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日経QUICKニュース 新興株15日 ジャスダックが4000円台回復 マザーズ2.5%高で終える  15日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比35円24銭(0.89%)高い4001円86銭だった。4000円台を回復し、1日以来2週間ぶりの高値となった。前日の米株高の流れを受け東証1部の主力銘柄が上昇。新興市場にも買いが広がった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で637億円、売買高は6933万株だった。半導体製造装置部品を手掛けるフェローテクや精密減速機のハーモニックが上昇した。半面、イオンが100円ショップのキャンドゥを買収すると発表し、競合するセリアに売りが出た。出前館も売られた。 東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比27.55ポイント(2.51%)高い1126.27だった。前日の米ハイテク株の上昇を受けて、成長株が多いマザーズ銘柄が買われた。好業績銘柄への買いも指数を支えた。 メルカリが買われたほか、バリュエンスは今期の営業利益が大幅増となる見通しを示し好感された。一方、GWやメディカルNが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 15:35 日経QUICKニュース 東証大引け 続伸し517円高、2週ぶりに2万9000円台回復 円安追い風  15日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比517円70銭(1.81%)高の2万9068円63銭で終えた。9月30日(2万9452円66銭)以来、約2週間ぶりの高値となった。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを受け、東京市場でも運用リスクが取りやすくなったとみた投資家が幅広い銘柄に買いを入れた。外国為替市場で円安・ドル高が進み、採算改善への期待が自動車など輸出関連株の追い風となった。 14日発表の9月の米卸売物価指数(PPI)は市場予想を下回り、過度なインフレ懸念が後退した。同日の米株式市場では主要企業の好決算もあって、ダウ工業株30種平均が5営業日ぶりに反発。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。この流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に買いが入った。 外国為替市場では円安・ドル高が進み、午後には一時1ドル=114円台前半と、2年11カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。輸出採算が改善するとの見方から、自動車や機械など輸出関連株の一部が上げ幅を広げた。アジア株式市場では香港や上海などの主要指数が上昇し、日本株の買い安心感につながった側面がある。 足元では新型コロナウイルスの感染が低水準に抑えられ、経済活動再開への機運が高まっている。31日投開票の衆院選を前に経済政策への期待から、日本株への買いが断続的に入っている。日経平均先物には売り方の買い戻しも入り、指数を押し上げた面もあるようだ。 JPX日経インデックス400は続伸した。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、終値は前日比36.96ポイント(1.86%)高の2023.93で終え、9月30日以来の2000台を回復した。 東証1部の売買代金は概算で2兆8420億円。売買高は11億4320万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1989と、全体の約9割を占めた。値下がりは155、変わらずは40だった。 ファナックや安川電がいずれも5%超上昇した。東エレクや三菱自、郵船も高かった。一方、高島屋や東レ、ファストリが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 15:29 日経QUICKニュース 外為14時 円安が加速 114円07銭近辺 2年11カ月ぶり安値  15日午後の東京外国為替市場で円安が加速している。14時時点では前日の17時時点に比べ59銭の円安・ドル高の1ドル=113円96~97銭だった。その後日経平均株価が2万9000円を上回ると、円は114円07銭近辺まで売られ、2018年11月13日以来2年11カ月ぶりの安値をつけた。日米の株高に伴う投資家心理の改善に加え、原油高による日本の貿易収支の悪化観測などが円売り・ドル買いを促している。 株高による投資家心理の改善が「低リスク通貨」とされる円の重荷となっている。原油高などを踏まえたインフレ懸念の強まりも米国の金融政策の早期正常化観測につながっており、日米金利差の拡大を見越した円売り・ドル買いの材料となっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 14:26 日経QUICKニュース 東証14時 上昇一服、2万9000円前に利益確定売りも  15日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前日比400円ほど高い2万8900円台半ばで推移している。2万9000円ちょうどに迫る場面もあったが、値上がりが目立つ銘柄には目先の利益確定や戻り待ちの売りが出た。週末を控えた持ち高調整の売りも出やすいとの見方があった。 東証1部の値上がり銘柄数は全体の8割を超えている。5割に満たなかった前日に比べ幅広い銘柄に買いが入っている。ただ、市場では「米国の景気や中国の不動産会社の資金繰りを巡る問題など、目先の懸念材料は払拭しきれておらず上値を抑える要因になっている」(野村証券の沢田麻希ストラテジスト)との見方があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8602億円、売買高は7億5179万株だった。 三菱自が上げ幅を広げ、年初来高値を更新。郵船や安川電、日製鋼も高い。一方、高島屋や日水、ZHDが下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 14:07 日経QUICKニュース 東証後場寄り 上げ幅広げ400円高、アジア株高で買い安心感  15日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅をやや広げ、前日比400円程度高い2万8900円台半ばで推移している。