注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日ぶりに急反発、中国経済の過度な先行き不安が薄らぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 116928.66 +0.77%1日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比891.58ポイント高(+0.77%)の116928.66で取引を終了した。115547.46から118261.20まで上昇した。前半は弱含みの展開を示したが、その後は買い戻された。ルーラ元大統領が当選したことに伴う政策期待の高まりがブラジル株の買いにつながった。また、通貨レアル高の進行も支援材料。ほかに、原油価格の大幅上昇などが資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、指数はやや伸び悩む展開となった。【ロシア】MICEX指数 2174.35 +0.36%1日のロシア株式市場は強含み。主要指標のMOEX指数は前日比7.74ポイント高(+0.36%)の2174.35で取引を終了した。2161.18から2185.60まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の大幅上昇が支援材料。また、企業の好決算報告も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、慎重ムードが強い。【インド】SENSEX指数 61121.35 +0.62%1日のインドSENSEX指数は続伸。前日比374.76ポイント高(+0.62%)の61121.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同133.20ポイント高(+0.74%)の18145.40で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が指数をサポート。9月の主要8産業の生産高増加率は7.9%となり、3カ月ぶりの高水準を記録。また、この日に発表された10月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)も前月の55.1から55.3に上昇した。このほか、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日まで4日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 2969.20 +2.62%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比75.72ポイント高(+2.62%)の2969.20ポイントと4日ぶりに急反発した。中国経済の過度な先行き不安が薄らぐ流れ。取引時間中に公表された民間集計の10月財新・中国製造業PMIは49.2となり、市場予想(48.5)以上に前月(48.1)から上昇した。人民元安の進行一服もプラス。1日の外国為替市場では、米10年債利回り低下を手がかりに、対米ドルのオフショア人民元は前日から一転し、元高で推移している。また、上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、約半年ぶりの安値水準に落ち込んでいただけに、値ごろ感も着目された。
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2022/11/02 10:17
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は上昇、資源や自動車関連の上昇
【ブラジル】ボベスパ指数 116037.08 +1.31%31日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1498.03ポイント高(+1.31%)の116037.08で取引を終了した。112113.34から116763.47まで上昇した。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。大統領選挙でルーラ元大統領が当選したことを受け、政策期待が高まった。また、通貨レアルの大幅上昇もブラジル株の支援材料。一方、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控え、慎重ムードも強まった。【ロシア】MICEX指数 2166.61 -0.05%31日のロシア株式市場は弱含み。主要指標のMOEX指数は前日比1.09ポイント安(-0.05%)の2166.61で取引を終了した。2184.38から2155.75まで下落した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控え、慎重ムードも強い。一方、資源大手などの好決算が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 60746.59 +1.31%31日のインドSENSEX指数は上昇。前日比786.74ポイント高(+1.31%)の60746.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同225.40ポイント高(+1.27%)の18012.20で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。資源や自動車関連の上昇が指数を押し上げた。堅調な四半期報告が好感されたもようだ。また、英国との自由貿易協定(FTA)交渉が大きく前進しているとの報告支援材料。このほか、前日の米株高などを受け、インド株も買いが先行した。【中国本土】上海総合指数 2893.48 -0.77%週明け31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比22.44ポイント安(-0.77%)の2893.48ポイントと3日続落した。約半年ぶりの安値水準を切り下げている。経済活動の停滞が不安視される流れ。国内で新型コロナウイルスの新規感染数が増加傾向を示す中、広東省広州市や湖北省武漢市などは新たな行動規制を実施した。コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策に関しては、市場の一部で近く緩和されるとの期待もあったが、実際には強化されている。中国景況感の悪化も懸念材料。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは49.2となり、予想(49.8)以上に前月実績(50.1)から低下した。景況判断の境目となる50を再び割り込んでいる。ただ、「経済指標の悪化は景気対策につながる」との見方も根強く、指数は下げ渋る場面もみられた。
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2022/11/01 09:56
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、部分動員の終了などが支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 114539.05 -0.09%28日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比101.71ポイント安(-0.09%)の114539.05で取引を終了した。114712.07から113336.06まで下落した。おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。大統領選の選挙結果の発表を控え、神経質な展開が続いた。一方、指数の下値は限定的。海外株高や米長期金利の低下などが指数を下支えした。【ロシア】MICEX指数 2167.70 +0.14%28日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比3.06ポイント高(+0.14%)の2167.70で取引を終了した。2130.75から2171.88まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。部分動員の終了などが支援材料となった。また、米長期金利の低下なども引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。通貨ルーブル安の進行が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 59959.85 +0.34%28日のインドSENSEX指数は強含み。前日比203.01ポイント高(+0.34%)の59959.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同49.85ポイント高(+0.28%)の17786.80で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、繊維セクターの輸出増加観測も同セクターの物色手掛かり。繊維セクターの年間輸出額について、むこう5-6年は1000億米ドルに上ると予測されている【中国本土】上海総合指数 2915.93 -2.25%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比66.97ポイント安(-2.25%)の2915.93ポイントと大幅続落した。4月26日以来、約半年ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国経済の先行き不透明感が重し。中国工業企業の1-9月利益が2.3%減となり、縮小傾向が続いていることを引き続き売り材料視している。共産党の新指導部による経済政策に対する不安感も根強い。また新型コロナウイルスの感染再拡大も懸念材料。27日の無症状を含む新規感染者数は1337人と4日連続で1000人を超えている。
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2022/10/31 10:01
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、通貨レアルが対米ドルで反発
【ブラジル】ボベスパ指数 112763.79 -1.62%27日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1876.97ポイント高(+1.66%)の114640.76で取引を終了した。112765.24から116235.76まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。国内の利上げが見送られたことが改めて好感されたほか、米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念がやや後退した。また、通貨レアルが対米ドルで反発したこともブラジル株の支援材料。このほか、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発となった。【ロシア】MICEX指数 2120.58 -0.47%27日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比44.06ポイント高(+2.08%)の2164.64で取引を終了した。2123.57から2164.64まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念をやや緩和させた。ほかに、欧米などから新たな経済制裁を発表されなかったことも買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 59756.84 +0.36%27日のインドSENSEX指数は強含み。前日比212.88ポイント高(+0.36%)の59756.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同80.60ポイント高(+0.46%)の17736.95で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念がやや緩和された。国内では、インド準備銀行(中央銀行)が銀行セクターに流動性を供給したとの報道が好感された。国内メディアによると、準備銀は21日、2019年4月以来の巨額資金を銀行セクターに注入したという。【中国本土】上海総合指数 2982.90 -0.55%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.60ポイント安(-0.55%)の2982.90ポイントと反落した。中国企業の業績懸念が相場を重くする流れ。全国工業企業の今年1-9月利益総額は、前年同期比2.3%減の6兆2441億8000万人民元(約126兆円)に縮小している。ただ、大きく売り込む動きはみられない。中国経済対策の期待感は持続している。
