやバンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス・グループ、IBM、ネットフリックス、テスラ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの決算発表が予定されている。これら主要企業の決算反応が日本株へも波及することになりそうだ。14日の米国市場ではNYダウが5営業日続伸したが、同日に決算を発表したユナイテッドヘルス・グループが7%を超える上昇でNYダウを押し上げていた。  また、米国経済指標では小売売上高、鉱工業生産などの発表が予定されている。先週は予想を下回った消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)を受けて、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利上げを最後に終了するとの観測が高まった。  14日に発表された7月のミシガン大学消費者態度指数は72.6に上昇し、2021年9月以来約2年ぶりの高水準だった。1年先のインフレ期待は3.4%と前月(3.3%)から上昇し、米消費者のセンチメントは予想以上に底堅く推移している。なお、今週発表される6月の小売売上高は前月から伸びが拡大すると予想されており、景気後退懸念が和らぐ可能性もありそうだ。  また、国内市場は為替動向に振られやすい需給状況である。先週は一時1ドル=137円前半まで円高が進行し、これまでの円安相場で買っていた海外投資家による資金流出が加速するとの見方から、先物市場では仕掛け的なショートが強まった。本格化する決算に加えて、7月のFOMCを翌週に控えて、商いは膨らみづらい。このため、仕掛け的な商いに振られやすくなるため、為替の動向を睨んでの展開になろう。  14日の取引終了後のナイトセッションでは、日経225先物は開始直後に付けた3万2240円を安値にリバウンドを強め、一時は3万2470円まで買われた。ただし、買い一巡後は3万2260円~3万2440円処での保ち合いを継続。祝日取引では一時3万2160円まで下げる場面が見られている(17日13時現在)。ボリンジャーバンドの-1σ(3万2420円)を下回っての推移であり、-2σ(3万1910円)とのレンジが意識されやすい。ただし、-1σ水準で底堅さをみせてくるようだと、25日移動平均線が位置する3万2940円辺りが射程に入ってくる。  VIX指数は13.34に低下した。12日に14.00辺りで推移する25日線を下回った後は、同線に上値を抑えられる格好で膠着している。7月FOMCを最後とする利上げ打ち止め観測が一段と強まれば、VIX指数の低下が意識されやすい。円相場の動向を警戒しつつも、米国のセンチメント改善を想定した押し目狙いのロング対応に向かわせよう。  前週末のNT倍率は先物中心限月で14.46倍に低下した。先週は10日に付けた14.30倍を安値にNTショートを巻き戻す動きが強まり、14日には一時14.58倍まで上昇する場面が見られたが、ファーストリテイリング <9983> [東証P]が朝高後に下げに転じたことなどが影響していた。米国では金融株の決算発表が相次ぐため、ややNTショートに傾きやすい面はありそうだ。  7月第1週(7月3日-7日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では4週ぶりに買い越しており、買い越し額は588億円(6月第4週は1963億円の売り越し)だった。なお、現物は313億円の買い越し(同3041億円の買い越し)と2週連続の買い越しであり、先物は274億円の買い越し(同5005億円の売り越し)と2週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で5267億円の買い越しで、2週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で3877億円売り越しとなり、3週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、18日に米国6月小売売上高、米国6月鉱工業生産、19日に6月訪日外客数、米国6月住宅着工件数、20日に6月貿易統計、米国6月コンファレンス・ボード景気先行指数、米国6月中古住宅販売件数、21日に6月全国消費者物価指数などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 07月14日  32530  32850  32200  32340  -200 23/09 07月13日  31940  32540  31810  32540  +600 23/09 07月12日  32200  32370  31760  31940  -300 23/09 07月11日  32100  32460  32050  32240  +100 23/09 07月10日  32290  32670  32030  32140  -290 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 07月14日  2240.5  2258.0  2224.0  2235.5  -6.0 23/09 07月13日  2222.5  2249.0  2214.5  2241.5  +18.5 23/09 07月12日  2235.0  2246.0  2214.5  2223.0  -14.0 23/09 07月11日  2236.0  2256.0  2229.5  2237.0  -1.5 23/09 07月10日  2245.5  2269.5  2237.5  2238.5  -15.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 07月14日(9月限)  32320  -20 07月13日(9月限)  32730  +190 07月12日(9月限)  32035  +95 07月11日(9月限)  32295  +55 07月10日(9月限)  32270  +130 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 07月07日     3億円 -1208億円 1兆1347億円  -3139億円 06月30日    1212億円  +480億円 1兆4486億円  -636億円 06月23日    732億円  -235億円 1兆5123億円  +1345億円 06月16日    967億円  -915億円 1兆3778億円  +324億円 06月09日    1883億円  +331億円 1兆3453億円   +73億円 06月02日    1551億円  +444億円 1兆3379億円  +1433億円 05月26日    1107億円  +204億円 1兆1946億円  +768億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 07月12日    1425万株   +424万株  4億2732万株   -387万株 07月11日    1001万株   +172万株  4億3119万株   -4301万株 07月10日    829万株   +811万株  4億7421万株   -3050万株 07月07日     17万株   -820万株  5億0471万株   -2086万株 07月06日    838万株   -684万株  5億2558万株   -4619万株 07月05日    1522万株   -1266万株  5億7177万株   -1862万株 07月04日    2789万株    +49万株  5億9039万株   -2755万株 07月03日    2740万株    +42万株  6億1795万株   -469万株 06月30日    2697万株    -67万株  6億2265万株   -3502万株 06月29日    2764万株   +860万株  6億5767万株   +1億1127万株 06月28日    1904万株   +315万株  5億4640万株   +2342万株 06月27日    1589万株    +43万株  5億2297万株   -118万株 06月26日    1545万株    -30万株  5億2416万株   -229万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/07/17 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―ETF決算通過で目先底を意識  今週の日経225先物は、10日の上場投資信託(ETF)の決算通過による需給改善を受けてロングが入りやすくなりそうだ。ただし、米国では米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を決定する上で重要なインフレ指標として位置づける消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)の発表に加え、週末にはJPモルガン・チェースなど主要銀行の決算発表が予定されている。そのため、これらの結果を受けた米国市場の動向を睨んだトレードになりやすい。  ETFの分配金を捻出するための現物や先物の売り需要については、7日の値動きにも顕著に表れていた。投機筋による先回り的な動きも入ったと考えられ、後場半ばの3万2600円水準から大引けは3万2430円へ下げ、ナイトセッションの開始直後には3万2200円まで下落した。  10日はiFreeETF TOPIX(年1回決算型) <1305> [東証E]、NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信 <1306> [東証E]など5つのETFが決算となり、分配金見込み額は約1兆8147億円となる。先週の日経225先物は4日に付けた3万3810円を高値に、7日の取引終了後のナイトセッションで付けた3万2200円まで1610円下げている。7日時点でショートカバーのほか、押し目待ち狙いのロングも若干入っているとみられるが、分配金捻出のための売り需要に向かう形で、カバーを伴ったロングが入りやすいだろう。  日経225先物は、先週の下落で支持線として意識されていた25日移動平均線を割り込み、6月22日に付けた直近安値の3万2250円も下回るなど、トレンドは悪化傾向にある。ただし、大きな需給イベントを通過することによって、目先底入れをみせてくる可能性がある。テクニカル面では、ボリンジャーバンドの-1σを下回り、-2σが位置する3万1780円辺りが意識される。ただし、週初の売り需要で同水準まで調整をみせてくるようだと、調整一巡感が意識されやすい。  また、7日に発表された6月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比20万9000人増えた。雇用者数の増加幅は予想(23万人増程度)を下回ったが、平均時給の伸びが予想を上回っており、FRBによる金融引き締めへの警戒は解けず、主要な株価指数が下落した。しかし、前日に一時17.08まで上昇したVIX指数は14.83に低下しており、前日に発表されたADP雇用統計で織り込まれていたようだ。  もっとも、今週は重要なインフレ指標の発表を控えていることもあり、12日のCPIや13日のPPI発表前には積極的なロングは手控えられそうだ。そのため、需給イベントの通過による底入れが意識されるものの、強いリバウンドは期待しづらく、-2σから25日線辺りの推移になると考えられ、オプション権利行使価格の3万1875円~3万2875円処のレンジを想定する。  先週のNT倍率は、先物中心限月で14.38倍に低下した。ボリンジャーバンド-2σ水準での攻防が見られ、14.29倍辺りに位置する-3σが意識されやすいだろう。ただし、過去の動きでは-3σから反転へ向かう事例も少なくなく、同水準に接近する局面ではNTショートの巻き戻しが入る可能性があろう。  6月第4週(6月26日-30日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週連続で売り越しており、売り越し額は1963億円(6月第3週は3069億円の売り越し)だった。なお、現物は3041億円の買い越し(同3604億円の売り越し)と2週ぶりの買い越しであり、先物は5005億円の売り越し(同535億円の買い越し)と2週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で1095億円の売り越しで、2週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で861億円の売り越しとなり、2週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、10日に6月景気ウオッチャー調査、中国6月消費者物価指数(CPI)、中国6月生産者物価指数(PPI)、米国5月卸売売上高、12日に5月機械受注、6月国内企業物価指数、米国6月CPI、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、13日に中国6月貿易収支、米国6月PPI、14日に5月鉱工業生産確報値、米国6月輸入/輸出物価指数、米国7月ミシガン大学消費者態度指数などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 07月07日  32600  32720  32220  32430  -300 23/09 07月06日  33230  33240  32610  32730  -590 23/09 07月05日  33320  33370  33010  33320  ±0 23/09 07月04日  33720  33810  33300  33320  -330 23/09 07月03日  33200  33740  33170  33650  +460 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 07月07日  2266.0  2273.0  2244.0  2254.0  -19.0 23/09 07月06日  2299.5  2300.5  2265.5  2273.0  -31.5 23/09 07月05日  2303.0  2310.0  2287.0  2304.5  +0.5 23/09 07月04日  2318.5  2325.5  2298.5  2304.0  -11.0 23/09 07月03日  2287.0  2320.5  2286.5  2315.0  +28.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 07月07日(9月限)  32465  +35 07月06日(9月限)  32450  -280 07月05日(9月限)  33120  -200 07月04日(9月限)  休場 07月03日(9月限)  33615  -35 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 06月30日    1212億円  +480億円 1兆4486億円  -636億円 06月23日    732億円  -235億円 1兆5123億円  +1345億円 06月16日    967億円  -915億円 1兆3778億円  +324億円 06月09日    1883億円  +331億円 1兆3453億円   +73億円 06月02日    1551億円  +444億円 1兆3379億円  +1433億円 05月26日    1107億円  +204億円 1兆1946億円  +768億円 05月19日    902億円  -31億円 1兆1177億円  +1491億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 07月05日    1522万株   -1266万株  5億7177万株   -1862万株 07月04日    2789万株    +49万株  5億9039万株   -2755万株 07月03日    2740万株    +42万株  6億1795万株   -469万株 06月30日    2697万株    -67万株  6億2265万株   -3502万株 06月29日    2764万株   +860万株  6億5767万株   +1億1127万株 06月28日    1904万株   +315万株  5億4640万株   +2342万株 06月27日    1589万株    +43万株  5億2297万株   -118万株 06月26日    1545万株    -30万株  5億2416万株   -229万株 06月23日    1576万株     0万株  5億2646万株   +585万株 06月22日    1576万株     0万株  5億2061万株   -70万株 06月21日    1576万株    +34万株  5億2131万株   +907万株 06月20日    1542万株   -196万株  5億1224万株   +1791万株 06月19日    1739万株   -438万株  4億9432万株   +1679万株 06月16日    2177万株   -1440万株  4億7753万株   +669万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/07/09 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―年初来高値を意識したトレンドながら、需給イベントをにらんだ展開に  今週の日経225先物は年初来高値の更新を意識しつつ、週後半にかけて需給要因を警戒する相場展開が見込まれる。6月30日の米国市場は、米連邦準備理事会(FRB)が重視する米個人消費支出(PCE)物価指数の伸びが鈍化したことでインフレ懸念が和らぎ、主要な株価指数が上昇。シカゴ日経平均先物は、日中大阪比245円高の3万3435円だった。  先週は26日に3万2330円まで売られたが、同水準に位置する25日移動平均線が支持線として機能する形でリバウンド機運が高まり、29日には3万3520円まで買われた。四半期末に伴うリバランス売りの影響で積極的なロングは限られたものの、ボリンジャーバンドの+1σ水準での底堅さも見られていた。  +1σは3万3440円辺りで推移しており、30日の取引終了後のナイトセッションで同水準を捉えてきており、3万4280円辺りに位置する+2σとのレンジへの移行が意識されてくる。19日に付けた年初来高値3万3950円が射程に入ってくることから、週末および翌週に控えた需給イベントを睨んだショート筋が、カバーの動きを速めてくる可能性もありそうだ。  一方で、その需給イベントだが、7月7日、10日にNEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 <1321> [東証E]などパッシブ型ETFの決算を控えている。決算日に分配金捻出のための売り需要が観測されており、これを睨んだ先回り的なショートが入っていると考えられる。先週は四半期末に伴うリバランス売りの影響が見られたが、今週も週末以降の需給イベントによる影響が警戒されやすく、膠着感が強まるようだと、25日線水準までの調整も意識しておく必要があるだろう。  また、今週は4日が独立記念日の祝日で米国市場は休場となるほか、5日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、6日に6月のISM非製造業景況指数、7日に6月の雇用統計の発表が予定されている。11会合ぶりに利上げを見送った6月FOMCの議事要旨が公表されることから、今後の利上げ再開の可能性を見極めたいとするムードが強まりやすく、想定はされているものの追加利上げ観測が高まる局面では、積極的な売買は手控えられそうだ。  週末は国内の需給イベントに加えて、米国での重要な経済イベントを控えて動きづらい一方で、ショートカバーなどリバランスに伴う動きによってトレンドが出やすい場面もあろう。そのため、ボリンジャーバンドの+1σ水準での攻防となりそうだが、レンジとしては25日線と+2σ水準が意識されやすく、オプション権利行使価格の3万2600円~3万4250円と広めのレンジを想定する。  恐怖指数と呼ばれる30日のVIX指数は13.59に上昇した。一時12.96まで下げており、22日に付けた12.73に接近する場面も見られた。米国市場は金融引き締め長期化への警戒感が根強いものの、依然としてボトム圏での推移である。今後の上昇(相場下落)を狙ったショートポジションは積み上がっていると考えられ、リスク選好に向かわせやすいと考えられる。  先週のNT倍率は先物中心限月で14.51倍だった。25日に14.38倍まで低下する場面も見られたが、ボリンジャーバンドの-2σまでの調整を経て、その後の上昇により中心値(25日)水準を捉えている。ただし、バンドが収斂するなかで、週末は-2σと中心値とのレンジで推移しており、トレンドが出やすいタイミングでもある。30日の米国市場ではアップルの時価総額が3兆ドルを超えるなか、日経平均型優位の流れからNTロングに向かわせやすい面がありそうだ。なお、NT倍率の-3σは14.33倍、+3σは14.69倍に位置している。  6月第3週(6月19日-23日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続で売り越しており、売り越し額は3069億円(6月第2週は210億円の売り越し)だった。なお、現物は3604億円の売り越し(同6414億円の買い越し)と13週ぶりの売り越しであり、先物は535億円の買い越し(同6625億円の売り越し)と2週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で3900億円の買い越しで、3週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で2390億円売り越しとなり、2週ぶりの売り越しだった。  経済スケジュールでは、3日に日銀短観、中国6月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国6月ISM製造業景況指数、5日に中国6月財新サービス部門PMI、米国5月製造業新規受注、FOMC(6月13~14日開催分)議事要旨、6日に米国6月ADP雇用統計、米5月貿易収支、米国6月ISM非製造業PMI 、7日に5月景気動向指数、米国6月雇用統計、ラガルドECB総裁講演などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 06月30日  33180  33290  32900  33190  +10 23/09 06月29日  33160  33520  33050  33180  +40 23/09 06月28日  32550  33140  32440  33140  +570 23/09 06月27日  32550  32680  32250  32570  -80 23/09 06月26日  32690  32870  32330  32650  -20 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 06月30日  2291.0  2297.0  2273.5  2287.0  -4.0 23/09 06月29日  2297.0  2312.0  2288.5  2291.0  -4.0 23/09 06月28日  2252.5  2295.5  2247.0  2295.0  +42.0 23/09 06月27日  2249.0  2260.5  2234.5  2253.0  -2.0 23/09 06月26日  2260.0  2269.5  2237.5  2255.0  -4.