米株価指数先物が日本時間15日の取引で堅調に推移。日経平均先物にも短期筋の買いが入り指数を押し上げている。アジア株式市場では香港や上海の株価指数が上昇していることも、日本株の買いにつながっている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約204億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4968億円、売買高は6億310万株だった。 安川電やオムロンが上げ幅を拡大。ファナックや富士通、キーエンスも上昇している。一方、東レやIHI、三越伊勢丹が下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 12:52 日経QUICKニュース 外為12時 円、2年11カ月ぶり安値圏 113円90銭台 対ユーロも3カ月ぶり  15日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は前日の17時時点に比べ54銭の円安・ドル高の1ドル=113円91~92銭と、2018年11月以来およそ2年11カ月ぶりの安値圏で推移している。日米の株価上昇を受けて投資家が運用リスクをとりやすくなり、「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢だった。原油高などで米欧などのインフレ懸念が根強いことも円相場の重荷だった。 14日の米株式市場では、米主要企業の好決算が相次いだことを受けてダウ工業株30種平均が5営業日ぶりに反発し、上げ幅が500ドルを超えて終えた。15日午前の日経平均株価も上げ幅が一時400円を超え、投資家のリスク選好姿勢が強まっている。14日のニューヨーク原油先物相場が反発し、インフレ懸念が米金利上昇を促すとの見方も円売り・ドル買いにつながっており、円は12時前に113円95銭近辺まで売られる場面もあった。9~12時の円の高値は113円82銭近辺で、値幅は13銭程度だった。 円は対ユーロでも下落した。12時時点は同66銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=132円25~26銭だった。7月1日以来およそ3カ月ぶりの安値をつけた。 ユーロは対ドルで小幅高に転じた。12時時点は同0.0002ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1609ドル近辺だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 12:27 日経QUICKニュース 東証前引け 続伸し一時400円超高 200日移動平均意識、円安追い風  15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比369円21銭(1.29%)高の2万8920円14銭で終えた。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したことで、東京市場でも運用リスクが取りやすくなったとみた投資家が主力銘柄に買いを入れた。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことも、採算改善の観測から自動車など輸出関連株の一部には追い風となった。 14日に発表された9月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%上昇と、8月(0.7%)から伸び率が鈍化し、市場予想も下回った。インフレ加速への警戒が和らぎ、米長期金利が低下。同日の米株式市場では相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株などが買われた。この流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に買いが入った。 米株価指数先物が日本時間15日午前の取引で上げ幅を広げると、日経平均先物にも短期筋の買いが入って指数を押し上げた。国内の新型コロナウイルスの新規感染が低い水準に抑制されているほか、衆院選に向けた政策期待があり日本株を物色する動きもある。上げ幅は400円を超える場面があった。 前場中ごろは伸び悩む場面が目立った。テクニカル指標面では75日移動平均線(2万8523円、14日時点)や200日移動平均線(2万8732円、同)を上回った。みずほ証券の中村克彦マーケットストラテジストは「200日移動平均を意識した売買が活発になっている」とみていた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3356億円、売買高は5億2910万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1876と、全体の86%程度を占めた。値下がりは234、変わらずは65だった。 ファナックやオムロンの上げが目立った。東エレクや三井金、郵船も買われた。一方、ファストリは下落。高島屋や日揮HDも売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 11:50 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズ2%高、ジャスダック続伸  15日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比22.29ポイント(2.03%)高い1121.01だった。14日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、成長株が多いとされるマザーズ銘柄にも資金が向かった。好業績銘柄への買いも支えになった。 メルカリやオキサイドが上昇した。一方、GWやエネチェンジは下落した。 日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比25円55銭(0.64%)高い3992円17銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で344億円、売買高は4133万株。 ウエストHDやフェローテクが上昇した。