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2022/10/28 09:41
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反発、当局の経済安定化スタンスが好感
【ブラジル】ボベスパ指数 112763.79 -1.62%26日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1861.80ポイント安(-1.62%)の112763.79で取引を終了した。114,625.59から112,577.15まで下落した。横ばいで寄り付いた後は売りに押され、終盤は下げ幅を一段と拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、財政赤字の拡大懸念なども警戒された。ほかに、政権の交代期待などでボベスパ指数が今年7月以来大幅に上昇しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。なお、ブラジル中央銀行はきょう27日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を市場予想通り13.75%に据え置いた。【ロシア】MICEX指数 2120.58 -0.47%26日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比10.07ポイント安(-0.47%)の2120.58で取引を終了した。2144.56から2093.12まで下落した。朝方はプラス圏で推移する場面もあったが、その勢いは続かなかった。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、フランスがウクライナへの軍事支援を継続するとの観測などもウクライナ紛争の長期化懸念を強めた。一方、原油価格の上昇などが指数を下支えした。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 2999.50 +0.78%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比23.22ポイント(0.78%)高の2999.50ポイントと3日ぶりに反発した。当局の経済安定化スタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)などは25日、マクロ経済を安定させるべきとする声明を発表した。株式・債券、不動産市場の健全な発展を維持する方針を示している。足もとで売り材料視されていた人民元安の一服も好材料。外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元は2010年以来の安値を再び更新していたが、26日未明から元高方向に戻している。急落した人民元相場を下支えるため、中国の国有銀行が25日夜、オンショア、オフショアの両市場で米ドル売りを実施したもようなどと報じられた。
<FA>
2022/10/27 09:38
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は7営業日ぶりに反落、利益確定売りが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 116012.70 -3.27%25日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1387.11ポイント安(-1.20%)の114625.59で取引を終了した。116203.11から114625.59まで下落した。前日の終値近辺でもみ合った後は後半下げ幅を拡大させた。いったん落ち着いたインフレ率が再び加速していることが警戒された。また、政策金利が27日日本時間未明に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。一方、海外株高や米金利低下などが指数を下支えした。【ロシア】MICEX指数 2130.65 +3.23%25日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比66.70ポイント高(+3.23%)の2130.65で取引を終了した。2058.09から2130.65まで上昇した。小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、ガスプロム(GAZP)が配当を予定通り実施したことも買い安心感を与えた。ほかに、原油高などが資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 59543.96 -0.48%25日のインドSENSEX指数は7営業日ぶりに反落。前日比287.70ポイント安(-0.48%)の59543.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同74.40ポイント安(-0.42%)の17656.35で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、不動産業界が利上げなどで逆風に直面しているとの指摘が同セクターの圧迫材料となった。このほか、財政赤字の拡大懸念や成長予想が短期間内に下方修正されるとの観測が嫌気された。【中国本土】上海総合指数 2976.28 -0.04%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.27ポイント安(-0.04%)の2976.28ポイントと小幅ながら続落した。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。人民元安の進行が重しとなっている。24日の外国為替市場では、対米ドルのオフショア人民元が前日の7.22人民元から7.30人民元台に下落し、2010年以来の安値を再び更新した(25日は一時、7.36人民元台)。ただ、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。前日に急落した反動もあり、値ごろ感が着目された。中国新指導部に対する過度な不安も薄らぐ。アリアンツなどの中国ファンドマネジャーは、中国政府は近く、新型コロナウイルス感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を緩和するとの見通しを示した。
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2022/10/26 10:05
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、海外市場の上昇が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 116012.70 -3.27%24日のブラジル株式市場は6日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比3916.09ポイント安(-3.27%)の116012.70で取引を終了した。119924.17から115792.69まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアルの大幅安を受け、ブラジル株に売り圧力が強まった。また、連日の上昇で高値警戒感も強い。ほかに、大統領選挙が終盤に突入しており、選挙の行方を見極めたいとのムードも高まっている。【ロシア】MICEX指数 2063.95 +0.99%24日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比20.24ポイント高(+0.99%)の2063.95で取引を終了した。2048.37から2088.31まで上昇した。終始プラス圏で推移し、後半上げ幅を縮小させた。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、米国の利上げペースの減速期待なども株式市場への資金流入期待を高めた。一方、ウクライナ紛争の長期化観測や通貨ルーブル安が指数の足かせとなった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 2977.56.93 -2.02%週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比61.37ポイント安(-2.02%)の2977.56ポイントと反落した。中国政策運営の不透明感が相場を重くする流れ。中国最高指導部の人事を巡っては、経済通と言われる李克強・首相の指導部入りはなかった。ほか、中国人民銀行(中央銀行)の易綱・総裁は中央委員会メンバーに選出されなかったことにより、退任する可能性が高まっている。また、閉幕した党大会で新型コロナウイルス感染防疫措置の緩和や、不動産業の支援策などに言及がなかった点も失望された。香港・本土相互取引(ストックコネクト)スキームの売買では、本土株の売り越しが179億人民元に上り、過去最大を記録したと伝わっている。寄り付き直後に中国経済指標がまともて公表され、注目の第3四半期(7-9月)国内総生産(GDP)成長率は大幅に上振れたが、好感する買いは限定された。
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2022/10/25 09:49
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続伸、米利上げペースの減速期待が高まっている
【ブラジル】ボベスパ指数 119928.79 +2.35%21日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2757.68ポイント高(+2.35%)の119928.79で取引を終了した。116735.71から120751.55まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げペースの減速期待が高まっていることを受け、外資の流出懸念がやや後退している。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、原油など資源価格の上昇が同セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2043.71 +0.90%21日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比18.20ポイント高(+0.90%)の2043.71で取引を終了した。2000.68から2049.00まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の配当期待で買いが継続した。また、米国の利上げペースの減速期待なども支援材料となった。ほかに、通貨ルーブル高がロシア株の物色手掛かりとなった。一方、欧米との対立が解消されていないことなどが引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 59307.15 +0.18%21日のインドSENSEX指数は6日続伸。前日比104.25ポイント高(+0.18%)の59307.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同12.35ポイント高(+0.07%)の17576.30で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。消費の拡大観測が小売関連の物色手掛かり。国内最大の祭りとなる「デイワリ祭」は今月末から始まる予定となり、消費は拡大されていると報告されている。また、一連の景気対策の発表なども引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3038.93 +0.13%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.88ポイント高(+0.13%)の3038.93ポイントと4日ぶりに反発した。中国当局の景気テコ入れ期待が相場を支える流れ。中国共産党大会の閉幕をあす22日に控える中、景気刺激策が強められるとの見方も広がった。ただ、上値は重い。人民元安の進行がマイナス材料だ。20日の外国為替市場で対米ドルオフショア(本土市場外)人民元は、2010年7月の取引開始以来の安値に接近している。中国本土からの資金流出も懸念された。指数は安く推移する場面もみられている。
