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新興株13日 マザーズ、ジャスダックともに続落 個人など売買手控え

配信日時:2021/10/13 15:23 配信元:QUICK
 13日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比9.87ポイント(0.90%)安い1090.13だった。個別材料のある銘柄に買いが入って午前中には上昇に転じる場面もあったが、時価総額上位の銘柄への売りが重荷となった。

 市場では「米長期金利の上昇への警戒が続くなか、ハイテク系の銘柄が多いとされるマザーズ市場での売買は海外・個人投資家ともに手掛けにくいのだろう」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との指摘があった。PアンチエイやBASE、フロンテオが下落した。半面、エネチェンジやメルカリ、レナが上昇した。

 日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比12円56銭(0.32%)安い3962円78銭ときょうの安値引けだった。ジャスダック市場の売買代金は概算で435億円、売買高は6743万株だった。フェローテクやハーモニック、マクドナルドが下落した。半面、3DMや川崎地質、アンビスHDは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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