半面、3DMやセリアは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 11:42 日経QUICKニュース 外為10時 円、下げ幅拡大 一時114円に接近 日経平均上昇が重荷  15日午前の東京外国為替市場で円相場は約2年11カ月ぶりの安値圏で下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=113円87~88銭と、前日の17時時点から50銭の円安・ドル高だった。9時20分ごろには113円92銭程度と、114円ちょうど近辺に接近した。14日の米株式相場が反発したのに続いて、15日午前の日経平均株価も上昇している。投資家心理の改善を受けて「低リスク通貨」とされる円に売りが出ている。 10時前の中値決済に向けては「ドル需給に偏りはなかった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。 円は対ユーロでも下げ幅を広げた。10時時点は同43銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=132円02~04銭だった。ユーロは対ドルできょうこれまでの安値圏で小動き。10時時点は同0.0014ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1593~95ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 10:21 日経QUICKニュース 東証10時 2万8800円挟み一進一退 上値追いに慎重な見方も  15日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比240円ほど高い2万8800円ちょうどを挟んで一進一退となっている。主力銘柄への買いが優勢となっているものの、2万8800円台前半では戻り待ちの売りも出て、上値を抑えている。 前日に決算を発表したファストリや良品計画が下落している。このところ、主力銘柄が好決算を発表したあとの株価の動きがさえない場面が目立つ。市場では「これから本格化する製造業の決算発表では人民元高を含む中国経済など懸念材料に対する企業の姿勢を確認したいというムードがある」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との見方があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8746億円、売買高は3億5186万株だった。 SUMCOが上げ幅を拡大。DOWAや三井金属といった非鉄株の上げが目立つ。オムロンや村田製も高い。一方、高島屋や日水、豊田通商が下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 10:17 日経QUICKニュース 東証寄り付き 続伸、米株高で主力銘柄に買い ファストリは下落  15日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前日に比べ190円ほど高い2万8700円台前半で推移している。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇し、東京市場でも運用リスクが取りやすくなったとみた投資家の買いが優勢となっている。 14日に発表された9月の米卸売物価指数(PPI)は前月比の上昇率が市場予想をわずかに下回った。8月に比べても伸びが鈍化し、過度なインフレへの警戒が後退し、株式市場の投資家心理が改善。ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発した。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、東京市場でも主力銘柄に買いが入っている。 前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が続伸し、3%ほど上昇した。この流れを受けて、値がさの半導体関連銘柄が買われ、指数を押し上げている。 朝方の外国為替市場では円相場が対ドルで下落し、約2年11カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。輸出採算が改善するとの観測から、自動車など輸出関連株の一部が上昇している。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸している。TOPIXは取引時間中としては4日以来、ほぼ2週間ぶりに2000を上回る場面がある。 東エレクやアドバンテストが上昇。ファナックやソニーG、三菱自も買われている。一方、前日に決算を発表したファストリは下落している。資生堂、アサヒも安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 09:28 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、下落 一時113円88銭、2年11カ月ぶり安値 投資家心理改善で売り  15日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落して始まった。8時30分時点で前日の17時時点に比べ37銭の円安・ドル高の1ドル=113円74~75銭をつけた後、113円88銭近辺まで売られ、2018年11月28日以来およそ2年11カ月ぶりの安値をつけた。市場予想を上回る米主要企業の決算発表が相次ぎ、14日の米株式相場が上昇したことで投資家心理が強気に傾いた。「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となっている。 14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比534ドル(1.6%)高の3万4912ドルで終えた。15日の日経平均株価も底堅く推移することが予想され、リスクをとりやすくなった投資家による円売り・ドル買いが出ている。 米雇用情勢の改善も円売り・ドル買いの材料となっているようだ。14日発表の米新規失業保険申請件数が29万3000件と前週から3万6000件減り、新型コロナウイルスの感染拡大が本格化してから初めて30万件を下回った。 円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は同30銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=131円89~91銭だった。ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は同0.0012ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1595~96ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/15 08:47 日経QUICKニュース 外為17時 円、反発 113円台前半 対ユーロは下落  14日の東京外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに反発した。17時時点は1ドル=113円38~39銭と、前日の同時点に比べ19銭の円高・ドル安だった。13日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.4%上昇と市場予想を上回った。米国のインフレ圧力への懸念は根強い。米連邦準備理事会(FRB)による利上げの開始時期が前倒しされれば米景気拡大のペースが鈍るとの観測が強まり、米長期金利が低下した。日米金利差の縮小を受けて円買い・ドル売りが優勢だった。 このところ外国為替市場では円安・ドル高が進んでいたため、利益確定目的の円買い・ドル売りも入りやすかった 円の上値は重く、前日比で小幅安に転じる場面もあった。14日午後に東京株式市場で日経平均株価が上げ幅を広げると、「低リスク通貨」とされる円には歩調を合わせた円売りが出た。 円は対ユーロで5営業日続落した。17時時点は1ユーロ=131円60~61銭と、同42銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロは対ドルで3日ぶりに反発した。17時時点は1ユーロ=1.1606~07ドルと、同0.0056ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 17:33 日経QUICKニュース 東証大引け 3日ぶり反発、410円高 半導体関連株に買い  14日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比410円65銭(1.46%)高の2万8550円93銭で終えた。前日の米市場で長期金利の上昇が一服し、ハイテク株高となった流れを受けて東京市場でも成長(グロース)株を中心に買いが優勢となった。値がさの半導体関連株などに買いが入り、日経平均の上げ幅は430円を超える場面があった。 衆院は14日午後に解散された。衆院選は「19日公示―31日投開票」の日程で実施する。市場では「総選挙を有利に進めるために、与党から具体的な政策が出始めるのではないかという期待が高まりやすい」(国内証券)と、選挙期間中や選挙後を見据えた先回り買いも支援材料の1つになったとの見方があった。 日経平均は心理的な節目の2万8500円付近では伸び悩む場面も目立った。チャート上で75日移動平均(2万8527円、13日時点)が上値抵抗として意識され、戻り待ちの売りが出やすかった。原油先物相場が1バレル80ドル台で高止まりしており、コスト増による収益圧迫への懸念から海運や空運株は下落した。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発した。TOPIXは13.14ポイント(0.67%)高の1986.97で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆5647億円。売買高は11億5266万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1048、値下がりは1037、変わらずは98銘柄だった。 東エレクやスクリン、アドテストが上昇。日水や富士通の上げも大きかった。一方、海運大手3社が下落。クレセゾンや東ソーが売られた。 14日に1部市場に新規上場したPHCHDの終値は初値比469円(15.0%)安の2651円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 15:21 日経QUICKニュース 新興株14日 マザーズ、ジャスダックが3日ぶり反発 Enjinが17%安  14日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比8.59ポイント(0.79%)高い1098.72だった。米長期金利の低下でIT(情報技術)関連の一角に買いが入った。戻り売りにおされ、買い一巡後は伸び悩む展開だった。 ビジョナル、JMDCが高い。一方、メルカリ、ライフネットが安い。前日に6~8月期の決算を発表したEnjinは17%安だった。 日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに小反発した。終値は前日比3円84銭(0.10%)高い3966円62銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で389億円、売買高は5388万株だった。東映アニメ、ハーモニックが高い。一方、ラック、出前館が安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 15:17 日経QUICKニュース 東証14時 上げ幅やや縮小、2万8500円付近で一進一退  14日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅をやや縮小し、前日比360円ほど高い2万8500円付近で一進一退となっている。市場では、チャート上の75日移動平均(2万8527円、13日時点)が上値抵抗線として意識されやすいとの見方がある。「年金が売りを出しているとの観測が聞かれる」(国内金融機関)との声も出ていた。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8212億円、売買高は8億3360万株だった。 日水は上げ幅を拡大。キッコマンやNTTデータも高い。半面、いすゞやふくおかFG、INPEXは下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 14:11 日経QUICKニュース 外為14時 円、113円台半ばで小動き 米小売売上高にらみ  14日午後の東京外国為替市場で円相場は小幅な動きとなっている。14時時点は前日17時時点に比べ3銭の円高・ドル安の1ドル=113円54~55銭だった。