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2022/10/24 09:58
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、中国経済の停滞が懸念される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 117171.11 +0.77%20日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比896.87ポイント高(+0.77%)の117171.11で取引を終了した。116276.16から117366.58まで上昇した。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。財政支出の拡大期待が高まっていることが支援材料。大統領選挙では、現職大統領ボルソナロ氏の支持率が上昇していると報告されている。ボルソナロ大統領が再選された場合、一段の財政支出は約束されている。また、資源の一角の上昇も指数をサポート。一方、米金利の上昇などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2025.51 +2.38%20日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比47.11ポイント高(+2.38%)の2025.51で取引を終了した。1991.09から2032.58まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の配当期待が高まっていることも対象銘柄の支援材料となった。一方、地政学的リスクの高まりや欧米の追加制裁懸念などが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59202.90 +0.16%20日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比95.71ポイント高(+0.16%)の59202.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同51.70ポイント高(+0.30%)の17563.95で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。政府が中小零細企業の法人税を3年間免除すると発表したことが好感された。また、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことも指数をサポート。FIIはこの日、10日ぶりの買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3035.05 -0.31%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.93ポイント安(-0.31%)の3035.05ポイントと3日続落した。中国経済の停滞が懸念される流れ。中国当局が新型コロナウイルス感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を堅持する中、本土の一部地域では行動抑制など防疫措置が強化される状況だ。ただ、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。人民元安の一服を好感。20日の外国為替市場では、対米ドルのオフショア(本土市場外)人民元が一時、2010年7月に取引を開始して以来の安値を更新したが、午後に入り、一転、元高に転じた。
<NH>
2022/10/21 10:11
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続伸、政府が一連の景気対策を検討
【ブラジル】ボベスパ指数 116274.24 +0.46%19日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比531.17ポイント高(+0.46%)の116274.24で取引を終了した。115264.36から116459.14まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。米金利高など外部環境の悪化が指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 1978.40 -2.66%19日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比54.00ポイント安(-2.66%)の1978.40で取引を終了した。2006.06から1953.74まで下落した。大幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。 地政学的リスクの高まりがリスク回避の売りを加速させた。ウクライナ東部ドネツク市で19日、爆発が相次いだ。標的は「親露派」だと言われている。また、欧米が対ロ制裁を追加するとの観測も引き続き圧迫材料。一方、原油価格が上昇したが、指数を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 59107.19 +0.25%19日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比146.59ポイント高(+0.25%)の59107.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.30ポイント高(+0.14%)の17512.25で取引を終えた。高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと縮小させた。前日の米株高を受け、インド株も買いが先行。また、国内最大の祭りである「デイワリ祭」準備に向けた消費が拡大されていることなども小売関連の物色手掛かりとなった。ほかに、政府が一連の景気対策を検討していることなどが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3044.38 -1.19%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比36.58ポイント安(-1.19%)の3044.38ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国で重要経済統計の発表が見送られたことや、新型コロナウイルス感染対策の防疫措置が一部地域で広がっていることを不安視している。広州市では多数のエリアで住民の外出が禁じられ、深セン市では15日から一部地下鉄駅を閉鎖した。また、北京市の一部でも封鎖措置がとられている。人民元安の動きも不安視。米10年債利回りは19日(日本時間)も節目の4.0%を超えて推移し、外国為替市場ではオフショア人民元が再び元安方向に進んでいる。中国などからの資金流出も警戒された。
<FA>
2022/10/20 09:57
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、企業の配当期待から買いが継続
【ブラジル】ボベスパ指数 115743.07 +1.87%18日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2119.09ポイント高(+1.87%)の115743.07で取引を終了した。113626.63から115795.05まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高も支援材料。ほかに、景気の回復期待などが引き続き買い手掛かりとなった。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2032.40 +0.97%18日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比19.55ポイント高(+0.97%)の2032.40で取引を終了した。1999.38から2039.67まで上昇した。前半は不安定な展開を示したが、終盤はプラス圏を回復した。企業の配当期待から買いが継続。また、海外市場が落ち着きを示していることも支援材料。一方、原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。また、欧米が追加の経済制裁を発表するとの懸念も指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 58960.60 +0.94%18日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比549.62ポイント高(+0.94%)の58960.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同175.15ポイント高(+1.01%)の17486.95で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。前日の米株高やこの日のアジア市場が堅調な値動きを示していることを受け、インド株も買いが先行。また、国内のインフレ率が9月にピークを迎えたとの見方も追加の利上げ懸念を後退させた。ほかに、海外からの送金増や政府が一連の景気対策を検討していることなどが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3080.96 -0.13%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.98ポイント安(-0.13%)の3080.96ポイントと3日ぶりに反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。9月貿易統計に続き、中国当局は第3四半期(7-9月)GDP成長率などの発表もそろって見送った。景気悪化を示唆する内容ではないか——などとの見方も一部で広がっている。李克強・首相などが中国経済の堅調さをアピールする中、一時は小高く推移したものの、上値は重く、指数は引けにかけてマイナスに転じた。
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2022/10/19 09:36
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日ぶりに反発、引けまで高値圏でもみ合った