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 06月30日(9月限)  33435  +245 06月29日(9月限)  33180  ±0 06月28日(9月限)  33240  +100 06月27日(9月限)  32800  +230 06月26日(9月限)  32575  -75 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 06月23日    732億円  -235億円 1兆5123億円  +1345億円 06月16日    967億円  -915億円 1兆3778億円  +324億円 06月09日    1883億円  +331億円 1兆3453億円   +73億円 06月02日    1551億円  +444億円 1兆3379億円  +1433億円 05月26日    1107億円  +204億円 1兆1946億円  +768億円 05月19日    902億円  -31億円 1兆1177億円  +1491億円 05月12日    934億円 -2480億円  9686億円  -511億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 06月28日    1904万株   +315万株  5億4640万株   +2342万株 06月27日    1589万株    +43万株  5億2297万株   -118万株 06月26日    1545万株    -30万株  5億2416万株   -229万株 06月23日    1576万株     0万株  5億2646万株   +585万株 06月22日    1576万株     0万株  5億2061万株   -70万株 06月21日    1576万株    +34万株  5億2131万株   +907万株 06月20日    1542万株   -196万株  5億1224万株   +1791万株 06月19日    1739万株   -438万株  4億9432万株   +1679万株 06月16日    2177万株   -1440万株  4億7753万株   +669万株 06月15日    3618万株   +235万株  4億7084万株   +27万株 06月14日    3383万株   +506万株  4億7057万株   +1412万株 06月13日    2876万株   +124万株  4億5644万株   -598万株 06月12日    2751万株   -1368万株  4億6242万株   -1046万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/07/02 17:30 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―月末月初の売り需要は想定内、25日線水準では押し目狙いのスタンスに 「月末月初の売り需要は想定内、25日線水準では押し目狙いのスタンスに」  今週の日経225先物は、前週後半の調整によりセンチメントが冷まされたことで、積極的なロングは手控えられそうであり、底入れを見極めることになりそうだ。先週は野村アセットマネジメントが、1月に設定した「リオープン・ジャパン 2301」の繰り上げ償還を発表した。過熱感が意識されるなか、償還の前倒しなど需給の変化も警戒されて、ロングポジションを圧縮する動きが強まった。  また、米国では米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が議会公聴会で、年内にあと2回の利上げを行う必要性を改めて示唆した。インフレ抑制を優先させる考えを強調したことで、テスラやエヌビディアなど相場を牽引してきた銘柄に利益確定売りが強まったことも、日本株調整の背景となった。  日経225先物は、足もとでボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジに沿って上昇を続けてきた。しかし、週末にサポートとして機能していた+1σを割り込んだことにより、ロングを圧縮する動きが強まったようだ。3万3000円に接近する局面では海外投資家による押し目買いが観測されたが、日中の変動幅が大きく、短期的にはショートを仕掛けやすい需給状況でもあった。次第に戻りの鈍さが意識され、22日の400円安でボリンジャーバンドの+1σを捉え、23日の500円安で明確に+1σを下放れた。  23日の米国市場では主要な株価指数が下落、NYダウは5営業日続落し25日移動平均線水準まで下げてきた。朝方発表された6月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)は、製造業・サービス業を合わせた総合PMIが前月比1.3ポイント低下の53となり、景況感の悪化につながった。今週は週末にFRBが重視する5月の個人消費支出(PCEデフレーター)のほか、6月のシカゴ購買部協会景気指数などの発表が予定されていることもあり、慎重姿勢に傾きやすいだろう。  日経225先物は、23日の取引終了後のナイトセッションで、一時3万2350円まで売られる場面があった。中盤以降は買い戻され、日中大阪比70円安の3万2600円で取引を終えている。ボリンジャーバンドの+1σを下回った後に明確な戻りが見られなかったことで、NYダウ同様に25日線が位置する3万2160円および節目の3万2000円処での底堅さを見極める必要があり、先週後半の下げに対するリバランスは限られそうだ。また、今週は四半期末に伴う年金のリバランス需給が見込まれる。さらに7月上旬にはパッシブ型ETFの決算が控えている。分配金の捻出のための売り需要が発生するため、戻りの鈍さが意識されてくる局面では、ショートを誘い込みやすい。  ただし、市場では予め想定されていた需給要因であるほか、為替市場が1ドル=143円台後半の円安水準で推移しており、日米金利差を狙った海外投資家による資金流入は意識されやすい。25日線辺りまでの調整を経て、リバウンド機運が高まる可能性もあろう。ドル建ての日経平均株価は先週末の下落で25日線を下回ってきており、押し目狙いのスタンスで対応しておきたいところだろう。オプション権利行使価格の3万2000円と、ボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3200円辺りでのレンジを想定する。  恐怖指数と呼ばれる23日のVIX指数は13.44に上昇したが、金融引き締め長期化の懸念から米国で主要な株価指数が下落したなかでは、依然としてボトム圏での推移である。ピーク感による調整というよりはリバランスが中心であるため、リスク選好に向かわせやすいと考えられる。  先週のNT倍率は先物中心限月で14.46倍だった。ボリンジャーバンドの+1σ水準を下回り、支持線として意識されていた25日線を割り込んできた。バンドが収斂するなかでトレンドが出やすいタイミングだったこともあり、目先的には-1σが位置する14.38倍辺りまでの低下は想定しておきたい。ただし、リバランス中心のなかで日経平均株価の底入れが意識される局面ではインデックス買いが断続的に入りやすく、NT倍率の反発もありそうだ。  6月第2週(6月12日-16日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では11週ぶりに売り越しており、売り越し額は210億円(6月第1週は1兆3903億円の買い越し)だった。なお、現物は6414億円の買い越し(同9854億円の買い越し)と12週連続の買い越しであり、先物は6625億円の売り越し(同4049億円の買い越し)と2週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で5142億円の売り越しで、2週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1863億円の買い越しとなり、11週ぶりの買い越しだった。  経済スケジュールでは、26日に5月企業向けサービス価格指数、27日に米国5月耐久財受注、米国4月ケース・シラー米住宅価格指数、米国6月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、28日に1-5月中国工業企業利益、米国5月卸売在庫、FRBによる銀行に対する年次ストレステストの結果発表、29日に5月商業動態統計、6月消費動向調査、米国1-3月期GDP確報値、30日に5月失業率、6月東京都区部消費者物価指数(CPI)、中国6月製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国個人所得・消費支出、米国6月シカゴ購買部協会景気指数などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 06月23日  33150  33520  32520  32670  -500 23/09 06月22日  33580  33740  33170  33170  -400 23/09 06月21日  33270  33610  33020  33570  +230 23/09 06月20日  33450  33550  33030  33340  -70 23/09 06月19日  33730  33950  33170  33410  -240 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 06月23日  2288.0  2308.0  2249.5  2259.0  -31.5 23/09 06月22日  2297.0  2308.5  2288.5  2290.5  -7.0 23/09 06月21日  2278.0  2297.5  2260.5  2297.5  +13.5 23/09 06月20日  2295.5  2300.0  2265.0  2284.0  -6.5 23/09 06月19日  2298.0  2315.0  2275.0  2290.5  -2.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 06月22日(9月限)  32635  -35 06月22日(9月限)  33445  +275 06月21日(9月限)  33565  -5 06月20日(9月限)  33105  -235 06月19日(9月限)  休場 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 06月16日    967億円  -915億円 1兆3778億円  +324億円 06月09日    1883億円  +331億円 1兆3453億円   +73億円 06月02日    1551億円  +444億円 1兆3379億円  +1433億円 05月26日    1107億円  +204億円 1兆1946億円  +768億円 05月19日    902億円  -31億円 1兆1177億円  +1491億円 05月12日    934億円 -2480億円  9686億円  -511億円 05月02日    3414億円  -432億円 1兆0198億円  +986億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 06月21日    1576万株    +34万株  5億2131万株   +907万株 06月20日    1542万株   -196万株  5億1224万株   +1791万株 06月19日    1739万株   -438万株  4億9432万株   +1679万株 06月16日    2177万株   -1440万株  4億7753万株   +669万株 06月15日    3618万株   +235万株  4億7084万株   +27万株 06月14日    3383万株   +506万株  4億7057万株   +1412万株 06月13日    2876万株   +124万株  4億5644万株   -598万株 06月12日    2751万株   -1368万株  4億6242万株   -1046万株 06月09日    4119万株   -1892万株  4億7288万株   -1936万株 06月08日    6012万株   +1130万株  4億9225万株   -3434万株 06月07日    4882万株   -846万株  5億2660万株   -1563万株 06月06日    5729万株   +2345万株  5億4223万株   +3524万株 06月05日    3383万株   -110万株  5億0699万株   +3507万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/06/25 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―過熱を警戒しつつも、OP権利行使価格の3万3500円~3万4500円のレンジを想定 「過熱を警戒しつつも、OP権利行使価格の3万3500円~3万4500円のレンジを想定」  今週の日経225先物は、米国の金融引き締め長期化を警戒しつつも、日米金利差を手掛かりとした海外投資家による日本株選好の流れが一段と強まりそうだ。先週開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)は、予想通り利上げ見送りを決定した。ただし、政策金利見通しについては年内2回の利上げを見込んでおり、次回FOMCでの利上げ再開観測が高まるなか、利食いに押される場面が見られた。  15日に3万3760円まで買われた日経225先物は、翌16日には一時3万3110円まで売られた(ナイトセッションを含む)。ただし、日銀の金融政策決定会合で予想通り大規模な金融緩和政策の維持が決まると、改めて海外投資家の資金流入が強まり一時3万3700円を回復。さらに、16日の日中取引終了後のナイトセッションでは3万3950円まで買われ、節目の3万4000円に迫る場面もあった。  16日の米国市場は、リッチモンド連銀のバーキン総裁が「必要とあればさらなる利上げも辞さない」との見解を示したことで、利上げ長期化懸念が重荷となり、主要な株価指数は下落した。この流れを受けて、3万3950円まで買われた日経225先物は終盤にかけて3万3640円まで軟化し、下落に転じる場面も見られた。週明けの東京市場ではやや利食い優勢の流れが意識されやすいが、為替市場ではドル円が1ドル=141円台後半で推移していることもあり、軟化する局面では押し目狙いでロングでの対応に向かわせよう。  また、足もとで上昇ピッチが強まるなか、過熱感は警戒されやすいが、これまでもボリンジャーバンドの+2σの切り上がりに沿ったトレンドを継続しており、+2σを上回る場面では過熱を冷ましながら上昇している。現在の+2σは3万3890円辺りに位置しているが、バンドが切り上がり続けていることから、節目の3万4000円回復で達成感が一気に強まることはないだろう。+3σは3万5000円まで上昇してきたため、オプション権利行使価格の3万3500円~3万4500円辺りのレンジを想定しておきたい。  海外投資家の買いが上昇をけん引する一方、ダブルインバースなどの建玉が高水準で、国内の個人投資家などは下落を狙ったポジションを積み上げており、ショートカバーが相場を押し上げる一因でもある。過熱感が警戒されるなかでロングに傾けづらい面はあるものの、ショートは短期的な値幅取り以外は避けておきたい。ショートポジションがある程度整理され、個人投資家など国内勢のロング比率が高まった時点で、目先的なピークを迎える格好になりそうだ。  今週は、パウエルFRB議長の議会証言を控えている。FOMC後の定例記者会見とほぼ同じ内容と予想され、7月の政策決定については明言を避けると予想される。議会証言を前に利益確定が強まる局面は、押し目狙いのタイミングとなる可能性があろう。  恐怖指数と呼ばれるVIX指数は16日に13.54に低下。一時13.48まで下がり、年初来安値を更新し2020年1月以来の水準となった。米国市場で金融引き締め長期化への懸念から主要な株価指数が下落したなかでの低下であり、リスク選好に向かわせやすくなるとみられる。  先週のNT倍率は先物中心限月で14.67倍だった。14.50倍を挟んだ高値圏での保ち合いを継続するなか、これを上放れる形状となった。ボリンジャーバンドの切り上がる+1σを支持線としたトレンドを継続しており、14.75倍辺りに位置している+2σが意識されてきた。足もとでは景気敏感株など、相対的に出遅れていたセクターや銘柄への物色が見られてきたが、上昇ピッチを加速するなかで日経平均型主導の上昇を想定。21年2月高値の15.68倍に向けたNTロングが入りやすいとみておきたい。  6月第1週(6月5日-9日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では10週連続で買い越しており、買い越し額は9928億円(5月第5週は2216億円の買い越し)だった。なお、現物は9854億円の買い越し(同5352億円の買い越し)と11週連続の買い越しであり、先物は73億円の買い越し(同3136億円の売り越し)と2週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で4201億円の売り越しで、3週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で51億円の売り越しとなり、10週連続の売り越しだった。  主要スケジュールでは、19日に米国6月NAHB住宅市場指数、20日に4月鉱工業生産確報値、米国5月住宅着工件数、21日に日銀金融政策決定会合議事要旨(4月27・28日開催分)、通常国会会期末、パウエルFRB議長の下院金融委員会での証言、22日に6月月例経済報告、イングランド銀行(BOE)政策金利、米国1-3月経常収支、米国5月コンファレンス・ボード景気先行指数、パウエル議長の上院銀行委員会での証言、23日に5月全国消費者物価指数、米国6月製造業購買担当者景気指数(PMI)などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 06月16日  33520  33730  33110  33650  +240 23/09 06月15日  33680  33760  33220  33410  -140 23/09 06月14日  33070  33620  33060  33550  +520 23/09 06月13日  32460  33080  32440  33030  +610 23/09 06月12日  32140  32490  32110  32420  +220 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 23/09 06月16日  2297.0  2301.0  2274.0  2292.5  +0.5 23/09 06月15日  2304.5  2312.5  2280.5  2292.0  -6.0 23/09 06月14日  2265.0  2300.0  2265.0  2298.0  +35.0 23/09 06月13日  2238.5  2270.0  2238.5  2263.0  +26.5 23/09 06月12日  2215.5  2239.5  2214.5  2236.5  +17.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 06月15日(9月限)  33675  +25 06月15日(9月限)  33465  +55 06月14日(9月限)  33490  -60 06月13日(9月限)  33415  +385 06月12日(9月限)  32675  +255 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 06月09日    1883億円  +331億円 1兆3453億円  +73億円 06月02日    1551億円  +444億円 1兆3379億円  +1433億円 05月26日    1107億円  +204億円 1兆1946億円  +768億円 05月19日    902億円  -31億円 1兆1177億円  +1491億円 05月12日    934億円 -2480億円  9686億円  -511億円 05月02日    3414億円  -432億円 1兆0198億円  +986億円 04月28日    3847億円  -232億円  9211億円  -504億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 06月14日    3383万株   +506万株  4億7057万株   +1412万株 06月13日    2876万株   +124万株  4億5644万株   -598万株 06月12日    2751万株   -1368万株  4億6242万株   -1046万株 06月09日    4119万株   -1892万株  4億7288万株   -1936万株 06月08日    6012万株   +1130万株  4億9225万株   -3434万株 06月07日    4882万株   -846万株  5億2660万株   -1563万株 06月06日    5729万株   +2345万株  5億4223万株   +3524万株 06月05日    3383万株   -110万株  5億0699万株   +3507万株 06月02日    3493万株    -38万株  4億7191万株   +1678万株 06月01日    3531万株   -353万株  4億5513万株   +2395万株 05月31日    3885万株   +530万株  4億3117万株   +577万株 05月30日    3354万株    +52万株  4億2540万株   -440万株 05月29日    3302万株   +685万株  4億2981万株   -673万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/06/18 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―日米の金融政策や米経済指標が相場の大きな変動要因に 「日米の金融政策や米経済指標が相場の大きな変動要因に」  今週の日経225先物は、日米の金融政策や米経済指標が相場の大きな変動要因になりそうだ。前週はカナダ銀行(中央銀行)が3会合ぶりとなる利上げを、オーストラリア準備銀行(中銀)が2会合連続となる利上げを決めた。