13日の米長期金利の低下で円買い・ドル売りが入る半面、14日の日経平均株価の上昇で「低リスク通貨」とされる円には売りも出ている。15日には米国で9月の小売売上高などの発表を控え、結果にらみとなっている面もある。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 14:10 日経QUICKニュース 東証後場寄り 上げ幅400円に拡大、再び2万8500円台に  14日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比420円程度高い2万8500円台半ばで推移している。成長(グロース)株に引き続き買いが入り、値がさの半導体関連株が日経平均を押し上げている。午前の日経平均は2万8500円付近までで足踏みしていたが、午後に2万8500円を突破したことで主力銘柄を中心に買いの勢いが増している。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約120億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4960億円、売買高は6億9700万株だった。 東エレクは上げ幅を拡大。三井金や資生堂も高い。一方、川崎汽は下げ幅を拡大している。東ソーやりそなHDも安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 12:55 日経QUICKニュース 外為12時 円、小幅高 113円台半ば 米長期金利の低下で  14日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅に上昇した。12時時点は前日17時時点に比べ8銭の円高・ドル安の1ドル=113円49銭近辺だった。米国のインフレ圧力への懸念は根強く、金融引き締めを通じた米国の景気減速への警戒感から13日の米長期金利が低下した。このため日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となった。 ここまで円安・ドル高が進んでいたため、利益確定の円買い・ドル売りが入りやすかった。中値決済で国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たともみられ、14日午前は一時113円54銭と前日17時のレートに近づくほど下げ渋る場面もあった。 円は対ユーロでは下落し、12時時点は同40銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=131円58~60銭だった。ユーロは対ドルでも上昇した。12時時点は同0.0044ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1594~95ドルだった。 トルコリラの対ドル相場は最安値圏となる1ドル=9.15リラ前後で取引されている。トルコのエルドアン大統領の圧力で中銀が一段の金融緩和を迫られるとの見方がリラ売りにつながっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 12:19 日経QUICKニュース 東証前引け 反発、一時2万8500円上回る 成長株に買い  14日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比285円62銭(1.01%)高の2万8425円90銭で終えた。米長期金利の低下を背景に前日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを受けて、成長(グロース)株を中心に買いが入った。朝方に日経平均は2万8500円を上回る場面もあったが、戻り待ちの売りも出やすく買いの勢いは続かなかった。 前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4営業日ぶりに反発し、半導体関連株の追い風となった。市場では「トヨタ自動車が挽回生産するという報道が出るなど、サプライチェーン(供給網)問題に対する懸念がいったん落ち着き、製造業の期待材料になりやすい」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との声も聞かれた。 半面、原油先物相場は1バレル80ドル台で高止まりしており、日本株の重荷となった。コスト増による収益圧迫への懸念が根強く、海運や空運株に売りが広がった。 午前の取引時間中に発表された9月の中国卸売物価指数(PPI)は市場予想を上回ったが、日本株市場で材料視する向きは限られた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3326億円、売買高は6億1266万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は873と、全体の約4割だった。値下がりは1198、変わらずは112銘柄だった。 東エレクやアドテストが上昇。富士通やオリンパス、アルプスアルも買われた。一方、川崎汽や商船三井は下落した。ANAHDやクレセゾン、第一生命HDも下げた。 14日に東証1部に上場したPHCHDは公開価格(3250円)を130円(4%)下回る3120円で初値を付けた。午前終値は2790円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 11:45 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズ、ジャスダックともに反発 プレイドが8%高  14日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比12.42ポイント(1.14%)高い1102.55だった。米長期金利の上昇一服を受け、IT(情報技術)関連の一角が買い戻された。 ビジョナルやBASEが上げた。証券会社の目標株価引き上げでプレイドは8%高。一方、ライフネットやPアンチエイが下げた。 日経ジャスダック平均株価は小反発した。前引けは前日比4円39銭(0.11%)高い3967円17銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で224億円、売買高は3031万株。東映アニメ、ハーモニックが上げた。一方、ウエストHDが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 11:44 日経QUICKニュース 外為10時 円、伸び悩む 中値は「ドル不足」  14日午前の東京外国為替市場で円相場は伸び悩んでいる。