【ブラジル】ボベスパ指数 113623.98 +1.38%17日のブラジル株式市場は6日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1551.63ポイント高(+1.38%)の113623.98で取引を終了した。112090.36から114406.03まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高を受け、ブラジル株にも買いが広がった。また、連日の下落で値ごろ感も強い。ほかに、米長期金利の低下がブラジルなど新興国からの資金流出懸念を後退させた。【ロシア】MICEX指数 2012.85 +3.17%17日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比61.87ポイント高(+3.17%)の2012.85で取引を終了した。1955.70から2013.61まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、好調な企業決算も対象セクターの物色手掛かり。ほかに、通貨ルーブル高の進行がロシア株のサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 58410.98 +0.85%17日のインドSENSEX指数は続伸。前日比491.01ポイント高(+0.85%)の58410.98、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.10ポイント高(+0.73%)の17311.80で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。政府が一連の景気対策を検討しているとの報道が好感された。地元メディアによると、政府は製造業に向けた総額3500億ルピー(6335億円)に上る刺激策の追加を検討しているという。また、国内最大の祭りとなる「デイワリ祭」に向けた販売が好調に拡大しているとの報告も、小売関連の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3084.94 +0.42%週明け17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.96ポイント高(+0.42%)の3084.94ポイントと続伸した。約3週ぶりの高値水準を回復している。中国の景気テコ入れスタンスが好感される流れ。16日開幕の共産党大会の冒頭演説で習近平・総書記(国家主席)は、「実体経済に重点を置き経済を発展させる」との方針を示した。主要な国営の各商業銀行もそれに対し支持を表明。主要行は実体経済のために足もとで融資を拡大してきたと説明し、これからも投融資を積極化すると説明した。ただ、指数は安く推移する場面もみられている。
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2022/10/18 10:01
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、インフレ率の加速
【ブラジル】ボベスパ指数 114300.09 -0.46%13日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比527.03ポイント安(-0.46%)の114300.09で取引を終了した。115366.95から112690.12まで下落した。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米利上げペースの加速懸念や世界景気の先行き不安が引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油など資源価格の上昇がサポート材料となった。【ロシア】MICEX指数 1955.20 +0.18%13日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比3.55ポイント高(+0.18%)の1955.20で取引を終了した。1941.18から1975.84まで上昇した。中盤は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その勢いは続かなかった。大手企業の配当を狙う買いが広がっていることが指数をサポート。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、欧米との対立や米国の利上げペースが加速するなど弱い外部要因が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 57235.33 -0.68%13日のインドSENSEX指数は反落。前日比390.58ポイント安(-0.68%)の57235.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.25ポイント安(-0.64%)の17014.35で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。前日の欧米市場の下落に加え、この日のアジア市場が軟調な値動きを示したことを受け、インド株も売りが広がった。また、インフレ率の加速も追加の利上げ懸念を高めた。9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は7.4%となり、前月の7.0%から加速したほか、5カ月ぶりの高水準を記録。食品価格の上昇が指数を押し上げたもようだ。【中国本土】上海総合指数 3016.36 -0.30%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.15ポイント安(-0.30%)の3016.36ポイントと3日ぶりに反落した。指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす14日、9月の物価統計と貿易統計が発表される。結果を見極めたいとするスタンスが強まった。また、米金融引き締めの長期化懸念が広がっていることも不安視されている。ただ、下値は限定的。中国当局の景気テコ入れ策に対する期待感や、「国家隊」と呼ばれる政府系資金による株価下支えの思惑もある。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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2022/10/14 10:09
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、成長予想の上方修正が引き続き支援材料
【ブラジル】休場【ロシア】MICEX指数 1951.65 +0.11%12日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比2.19ポイント高(+0.11%)の1951.65で取引を終了した。1937.93から1974.59まで上昇した。前半はマイナス圏に転落したが、その後は買い戻された。成長予想の上方修正が引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が警戒されたほか、欧米の金融引き締めなどが引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 57625.91 +0.84%12日のインドSENSEX指数は4日ぶり反発。前日比478.59ポイント高(+0.84%)の57625.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同140.05ポイント高(+0.82%)の17123.60で取引を終えた。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻され、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、景気対策への期待やIT大手の好業績報告なども支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3025.51 +1.53%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比45.71ポイント高(+1.53%)の3025.51ポイントと続伸した。中国の景気テコ入れ期待が高まる流れ。国際通貨基金(IMF)など国際機関や投資銀行などが中国の経済成長見通しを相次ぎ下方修正する中、「当局は景気支援の動きを強める」との見方が広がった。外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元が元安一服したことも買い安心感につながっている。そのほか、年に1度の中国共産党大会が週末16日に開幕するとあって、「政府は重要イベントの前に株価を安定させる」との思惑も一部で浮上した。景気懸念や新型コロナウイルス感染再拡大などを嫌気した売りが先行し、下げ幅を広げて推移していたものの、指数は後場途中からプラスに転じている。
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2022/10/13 09:55
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は0.2%高で5日ぶり反発、発電・電力設備株に買い
【ブラジル】ボベスパ指数 112857.10 -0.96%11日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1113.52ポイント安(-0.96%)の114827.12で取引を終了した。115927.72から114296.52まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。世界景気の悪化懸念が嫌気され、売りが継続した。国際通貨基金(IMF)は11日、最新の世界経済見通し(WEO)を公表し、今年の世界経済成長率を3.2%(7月時点の予想は3.3%)、2023年の成長率を4.4%(同4.6%)に下方修正した。また、米国の利上げが長期にわたって行われるとの観測も圧迫材料。一方、国内の政権交代期待などが指数をサポートした。【ロシア】MICEX指数 1949.46 +1.69%11日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比32.49ポイント高(+1.69%)の1949.46で取引を終了した。1909.11から1952.80まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、成長予想の上方修正が好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2022年のロシアの成長予想をこれまでのマイナス6%からマイナス3.4%に上方修正した。23年の成長予想は従来のマイナス3.5%からマイナス2.3%に引き上げられた。一方、欧米が対ロ制裁を緩めない方針を示していることが引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 57147.32 -1.46%11日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比843.79ポイント安(-1.46%)の57147.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同257.45ポイント安(-1.49%)の16983.55で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。海外株安を受け、インド株も売りが先行。また、インフレ率の加速も追加の利上げ懸念を強めた。9月のインフレ率は7.30%まで加速し、5カ月ぶりの高水準を記録したと報告された。また、収穫前の豪雨の影響で穀物の収穫量が減少しており、食品価格が一段と上昇すると懸念されている。外部環境では、米国の大幅な利上げ懸念が再燃していることが外資の流出懸念を高めた。【中国本土】上海総合指数 2979.79 +0.19%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.65ポイント高(+0.19%)の2979.79ポイントと5日ぶりに反発した。買い戻しが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに下落し、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。ただ、上値は限定されている。中国経済の不透明感が重しとなった。国慶節連休をきっかけに、国内では新型コロナウイルスの新規感染数が増加している。16日開幕の5年に1度の中国共産党大会を前に、行動抑制が強化される恐れもある。人民元安の進行もマイナス材料。米利上げペース加速の見方が強まる中、米10年債利回りは上昇の勢いを増し、外国為替市場でも対米ドルのオフショア人民元は元安で推移している。指数は安く推移する場面もみられた。