予想外の利上げ決定を受けて、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が相場の重荷となる場面も見られた。  一方、日銀の植田和男総裁は7日、大規模な金融緩和の一環で買い入れてきた上場投資信託(ETF)に関して、「処分についての言及はまだ早い」と衆院財務金融委員会で述べた。「ETFの処分議論」といったヘッドラインにアルゴリズムが発動し、日経225先物は一時軟化する場面があった。ただし、植田総裁は9日、ETFについて持ち続けることも選択肢との見解を示しており、海外投資家による日本株選好の流れは継続しよう。  13、14日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)、15、16日に開く日銀の金融政策決定会合では政策金利は据え置かれるとみられており、楽観視は禁物だ金利上昇を警戒していた投資家の間で安心感が広がりそうだ。  このほか、米国では13日に5月の消費者物価指数(CPIコア指数)、14日に5月の卸売物価指数(PPIコア指数)の発表が予定されている。前月から伸びが鈍化すると見込まれているが、予想通りの結果となれば、FRBにさらなる利上げ停止の根拠を与えることになるとみられ、7月の利上げ再開の観測を後退させる可能性がある。  先週の日経225先物は、週明けに節目の3万2000円を回復し、7日には一時3万2710円まで買われた。その後一転して、8日に3万1410円まで売られたが、週末9日のリバウンドで3万2200円台まで戻した。テクニカル面では、ボリンジャーバンドの+2σ突破から一気に+1σまで売られた後の反発だった。  一時センチメントを冷ます場面もあったが、これまでの切り上がるボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジに沿ったトレンドを継続している。+1σは3万1790円まで切り上がり、+2σは3万2790円に上昇。また、6月限の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)に絡んだ商いは買い越し、SQ値が3万2018円38銭となったこともあり、3万2000円処は支持線として意識されよう。そのため、オプション権利行使価格の3万2000円から3万2800円辺りのレンジを想定する。  恐怖指数と呼ばれるVIX指数は9日に13.83と前日の13.65から上昇したが、一時13.50に低下する場面もあり、リスク選好が強まりやすいだろう。なお、短期VIXは11.59だったが一時8.84までに低下しており、4月以降の10.00-15.00辺りのレンジを下回る場面があった。  先週のNT倍率は先物中心限月で14.50倍だった。6日に14.56倍まで上昇した後はNTロングのリバランスが優勢となり、8日には14.44倍まで低下した。いったんは、ボリンジャーバンドの+1σを下回ったものの、その後は+1σ水準で底堅さが見られた。14.50倍を挟んだ5月下旬以降のレンジ内での推移であり、引き続き22年8月高値の14.58倍が意識される。また、同水準を上回ると、21年2月高値の15.68倍に向けたNTロングが入りやすいとみておきたい。  5月第5週(5月29日-6月2日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では9週連続で買い越しており、買い越し額は2216億円(5月第4週は5954億円の買い越し)だった。なお、現物は5352億円の買い越し(同3816億円の買い越し)と10週連続の買い越しであり、先物は3136億円の売り越し(同2137億円の買い越し)と5週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で1694億円の買い越しで、2週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で6343億円の売り越しとなり、9週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、12日に5月国内企業物価指数、米国5月月次財政収支、13日に4-6月期法人企業景気予測調査、米国5月消費者物価指数、14日にFOMC(終了後に政策金利発表)、米国5月卸売物価指数、15日に4月機械受注、5月貿易統計、中国5月小売売上高、中国5月鉱工業生産、中国1-5月固定資産投資、ECB(欧州中央銀行)政策金利、米国5月小売売上高、米前週分新規失業保険申請件数、米国6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米国6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、16日に日銀金融政策決定会合(終了後に政策金利発表)、米国6月ミシガン大学消費者態度指数などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/09 06月09日  31700  32250  31440  32200  +600 22/06 06月08日  31840  32090  31410  31690  -180 22/06 06月07日  32390  32710  31850  31870  -550 22/06 06月06日  32330  32570  31930  32420  +180 22/06 06月05日  31610  32290  31610  32240  +690 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/09 06月09日  2196.0  2225.5  2179.0  2219.5  +29.5 22/06 06月08日  2202.5  2215.5  2179.5  2193.5  -9.5 22/06 06月07日  2230.0  2253.0  2203.0  2203.0  -27.5 22/06 06月06日  2227.0  2239.5  2197.5  2230.5  +7.5 22/06 06月05日  2187.0  2225.0  2187.0  2223.0  +39.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 06月09日(9月限)  32325  +125 06月08日(9月限)  31835  +235 06月07日(6月限)  31885  +15 06月06日(6月限)  32645  +225 06月05日(6月限)  32100  -140 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 06月02日    1551億円  +444億円 1兆3379億円  +1433億円 05月26日    1107億円  +204億円 1兆1946億円  +768億円 05月19日    902億円  -31億円 1兆1177億円  +1491億円 05月12日    934億円 -2480億円  9686億円  -511億円 05月02日    3414億円  -432億円 1兆0198億円  +986億円 04月28日    3847億円  -232億円  9211億円  -504億円 04月21日    4079億円  -207億円  9715億円  +235億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 06月07日    4882万株   -846万株  5億2660万株   -1563万株 06月06日    5729万株   +2345万株  5億4223万株   +3524万株 06月05日    3383万株   -110万株  5億0699万株   +3507万株 06月02日    3493万株    -38万株  4億7191万株   +1678万株 06月01日    3531万株   -353万株  4億5513万株   +2395万株 05月31日    3885万株   +530万株  4億3117万株   +577万株 05月30日    3354万株    +52万株  4億2540万株   -440万株 05月29日    3302万株   +685万株  4億2981万株   -673万株 05月26日    2616万株    -5万株  4億3654万株   +1871万株 05月25日    2622万株   +149万株  4億1783万株   +49万株 05月24日    2473万株   -111万株  4億1733万株   -142万株 05月23日    2585万株    +93万株  4億1875万株   +250万株 05月22日    2492万株   +425万株  4億1625万株   +649万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/06/11 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―ヘッジ対応に絡んだショートカバーが相場を押し上げる 「ヘッジ対応に絡んだショートカバーが相場を押し上げる」  今週の日経225先物は、週末に先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えて、ヘッジ対応に絡んだショートカバーが相場を押し上げる需給状況になりそうだ。2日の米国市場ではNYダウが今年最大の上げ幅を記録、ナスダックは昨年8月の戻り高値を突破し、昨年4月半ば以来となる1万3200ポイントを回復した。  米連邦政府の債務上限法案が上下両院で可決。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の判断材料とする5月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比33万9000人増と市場予想(19万人増)を大きく上回った。一方で、失業率は3.7%に上昇し予想(3.5%)を上回り、平均時給の前年同月比の上昇率は市場予想を下回った。この結果を受けて、6月FOMC(連邦公開市場委員会)では利上げを見送るとの見方が強まり、一段と相場を押し上げた。  2日のシカゴ日経平均先物は日中大阪比415円高の3万1965円だった。日経225先物はナイトセッションで一時3万2010円まで買われ、3万1970円と高値圏で終えており、週明けの東京市場はこれにサヤ寄せする格好で、ギャップスタートで始まることになろう。  先週の日経225先物は、5月31日には月末のリバランスとみられる売りが強まり、一時3万790円まで急落し、ナイトセッションでは3万640円まで下落した。これによりボリンジャーバンドの+1σを下回る場面もあったが、翌日の日中取引で3万1000円を回復し、3万1000円割れ水準での押し目買い意欲の強さが確認された。また、切り上がりをみせるボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジに沿ったトレンドを継続するなか、2日の取引終了後のナイトセッションで5月29日の高値3万1670円を突破して、+2σを捉えてきた。  日経225先物は、過度に過熱感を高めることなく上昇基調を維持している。一気に+3σを上回ってくる場面があれば、いったんはピーク感も意識されようが、バンド内での推移ではピーク感が出にくい。そのため、ヘッジに絡んだショートカバーが断続的に入りやすい。なお、+2σが3万2190円まで切り上がり、+3σは3万3180円まで上昇している。  +2σに沿ったトレンド形成が意識されるなか、オプション権利行使価格の3万1500円から3万2000円のレンジを上放れてくるようだと、SQに絡んだヘッジ対応も加わり、+2σと+3σによるレンジに移行する可能性も高まりそうだ。一気に出来高を伴っての上昇加速となるまでは、過熱感を警戒しつつもショートポジションを積み上げる戦略は避けたい。  恐怖指数と呼ばれるVIX指数は14.60に下落し、2020年2月半ば以来の15.00を下回った。同指数は、地銀破綻による信用リスクが高まった局面でも、上昇こそしたものの、過去の信用不安が高まった時と比べ大きな上昇とはならず、センチメントを反映していないといった見方があった。そのため、短期VIXに着目する投資家が増えているが、その短期VIXも11.90に低下しており、リスク選好へと向かいやすいだろう。  先週のNT倍率は先物中心限月で14.44倍だった。5月29日に14.54倍まで上昇した後は14.50倍を挟んだ高値圏で保ち合いを継続。週末は東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]が上げ一服となった影響により低下しているが、前週比ではほぼ変わらずである。今週は前週末の米国市場の流れを受けて、景気敏感株などの買い戻しが強まりやすく、NT倍率はやや低下を想定しておきたい。とはいえ、日経平均株価がバブル後の戻り高値を更新するなか、日経平均型のインデックス買いが入りやすく、NTショートに傾けるというよりは、NTロングの利益確定に伴うリバランスが中心だろう。ボリンジャーバンドの+1σは14.38倍辺りに位置しており、同水準に接近する局面ではNTロングの組成に向かわせよう。  5月第4週(5月22日-26日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では8週連続で買い越しており、買い越し額は5954億円(5月第3週は1兆2995億円の買い越し)だった。なお、現物は3816億円の買い越し(同7476億円の買い越し)と9週連続の買い越しであり、先物は2137億円の買い越し(同5518億円の買い越し)と4週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で429億円の買い越しで、4週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で2735億円の売り越しとなり、8週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、5日に中国5月財新サービス部門購買担当者景気指数(PMI)、米国5月ISM非製造業景況指数、米国4月製造業新規受注、米国4月耐久財受注確定値、6日に4月全世帯家計調査、4月毎月勤労統計調査、7日に4月景気動向指数、中国5月貿易収支、米国4月貿易収支、8日に1-3月期GDP改定値、5月景気ウオッチャー調査、米国4月卸売売上高、9日に中国5月消費者物価指数、中国5月生産者物価指数などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 06月02日  31230  31550  31180  31550  +400 22/03 06月01日  30910  31200  30640  31150  +300 22/03 05月31日  31300  31450  30790  30850  -530 22/03 05月30日  31370  31390  31060  31380  +80 22/03 05月29日  30980  31670  30930  31300  +340 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 06月02日  2153.5  2183.5  2145.0  2183.5  +34.0 22/03 06月01日  2131.0  2151.5  2112.5  2149.5  +23.5 22/03 05月31日  2157.0  2165.0  2123.5  2126.0  -35.0 22/03 05月30日  2165.5  2167.0  2143.0  2161.0  -0.5 22/03 05月29日  2147.0  2182.5  2144.0  2161.5  +17.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 06月02日(6月限)  31965  +415 06月01日(6月限)  31400  +250 05月31日(6月限)  30780  -70 05月30日(6月限)  31145  -235 05月29日(6月限)  休場 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 05月26日    1107億円  +204億円 1兆1946億円  +768億円 05月19日    902億円  -31億円 1兆1177億円  +1491億円 05月12日    934億円 -2480億円  9686億円  -511億円 05月02日    3414億円  -432億円 1兆0198億円  +986億円 04月28日    3847億円  -232億円  9211億円  -504億円 04月21日    4079億円  -207億円  9715億円  +235億円 04月14日    4286億円 +1445億円  9480億円   -48億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 05月31日    3885万株   +530万株  4億3117万株   +577万株 05月30日    3354万株    +52万株  4億2540万株   -440万株 05月29日    3302万株   +685万株  4億2981万株   -673万株 05月26日    2616万株    -5万株  4億3654万株   +1871万株 05月25日    2622万株   +149万株  4億1783万株   +49万株 05月24日    2473万株   -111万株  4億1733万株   -142万株 05月23日    2585万株    +93万株  4億1875万株   +250万株 05月22日    2492万株   +425万株  4億1625万株   +649万株 05月19日    2067万株   -245万株  4億0975万株   -1835万株 05月18日    2312万株    -32万株  4億2810万株   +2228万株 05月17日    2345万株   +1450万株  4億0582万株   +2741万株 05月16日    894万株   -1478万株  3億7840万株   -1289万株    05月15日    2372万株   +128万株  3億9130万株   +2146万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/06/04 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―短期ターゲットは3万2320円、過熱警戒のなかでも打診的なショートは避けるべき 「短期ターゲットは3万2320円、過熱警戒のなかでも打診的なショートは避けるべき」  今週の日経225先物は、強い基調が継続するなかでショートカバーを強めてくる展開が見込まれる。  26日の米国市場では、債務上限問題を巡る協議の進展が期待されてリスク回避姿勢が和らぎ、NYダウは6営業日ぶりに反発した。NYダウは200日移動平均線水準まで調整していたこともあり、テクニカル的にも反発しやすいタイミングではあったが、「交渉が合意に近づいている」との報道をきっかけに買い戻しが入ったようだ。  バイデン大統領は27日、共和党のマッカーシ下院議長との間で上限引き上げで大筋合意に達したと発表しており、ショートポジションの圧縮へと向かいやすい。ただし、上限引き上げ問題が解消しても、その後は6月半ばに控えている米連邦公開市場委員会(FOMC)に市場の関心は向かうとみられ、金融引き締めへの警戒感が燻ることになる。  そのため、デフォルト懸念が後退して米国市場への資金回帰が強まったとしても、海外投資家の日本株選好の動きは継続することになりそうだ。日経225先物は26日の取引終了後のナイトセッションで大幅高となり、節目の3万1500円を回復した。23日に付けた高値3万1360円を一気に上放れたことで、その後の調整で積み上がったショートポジションの解消に向かわせやすい。出遅れている海外ファンドも、直近の調整幅が浅かったことで買いはさほど積み上がっていないとみられ、エントリータイミングを引き上げざるを得ない状況だろう。  日経225先物は、ボリンジャーバンドの切り上がりに沿ったトレンドを形成している。先週は高値更新後の調整によって+2σを下回り、+1σと+2σのレンジ推移だった。ただし、+1σまでの調整を経て、週末にかけて+2σに接近する形状である。ナイトセッションで+2σを捉えており、いったんは達成感からロングの利益確定は入りやすいだろう。とはいえ、バンドが切り上がりをみせるなか、+3σは3万2540円処まで切り上がっているため、ピーク感の醸成にはつながらないだろう。先週の上昇場面ではレバETFのヘッジ対応とみられる調整買いが目立っており、過熱警戒のなかでも打診的なショートは避けたい。  なお、23日の高値3万1360円から25日の安値3万400円までの調整幅をリプレイスした短期的なターゲットは3万2320円となる。ボリンジャーバンドに沿ったトレンドを形成している状況のなか、オプション権利行使価格の3万1000円から3万2000円の広いレンジを想定する。  VIX指数は17.95に下落した。先週は一時20.81まで切り上がり、上値抵抗として機能していた75線を上回る場面も見られたが、25日線水準まで低下してきた。ボトム水準での推移を継続しているため、リスク選好の背を押す要因となりそうだ。直近の安値は19日に付けた15.85であり、同水準に接近する局面をみせてくるかが注目される。  先週のNT倍率は先物中心限月で14.44倍に上昇した。昨年12月の戻り高値14.31倍を上放れ、昨年6月の14.58倍を意識したトレンドを形成している。足もとではアドバンテスト <6857> [東証P]が上場来高値を更新するなど、ハイテク株が指数をけん引する流れが続いている。日経平均型優位の状況は続くとみられ、引き続きNTロングでのスプレッド狙いが入りやすいと考えられる。ただし、為替市場ではドル円が1ドル=140円台を上回っており、輸出関連株などへの物色も意識されてくるため、NTロングを想定しつつも、TOPIXのショートヘッジは緩めにしておきたい。  5月第3週(5月15日-19日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算で7週連続で買い越しており、買い越し額は1兆2995億円(5月第2週は7844億円の買い越し)だった。なお、現物は7476億円の買い越し(同5658億円の買い越し)と8週連続の買い越しであり、先物は5518億円の買い越し(同2185億円の買い越し)と3週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で7275億円の売り越しで、3週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1621億円の売り越しとなり、7週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、30日に4月失業率、4月有効求人倍率、米国3月FHFA住宅価格指数、米国3月ケースシラー住宅価格、米国5月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、31日に4月鉱工業生産、4月商業動態統計、5月消費動向調査、中国5月製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国5月シカゴ購買部協会景気指数、米国地区連銀経済報告(ベージュブック)、6月1日に1-3月期法人企業統計調査、中国5月財新製造業PMI、米国5月ADP雇用統計、米国5月ISM製造業景況指数などが予定されている。