10時時点は前日17時時点に比べ21銭の円高・ドル安の1ドル=113円36~37銭だった。10時前の中値決済に向けては「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)といい、国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとみられる。 円は対ユーロでは下げ幅を広げ、10時時点は同31銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=131円49~50銭だった。ユーロは対ドルでも上昇しており、10時時点は同0.0049ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1599~1600ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 10:25 日経QUICKニュース 東証10時 上昇一服、半導体関連が高い  14日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇の勢いに一服感が出て、前日比270円ほど高い2万8400円台前半で推移している。13日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4営業日ぶりに反発した流れを受け、半導体関連銘柄に買いが入って日経平均を押し上げている。 一方で、原油高によるコスト増への懸念から海運や空運に売りが出ている。市場では「日経平均が2万8500円付近に近づくと、戻り待ちの売りも出やすい」(国内証券)との声もあった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8649億円、売買高は4億1204万株だった。 東エレクは上げ幅を拡大。アドテストやオリンパス、コナミHDも高い。一方、海運大手3社が下落している。フジクラや出光興産が安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 10:11 日経QUICKニュース 東証寄り付き 反発、上げ幅300円超 成長株に買い  14日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まった。前日に比べた上げ幅は300円を超え、2万8400円台半ばで推移している。前日の米市場で米長期金利低下からハイテク株を中心に買われた流れを受け、東京市場でも半導体関連銘柄などに買いが先行している。 13日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)はおおむね市場の予想通りで、米市場では過度なインフレ懸念が和らいだ。米CPIを受けて米長期金利は低下し、高PER(株価収益率)のハイテク株に買いが入った。東京市場でも足元で軟調に推移していた成長(グロース)株にきょうは買いが入っている。 一方で、米原油先物の期近物は1バレル80ドル台と高止まりしており、コスト増による企業収益の圧迫懸念は根強い。空運や鉄道、自動車株には売りが目立つ。 14日に東証1部に上場したPHCHDは9時6分に公開価格(3250円)を130円(4%)下回る3120円で初値を付けた。 JPX日経インデックス400は反発。東証株価指数(TOPIX)も反発して始まった。 東エレクやオムロンが上昇。富士通やネクソンも高い。一方、三菱自やANAHDが下落。クレセゾンやIHIも安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 09:24 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、上昇 113円台前半 米長期金利低下で  14日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇している。8時30分時点は前日17時時点に比べ29銭の円高・ドル安の1ドル=113円28~29銭だった。米国の景気減速への警戒感から13日の米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となっている。 13日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.4%上昇と市場予想を上回り、米国のインフレ圧力への懸念が強まった。金融引き締めを通じた米国の景気減速への警戒感につながっている。30年債入札が好調だったのもあって、13日の米長期金利は低下(債券価格は上昇)した。 円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は同17銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=131円35~36銭だった。ユーロは対ドルでも上昇しており、8時30分時点は同0.0045ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1595~96ドルだった。 トルコリラの対ドル相場は急落した。1ドル=9.15リラ前後で取引されている。トルコのエルドアン大統領が中央銀行の副総裁2人を含む金融政策決定会合のメンバー3人を更迭した。大統領の圧力で中銀が一段の金融緩和を迫られるのではないかとの見方が、リラ売りを促している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/14 08:43 日経QUICKニュース 外為17時 円、4日続落 113円台半ば 対ユーロも下落  13日の東京外国為替市場で円相場は4営業日続落した。17時時点は1ドル=113円57~58銭と、前日の同時点に比べ28銭の円安・ドル高だった。外為市場では米連邦準備理事会(FRB)が11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小(テーパリング)を決定するとの見方が広がっている。高止まりしている原油高を背景に米国のインフレが加速するとの思惑も根強い。米金利の上昇観測が強まっており、日米金利差の拡大を見越した円売りが出やすかった。 ただし、円は下げ渋る場面もあった。前日12日の海外市場で円は2年10カ月ぶりの安値を付ける場面があった。13日の東京市場では目先の利益を確定する目的の円買い・ドル売りも入った。 