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2022/10/12 10:47
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、通貨ルピー安の進行
【ブラジル】ボベスパ指数 115940.64 -0.37%10日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比434.61ポイント安(-0.37%)の115940.64で取引を終了した。116840.61から115261.12まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。海外株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米国の大幅な利上げ懸念の再燃も外資の流出懸念を高めた。一方、指数の下値は限定的。政権交代期待の高まりや資源セクターの上昇などがサポート材料となった。【ロシア】MICEX指数 1916.97 -1.43%10日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比27.78ポイント安(-1.43%)の1916.97で取引を終了した。1917.91から1775.04まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅を縮小させた。ガスプロム(GAZP)の急落が指数の足かせに。同社の減配発表が嫌気されたもようだ。また、ウクライナ紛争の長期化など地政学的リスクの高まりや国内経済の低迷なども引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 57991.11 -0.34%10日のインドSENSEX指数は続落。前日比200.18ポイント安(-0.34%)の57991.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.65ポイント安(-0.43%)の17241.00で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。通貨ルピー安の進行を受け、インド株に売り圧力が強まった。報告によると、ルピー安を食い止めるため、インド準備銀行(中央銀行)は計1100億米ドルのルピー買い・ドル売りのオペを実施したという。そのため、外貨準備高は約2年ぶりの低水準まで落ち込んでいる。また、成長率の鈍化観測も嫌気された。野村インターナショナルは最新リポートで、2023年度のインド成長率について、22年度の7.0%(予想)から5.2%に鈍化するとの見方を示した。【中国本土】上海総合指数 2974.15 -1.66%国慶節連休明け10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比50.24ポイント安(-1.66%)の2974.15ポイントと4日続落した。4月28日以来、約5カ月半ぶりに心理的節目の3000ポイントを割り込んでいる。国内景気の先行き不安が強まる流れ。8日に公表された民間集計の9月・中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3となり、市場予想(54.4)以上に前月(55.0)から低下した。景況判断の分かれ目となる50を4カ月ぶりに割り込んでいる。そのほか、国慶節の大型連休中(10月1-7日)に、国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に増加したこともマイナス。16日に開幕する5年に1度の中国共産党大会を前に、行動抑制強化の懸念も高まっている。米国の対中圧力も警戒。バイデン米政権は7日、中国向けの新たな半導体輸出規制を発表した。指数は徐々に下げ幅を広げている。
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2022/10/11 10:10
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続落、EUが追加の経済制裁を発表
【ブラジル】ボベスパ指数 117560.83 +0.31%6日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比363.01ポイント高(+0.31%)の117560.83で取引を終了した。117143.65から118382.31まで上昇した。終始プラス圏で推移し、後半は上げ幅をやや縮小させた。政権交代期待の高まりが支援材料となり、ブラジル株に買いが継続。今回の大統領選挙では、元大統領ルーラの勝利確率が高まっている背景がある。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、米国の大幅利上げ懸念が再燃していることが指数の上値を抑えている。【ロシア】MICEX指数 2020.63 -0.46%6日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比9.25ポイント安(-0.46%)の2020.63で取引を終了した。2053.86から2015.09まで下落した。プラス圏で推移した後は後半は前日の終値近辺でもみ合った。欧州連合(EU)がロシアに対して第8弾の経済制裁を発表したことが嫌気された。また、米国の大幅利上げ懸念が再燃していることも引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。石油輸出国機構にロシアなどの産油国が加わるOPECプラスが減産計画を発表したことが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 58222.10 +0.27%6日のインドSENSEX指数は強含み。前日比156.63ポイント高(+0.27%)の58222.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.50ポイント高(+0.33%)の17331.80で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。アジア市場の上昇が好感され、インド市場にも買いが広がった。また、財務省が航空業界に最大150億ルピー(約265億円)の資金支援案を承認したことも同セクターの支援材料。このほか、日用品などの消費が下半期に拡大するとの観測が小売セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】休場
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2022/10/07 10:20
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、財政支出の拡大期待が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 117197.82 +0.83%5日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比(967.70ポイント)高(+0.83%)の117197.82で取引を終了した。115906.33から117514.25まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。財政支出の拡大期待が好感された。ブルソナーロ大統領はこのほど、貧困層向けの支援を一段と拡大することを約束。また、原油価格の上昇や経済指標の改善もサポート材料となった。8月の鉱工業生産は前年同月比で2.8%上昇し、前月のマイナス0.4%(改定値)と予想のプラス2.4%を上回った。一方、米国の大幅利上げ懸念の再燃などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2029.88 -0.81%5日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比(16.54ポイント)安(-0.81%)の2029.88で取引を終了した。2045.62から1971.91まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。ウクライナ紛争をめぐる地政学的リスクが再び高まっていることが懸念され、終始軟調な展開を示した。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。石油輸出国機構にロシアなどの産油国が加わるOPECプラスが減産計画を発表したことは支援材料となったもようだ。OPECプラスは5日、11月以降の1日当たりの原油産出量を200万バレル減らすと決定。これは2020年以来の大規模な減産となる。【インド】休場【中国本土】休場
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2022/10/06 10:02
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概況からBRICsを知ろう インド株式市場は反発、米長期金利の大幅低下を受け
【ブラジル】ボベスパ指数 116230.12 +0.08%4日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比95.66ポイント高(+0.08%)の116230.12で取引を終了した。115837.20から118280.11まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。成長予想の上方修正が好感され、買いは継続。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2022年の成長予想が前回の2.67%から2.70%に上方修正された。また、米国の大幅な利上げ懸念の後退なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標が指数の上値を抑えた。9月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.1となり、前月の51.9を下回った。【ロシア】MICEX指数 2046.42 +0.22%4日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比4.46ポイント高(+0.22%)の2046.42で取引を終了した。2016.59から2079.67まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇や米国の大幅利上げ懸念の後退が好感された。また、通貨ルーブル高の進行も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。欧米が対ロ制裁を追加するとの懸念が払拭されていないことが引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 58065.47 +2.25%4日のインド株式市場は反発。前日比1276.66ポイント高(+2.25%)の58065.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同386.95ポイント高(+2.29%)の17274.30で取引を終えた。大幅高で寄り付いた後も高値圏でもみ合った。米長期金利の大幅低下を受け、外資の流出懸念の後退から買いが広がった。また、最近の下落で値ごろ感も強い。このほか、外国人投資家の買い継続が指数をサポートした。国内では、利上げサイクルの収束観測などが引き続き好感された。【中国本土】休場
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2022/10/05 09:46
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は大幅続伸、欧米が対ロ制裁の追加を見送ったことが好感