なお、週明け29日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場となる。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 05月26日  30830  31110  30710  30960  +130 22/03 05月25日  30550  30910  30400  30830  +220 22/03 05月24日  30870  30910  30550  30610  -240 22/03 05月23日  31050  31360  30820  30850  -180 22/03 05月22日  30910  31090  30670  31030  +130 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 05月26日  2149.5  2167.5  2141.0  2144.5  -3.5 22/03 05月25日  2143.0  2155.0  2133.0  2148.0  +0.5 22/03 05月24日  2158.0  2164.0  2140.5  2147.5  -8.5 22/03 05月23日  2173.0  2189.0  2155.0  2156.0  -17.0 22/03 05月22日  2167.5  2176.0  2150.5  2173.0  +7.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 05月26日(6月限)  31500  +540 05月25日(6月限)  31100  +270 05月24日(6月限)  30495  -115 05月23日(6月限)  30680  -170 05月22日(6月限)  31215  +185 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 05月19日    902億円  -31億円 1兆1177億円  +1491億円 05月12日    934億円 -2480億円  9686億円  -511億円 05月02日    3414億円  -432億円 1兆0198億円  +986億円 04月28日    3847億円  -232億円  9211億円  -504億円 04月21日    4079億円  -207億円  9715億円  +235億円 04月14日    4286億円 +1445億円  9480億円   -48億円 04月07日    2841億円  -514億円  9528億円  -4089億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 05月24日    2473万株   -111万株  4億1733万株   -142万株 05月23日    2585万株    +93万株  4億1875万株   +250万株 05月22日    2492万株   +425万株  4億1625万株   +649万株 05月19日    2067万株   -245万株  4億0975万株   -1835万株 05月18日    2312万株    -32万株  4億2810万株   +2228万株 05月17日    2345万株   +1450万株  4億0582万株   +2741万株 05月16日    894万株   -1478万株  3億7840万株   -1289万株    05月15日    2372万株   +128万株  3億9130万株   +2146万株 05月12日    2243万株   -2640万株  3億6984万株   -1172万株 05月11日    4884万株   -222万株  3億8156万株   -332万株 05月10日    5106万株   -237万株  3億8489万株   -624万株 05月09日    5343万株   -2853万株  3億9114万株   +1095万株 05月08日    8197万株    -68万株  3億8018万株   -1248万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/05/28 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―短期過熱を警戒しつつも、海外投資家による資金流入で相対的な強さが意識されやすい 「短期過熱を警戒しつつも、海外投資家による資金流入で相対的な強さが意識されやすい」  今週の日経225先物は、前週までの急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるなか、米国の債務上限問題を巡る協議の行方を横睨みに、こう着感が強まりそうだ。19日の米国市場では、主要な株価指数が下落した。前日までバイデン米政権と共和党幹部らによる交渉の進展を期待した買いが入っていたが、この日は共和党の交渉担当者らが協議から退席したと伝わり、交渉の難航が懸念されて売り直された。  G7広島サミットに出席しているバイデン大統領は、デフォルトを回避できると確信していると述べているが、協議の行方を見極めたいところであろう。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、銀行破綻の影響で金利を引き上げる必要がなくなる可能性があるとの認識を示しており、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率が低下している。一方で、イエレン米財務長官はさらなる銀行合併が必要になるかもしれないと、大手銀行の経営者に対して伝えたようである。債務交渉の行方や金融引き締め長期化への思惑、米地銀の破綻リスクなどを抱える米国市場の不安定な値動きは、日本市場にとって重荷となりそうだ。  また、米国では23日に5月の5月製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月のリッチモンド連銀製造業指数、24日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、26日に4月の個人消費支出(PCEデフレーター)、5月のミシガン大学消費者態度指数確報値といった指標の発表を控えており、これらが週を通じて不安定要因になるだろう。そのため、リスク回避的に海外投資家が日本株を選好する動きは続きやすく、相対的な強さが意識されやすい。  日経225先物は、19日の日中取引終了後のナイトセッションは、日中比80円安の3万820円だった。一時3万980円まで買われ、米国市場の取引開始後に3万670円まで軟化したものの、終盤にかけてはショートカバーが入り下げ幅を縮めていた。過熱感から短期的にはショートが入りやすいだろうが、ショートに傾けるのは避けておきたいところであり、利食いに押される局面では、カバー狙いのロングでの対応になろう。  日経225先物は、先週の上昇で2021年2月に付けた高値(3万720円)を突破。日経平均株価は同年9月高値(3万795円)を明確に上放れ、バブル後の高値を更新。達成感が意識されやすい水準からの一段高によって、ショートカバーに伴うヘッジ対応が加速した。  テクニカル面ではボリンジャーバンドの+2σを突破し、+2σを支持線とした+3σとの切り上がりに沿ったトレンドを継続している。+3σは3万1420円辺りまで切り上がってきており、+2σは3万660円辺りに上昇している。ナイトセッションでは+2σまでの調整を見せており、適度に過熱を抑えながら上昇トレンドを形成しているため、ショート筋には厳しい需給状況である。そのため、オプション権利行使価格の3万500円~3万1500円処での推移を想定していきたい。  VIX指数は16.81に上昇した。ただし、緩やかに切り下がる25日移動平均線に上値を抑えられる形状であり、ボトム水準での推移が続く。債務上限問題や金融引き締め長期化への警戒、さらに地銀の金融システム不安が燻るなかでも、投資家心理は落ち着いていることが窺える。経済指標の結果なども変動要因になりそうだが、75日線が位置する19.49を上放れ、20.00を超えた辺りで慎重姿勢に向かわせよう。  先週のNT倍率は先物中心限月で14.26倍に上昇した。15日に14.09倍辺りに位置していた200日線を捉え、18日には一時14.20倍まで上昇し、昨年12月半ば以来の水準に切り上がった。先週はアドバンテスト <6857> [東証P]が上場来高値を更新するなど、ハイテク株の強い値動きが目立っており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が指数をけん引していた。前週の反動は想定しつつも、日経平均型優位の状況は継続すると考えられ、引き続きNTロングでのスプレッド狙いは入りやすいと考えられる。  5月第2週(5月8日-12日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では6週連続で買い越しており、買い越し越し額は7844億円(5月第1週は4677億円の買い越し)だった。なお、現物は5658億円の買い越し(同1602億円の買い越し)と7週連続の買い越しであり、先物は2185億円の買い越し(同3074億円の買い越し)と2週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で3914億円の売り越しで、2週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1731億円の売り越しとなり、6週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは22日に3月機械受注、23日に米国5月製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)、米国4月新築住宅販売件数、米国5月リッチモンド連銀製造業指数、24日に米国MBA住宅ローン申請指数、FOMC(5月2~3日開催分)議事要旨、25日に米国1-3月期GDP改定値、26日に5月東京都区部消費者物価指数(CPI)、4月企業向けサービス価格指数、3月景気動向指数改定値、米国4月個人所得・消費支出、米国4月耐久財受注、米国5月ミシガン大学消費者態度指数確報値などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 05月19日  30660  30940  30660  30900  +310 22/03 05月18日  30050  30670  30040  30590  +530 22/03 05月17日  29850  30140  29830  30060  +220 22/03 05月16日  29690  29920  29640  29840  +170 22/03 05月15日  29430  29670  29430  29670  +250 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 05月19日  2161.5  2178.0  2158.5  2165.5  +8.0 22/03 05月18日  2131.5  2162.5  2130.0  2157.5  +26.5 22/03 05月17日  2128.5  2137.5  2126.0  2131.0  +3.5 22/03 05月06日  2120.0  2132.0  2117.5  2127.5  +8.5 22/03 05月15日  2097.5  2119.0  2097.5  2119.0  +22.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 05月19日(6月限)  30855  -45 05月18日(6月限)  30905  +315 05月17日(6月限)  30530  +470 05月16日(6月限)  29870  +30 05月15日(6月限)  29870  +200 05月12日(6月限)  29575  +155 ※前日比は大阪取引所終値比 ●VIX指数 05月19日  16.13  17.36  15.85  16.81 05月18日  16.92  17.15  16.05  16.05 05月17日  17.96  18.26  16.68  16.87 05月16日  17.54  18.30  17.26  17.99 05月15日  17.44  18.16  17.08  17.12 05月12日  16.83  17.92  16.38  17.03 05月11日  16.80  18.19  16.63  16.93 05月10日  17.58  18.31  16.42  16.47 05月09日  17.71 05月08日  17.73  17.88  16.83  16.98 05月05日  19.50  19.63  16.69  17.19 05月04日  19.17  21.33  18.67  20.09 05月03日  17.82  18.83  17.19  18.34 05月02日  16.27  19.81  16.26  17.78 05月01日  16.08 04月28日  17.21  17.65  15.72  15.78 04月27日  17.03 04月26日  18.66  19.61  17.87  18.84 04月25日  17.62  19.86  17.33  18.76 04月24日  18.22  18.24  16.74  16.89 04月21日  17.51  17.71  16.58  16.77 04月20日  16.85  17.69  16.33  17.17 04月19日  17.30  17.72  16.17  16.46 04月18日  16.94  17.34  16.58  16.83 04月17日  17.58  17.79  16.90  16.95 04月14日  17.94  18.12  17.07  17.07 04月13日  17.80 04月12日  19.38  19.98  18.25  19.09 04月11日  19.08  19.28  18.56  19.10 04月10日  19.39  20.05  18.93  18.97 04月06日  19.30  19.88  18.35  18.40 04月05日  19.08 04月04日  18.79  20.03  18.58  19.00 04月03日  19.79  19.83  18.54  18.55 03月31日  19.21  19.43  18.52  18.70 03月30日  19.12  20.08  18.85  19.02 03月29日  19.39  19.45  19.09  19.12 03月28日  20.53  21.40  19.91  19.97 03月27日  22.05  22.93  20.57  20.60 03月24日  22.11  25.21  21.60  21.74 03月23日  21.54  24.91  20.16  22.61 03月22日  21.80  22.38  19.94  22.26 03月21日  24.16  24.16  21.29  21.38 03月20日  27.77  28.91  24.00  24.15 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 05月12日    934億円 -2480億円  9686億円  -511億円 05月02日    3414億円  -432億円 1兆0198億円  +986億円 04月28日    3847億円  -232億円  9211億円  -504億円 04月21日    4079億円  -207億円  9715億円  +235億円 04月14日    4286億円 +1445億円  9480億円   -48億円 04月07日    2841億円  -514億円  9528億円  -4089億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 05月17日    2345万株   +1450万株  4億0582万株   +2741万株 05月16日    894万株   -1478万株  3億7840万株   -1289万株    05月15日    2372万株   +128万株  3億9130万株   +2146万株 05月12日    2243万株   -2640万株  3億6984万株   -1172万株 05月11日    4884万株   -222万株  3億8156万株   -332万株 05月10日    5106万株   -237万株  3億8489万株   -624万株 05月09日    5343万株   -2853万株  3億9114万株   +1095万株 05月08日    8197万株    -68万株  3億8018万株   -1248万株 05月02日    8265万株   -134万株  3億9267万株   +1212万株 05月01日    8399万株   -1065万株  3億8054万株   +2541万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/05/21 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―海外投資家の日本株選好が一段と意識されやすく、リバウンド基調を継続か 「海外投資家の日本株選好が一段と意識されやすく、リバウンド基調を継続か」  今週の日経225先物は、短期的には過熱感が警戒されるものの、海外投資家による日本株選好の動きが一段と意識されやすく、リバウンド基調が継続しそうだ。前週は基本的にはこう着感の強い展開が続いたものの、SQ(特別清算指数算出)通過後にリバウンドが強まり、週末は前日比300円高の2万9420円で終えた。さらにナイトセッションの開始早々に2万9500円に乗せると、一時2万9580円まで買われている。  テクニカル面では、切り上がるボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジ内で推移しており、+1σを挟んだ値動きを継続するなか、週末には+2σに接近する格好となった。節目の2万9500円を超えたことで、ヘッジ対応などショートカバーが強まりやすくなりそうだ。+2σは2万9690円処まで切り上がってきたが、週足形状では2万9850円まで上昇しているため、オプション権利行使価格の2万9875円辺りが意識されやすい。この水準を上回ってくると、オーバーシュート気味に節目の3万円回復がターゲットになりそうだ。  そのため、2万9500円水準では強弱感が対立しやすいが、昨年8月高値の2万9230円が意識される局面では、押し目狙いのロングスタンスで対応したい。前週末のSQでは、金額ベースで日経平均型が400億円の売り超、TOPIX型は150億円の買い超だったと推測される。ただし、SQ値は2万9235円08銭と日経平均株価の寄り付き水準を上回っており、海外投資家による実需の資金が流入したと考えられる。また、東京エレクトロン <8035> [東証P]は決算を受けて週末は売りが先行したものの、その後は買い戻されて3%を超える上昇を見せていた。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の見直し買いは、支援材料になるだろう。  米国では米地銀の不安定な値動きが継続しているため、金融システム不安が燻っている状況である。また、連邦債務上限問題を巡るデフォルト(債務不履行)懸念も重荷となる。ただし、米地銀については需給要因による値動きとなっているため、値動きの割に市場は冷静に判断しているように映る。  連邦債務上限問題は、12日に予定されていたバイデン大統領と共和党幹部らによる協議が今週に延期されることが明らかになった。ホワイトハウスは、バイデン大統領がG7広島サミットに出席するため17日に米国を出発すると発表しており、週前半にも進展がみられる可能性がある。なお、協議が平行線を辿った場合には米株安につながる。その場合は、G7広島サミット以降の決着になるため、楽観視するのは禁物だが、週内は波乱の展開は限られそうだ。  また、米国が不安定な状況のなか、海外投資家が回避的に日本株への資金シフトを強めてくる可能性もあり、先物で買い手当てする動きに向かうことも考えられる。相対的に日本株の強さが意識されよう。  VIX指数は17.03に上昇した。ただし、切り下がる25日移動平均線に上値を抑えられる形状であり、ボトム水準での推移を継続している。米地銀の金融システム不安や連邦債務上限問題を巡るデフォルト懸念が燻るなか、投資家心理は落ち着いていることが窺える。25日線は17.54、75日線が19.62辺りに位置しており、終値で20.00を超えた辺りでは慎重姿勢に向かわせよう。  先週のNT倍率は先物中心限月で14.02倍だった。10日に一時13.91倍まで低下し75日線を下回った後は、NTショートを巻き戻す動きとなり、週末12日にはNTロング優勢の流れから、14.01倍に位置する25日線を上回ってきた。25日線近辺では強弱感が対立しやすいが、米国ではナスダックが強い基調を保っているほか、半導体株のアク抜け的な動きが継続する可能性がある。このため、14.10倍辺りに位置する200日線を想定した、NTロングでのスプレッド狙いが入りやすいと考えられる。  5月第1週(5月1日-2日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では5週連続で買い越しており、買い越し額は4677億円(4月第4週は1333億円の買い越し)だった。