国際通貨基金(IMF)が12日に改定した経済見通しで2021年の世界の成長率予想を引き下げ、経済成長の鈍化懸念が広がったことも低リスク通貨とされる円の買いにつながった。10時前の中値決済に向けては国内輸出企業の円買い・ドル売りも入った。 9~17時の円の安値は113円61銭近辺、高値は113円35銭近辺で、値幅は26銭程度だった。 円は対ユーロでも4営業日続落した。17時時点は1ユーロ=131円17~18銭と、同26銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロは対ドルで続落した。17時時点は1ユーロ=1.1549~50ドルと、同0.0006ドルのユーロ安・ドル高だった。欧州経済研究センター(ZEW)が12日に発表した10月のドイツ景気予測指数が市場予想を下回り、ユーロ売り・ドル買いが優勢だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/13 17:22 日経QUICKニュース 新興株13日 マザーズ、ジャスダックともに続落 個人など売買手控え  13日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比9.87ポイント(0.90%)安い1090.13だった。個別材料のある銘柄に買いが入って午前中には上昇に転じる場面もあったが、時価総額上位の銘柄への売りが重荷となった。 市場では「米長期金利の上昇への警戒が続くなか、ハイテク系の銘柄が多いとされるマザーズ市場での売買は海外・個人投資家ともに手掛けにくいのだろう」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との指摘があった。PアンチエイやBASE、フロンテオが下落した。半面、エネチェンジやメルカリ、レナが上昇した。 日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比12円56銭(0.32%)安い3962円78銭ときょうの安値引けだった。ジャスダック市場の売買代金は概算で435億円、売買高は6743万株だった。フェローテクやハーモニック、マクドナルドが下落した。半面、3DMや川崎地質、アンビスHDは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/13 15:23 日経QUICKニュース 東証大引け 続落、90円安 世界経済の減速懸念が重荷  13日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比90円33銭(0.32%)安の2万8140円28銭で終えた。世界経済の減速懸念などから前日の米株式相場が下げ、東京市場でも運用リスクを回避する動きがやや優勢だった。景気敏感株を中心に売りが出て一時は下げ幅が200円を超え、心理的な節目の2万8000円も割り込んだ。ただ下値の堅さから押し目買い意欲も旺盛で、上昇に転じる場面もあった。 国際通貨基金(IMF)は12日改定の世界経済見通しで、2021年の実質成長率を5.9%と前回予測から0.1ポイント引き下げた。日本の成長率も2.4%と前回予測から0.4ポイント引き下げ、投資家心理の重荷となった。 売り一巡後は下げ渋った。CTA(商品投資顧問)など短期筋が先物の買い戻しを進め、日経平均は上昇に転じる場面もあった。国内の新型コロナウイルスの新規感染者は減少傾向が続いており、経済活動の再開期待も一定の支えになった。 午後に入ると日経平均は小安い水準で膠着感を強めた。日本時間の13日夜に9月の米消費者物価指数(CPI)の公表を控え、次第に様子見ムードが広がった。 JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も続落し、前日比8.85ポイント(0.45%)安の1973.83で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆4039億円で、約1カ月半ぶりの低水準。売買高は11億1180万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1491と、全体の約7割を占めた。値上がりは608銘柄、変わらずは84銘柄だった。 商船三井など海運大手の下げが目立ったほか、スクリンや太陽誘電が大幅安となった。AGCや三菱ケミHDも売られた。半面、Jフロントや三越伊勢丹が上昇。フジクラや日揮HDが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/13 15:19 日経QUICKニュース 外為14時 円、113円台半ばで小動き 米CPIなどにらむ  13日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=113円台半ばで小幅な動きとなっている。14時時点は113円46銭近辺と前日17時時点と比べて17銭の円安・ドル高だった。米金利の上昇観測は相場の重荷となっている。ただ、13日に9月の米消費者物価指数(CPI)や9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控え、投資家の様子見ムードも広がっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/13 14:10 日経QUICKニュース 東証14時 膠着 米中物価統計の公表控え様子見  13日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はほぼ膠着しており、前日比50円ほど安い2万8100円台後半で推移している。マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは「13~14日に米中の9月の物価に関する統計の発表が続く。インフレ懸念が根強いなか、内容を見極めるまでは投資家は買いを手控えやすい」と話す。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6858億円、売買高は7億8691万株だった。 日本製鉄やJFEが安い。太陽誘電や商船三井、三井E&Sも売られている。半面、Jフロントや板硝子、フジクラなどが上昇している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/13 14:07

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