【ブラジル】ボベスパ指数 116134.46 +5.54%3日のブラジル株式市場は大幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比6097.67ポイント高(+5.54%)の116134.46で取引を終了した。110,047.56から116,134.46まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。政権交代期待が高まっていることが支援材料。2022年大統領選挙では、第1回投票でルラ元大統領が圧勝した。また、米長期金利の大幅低下も外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、原油など資源価格の上昇が同セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2041.96 +4.32%3日のロシア株式市場は大幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比84.65ポイント高(+4.32%)の2041.96で取引を終了した。1972.43から2047.54まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米が対ロ制裁の追加を見送ったことが好感され、幅広い銘柄に買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。このほか、ルーブル売りがいったん収束したことが買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 56788.81 -1.11%3日のインドSENSEX指数は反落。前日比638.11ポイント安(-1.11%)の56788.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同207.00ポイント安(-1.21%)の16887.35で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。景気の先行き不安が圧迫材料。利上げの実施に伴う資金調達コストの上昇を受け、7-9月期の設備投資が前期から一段と落ち込んだと報告されている。また、米利上げの終了が時期尚早だとの米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言も警戒された。米国が一段の利上げに踏み切るとの観測は外資の流出懸念を高めたもようだ。このほか、通貨ルピー安の進行などがインド株の売り圧力を高めた。【中国本土】休場
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2022/10/04 09:34
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、最近の下落で値ごろ感が強まり
【ブラジル】ボベスパ指数 110036.79 +2.20%30日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2372.44ポイント高(+2.20%)の110036.79で取引を終了した。107315.15から110502.20まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧州市場の上昇など外部環境の改善も支援材料となった。国内では、政権交代に対する期待が指数をサポート。2022年大統領選挙では、第1回投票でルラ元大統領が圧勝した。【ロシア】MICEX指数 1957.31 +0.18%30日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比3.54ポイント高(+0.18%)の1957.31で取引を終了した。1872.95から2005.21まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。内需関連の上昇が指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。欧米が対ロ制裁を追加するとの懸念が引き続き嫌気されたほか、通貨ルーブルの急落がロシア株の売り圧力を強めた。【インド】SENSEX指数 57426.92 +1.80%30日のインドSENSEX指数は8日ぶりに反発。前日比1016.96ポイント高(+1.80%)の57426.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同276.25ポイント高(+1.64%)の17094.35で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、利上げサイクルがこれで終了するとの観測も支援材料となった。なお、インド準備銀行(中央銀行)はこの日、市場予想通り政策金利を5.4%から5.9%に引き上げると決定した。【中国本土】上海総合指数 3024.39 -0.55%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.82ポイント安(-0.55%)の3024.39ポイントと3日続落した。約5カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。大型連休を前に買いが手控えられる展開。本土市場は国慶節の祝日に伴い10月3-7日にかけて休場となる。欧米の金融引き締め加速も懸念。高金利による世界的なリセッション(景気後退)も意識された。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国の景気テコ入れ策に対する期待感で、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。寄り付き直後に公表された9月の中国製造業PMIは50.1で着地した。予想(49.7)以上に8月(49.4)から改善している(一方、非製造業PMIは前月の52.6→50.6に低下)。
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2022/10/03 09:27
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国景気の先行き不安が投資家心理の重し
【ブラジル】ボベスパ指数 107664.35 -0.73%29日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比786.85ポイント安(-0.73%)の107664.35で取引を終了した。108448.54から106243.52まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。世界経済のリセッション懸念が再燃していることが警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、原油価格の下落も圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。ブラジル中央銀行が2023年6月から利下げになる可能性を示唆したことが好感されたもようだ。【ロシア】MICEX指数 1953.77 -0.51%29日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比10.09ポイント安(-0.51%)の1953.77で取引を終了した。2005.80から1917.62まで下落した。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が嫌気され、資源の一角に売りが優勢。また、欧米がロシアに対して制裁を追加するとの観測も引き続き圧迫材料となった。ほかに、弱い経済指標が景気の先行き不安を高めた。8月の小売売上高は予想以上に落ち込んだほか、同月の鉱工業生産もマイナス成長を継続した。【インド】SENSEX指数 56409.96 -0.33%29日のインドSENSEX指数は7日続落。前日比188.32ポイント安(-0.33%)の56409.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.50ポイント安(-0.24%)の16818.10で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ観測が嫌気され、売りが広がった。きょう30日に開催される金融政策決定会合では、4会合連続で利上げが実施されると予測されている。利上げ幅は0.50%になるとみられている。また、世界的なリセッション(景気後退)懸念の再燃もリスク回避の売りを加速させた。【中国本土】上海総合指数 3041.21 -0.13%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.86ポイント安(-0.13%)の3041.21ポイントと続落した。中国景気の先行き不安が投資家心理の重しとなる流れ。国際機関や投資銀行は、中国GDP成長見通しの下方修正が相次いでいる。中国不動産業を巡る不透明感も再燃した「。上海を拠点とする不動産デベロッパー、旭輝HD(CIFIホールディングス:884/HK)にも債務不履行(デフォルト)観測が浮上している。不動産デベロッパーを巡っては、資金不足などにより建設工事が中断した未完成住宅「爛尾楼(ランウェイロウ)」や巨額債務の問題が不透明要因としてくすぶる状況だ。また、中国ではあす30日、9月の製造業PMIが公表されるほか、国慶節の祝日に伴う休場を10月3-7日に控えている。これらが買い手控え要因として意識された。ただ、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。人民元安進行の一服や、当局の景気テコ入れスタンスが支えとなった。
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2022/09/30 09:51
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、ITCなどの下げが目立った
【ブラジル】ボベスパ指数 108451.20 0.07%28日のブラジル株式市場は小幅高。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比74.85ポイント高(+0.07%)の108451.20で引けた。米長期金利の低下が好感されたようだ。ボべスパ指数の92の構成銘柄では46が上昇、43が下落、変わらずは3。エスタシオ・パルティチパソエス(YDUQ3)などの上げが目立った。【ロシア】MICEX指数 1963.86 +0.53%28日のロシア株式市場は、小幅高。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比10.40ポイント高(+0.53%)の1963.86で引けた。日中の取引レンジは、1948.25−2018.99。一時2000ポイント台を回復したが、利食い売りなどで上げ幅は縮小。【インド】SENSEX指数 56598.28 -0.89%28日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比509.24ポイント安(-0.89%)の56598.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同148.80ポイント安(-0.87%)の16858.60で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、12が上昇、18が下落、変わらずは0。外部環境の改善は遅れており、一部で押し目買いが観測されたが、売りが次第に優勢となった。ITCなどの下げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3045.07 -1.58%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比48.80ポイント安(-1.58%)の3045.07ポイントと反落した。約4カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。連日の人民元急落が懸念される流れ。28日の上海為替市場で対米ドルのオンショア人民元は7.20人民元を超え、2008年2月以来の元安水準で推移している。中国からの資金流出も警戒された。中国景気の先行きも不安視。国際機関や投資銀行は相次ぎ、中国経済成長率見通しを下方修正している。