なお、現物は1602億円の買い越し(同1458億円の買い越し)と6週連続の買い越しであり、先物は3074億円の買い越し(同125億円の売り越し)と2週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で3181億円の売り越しで、2週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で358億円の売り越しとなり、5週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは15日に4月国内企業物価指数、米国5月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日に中国4月小売売上高、中国4月鉱工業生産、米国4月小売売上高、米国4月鉱工業生産、17日に1-3月期実質国内総生産(GDP)、3月鉱工業生産確報値、米国4月住宅着工件数、18日に4月貿易統計、米国5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米国4月中古住宅販売件数、米国4月景気先行指数、19日にG7広島サミット、4月全国消費者物価指数(CPI)、米パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 05月12日  29110  29430  28950  29420  +300 22/03 05月11日  29150  29230  28890  29120  -20 22/03 05月10日  29220  29280  29070  29140  -100 22/03 05月09日  28990  29260  28950  29240  +290 22/03 05月08日  29120  29150  28560  28950  -180 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 05月12日  2083.0  2099.0  2070.5  2097.0  +15.0 22/03 05月11日  2087.5  2090.5  2066.0  2082.0  -5.5 22/03 05月10日  2096.5  2101.5  2083.5  2087.5  -11.0 22/03 05月09日  2074.0  2099.0  2071.0  2098.5  +27.5 22/03 05月08日  2077.0  2080.5  2034.0  2071.0  -5.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 05月12日(6月限)  29575  +155 05月11日(6月限)  29130  +10 05月10日(6月限)  29055  -85 05月09日(6月限)  29225  -15 05月08日(6月限)  29050  +100 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 05月02日    3414億円  -432億円 1兆0198億円  +986億円 04月28日    3847億円  -232億円  9211億円  -504億円 04月21日    4079億円  -207億円  9715億円  +235億円 04月14日    4286億円 +1445億円  9480億円   -48億円 04月07日    2841億円  -514億円  9528億円  -4089億円 03月31日    3356億円  +560億円 1兆3617億円  -777億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 05月10日    5106万株   -237万株  3億8489万株   -624万株 05月09日    5343万株   -2853万株  3億9114万株   +1095万株 05月08日    8197万株    -68万株  3億8018万株   -1248万株 05月02日    8265万株   -134万株  3億9267万株   +1212万株 05月01日    8399万株   -1065万株  3億8054万株   +2541万株 04月28日    9465万株    +88万株  3億5513万株   +948万株 04月27日    9377万株    -31万株  3億4565万株   -2186万株 04月26日    9408万株   -263万株  3億6751万株   -1630万株 04月25日    9671万株   -272万株  3億8381万株   +503万株 04月24日    9944万株   -135万株  3億7878万株   -182万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/05/14 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―年内の米利下げを織り込む流れのなか、2万9000円固めからのロング対応を想定 「年内の米利下げを織り込む流れのなか、2万9000円固めからのロング対応を想定」  連休明けとなる今週の日経225先物は、決算発表がピークを迎えるなか、2万9000円水準での底固めを意識した展開になりそうだ。日本が連休中の米国では重要イベントが相次いだが、2日、3日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)では、大方の予想通りに0.25%の追加利上げを決定した。前回の声明に盛り込まれた「追加の引き締めが適切」との表現は削除され、「金融政策運営のスタンスを適切に調整する用意がある」としたことで、今回で利上げが打ち止めになるとの期待が広がった。  5日に発表された4月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が25万3000人増となり、予想(18万人増程度)を上回ったほか、失業率は3.4%に低下し、予想(3.6%程度)以上に低下。また、平均時給は前年同月比4.4%増と、こちらも予想(4.3%増)を上回った。発表直後は株安で反応する場面も見られたが、予想を上回る1-3月期決算を発表したアップルが4%超上昇して相場をけん引する格好となり、5日のNYダウ、ナスダックは5営業日ぶりに反発した。  ただし、2日-4日は波乱の展開であった。破綻したファースト・リパブリック・バンクはJPモルガン・チェースによる救済買収が決まったが、米地銀の破綻が連鎖しかねないとの懸念から中堅地銀株が急落した。パックウェスト・バンコープが4日に5割超急落し、翌5日には急反発をみせるなど、荒い値動きとなった。そのほか多くの中堅銀行が急落するなか、ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースなど大手銀へも売りが広がった。この間、日経225先物は、祝日取引で一時2万8560円まで売られる場面が見られた。  日経225先物は祝日取引で急落こそあったが、終値では2日の日中終値比60円安の2万9070円と節目の2万9000円を上回っており、連休中の米国市場の波乱の影響は限られそうだ。米中堅銀行の急落は、その後の大幅な反発を見る限り、資金流出懸念というよりは需給要因が大きかったと考えられる。FOMCは想定内の結果であり、年内の利下げを織り込む流れが強まるなか、東京市場でも2万9000円固めからロングスタンスに向かいやすいだろう。  日経225先物は一時ボリンジャーバンドの+1σを下回り、中心値(25日移動平均線)に接近した後に切り返す形状となった。週足でもボリンジャーバンドの+1σ割れまでの調整を経てリバウンドを見せているため、過熱感は一気に後退した。改めて+1σを支持線としたトレンド形成が意識されやすい。日足の+2σは2万9270円、週足は2万9450円辺りで推移していることから、オプション権利行使価格の2万9000円を支持線に、その上の権利行使価格2万9250円および2万9500円を意識したレンジを想定。日足の+1σは2万8800円辺りに位置しているため、2万9000円を下回る局面では、+1σを支持線とした押し目狙いのロング対応となりそうだ。  VIX指数は17.19に低下した。4日には一時21.33まで急伸し、上値を抑えられていた75日線を突破する場面も見られたが、週末には14%超の下げにより、75日線および17.86辺りに位置していた25日線を下回って終えた。米中堅銀行の急落によるショック安の影響は通過した格好であり、リスク選好の流れとなりやすいだろう。  NT倍率は先物中心限月で14.00倍を挟んだレンジ推移を継続している。5日の米国市場の流れからは日経平均型優位の展開が見込まれる。主要企業の決算発表がピークを迎えるなかではトレンドは出にくいが、NTロングでのスプレッド狙いが入りやすいとみておきたい。  経済スケジュールでは、8日に日銀金融政策決定会合議事要旨(3月9日~10日開催分)、米国3月卸売売上高、9日に3月全世帯家計調査、中国4月貿易収支、10日に3月景気動向指数、米国4月消費者物価指数(CPI)、11日に日銀金融政策決定会合の主な意見(4月27日~28日分)、4月景気ウォッチャー調査、G7財務相・中央銀行総裁会合(~5月13日)、中国4月CPI、中国4月生産者物価指数(PPI)、イングランド銀行(BOE、英中央銀行)政策金利、米国4月PPI、12日に米国5月ミシガン大学消費者態度指数、米国4月輸入・輸出物価指数などが予定されている。  なお、4月第4週(4月24日-28日)の投資部門別売買動向は5月9日に発表される。また、5月第1週(5月1日-2日)分については、5月11日の発表が予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 05月限 日経225 25951.24  TOPIX  1838.12 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 05月02日  29170  29360  29080  29130  -30 22/03 05月01日  28920  29170  28730  29160  +290 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 05月02日  2081.0  2091.5  2068.5  2076.5  -4.5 22/03 05月01日  2059.5  2081.0  2046.5  2081.0  +23.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日大阪比 05月05日(6月限)  29100  -30 05月04日(6月限)  28625  -505 05月03日(6月限)  28715  -415 05月02日(6月限)  28815  -315 05月01日(6月限)  29330  +170 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 04月21日    4079億円  -207億円  9715億円  +235億円 04月14日    4286億円 +1445億円  9480億円   -48億円 04月07日    2841億円  -514億円  9528億円  -4089億円 03月31日    3356億円  +560億円 1兆3617億円  -777億円 03月24日    2795億円  +248億円 1兆4395億円  +2108億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 04月28日    9465万株    +88万株  3億5513万株   +948万株 04月27日    9377万株    -31万株  3億4565万株   -2186万株 04月26日    9408万株   -263万株  3億6751万株   -1630万株 04月25日    9671万株   -272万株  3億8381万株   +503万株 04月24日    9944万株   -135万株  3億7878万株   -182万株 04月21日  1億0079万株    -50万株  3億8060万株   +319万株 04月20日  1億0129万株   -221万株  3億7741万株   +744万株 04月19日  1億0350万株   -284万株  3億6996万株   -850万株 04月18日  1億0635万株   -347万株  3億7847万株   +1148万株 04月17日  1億0982万株   +364万株  3億6698万株   -491万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/05/07 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―FOMC通過後を睨んだヘッジ対応のショートカバーが入りやすい展開に 「FOMC通過後を睨んだヘッジ対応のショートカバーが入りやすい展開に」  今週の日経225先物は、ナイトセッションで2万9000円を回復するなか、米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後を睨んだヘッジ対応のショートカバーが入りやすい相場展開になりそうだ。通常取引は5月1日、2日の2営業日となるが、先物市場では3日~5日に祝日取引が行われる。市場参加者は限られるが、薄商いのなかで、より米国市場の動向に振られやすくなるだろう。  5月2日~3日には、米連邦公開市場委員会(FRB)がFOMCを開催する。米金融システム不安が残る中、FRBは今会合で0.25%の利上げを決定し、この利上げによって打ち止めが示唆されるとの見方がコンセンサスである。ただ、インフレ抑制に向けて6月以降も利上げが続く可能性を指摘する声も増えていることから、一定のショートポジションは積み上がっているとみられる。楽観はできないものの、FRBのタカ派色が和らぐようだと、アク抜け感が強まりそうだ。  FRBはシリコンバレーバンクの破綻を受けた検証で、同行のリスク管理の甘さと金融当局による監督不備を認めた。また、米地銀ファースト・リパブリック・バンクを巡って、米連邦預金保険公社(FDIC)が管理下に置くとの見方が強まっているほか、JPモルガン・チェースやPNCファイナンシャル・サービシズ・グループが買収を視野に入れているとも報じられた。ファースト・リパブリック・バンクの先行きについて目途がつく中、金融システム不安を背景としたショートポジションをカバーする動きに向かわせよう。  日経225先物は28日の日中取引で2万8870円まで買われ、日中の高値で取引を終えた。日銀の金融政策決定会合の結果判明後のヘッジ対応に伴うショートカバーが中心だったと考えられる。植田和男新総裁は大規模な金融緩和策について当面は継続する姿勢を示していたものの、会合で金融政策が修正されるのではないかとの観測も出ていた。そのため、これまでの金融政策の点検・検証に1年から1年半程度を充てる方針が示されると、今年度中の政策変更はないと受け止められて、ショートポジションを圧縮する動きが強まったようだ。  先週末の上昇で、日銀会合の結果を受けたカバーは一巡しているだろうが、米金融システム不安の後退に加えて、FOMC通過後のアク抜けへの思惑で下値の堅さは意識されそうである。なお、日経225先物はナイトセッションで2万9090円まで買われ、ボリンジャーバンドの+2σ(2万9130円辺り)に接近してきた。週足の+2σは2万9180円処に切り上がりを見せているため、5月1日、2日の通常取引では、オプション権利行使価格の2万9000円を中心とした上下の権利行使価格2万8875円~2万9125円のレンジ推移を想定する。2万9000円処で底堅さが見られる局面では、昨年8月17日に付けた2万9230円が意識されやすく、権利行使価格の2万9250円にレンジは切り上がろう。  VIX指数は15.78に低下し、終値ベースでは2021年11月4日以来の16.00割れとなった。リスク選好の流れのなか、ショートを仕掛けづらくさせそうだ。今週は米国4月ISM製造業景況指数(5月1日)、米国3月雇用動態調査(JOLT)求人件数(2日)、米国4月ADP雇用統計、米国4月ISM非製造業景況指数(3日)、米国1-3月期非農業部門労働生産性指数(4日)、米国4月雇用統計(5日)などの重要な経済指標の発表を控えているため、市場はこれらの結果に神経質になると考えられるが、弱含む局面では押し目狙いのロング対応とみておきたい。  なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.02倍だった。日銀会合の結果待ちの中で13.96倍に低下する場面も見られたが、通過後はショートカバーが優勢となり、日経平均型のインデックス買いが優勢だった。14.00倍を挟んだ保ち合いを形成し、明確なトレンドは見られていないが、2万9000円固めからショートカバーが強まる局面では、ややNTロング対応に向かわせよう。  4月第3週(4月17日-21日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週連続で買い越しており、買い越し越し額は1兆0190億円(4月第2週は1兆5921億円の買い越し)だった。なお、現物は2760億円の買い越し(同1兆0494億円の買い越し)と4週連続の買い越しであり、先物は7430億円の買い越し(同5427億円の買い越し)と2週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で3510億円の売り越しで、2週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1402億円の売り越しとなり、3週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは前述したもののほかに、5月1日に4月消費態度指数、2日に米国3月製造業新規受注、3日にFOMC終了後に政策金利、4日にECB(欧州中央銀行)政策金利、中国4月財新製造業PMI、米国3月貿易収支、5日に中国4月財新サービス業PMIの発表などが予定されている。また、主要企業の決算発表が本格化するなか、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、クアルコム、アップル、マイクロチップ・テクノロジー、モデルナなどの発表が予定されており、注目されよう。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 04月限 日経225 27122.37  TOPIX  1904.02 05月限 日経225 25951.24  TOPIX  1838.12 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 04月28日  28460  28870  28450  28870  +430 22/03 04月27日  28380  28460  28240  28440  +30 22/03 04月26日  28580  28650  28320  28410  -210 22/03 04月25日  28600  28800  28600  28620  +30 22/03 04月24日  28530  28710  28480  28590  +30 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 04月28日  2032.0  2058.5  2031.0  2058.0  +28.0 22/03 04月27日  2022.5  2033.0  2014.0  2030.0  +6.0 22/03 04月26日  2039.0  2043.0  2016.0  2024.0  -18.5 22/03 04月25日  2039.0  2055.0  2039.0  2042.5  +3.5 22/03 04月24日  2032.0  2046.0  2030.0  2039.0  +5.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日比 04月28日(6月限)  29065  +195 04月27日(6月限)  28710  +270 04月26日(6月限)  28315  -95 04月25日(6月限)  28370  -250 04月24日(6月限)  28715  +125 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 04月21日    4079億円  -207億円  9715億円  +235億円 04月14日    4286億円 +1445億円  9480億円   -48億円 04月07日    2841億円  -514億円  9528億円  -4089億円 03月31日    3356億円  +560億円 1兆3617億円  -777億円 03月24日    2795億円  +248億円 1兆4395億円  +2108億円 03月17日    2547億円  +239億円 1兆2286億円  -2300億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 04月26日    9408万株   -263万株  3億6751万株   -1630万株 04月25日    9671万株   -272万株  3億8381万株   +503万株 04月24日    9944万株   -135万株  3億7878万株   -182万株 04月21日  1億0079万株    -50万株  3億8060万株   +319万株 04月20日  1億0129万株   -221万株  3億7741万株   +744万株 04月19日  1億0350万株   -284万株  3億6996万株   -850万株 04月18日  1億0635万株   -347万株  3億7847万株   +1148万株 04月17日  1億0982万株   +364万株  3億6698万株   -491万株 04月14日  1億0617万株   +2276万株  3億7189万株   -53万株 04月13日    8341万株   +569万株  3億7242万株   -6万株 04月12日    7771万株   +200万株  3億7249万株   +250万株 04月11日    7571万株    -13万株  3億6998万株   +142万株 04月10日    7584万株    +58万株  3億6855万株   -1040万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/04/30 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―レンジ推移のなかで、ボリンジャー+2σへのバイアス強まる展開は想定しておきたい 「レンジ推移のなかで、ボリンジャー+2σへのバイアス強まる展開は想定しておきたい」  今週の日経225先物は、東京市場が週末から大型連休に入り、連休中の5月2日-3日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催が予定されているため、積極的にポジションを傾けてくる動きが限られるなかで、スキャルピング中心のトレードになりそうだ。  また、日米ともに主要企業の決算発表を控えており、今週は米国でマイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コムなどの大型テック株の発表が予定されている。国内でもアドバンテスト <6857> [東証P]、ファナック <6954> [東証P]、信越化学工業 <4063> [東証P]といった指数インパクトの大きい値がさ株の発表が予定されているため、実績や見通しを受けた株価反応が指数に影響を与えてくるだろう。そのため、様子見姿勢は強まりやすい。  日経225先物は足もとで2万8500円処の底堅さが見られるなか、オプション権利行使価格の2万8500円~2万8750円でのレンジ推移を継続しそうだ。