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2022/09/29 09:17
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、自律反発狙いの買いが観測
【ブラジル】ボベスパ指数 108376.35 -0.68%27日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比737.81ポイント安(-0.68%)の108376.35で引けた。米長期金利の上昇やドル高が嫌気されたようだ。ボべスパ指数の92の構成銘柄では19が上昇、71が下落、変わらずは2。アルパルガタス(ALPA4)などの下げが目立った。【ロシア】MICEX指数 1953.46 +1.04%27日のロシア株式市場は、反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比20.11ポイント高(+1.04%)の1953.46で引けた。日中の取引レンジは、1904.24−1975.32。自律反発狙いの買いが観測された。ルーブル安が一服したことも好感されたようだ。【インド】SENSEX指数 57107.52 -0.07%27日のインド株式市場は弱含み。前日比37.70ポイント安(-0.07%)の57107.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同8.90ポイント安(-0.05%)の17007.40で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、17が上昇、13が下落、変わらずは0。自律反発狙いの買いが入ったことで一時強含みとなったが、買い一巡後は利食い売りが優勢となり、株価指数は小幅安となった。【中国本土】上海総合指数 3093.86 1.40%27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比42.64ポイント高(+1.40%)の3093.86ポイントと5日ぶりに反発した。景気テコ入れ策に対する期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は27日、リバースレポを通じ満期分との差引で1730億人民元を市中供給した。この供給規模は、2月28日以来、約7カ月ぶりの高水準となっている。また、中国国家発展改革委員会・高技術司の張志華・司長は26日の記者会見で、「新インフラ」建設への支援を強化するとともに、社会資本による投資を積極的に呼び込む方針を明らかにした。
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2022/09/28 09:19
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は大幅安、米長期金利の上昇や原油安が売り材料
【ブラジル】ボベスパ指数 109114.16 -2.33%26日のブラジル株式市場は大幅安。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2601.84ポイント安(-2.33%)の109114.16で引けた。米長期金利の上昇や原油安が売り材料となったようだ。ボべスパ指数の90の構成銘柄では3が上昇、89が下落、変わらずは0でほとんどの銘柄が下げている。エネルギー関連のRRRP3(BS)などの下げが目立った。【ロシア】MICEX指数 1933.35 -7.49%26日のロシア株式市場は、大幅安。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比156.52ポイント安(-7.49%)の1933.35で引けた。日中の取引レンジは、1841.42−2054.56。原油安や欧州通貨安を意識した売りが観測された。【インド】SENSEX指数 57145.22 -1.64%26日のインド株式市場は下落。前日比953.70ポイント安(-1.64%)の57145.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同311.05ポイント安(-1.80%)の17016.30で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、6が上昇、24が下落、変わらずは0。マルチ・スズキ・インディア(MSIL)などの下げが目立った。アジア諸国の株安を嫌気して大半の銘柄が下げている。【中国本土】上海総合指数 3051.23 -1.20%26日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.14ポイント安(-1.20%)の3051.23ポイントと4日続落した。2022年5月以来の安値水準に落ち込んでいる。人民元安の進行が不安視される流れ。26日の中国外国為替市場では対米ドルのオンショア人民元が一段と元安(=米ドル高)方向に進み、20年5月以来の低い水準で推移している。中国人民銀行(中央銀行)は26日、元安抑制のため、外国為替フォワード取引の準備金比率引き上げを発表したものの、元安の動きに歯止めはかかっていない。中国本土からの資金流出懸念も一段と強まった。また、欧米の積極的な利上げスタンスを受け、世界の景気後退(リセッション)も警戒されている。
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2022/09/27 09:24
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、人民元の進行が警戒される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 111716.00 -2.06%23日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2354.48ポイント安(-2.06%)の111716.00で取引を終了した。114046.98から110731.90まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。米長期金利の上昇観測を受け、外資の流出懸念が高まった。また、原油など資源価格の下落も同セクターの売り手掛かり。このほか、世界景気の先行き不安などが引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MICEX指数 2089.87 -4.61%23日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比101.00ポイント安(-4.61%)の2089.87で取引を終了した。2192.68から2071.37まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米がロシアに対して制裁を追加するとの観測が嫌気されたほか、国内の「動員令」実施に伴う混乱が生じていることも引き続き圧迫材料。また、原油価格の下落やロシア経済のリセッション(景気後退)懸念の高まりなどもリスク回避の売りを加速させた。【インド】SENSEX指数 58098.92 -1.73%23日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比1020.80ポイント安(-1.73%)の58098.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同302.45ポイント安(-1.72%)の17327.35で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米の金融引き締めが長期化するとの観測を受け、外資の流出懸念が強まった。また、通貨ルピー安の進行もインド株の売り圧力を強めた。ルピーの対米ドル為替レートは過去最安値水準を更新している。ほかに、本日のアジア市場が軟調な値動きを示していたことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。【中国本土】上海総合指数 3088.37 -0.66%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.54ポイント安(-0.66%)の3088.37ポイントと3日続落した。約4カ月ぶりの安値水準に低迷している。人民元の進行が警戒される流れ。米金利高を背景に、今週の外国為替市場で対米ドルの人民元は、連日で元安が進んでいる。中国本土からの資金流出不安も高まった。中国景気の先行き不安も続いている。国際機関や投資銀行などは相次いで、中国の経済成長率を予想を下方修正した。ただ、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。中国の経済活動正常化や、景気テコ入れ策に対する期待感が根強い。また、このところの下落基調を受け、値ごろ感も着目された。
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2022/09/26 09:44
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、米長期金利の上昇なども外資の流出懸念を高めた
【ブラジル】ボベスパ指数 111935.86 -0.52%21日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比581.05ポイント安(-0.52%)の111935.86で取引を終了した。113294.37から111380.13まで下落した。買いが先行した後は前日の終値近辺で推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果で予想通り3会合連続で0.75%の利上げ実施が決定され、米景気後退懸念が高まった。また、原油など資源価格の下落も足かせに。一方、国内の成長予想の上方修正が引き続き指数をサポートした。【ロシア】MICEX指数 2130.71 -3.83%21日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比84.96ポイント安(-3.83%)の2130.71で取引を終了した。2186.43から2002.73まで下落した。大幅安で寄り付いた後は下げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。プーチン大統領の演説が警戒され、リスク回避の売りが継続。大統領は21日のテレビ演説で、予備役を招集する「部分動員」を同日付で開始すると発表し、ロシア軍がウクライナで占領した領土を併合する方針を示した。また、原油価格の下落も資源セクターの足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59456.78 -0.44%21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比262.96ポイント安(-0.44%)の59456.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.90ポイント安(-0.55%)の17718.35で取引を終えた。おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。アジア市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米長期金利の上昇なども外資の流出懸念を高めた。ほかに、インフレ率の高止まりや追加の利上げ観測などが引き続き嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3117.18 -0.17%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.23ポイント安(-0.17%)の3117.18ポイントと反落した。人民元安の進行が不安視される流れ。米金利高を背景に、外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元は節目の7.0人民元を突破し、2020年7月以来の元安水準で推移している。資金流出の不安も高まる状況だ。米連邦準備理事会(FRB)は21日(日本時間22日未明)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。FOMCでは、3会合連続で通常3倍の0.75%利上げが決定される見込みだ。中国景気の先行き不安も高まる。アジア開発銀行(ADB)は21日発表した最新の「アジア経済見通し」で、中国の2022年国内総生産(GDP)成長率予想を4月予測時の5.0→3.3%に下方修正した。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国の経済活動正常化や、景気テコ入れ策に対する期待感が相場を下支えしている。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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2022/09/22 09:35
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は急落、資源の輸出関税の引き上げ観測を警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 112516.91 +0.62%20日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比693.02ポイント高(+0.62%)の112516.91で取引を終了した。111393.16から112543.88まで上昇した。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。成長予想の上方修正が好感され、買いが継続。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人をまとめた最新調査では、2022年の国内総生産(GDP)成長予想が前回の2.39%から2.65%に引き上げられた。22年末の拡大消費者物価指数(IPCA)予想も前回の6.40%から6.00%に下方修正された。一方、海外株がさえない展開を示したことが指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2215.67 -8.84%20日のロシア株式市場は急落。主要指標のMOEX指数は前日比214.87ポイント安(-8.84%)の2215.67で取引を終了した。2436.30から2171.92まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。資源の輸出関税の引き上げ観測が警戒され、売りが広がった。地元メディアによると、2023-25年の財政収入を確保させるため、政府は資源セクターから3兆ルーブル(7兆200億円)以上の税金を追加で徴収する計画だという。また、ウクライナ紛争をめぐる緊張情勢が再び高まっていることもリスク回避の売りを高めた。【インド】SENSEX指数 59719.74 +0.98%20日のインドSENSEX指数は続伸。前日比578.51ポイント高(+0.98%)の59719.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同194.00ポイント高(+1.10%)の17816.25で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。アジア市場の上昇など海外環境の改善を受け、インド株にも買いが広がった。また、景気の先行きにポジティブな見方が優勢になっていることも好感された。調査によると、7割の消費者は景気の先行きに楽観的な見方を示しているという。【中国本土】上海総合指数 3122.4 +0.22%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.80ポイント高(+0.22%)の3122.41ポイントと5日ぶりに反発した。中国の景気テコ入れスタンスも改めて材料視される。国家発展改革委員会の報道官は19日、景気回復を支援するため建設プロジェクト加速と国内消費拡大を図るという方針を示した。また、新型コロナウイルス流行が落ち着きつつあることもプラス。行動抑制の緩和が進むと期待されている。ただ、上値は重い。人民元安の進行が警戒されている。週明け19日の中国外国為替市場では、オンショア人民元が対米ドルで2年2カ月ぶりの元安水準で取引を終えた(20日も同水準で推移)。米金融当局が21日(日本時間22日未明)に公表する政策金利は、今回も大幅な利上げが見込まれている。ドル高(=人民元安)進行を背景に、中国本土などからの資金流出も不安視される状況だ。
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2022/09/21 10:28
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶり反発、買い戻しが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 111823.89 +2.33%19日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2543.52ポイント高(+2.33%)の111823.89で取引を終了した。108507.76から111975.94まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、米株高や中国の行動制限の緩和なども買い安心感を与えた。ほかに、原油など資源価格の上昇が同セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2435.18 -0.47%19日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比11.41ポイント安(-0.47%)の2435.18で取引を終了した。2453.03から2427.19まで下落した。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。米国の大幅な利上げ観測に伴う外資の流出懸念が引き続き足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。利下げの実施が改めて支援材料となったもようだ。【インド】SENSEX指数 59141.23 +0.51%19日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比300.44ポイント高(+0.51%)の59141.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.40ポイント高(+0.52%)の17622.25で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢になった。また、インフレ率の落ち着き観測も追加の景気対策への期待を高めた。原油など商品価格の下落を受け、2022年度下半期のインフレ率が上半期から鈍化すると予測されている。【中国本土】上海総合指数 3115.60 -0.35%週明け19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比10.80ポイント安(-0.35%)の3115.60ポイントと4日続落した。5月26日以来、約3カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。先週の軟調地合いを継ぐ流れ。景気先行き不安が引き続き投資家心理の重しとなった。格付け会社のフィッチ・レーティングスは最新リポートで、2022年の中国国内総生産(GDP)成長率見通しを3.7→2.8%に0.9ポイント下方修正している。人民元安の進行もマイナス。外国為替市場では、オフショア人民元が再び1ドル=7.0人民元台を付けた。中国本土からの資金流出などが警戒されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の経済活動正常化期待が強まる中、指数はプラス圏に浮上する場面もあった。四川省成都市は本日(19日)、新型コロナウイルス流行が落ち着いたとして、事実上のロックダウン(都市封鎖)措置を市内全域で解除する。
<NH>
2022/09/20 10:25
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重姿勢が持続する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 109953.65 -0.54%15日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比593.02ポイント安(-0.54%)の109953.65で取引を終了した。111100.41から109523.89まで下落した。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米国の大幅な利上げ観測などを受け、世界全体のリセッション(景気後退)懸念が高まっている。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、堅調な経済指標が指数を下支えした。7月の経済活動指数は前年同月比3.87%上昇し、前月の2.97%(改定値)と予想の2.80%を上回った。【ロシア】MICEX指数 2446.59 +0.44%15日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比10.70ポイント高(+0.44%)の2446.59で取引を終了した。2418.30から2457.02まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。上海協力機構(SCO)サミットで、中ロ両国が主要分野での協力強化で合意したことが支援材料となったもようだ。一方、指数の上値は重い。原油安や米国の大幅な利上げ懸念が再び高まっていることが圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 59934.01 -0.68%15日のインドSENSEX指数は続落。前日比412.96ポイント安(-0.68%)の59934.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.35ポイント安(-0.70%)の17877.40で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏で一進一退の展開を示した。内外の金融引き締め懸念が嫌気され、売りが優勢。米国の大幅な利上げ懸念に加え、国内は年内にも追加利上げが実施されるとみられている。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3199.92 -1.16%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.62ポイント安(-1.16%)の3199.92ポイントと続落した。投資家の慎重姿勢が持続する流れ。世界景気の先行き不安や、中国経済指標の下振れ懸念が気がかりだ。8月の各種統計(小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資など)は、あす発表される。米中関係のさらなる悪化も警戒。米上院外交委員会は14日、台湾に対する米国の軍事支援強化や、中国が台湾に対し敵対行動に出た時の制裁を盛り込んだ「台湾政策法案」を賛成多数で可決した。中国の経済活動正常化や産業支援策などの期待感で買い先行したものの、上値は重く、指数は程なくマイナスに転じた。
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2022/09/16 10:17