また、ボリンジャーバンドの+1σはナイトセッションで2万8470円辺りまで切り上がってきており、21日取引終了後のナイトセッションでは同線が支持線として機能する一方で、+2σは2万9030円まで上昇してきた。バンドが上向きで推移するなかで、日経225先物は中心限月での昨年8月17日に付けた2万9230円が目先的なターゲットとして意識されやすいだろう。今週は基本的にはトレンドが出にくい週になりそうだが、良好な日米決算が続くようだと、+2σへのバイアスが強まる展開は想定しておきたい。  また、FOMCでの0.25%の追加利上げは織り込まれていると考えられる。先週は米連邦準備理事会(FRB)高官らの発言を受けて利上げ継続への見方が強まり、上値の重荷となる場面も見られていた。積極的にロングを傾けている動きは考えづらい一方、足もとでのリバウンド局面ではヘッジ対応が強まる形での上昇とはなっていないため、ショート筋はそれほどカバーを進めていないと考えられる。今週は、FOMC通過後のアク抜けを警戒したショートカバーも入ることで下値の堅さは意識されるとみられ、短期的に弱含む局面では押し目狙いのロングでの対応となろう。  VIX指数は16.77に低下し、19日には16.17まで下げる場面が見られた。2021年11月以来の水準まで低下しており、リスク選好の流れは継続。先週は予想を下回る経済指標により景気後退(リセッション)懸念が高まったほか、テスラなどの決算が予想を下回るなかでも落ち着いた動きで推移していた。  なお、21日の米国市場は主要な株価指数が小幅ながら上昇した。米S&Pグローバルが発表した製造業・サービス業を合わせた4月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は、53.5と昨年5月以来11カ月ぶりの高水準だった。米金融引き締めが長期化するとの懸念が重荷となり、一時下落に転じる場面が見られたが、決算が評価されたプロクター・アンド・ギャンブルが3%を超える上昇で指数を下支えした。  シカゴ日経平均先物は大阪比115円高の2万8675円だった。週明けはこれにサヤ寄せする格好で買い先行で始まろう。先週は週足のボリンジャーバンドの+2σ水準が抵抗線として意識されていたが、+2σは2万8800円まで切り上がってきており、週足ベースでみても上値余地はある。  なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.04倍だった。緩やかに切り上がる25日移動平均線を支持線としたトレンドが継続するなか、ファナックなどの決算次第では14.10倍に位置する200日線を捉えてくる可能性がある。また、52週線は14.11倍辺りに位置しており、下値は13.98倍辺りで推移する26週線とのレンジ推移を継続している。抵抗線突破は見極めが必要であるものの、米国の大型テック株の決算が評価されるようだと、短期的にはNTロングでのスプレッド狙いに向かいそうだ。  また、4月27、28日に開かれる日銀金融政策決定会合では、植田総裁ら新正副総裁が初めて参加する。イールドカーブ・コントロール(長短金利操作)政策の修正には慎重な見方もあり、市場マインドを神経質にさせそうである。ただし、金融緩和政策の現状維持がコンセンサスのなか、ショートは避けておきたい。  4月第2週(4月10日-14日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続で買い越しており、買い越し額は1兆5921億円(4月第1週は2935億円の買い越し)だった。なお、現物は1兆494億円の買い越し(同6796億円の買い越し)と3週連続の買い越しであり、先物は5427億円の買い越し(同3861億円の売り越し)と3週ぶりで買い越している。個人は現物と先物の合算で7512億円の売り越しで、2週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で3272億円の売り越しとなり、2週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、25日に3月企業向けサービス価格指数、月例経済報告、米国2月ケース・シラー住宅価格指数、米国3月新築住宅販売件数、米国4月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、26日に米国3月耐久財受注、27日に2月景気動向指数(改定値)、中国1-3月工業企業利益、米国1-3月期実質国内総生産(GDP)、28日に3月失業率、4月東京都区部消費者物価指数(CPI)、3月鉱工業生産、日銀金融政策決定会合後に政策金利、3月商業動態統計、米国3月個人消費支出(PCE)、米国4月シカゴ購買部協会景気指数、米国4月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 04月限 日経225 27122.37  TOPIX  1904.02 05月限 日経225 25951.24  TOPIX  1838.12 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 04月21日  28610  28780  28490  28560  -90 22/03 04月20日  28560  28700  28400  28650  +70 22/03 04月19日  28670  28760  28530  28580  -70 22/03 04月18日  28550  28730  28430  28650  +120 22/03 04月17日  28460  28600  28320  28530  +110 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 04月21日  2035.5  2046.0  2029.0  2034.0  -4.5 22/03 04月20日  2038.0  2043.0  2025.5  2038.5  -1.0 22/03 04月19日  2043.0  2048.0  2032.5  2039.5  -1.5 22/03 04月18日  2029.0  2044.5  2023.5  2041.0  +12.5 22/03 04月17日  2017.0  2028.5  2012.0  2028.5  +13.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日比 04月21日(6月限)  28675  +115 04月20日(6月限)  28605  -45 04月19日(6月限)  28550  -30 04月18日(6月限)  28655  +5 04月17日(6月限)  28590  +60 04月14日(6月限)  28490  +70 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 04月14日    4286億円 +1445億円  9480億円   -48億円 04月07日    2841億円  -514億円  9528億円  -4089億円 03月31日    3356億円  +560億円 1兆3617億円  -777億円 03月24日    2795億円  +248億円 1兆4395億円  +2108億円 03月17日    2547億円  +239億円 1兆2286億円  -2300億円 03月10日    2307億円  -258億円 1兆4586億円  +6803億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 04月19日  1億0350万株   -284万株  3億6996万株   -850万株 04月18日  1億0635万株   -347万株  3億7847万株   +1148万株 04月17日  1億0982万株   +364万株  3億6698万株   -491万株 04月14日  1億0617万株   +2276万株  3億7189万株   -53万株 04月13日    8341万株   +569万株  3億7242万株   -6万株 04月12日    7771万株   +200万株  3億7249万株   +250万株 04月11日    7571万株    -13万株  3億6998万株   +142万株 04月10日    7584万株    +58万株  3億6855万株   -1040万株 04月07日    7526万株    +8万株  3億7895万株   -1850万株 04月06日    7517万株   -328万株  3億9745万株   -2074万株 04月05日    7845万株   -367万株  4億1820万株   -1578万株 04月04日    8213万株    -34万株  4億3399万株   -6606万株 04月03日    8247万株   -187万株  5億0006万株   -3566万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/04/23 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―ヘッジ対応も、2万8500円処での底固めから一段高を想定したロング対応 「ヘッジ対応も、2万8500円処での底固めから一段高を想定したロング対応」  今週の日経225先物は、オプション権利行使価格の2万8500円水準での底固めの動きが意識されやすいだろう。前週までの6営業日続伸で890円上昇し、3月9日の高値2万8480円を突破したことで、いったんは達成感につながりそうだ。ただし、米国では5月の連邦公開市場委員会(FOMC)における追加利上げは織り込まれてきたこともあり、積極的なショートポジションの積み上げは避けておきたい。  14日の米国市場は主要な株価指数が下落した。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が一段の金融引き締めが必要との考えを示した。前日までに発表された3月の米消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったほか、14日に発表された3月の米小売売上高が2カ月連続で減少した。一方で、このところ金融当局者らがさらなる利上げの必要性を強調しているため、利上げ継続による景気悪化の懸念が強まった。  そのなかで、注目された米大手銀の決算発表では、JPモルガン・チェースの2023年1-3月期決算売上高と1株利益が市場予想を上回り、7.5%を超える大幅高となり、ボトム圏からのリバウンドにより13週移動平均線を上放れた。シティグループの決算も市場予想を上回り、4.7%超の上昇だった。金利上昇に伴う利ざや改善のほか、シリコンバレーバンクなど地銀の破綻で金融不安が高まるなか、中小地銀からの資金流入があったようだ。投資家の関心が集まっていた大手銀行の決算が予想を上回ったため、センチメントの改善をもたらしそうだ。  ウォラー理事の発言をきっかけにロングポジションの圧縮が見られたものの、FOMCでの0.25%追加利上げは織り込まれてきており、過度な警戒感が強まる流れにはならないだろう。また、国内では来週の27-28日には植田新総裁が就任後初めてとなる金融政策決定会合に臨む。金融緩和策を修正するのではないかとの観測が市場心理を神経質にさせる可能性はあるが、円相場が1ドル=133円70銭台と円安傾向を見せるなか、日米金利差を狙った資金流入も期待され、相対的な日本株の底堅さが意識されやすい。  また、日経225先物は14日取引終了後のナイトセッションで、一時2万8580円まで買われ、昨年8月17日に付けた2万8570円を突破してきた。昨年からの抵抗ラインを捉えてきており、今後は2021年11月高値の2万8770円が意識されてくる。先週のリバウンド局面でボリンジャーバンドの+1σを上放れており、+2σは2万8640円辺りまで切り上がってきた。+3σが位置する2万9170円辺りまでのリバウンドは期待しづらいが、基本はヘッジ対応を行いながらも、2万8500円辺りでの底固めから、先行きの+2σ、+3σを狙ったロングスタンスとなろう。  VIX指数は17.07に低下した。シリコンバレーバンク破綻により信用不安が強まった3月半ばの30.81から、昨年1月以来の水準まで低下してきた。FRBによる利上げ観測や景気後退懸念などが燻るなかで低下傾向を継続しており、リスク選好の流れとなる。目先的な達成感によりショートの動きとなる局面では、その後のリバウンドを狙った押し目狙いとなりそうだ。  なお、先週のNT倍率は先物中心限月で14.10倍だった。一時14.12倍まで上昇し、上値抵抗線として意識されていた200日線を上回る場面も見られた。先週はファーストリテイリング <9983> [東証P]が、決算評価から年初来高値を更新するなど強い値動きで日経平均型を押し上げたインパクトが大きかった。また、手口面でも海外勢によるNTロングが観測された。今週は抵抗線までの回復と米大手銀行の上昇により、NTロングの巻き戻しが優勢になりそうだ。ただし、先高期待のなかでは、14.00倍に近づく場面があるようだと、その後の切り返しを狙ったNTロングでのスプレッドを狙いたいところだろう。なお、200日線を明確に上放れてくると、昨年12月の14.30倍辺りを狙ったNTロングとなる。  4月第1週(4月3日-7日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では4週ぶりに買い売り越しており、買い越し額は2935億円(3月第5週は4156億円の売り越し)だった。なお、現物は6796億円の買い越し(同70億円の買い越し)と2週連続の買い越しであり、先物は3861億円の売り越し(同4227億円の売り越し)と2週連続で売り越している。個人は現物と先物の合算で4379億円の買い越しで、2週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で4610億円の売り越しとなり、3週ぶりの売り越しだった。  経済スケジュールでは、17日に米国4月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米国4月NAHB住宅市場指数、18日に中国1-3月期国内総生産(GDP)、中国3月小売売上高、米国3月住宅着工件数、19日に2月鉱工業生産確報値、3月訪日外客数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、20日に3月貿易統計、米国4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米国3月コンファレンス・ボード景気先行指数、21日に3月全国消費者物価指数、米国4月製造業購買担当者景気指数(PMI)などが予定されている。また、決算では18日のネットフリックス、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス・グループ、19日のテスラ、ラムリサーチ、モルガン・スタンレーが注目されよう。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 04月限 日経225 27122.37  TOPIX  1904.02 05月限 日経225 25951.24  TOPIX  1838.12 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 04月14日  28220  28510  28120  28420  +230 22/03 04月13日  28100  28240  27900  28190  +100 22/03 04月12日  27930  28120  27870  28090  +150 22/03 04月11日  27650  28070  27630  27940  +270 22/03 04月10日  27520  27740  27480  27670  +130 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 04月14日  2010.5  2023.0  2000.0  2015.0  +6.5 22/03 04月13日  2008.0  2016.5  1996.0  2008.5  +1.5 22/03 04月12日  1993.5  2008.0  1990.0  2007.0  +14.0 22/03 04月11日  1977.0  1999.0  1974.0  1993.0  +15.5 22/03 04月10日  1965.5  1983.0  1964.5  1977.5  +12.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日比 04月14日(6月限)  28490  +70 04月13日(6月限)  28395  +205 04月12日(6月限)  27945  -145 04月11日(6月限)  28025  +85 04月10日(6月限)  27865  +195 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 04月07日    2841億円  -514億円  9528億円  -4089億円 03月31日    3356億円  +560億円 1兆3617億円  -777億円 03月24日    2795億円  +248億円 1兆4395億円  +2108億円 03月17日    2547億円  +239億円 1兆2286億円  -2300億円 03月10日    2307億円  -258億円 1兆4586億円  +6803億円 03月03日    2566億円  +200億円  7783億円  +2698億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 04月12日    7771万株   +200万株  3億7249万株   +250万株 04月11日    7571万株    -13万株  3億6998万株   +142万株 04月10日    7584万株    +58万株  3億6855万株   -1040万株 04月07日    7526万株    +8万株  3億7895万株   -1850万株 04月06日    7517万株   -328万株  3億9745万株   -2074万株 04月05日    7845万株   -367万株  4億1820万株   -1578万株 04月04日    8213万株    -34万株  4億3399万株   -6606万株 04月03日    8247万株   -187万株  5億0006万株   -3566万株 03月31日    8434万株   +2258万株  5億3572万株   -1915万株 03月30日    6175万株   -298万株  5億5488万株   -1億2895万株 03月29日    6473万株    +3万株  6億8383万株   +1億2231万株 03月28日    6470万株   -432万株  5億6151万株   -198万株 03月27日    6902万株   -112万株  5億6350万株   +489万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/04/16 17:23 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―米雇用統計を無難に通過し、自律反発狙いのロングが入りやすい 「米雇用統計を無難に通過し、自律反発狙いのロングが入りやすい」  今週の日経225先物は、米国経済指標のほか日米企業決算の動向に影響を受けそうだ。注目された3月の米国雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比23万6000人増と市場予想とほぼ一致した。失業率は3.5%と前月(3.6%)から低下した。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)が次回5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の追加利上げを行うとの観測が高まった。為替市場では1ドル=132円台前半とやや円安に振れて推移している。  7日の米国市場はグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場だったことから、米国市場の雇用統計への反応は週明けに見極める必要があるが、グローベックスの米株先物が小幅に上昇したこともあり、波乱の展開は回避できそうだ。  日経225先物はナイトセッションで日中比110円高の2万7650円だった。先週は大幅な下げで2万7500円を下回る場面が見られたが、その後は25日移動平均線(2万7560円辺り)を挟んで底堅い値動きだった。ナイトセッションで25日線を上回って終えており、米雇用統計通過後のアク抜け期待により、いったんは先週の大幅な下げに対する自律反発狙いのロングが入りやすいだろう。  また、サマーズ元米財務長官は、このところの弱い経済指標の結果を踏まえ、米経済がリセッション(景気後退)に陥る可能性が高まっているとともに、利上げ局面が終わりに近づいているとの認識を示した。市場では5月のFOMCでの追加利上げを予想しているが、5月FOMCで利上げピークとなる可能性もありそうだ。  米国では今週、12日に3月の消費者物価指数(CPI)、13日に3月の卸売物価指数(PPI)、14日に3月の小売売上高、4月のミシガン大学消費者態度指数が発表される。予想を下回る経済指標の結果により米国のリセッション懸念が高まる可能性はあるものの、東京市場は先週の大幅な下げで断続的なインデックス売りが目立っていたため、ある程度ポジションは圧縮したと考えられる。  週明けは欧州市場がイースターマンデーの祝日となり、海外勢のフローは限られるため、まずは25日線を支持線とした2万7500円~2万7750円の狭いレンジ推移のなか、底固めの展開を想定。下値の堅さがみられてくるようであれば、ボリンジャーバンドの+1σが位置する2万8000円辺りへのリバウンドに向かわせよう。一方で、25日線を終値で割り込み、上値抵抗に変わるようだと、75日、200日線のほか、ボリンジャーバンドの-1σが位置する2万7000円辺りへのバイアスが強まる可能性も想定しておく必要がありそうだ。  そのため、まずはロングを意識しつつも、積極的にポジションは傾けづらく、スキャルピング中心のトレードとなろう。週後半にはシティグループ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴの決算発表が予定されている。シリコンバレーバンクなどの破綻の影響を見極めたいとのムードが高まりやすい。  ただし、6日のVIX指数は18.40に低下し、3月3日以来の水準まで下がっていた。リセッションが警戒されるなかのボトム圏での推移であり、市場が調整を見せるなかでも落ち着いた動きを見せていた。ポジションを圧縮する流れを警戒しつつも、積極的にショートを仕掛けてくる動きにはならないだろう。  先週末のNT倍率は先物中心限月で14.01倍だった。低下する場面では切り上がる25日線が支持線として機能しており、方向性としては200日線が位置する14.10倍を意識したトレンド形成となろう。米銀行株の決算を控えてメガバンクのリバウンド基調は強まりづらく、ややNTロングでのスプレッド狙いが入りやすいとみておきたい。  3月第5週(3月27日-31日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週連続で売り越しており、売り越し額は4156億円(前週は3528億円の売り越し)だった。なお、現物は70億円の買い越し(同4617億円の売り越し)と6週ぶりの買い越しであり、先物は4227億円の売り越し(同1088億円の買い越し)と2週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で5173億円の売り越しで、3週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で9541億円の買い越しとなり、2週連続の買い越しだった。  経済スケジュールでは、10日に3月消費動向調査、3月景気ウオッチャー調査、植田日銀新総裁の就任記者会見、米国2月卸売売上高、11日に中国3月消費者物価指数(CPI)、中国3月生産者物価指数(PPI)、12日に3月国内企業物価指数、2月機械受注、米国3月CPI、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、13日に中国3月貿易収支、米国3月卸売物価指数、14日に米国3月小売売上高、米国3月輸出入物価指数、米国3月鉱工業生産指数、米国4月ミシガン大学消費者態度指数などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 04月限 日経225 27122.37  TOPIX  1904.02 05月限 日経225 25951.24  TOPIX  1838.12 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 04月07日  27560  27680  27450  27540  +10 22/03 04月06日  27820  27840  27430  27530  -290 22/03 04月05日  28260  28330  27780  27820  -440 22/03 04月04日  28240  28300  28040  28260  +10 22/03 04月03日  28050  28260  28000  28250  +160 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 04月07日  1965.5  1971.5  1960.5  1965.5  +2.5 22/03 04月06日  1982.0  1983.0  1958.0  1963.0  -19.0 22/03 04月05日  2020.0  2025.0  1979.5  1982.0  -38.0 22/03 04月04日  2020.5  2024.0  2007.5  2020.0  -1.5 22/03 04月03日  2004.0  2021.5  2000.5  2021.5  +14.5 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日比 04月06日(6月限)  27630  +100 04月05日(6月限)  27695  -125 04月04日(6月限)  28090  -170 04月03日(6月限)  28205  -45 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 03月31日    3356億円  +560億円 1兆3617億円  -777億円 03月24日    2795億円  +248億円 1兆4395億円  +2108億円 03月17日    2547億円  +239億円 1兆2286億円  -2300億円 03月10日    2307億円  -258億円 1兆4586億円  +6803億円 03月03日    2566億円  +200億円  7783億円  +2698億円 02月24日    2365億円 +2023億円  5084億円  +1482億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 04月05日    7845万株   -367万株  4億1820万株   -1578万株 04月04日    8213万株    -34万株  4億3399万株   -6606万株 04月03日    8247万株   -187万株  5億0006万株   -3566万株 03月31日    8434万株   +2258万株  5億3572万株   -1915万株 03月30日    6175万株   -298万株  5億5488万株   -1億2895万株 03月29日    6473万株    +3万株  6億8383万株   +1億2231万株 03月28日    6470万株   -432万株  5億6151万株   -198万株 03月27日    6902万株   -112万株  5億6350万株   +489万株 03月24日    7014万株   +366万株  5億5861万株   +2622万株 03月23日    6648万株    +62万株  5億3238万株   +3362万株 03月22日    6585万株   -555万株  4億9875万株   +5609万株 03月20日    7141万株   +727万株  4億4266万株   -3921万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/04/09 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―3月9日高値が射程に入るも、輸出規制強化の影響が日経平均型の重荷に 「3月9日高値が射程に入るも、輸出規制強化の影響が日経平均型の重荷に」  今週の日経225先物は、ロング優位の相場展開が期待されよう。3月31日の米国市場では主要な株価指数が上昇。NYダウが75日移動平均線水準を回復したほか、S&P500は3月6日の戻り高値を上回り、2月16日以来の4000を回復。ナスダックも2月2日以来の水準を回復した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重要視する、2月の個人消費支出(PCEコア)価格指数は前月比0.3%上昇したものの、市場予想(0.4%上昇)を下回り、利上げピークは近いとの見方から買い優勢の展開だった。インフレ鈍化の期待に加え、足もとで金融システム不安が落ち着いていることも買い安心感につながったようだ。  この流れを受けて、シカゴ日経平均先物は日中大阪比115円高の2万8205円だった。週明けの日経225先物はこれにサヤ寄せする格好で買いが先行すると見られ、節目の2万8000円を明確に上放れてくる。先週末の上昇でボリンジャーバンドの+1σを突破し、ナイトセッションで+1σを支持線としたリバウンドを継続していた。これにより、ボリンジャーバンドの+2σが位置する2万8426円、3月9日に付けた戻り高値2万8480円が射程に入ってこよう。戻り高値に接近する局面ではショートカバーを交えたロングが強まりやすく、+3σが位置する2万8900円辺りが今後のターゲットとして意識されてくる。  また、VIX指数は18.70に低下し、シリコンバレーバンク破綻による金融市場の不安で急伸した前の水準まで低下してきた。リスク回避姿勢が和らぐことから、ショートカバーを誘い込みやすいだろう。 一方、日本政府は先週、先端半導体の製造装置23品目について輸出規制の強化を発表。中国を対象とするか言及はないが、米国が求める規制強化に足並みを揃えた形であり、中国を念頭に置いているとみられている。日本企業への直接の影響は、東京エレクトロン <8035> [東証P]など10社ほどとなるようだが、指数インパクトの大きい値がさ半導体関連株が弱い値動きをみせることも想定され、指数の重荷となる可能性には注意しておきたい。  また、メガバンクなど銀行株の戻りの強さを見極める必要があるだろう。米国市場ではゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースがリバウンドを見せているが、急落前の半値戻しは達成できていない状況である。国内でも三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が依然としてボトム圏で推移していることもあり、銀行株が少なくとも25日、75日線辺りを捉えてくる展開にならないと、戻り待ちでのショートが入りそうだ。為替市場では円相場が1ドル=132円80銭台と、円高修正の動きによって輸出関連などが日経平均株価をけん引する格好になりそうだが、値がさ半導体株や銀行株の動向次第では投資家心理を神経質にさせよう。  先週末のNT倍率は先物中心限月で13.99倍だった。概ね14.00倍を挟んだ狭いレンジでの推移で、日経平均株価が強いリバウンド基調となるものの、やや低下傾向だった。値がさハイテク株の戻りの鈍さのほか、配当再投資や日経平均構成銘柄の定期入れ替えに伴う特殊要因の影響があったと考えられる。今週以降は需給イベント通過によるNT倍率の上昇が意識されるが、政府の輸出規制強化の影響によりトレンドは出にくいところだ。一方で、東証が資本効率の改善などを企業に要請することにより、低PBR企業への関心が高まりやすく、相対的にTOPIX優位となる可能性がありそうだ。  3月第4週(3月20日- 24日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続で売り越しており、売り越し越し額は3528億円(3月第3週は2兆3765億円の売り越し)だった。なお、現物は4617億円の売り越し(同5686億円の売り越し)と5週連続の売り越しであり、先物は1088億円の買い越し(同1兆8078億円の売り越し)と2週ぶりに買い越している。個人は現物と先物の合算で1263億円の買い越しで、2週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で576億円の買い越しとなり、11週ぶりの買い越しだった。  経済スケジュールでは、3日に日銀短観、中国3月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国3月ISM製造業景況指数、4日に米国2月製造業新規受注、5日に米国3月ADP雇用統計、米国2月貿易収支、米国3月ISM非製造業景況指数、6日に中国3月財新サービス部門PMI、7日に2月毎月勤労統計調査、2月景気動向指数、米国3月雇用統計などの発表が予定されている。なお、7日はグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で欧米市場は休場となる。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 04月限 日経225 27122.37  TOPIX  1904.02 05月限 日経225 25951.24  TOPIX  1838.12 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 03月31日  27810  28130  27800  28090  +290 22/03 03月30日  27600  27870  27590  27800  +210 22/03 03月29日  27290  27610  27150  27590  +300 22/03 03月28日  27240  27350  27130  27290  +20 22/03 03月27日  27190  27290  26850  27270  +90 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 03月31日  1985.5  2011.0  1984.5  2007.0  +22.0 22/03 03月30日  1970.5  1988.5  1969.5  1985.0  +14.5 22/03 03月29日  1946.5  1972.0  1938.0  1970.5  +23.5 22/03 03月28日  1939.0  1955.0  1932.0  1947.0  +6.0 22/03 03月27日  1936.5  1945.0  1907.5  1941.0  +5.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日比 03月31日(6月限)  28205  +115 03月30日(6月限)  27940  +140 03月29日(6月限)  27805  +215 03月28日(6月限)  27230  -60 03月27日(6月限)  27325  +55 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 03月24日    2795億円  +248億円 1兆4395億円  +2108億円 03月17日    2547億円  +239億円 1兆2286億円  -2300億円 03月10日    2307億円  -258億円 1兆4586億円  +6803億円 03月03日    2566億円  +200億円  7783億円  +2698億円 02月24日    2365億円 +2023億円  5084億円  +1482億円 02月17日    342億円  -230億円  3602億円  -0.09億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 03月29日    6473万株    +3万株  6億8383万株   +1億2231万株 03月28日    6470万株   -432万株  5億6151万株   -198万株 03月27日    6902万株   -112万株  5億6350万株   +489万株 03月24日    7014万株   +366万株  5億5861万株   +2622万株 03月23日    6648万株    +62万株  5億3238万株   +3362万株 03月22日    6585万株   -555万株  4億9875万株   +5609万株 03月20日    7141万株   +727万株  4億4266万株   -3921万株 03月17日    6414万株   +748万株  4億8187万株   -1603万株 03月16日    5665万株   -145万株  4億9790万株   -1258万株 03月15日    5810万株   +319万株  5億1049万株   -662万株 03月14日    5491万株    +36万株  5億1711万株   -2610万株 03月13日    5455万株    +8万株  5億4322万株   -364万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/04/02 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―金融システム不安を警戒も、レンジ切り上げの可能性は意識しておきたい 「金融システム不安を警戒も、レンジ切り上げの可能性は意識しておきたい」  今週の日経225先物は、欧米で金融不安が燻るなか、外部環境にらみの展開になりそうだ。24日の欧州市場では、ドイツ銀行(NY市場でのティッカーは、以下同)が急落し、同行の債務不履行に伴うリスクを対象としたクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が上昇した。独ショルツ首相は「心配の理由はない」と不安の鎮静化に努めたが、クレディ・スイス・グループや買収を発表したUBSグループのほか、コメルツ銀行、ソシエテ・ジェネラルなど銀行株が軒並み売られた。  一方で、24日の米国市場は上昇した。銀行の経営危機拡大の懸念が燻るなか、売りが先行し、NYダウは一時300ドルほど下落した。しかし、セントルイス地区連銀のブラード総裁が金融ストレスの抑え込みに前向きな見方を示したことを受けて、景気敏感株を中心に買い直され、プラスに転じた。  シカゴ日経平均先物(6月物)清算値は、日中大阪比65円安の2万7115円だった。週明けの先物市場はやや売りが先行しそうだが、2万7000円処での底堅さは意識されやすい。テクニカル面では、75日移動平均線が2万7120円辺りに位置しており、同線水準では強弱感が対立しやすいだろう。横ばいで推移する200日線が2万7300円辺りで推移しているほか、25日線が2万7400円処まで下がってきており、両線が上値抵抗線として機能するようだと、オプション権利行使価格の2万7000円~2万7375円辺りでのこう着が見込まれる。  一方で、カイ離が縮小してきた25日、200日線によるデッドクロスは警戒されるが、両線をクリアしてくると、2週間ぶりの抵抗線突破によって、ショートカバーを交えたリバウンドが強まりやすい。今週は29日が3月・9月期決算企業の権利付き最終日となるが、TOPIXのリバランス需給のほか、配当再投資に伴う需給が発生する。さらに、日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えに伴うヘッジ対応のリバランスなども見込まれるため、イベントに絡んだ需給の影響を受けやすい。加えて、実質新年度相場入りとなるため、先回り的な買いも意識されてきそうだ。  金融システム不安は重荷となるが、需給面による底堅さは意識されやすく、上値抵抗線を捉えてくる可能性はあろう。3月9日の戻り高値2万8730円から15日の2万6195円までの調整に対するリバウンドが強まる可能性もあり、権利行使価格の2万7500円~2万8000円にレンジを切り上げてくる可能性は意識しておきたい。  また、米国では先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決定し、2023年末の政策金利見通しを5.1%(中央値)と前回の昨年12月の予想から変えなかった。年内にあと1回の利上げで達成となることから、利上げ停止は近いとの観測が強まっている。足もとで米長期金利が低下傾向を見せるなか、ハイテク株を見直す動きが継続している。今週は米国で2月個人消費支出(PCEデフレーター)、3月シカゴ購買部協会景気指数、3月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)などの発表を控えているが、いずれも週末31日であるため、ショートの動きは強まらないだろう。  VIX指数は21.74に低下した。足もとでは20.00~25.00辺りでの推移を継続しているため、金融システム不安に対する警戒感は落ち着きをみせていると考えられる。銀行株のショートカバーは期待しづらく神経質な展開が予想されるものの、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。  先週のNT倍率は先物中心限月で14.03倍だった。75日線を支持線に上向きのトレンドを継続しており、14.12倍辺りに位置する200日線を目先的なターゲットとした、NTロングによるスプレッド狙いのトレードは入りやすいだろう。NTロングのリバランスの動きからNTショートが優勢となり75日線に接近する場面では、NTロング組成のタイミングとなりそうだ。  3月第3週(3月13日-17日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週ぶりに売り越しており、売り越し越し額は2兆3765億円(3月第2週は286億円の買い越し)だった。なお、現物は5686億円の売り越し(同1兆1275億円の売り越し)と4週連続の売り越しであり、先物は1兆8078億円の売り越し(同1兆1562億円の買い越し)と9週ぶりに売り越している。個人は現物と先物の合算で1兆946億円の買い越しで、3週ぶりの買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で117億円の売り越しとなり、10週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは、27日に2月企業向けサービス価格指数、1月景気動向指数(改定値)、中国1-2月工業企業利益、28日に米国2月卸売在庫、米国1月ケース・シラー住宅価格指数、米国3月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、29日に米国MBA住宅ローン申請指数、30日に米国10-12月期実質国内総生産GDP(確定値)、31日に2月完全失業率・有効求人倍率、2月鉱工業生産、2月商業動態統計、中国3月製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国2月個人所得・消費支出、米国3月シカゴ購買部協会景気指数、米国3月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 04月限 日経225 27122.37  TOPIX  1904.02 05月限 日経225 25951.24  TOPIX  1838.12 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 03月24日  27160  27370  26930  27180  +60 22/03 03月23日  27200  27360  26920  27120  -110 22/03 03月22日  26500  27270  26390  27230  +560 22/03 03月20日  27060  27150  26650  26670  -360 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 03月24日  1934.0  1948.5  1914.5  1936.0  +5.0 22/03 03月23日  1938.0  1950.0  1913.0  1931.0  -8.0 22/03 03月22日  1890.0  1946.5  1882.5  1939.0  +36.5 22/03 03月20日  1938.5  1943.0  1898.0  1902.5  -34.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日比 03月24日(6月限)  27115  -65 03月23日(6月限)  27025  -95 03月22日(6月限)  26980  -250 03月21日(6月限)  27110  +440 03月20日(6月限)  26840  +170 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 03月17日    2547億円  +239億円 1兆2286億円  -2300億円 03月10日    2307億円  -258億円 1兆4586億円  +6803億円 03月03日    2566億円  +200億円  7783億円  +2698億円 02月24日    2365億円 +2023億円  5084億円  +1482億円 02月17日    342億円  -230億円  3602億円  -0.09億円 02月10日    572億円 -1769億円  3602億円  -381億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 03月22日    6585万株   -555万株  4億9875万株   +5609万株 03月20日    7141万株   +727万株  4億4266万株   -3921万株 03月17日    6414万株   +748万株  4億8187万株   -1603万株 03月16日    5665万株   -145万株  4億9790万株   -1258万株 03月15日    5810万株   +319万株  5億1049万株   -662万株 03月14日    5491万株    +36万株  5億1711万株   -2610万株 03月13日    5455万株    +8万株  5億4322万株   -364万株 03月10日    5446万株   -2792万株  5億4686万株   -3782万株 03月09日    8239万株   +1844万株  5億8469万株   +6574万株 03月08日    6394万株   -151万株  5億1894万株   +1億2533万株 03月07日    6545万株   +810万株  3億9361万株   +5153万株 03月06日    5735万株   -545万株  3億4207万株   +5450万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/03/26 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―FRBはインフレ抑制策を緩めず、ヘッジ考慮したNTロングでのスプレッド狙ったトレード 「FRBはインフレ抑制策を緩めず、ヘッジ考慮したNTロングでのスプレッド狙ったトレード」  今週の日経225先物は、金融システム不安が高まるなか、21~22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で決定される利上げ幅などを巡る思惑が相場の変動要因となりそうだ。17日の日経225先物は、ファースト・リパブリック・バンクに対する米銀大手11行による支援策発表で金融不安が和らぎ、買い戻しの動きがとなり、節目の2万7000円を回復して取引を終えた。2万7000円水準には横ばい推移する75日、200日移動平均線が位置しており、支持・抵抗になり得る転換ポイントとして強く意識されている。現状では同水準が抵抗線として機能しているため、FOMCを受けて明確に上放れできないと、戻り待ち狙いのショートが強まりやすい。  足もとの金融システム不安を踏まえて、市場ではFRB(米連邦準備制度理事会)がいったん利上げを停止するとの思惑が高まる場面も見られた。ただし、先週の欧州中央銀行(ECB)理事会が予想通り0.5%の利上げを決めたことで、FRBはインフレ抑制策を緩めないといった見方も交錯している。また、サマーズ元米財務長官が、金融システム不安への過度な懸念により利上げペースを緩めるべきではないと指摘したとも報じられており、前回同様、0.25%の追加利上げがコンセンサスになるだろう。0.5%の利上げとなれば、さらなる銀行救済や信用基準の厳格化が進むリスクが高まり、リセッション(景気後退)懸念につながることも考えられる。  また、経営破綻したシリコンバレーバンクの持ち株会社だったSVBファイナンシャル・グループが17日、連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻した。シリコンバレーバンクに続き、元親会社が経営破綻したことで金融システム不安が再燃し、17日の米国市場は主要な株価指数が下落した。NYダウは9日の急落で200日線を割り込んだ後は、同線が上値抵抗線として機能する一方、ナスダックは200日線を上放れ、25日線を支持線に変えてきた。FOMC通過でリバウンドを見せてくる可能性はあるものの、金融業界を巡る不安が払拭されるまでは、全体のポジションを傾ける動きは考えづらく、金融株売りに対してハイテク買いといった形でのスプレッド狙いに向かわせよう。  そのため、オプション権利行使価格の2万7000円を中心に、権利行使価格の2万6375円と2万7375円によるレンジを想定。ヘッジを考慮したNTロングでのスプレッドを狙ったトレードになりそうだ。先週のNT倍率は先物中心限月で14日には一時14.09倍まで上昇し、2月6日の戻り高値14.03倍を上回り、昨年12月20日以来の水準まで上昇。その後はリバランスにより低下する場面も見られたが、75日線を支持線とした13.90~14.00倍辺りで推移した。75日線を支持線に、14.12倍辺りに位置する200日線を意識したトレンド形成が見込まれそうだ。  VIX指数は13日に一時30.81まで上昇し、その後は200日線での攻防を見せており、22.5~30.0辺りで荒い値動きを見せている。強弱感が対立している状況であるが、週足ベースでは26週、52週線を上回ってきた。昨年11月以降のボトムレンジから上放れてきたため、両移動平均線を下回ってくるまではリスク選好には向かいづらい。また、ヘッジファンドは世界の銀行株のロングポジションを解消し、ショートに傾けているとみられている。銀行株のショートカバーを交えた本格的なリバウンドが入るまでは、ヘッジを考慮したポジションになるだろう。  3月第2週(3月6日-10日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続で買い越しており、買い越し額は286億円(3月第1週は6992億円の買い越し)だった。なお、現物は1兆1275億円の売り越し(同994億円の売り越し)と3週連続の売り越しであり、先物は1兆1562億円の買い越し(同7986億円の買い越し)と8週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で773億円の売り越しで、2週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で2077億円の売り越しとなり、9週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは20日に日銀金融政策決定会合の主な意見(3月9日~10日分)、21日に米国2月中古住宅販売件数、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言、22日にFOMC結果、パウエルFRB議長会見、23日にイングランド銀行(BOE)政策金利、米国10-12月期経常収支、米国2月新築住宅販売件数、24日に2月全国消費者物価指数、米国2月耐久財受注、米国3月製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国3月サービス部門PMIなどが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 04月限 日経225 27122.37  TOPIX  1904.02 05月限 日経225 25951.24  TOPIX  1838.12 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 03月17日  26670  27100  26430  27030  +290 22/03 03月16日  27060  27090  26190  26740  -310 22/03 03月15日  26910  27250  26840  27050  +150 22/03 03月14日  27590  27650  26840  26900  -750 22/03 03月13日  27880  28020  27370  27650  -210 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/03 03月17日  1907.5  1937.5  1886.0  1936.5  +25.5 22/03 03月16日  1941.0  1943.5  1874.5  1911.0  -30.0 22/03 03月15日  1918.5  1949.0  1912.5  1941.0  +23.0 22/03 03月14日  1976.0  1979.0  1910.5  1918.0  -61.0 22/03 03月13日  2007.5  2014.5  1962.5  1979.0  -26.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日比 03月17日(6月限)  26710  -320 03月16日(6月限)  27015  +275 03月15日(6月限)  26490  -560 03月14日(6月限)  27210  +310 03月13日(6月限)  27160  -490 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 03月10日    2307億円  -258億円 1兆4586億円  +6803億円 03月03日    2566億円  +200億円  7783億円  +2698億円 02月24日    2365億円 +2023億円  5084億円  +1482億円 02月17日    342億円  -230億円  3602億円  -0.09億円 02月10日    572億円 -1769億円  3602億円  -381億円 02月03日    2342億円 -1159億円  3983億円  -513億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 03月15日    5810万株   +319万株  5億1049万株   -662万株 03月14日    5491万株    +36万株  5億1711万株   -2610万株 03月13日    5455万株    +8万株  5億4322万株   -364万株 03月10日    5446万株   -2792万株  5億4686万株   -3782万株 03月09日    8239万株   +1844万株  5億8469万株   +6574万株 03月08日    6394万株   -151万株  5億1894万株   +1億2533万株 03月07日    6545万株   +810万株  3億9361万株   +5153万株 03月06日    5735万株   -545万株  3億4207万株   +5450万株 03月03日    6281万株   +887万株  2億8757万株   +7723万株 03月02日    5394万株    -31万株  2億1034万株   +1974万株 03月01日    5425万株   -105万株  1億9059万株   +691万株 02月28日    5530万株   -309万株  1億8367万株   +210万株 02月27日    5840万株    -5万株  1億8157万株   +230万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 【2023年】 3月13日  701億円 3月14日  701億円 株探ニュース 2023/03/19 17:00 みんかぶニュース その他 株価指数先物 【週間展望】 ―米金融システム不安で需給状況は一変、リスク回避で日本に資金流入も 「米金融システム不安で需給状況は一変、リスク回避で日本に資金流入も」  今週の日経225先物は、米金融システム不安の広がりが警戒されるなか、ショートが入りやすい展開が見込まれる。SVBファイナンシャル・グループ傘下で、スタートアップ企業向けを主な取引先とするシリコンバレーバンクが、10日に経営破綻した。金融システム全体への影響の波及が警戒されて、10日の米国市場ではリスク回避の動きが強まった。  イエレン米財務長官は米連邦準備理事会(FRB)や米連邦預金保険公社(FDIC)などと協議を行い、国内銀行システムの「強靱さに変わりはない」と述べている。スタートアップなど法人顧客を主力とする特殊な金融機関の破綻が、大手銀にすぐさま波及するリスクは今のところ少ないとみられるが、イエレン氏は非常に注意深く監視しているとも述べており、金融システムを巡る警戒感は燻りそうだ。  シリコンバレーバンクの破綻により需給状況は一変した。先週のNYダウは週間で1480ドル超下げ、昨年11月以来およそ4カ月ぶりに3万2000ドルを割り込んだ。シカゴ日経平均先物は日中大阪比335円安の2万7525円で終えており、一時2万7490円と節目の2万7500円を下回る場面があった。10日の日経225先物は500円を超える大幅下落で2万8000円を割り込んでいたが、ナイトセッションでの一段安によって需給悪化が警戒されよう。  日経225先物は3日から9日までの6営業日で1100円上昇したが、10日の日中取引とその後のナイトセッションで800円を超える急落となった。10日の日中取引での500円超の下落である程度織り込まれているとみられるが、米国市場が下げ止まらなかったことで、急ピッチの下落に対するヘッジ対応のショートが強まりやすいと考えられる。  特に米国では、21-22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を再び0.5%に拡大するといった見方を織り込んできたなか、10日発表の2月の米雇用統計で賃金の伸びが予想を下回ったことで、大幅な利上げ観測が後退。米長期金利は3.7%台と前日の3.9%台から大幅に低下した。これを受けてNYダウが上昇に転じる場面も見られたが、金融システム不安という新たな悪材料によって売りが膨らんだ。  一方で、米国では国内の景気不透明感の強まりを受けて、国外の割安な株式へ資金シフトをする動きも見られる。週明けの日経225先物は下へのバイアスが強まりやすいだろうが、ナイトセッションで25日移動平均線水準まで下落したことにより、短期的な過熱感は後退した。節目の2万7000円処では75日、200日線がほぼ横ばいで推移しているため、同水準が支持線として機能する可能性がある。先週の日銀の金融政策決定会合では、現状の緩和策を継続するとしており、相対的に割安感がある日本株への資金シフトの思惑が高まりそうだ。そのほか、金融システム不安を背景に、FRBは次回のFOMCで利上げ幅を前回同様、0.25%とするといった見方も強まりそうである。  そのため、まずは25日線が位置する2万7500円前後での底堅さを見極めつつ、短期的には押し目狙いのロングスタンスになろう。25日線を明確に下回り、75日、200日線に接近する局面があったとしても、3月に入ってからの上昇分を帳消しにするなかで、需給調整の一巡が意識され、ショートカバーも入りやすい水準と考えられる。オプション権利行使価格の2万7500円を中心に、2万7000円~2万8000円辺りの広いレンジを想定する。  また、VIX指数は24.80に上昇し、高いところでは28.97と昨年10月下旬以来の水準まで切り上がったものの、終値では200日線水準まで上げ幅を縮めていた。しばらくは不安定な推移となる可能性は高そうだが、いったんはピーク感につながることも考えられ、200日線を下回ってくると、米国でも見直し買いに向かわせよう。  なお、先週のNT倍率は先物中心限月で13.89倍に上昇した。25日線を挟んだ攻防を継続するなか、週末の上昇で上値抵抗の75日線を捉えてきた。週初はギャップスタートの影響でNT倍率の低下が見込まれるものの、金融株に売りが波及するなか、NTロングでのスプレッド狙いによるポジションを組成する動きは入りそうだ。期末を意識した低PBRや配当志向の物色により、TOPIX優位が意識されるものの、金融システム不安のなかでは金融株が重荷となり、相対的に日経平均型優位の展開になりやすいだろう。  今週は14日に2月の米国消費者物価指数(CPI)、15日に2月の米国卸売物価指数(PPI)などの発表が予定されており、FRBの利上げペースを見極めたいとするムードが強まりそうだ。ただし、市場の関心はシリコンバレーバンク破綻の米金融システムへの影響に集まり、経済指標の結果を受けた市場反応は限られるとみておきたい。  3月第1週(2月27日-3月3日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週ぶりに買い越しており、買い越し越し額は6992億円(2月第4週は6億円の売り越し)だった。なお、現物は994億円の売り越し(同2263億円の売り越し)と2週連続の売り越しであり、先物は7986億円の買い越し(同2256億円の買い越し)と7週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で4006億円の売り越しで、2週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で743億円の売り越しとなり、8週連続の売り越しだった。  経済スケジュールでは13日に1-3月期法人企業景気予測調査、14日に米国2月消費者物価指数、15日に日銀金融政策決定会合議事要旨、中国2月小売売上高、中国2月鉱工業生産、米国3月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米国2月小売売上高、米国2月卸売物価指数、米国3月NAHB住宅市場指数、16日に1月機械受注、2月貿易統計、米国2月住宅着工件数、米国2月輸入・輸出物価指数、米国3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、欧州中央銀行(ECB)政策金利、17日に米国2月鉱工業生産、米国2月コンファレンス・ボード景気先行指数、米国3月ミシガン大学消費者態度指数などが予定されている。 ――プレイバック・マーケット―― ●SQ値 04月限 日経225 27122.37  TOPIX  1904.02 05月限 日経225 25951.24  TOPIX  1838.12 06月限 日経225 28122.81  TOPIX  1955.38 07月限 日経225 26659.58  TOPIX  1890.16 08月限 日経225 28525.62  TOPIX  1963.05 09月限 日経225 28253.40  TOPIX  1957.76 10月限 日経225 26666.31  TOPIX  1885.58 11月限 日経225 28225.86  TOPIX  1978.52 12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27 01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71 02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19 03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32 ◆日経225先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/06 03月10日  28330  28340  27830  27860  -510 22/03 03月09日  28430  28730  28390  28640  +220 22/03 03月08日  28320  28480  28170  28420  +100 22/03 03月07日  28240  28400  28170  28320  +60 22/03 03月06日  27900  28320  27860  28260  +360 ◇TOPIX先物(日足)          始値   高値   安値   清算値  前日比 22/06 03月10日  2046.0  2047.0  2004.5  2005.0  -43.0 22/03 03月09日  2051.0  2072.5  2048.5  2072.0  +21.5 22/03 03月08日  2045.5  2054.0  2036.0  2050.5  +4.5 22/03 03月07日  2036.0  2047.0  2033.0  2046.0  +10.0 22/03 03月06日  2019.0  2041.5  2016.0  2036.0  +17.0 ●シカゴ日経平均 円建て           清算値  前日比 03月10日(6月限)  27525  -335 03月09日(6月限)  28000  -370 03月08日(3月限)  28620  +200 03月07日(3月限)  28205  -115 03月06日(3月限)  28200  -60 ※前日比は大阪取引所終値比 □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)         売り   前週末比   買い    前週末比 03月03日    2566億円  +200億円  7783億円  +2698億円 02月24日    2365億円 +2023億円  5084億円  +1482億円 02月17日    342億円  -230億円  3602億円  -0.09億円 02月10日    572億円 -1769億円  3602億円  -381億円 02月03日    2342億円 -1159億円  3983億円  -513億円 □裁定取引に係る現物ポジション(株数)         売り      前日比  買い       前日比 03月08日    6394万株   -151万株  5億1894万株   +1億2533万株 03月07日    6545万株   +810万株  3億9361万株   +5153万株 03月06日    5735万株   -545万株  3億4207万株   +5450万株 03月03日    6281万株   +887万株  2億8757万株   +7723万株 03月02日    5394万株    -31万株  2億1034万株   +1974万株 03月01日    5425万株   -105万株  1億9059万株   +691万株 02月28日    5530万株   -309万株  1億8367万株   +210万株 02月27日    5840万株    -5万株  1億8157万株   +230万株 02月24日    5846万株    +27万株  1億7927万株   +93万株 02月22日    5818万株   +359万株  1億7833万株   -327万株 02月21日    5458万株   +4875万株  1億8161万株   +3404万株 02月20日    583万株    -429万株  1億4757万株   +123万株 ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分) 【2022年】 1月14日  701億円 1月25日  701億円 2月14日  701億円 3月07日  701億円 4月07日  701億円 5月19日  701億円 6月13日  701億円 6月17日  701億円 12月2日  701億円 株探ニュース 2023/03/12 17:00

ニュースカテゴリ