注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は大幅安、米長期金利の上昇や原油安が売り材料 【ブラジル】ボベスパ指数 109114.16 -2.33%26日のブラジル株式市場は大幅安。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2601.84ポイント安(-2.33%)の109114.16で引けた。米長期金利の上昇や原油安が売り材料となったようだ。ボべスパ指数の90の構成銘柄では3が上昇、89が下落、変わらずは0でほとんどの銘柄が下げている。エネルギー関連のRRRP3(BS)などの下げが目立った。【ロシア】MICEX指数 1933.35 -7.49%26日のロシア株式市場は、大幅安。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比156.52ポイント安(-7.49%)の1933.35で引けた。日中の取引レンジは、1841.42−2054.56。原油安や欧州通貨安を意識した売りが観測された。【インド】SENSEX指数 57145.22 -1.64%26日のインド株式市場は下落。前日比953.70ポイント安(-1.64%)の57145.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同311.05ポイント安(-1.80%)の17016.30で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、6が上昇、24が下落、変わらずは0。マルチ・スズキ・インディア(MSIL)などの下げが目立った。アジア諸国の株安を嫌気して大半の銘柄が下げている。【中国本土】上海総合指数 3051.23 -1.20%26日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.14ポイント安(-1.20%)の3051.23ポイントと4日続落した。2022年5月以来の安値水準に落ち込んでいる。人民元安の進行が不安視される流れ。26日の中国外国為替市場では対米ドルのオンショア人民元が一段と元安(=米ドル高)方向に進み、20年5月以来の低い水準で推移している。中国人民銀行(中央銀行)は26日、元安抑制のため、外国為替フォワード取引の準備金比率引き上げを発表したものの、元安の動きに歯止めはかかっていない。中国本土からの資金流出懸念も一段と強まった。また、欧米の積極的な利上げスタンスを受け、世界の景気後退(リセッション)も警戒されている。 <CS> 2022/09/27 09:24 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、人民元の進行が警戒される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 111716.00 -2.06%23日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2354.48ポイント安(-2.06%)の111716.00で取引を終了した。114046.98から110731.90まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。米長期金利の上昇観測を受け、外資の流出懸念が高まった。また、原油など資源価格の下落も同セクターの売り手掛かり。このほか、世界景気の先行き不安などが引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MICEX指数 2089.87 -4.61%23日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比101.00ポイント安(-4.61%)の2089.87で取引を終了した。2192.68から2071.37まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米がロシアに対して制裁を追加するとの観測が嫌気されたほか、国内の「動員令」実施に伴う混乱が生じていることも引き続き圧迫材料。また、原油価格の下落やロシア経済のリセッション(景気後退)懸念の高まりなどもリスク回避の売りを加速させた。【インド】SENSEX指数 58098.92 -1.73%23日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比1020.80ポイント安(-1.73%)の58098.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同302.45ポイント安(-1.72%)の17327.35で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米の金融引き締めが長期化するとの観測を受け、外資の流出懸念が強まった。また、通貨ルピー安の進行もインド株の売り圧力を強めた。ルピーの対米ドル為替レートは過去最安値水準を更新している。ほかに、本日のアジア市場が軟調な値動きを示していたことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。【中国本土】上海総合指数 3088.37 -0.66%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.54ポイント安(-0.66%)の3088.37ポイントと3日続落した。約4カ月ぶりの安値水準に低迷している。人民元の進行が警戒される流れ。米金利高を背景に、今週の外国為替市場で対米ドルの人民元は、連日で元安が進んでいる。中国本土からの資金流出不安も高まった。中国景気の先行き不安も続いている。国際機関や投資銀行などは相次いで、中国の経済成長率を予想を下方修正した。ただ、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。中国の経済活動正常化や、景気テコ入れ策に対する期待感が根強い。また、このところの下落基調を受け、値ごろ感も着目された。 <FA> 2022/09/26 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、米長期金利の上昇なども外資の流出懸念を高めた 【ブラジル】ボベスパ指数 111935.86 -0.52%21日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比581.05ポイント安(-0.52%)の111935.86で取引を終了した。113294.37から111380.13まで下落した。買いが先行した後は前日の終値近辺で推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果で予想通り3会合連続で0.75%の利上げ実施が決定され、米景気後退懸念が高まった。また、原油など資源価格の下落も足かせに。一方、国内の成長予想の上方修正が引き続き指数をサポートした。【ロシア】MICEX指数 2130.71 -3.83%21日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比84.96ポイント安(-3.83%)の2130.71で取引を終了した。2186.43から2002.73まで下落した。大幅安で寄り付いた後は下げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。プーチン大統領の演説が警戒され、リスク回避の売りが継続。大統領は21日のテレビ演説で、予備役を招集する「部分動員」を同日付で開始すると発表し、ロシア軍がウクライナで占領した領土を併合する方針を示した。また、原油価格の下落も資源セクターの足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59456.78 -0.44%21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比262.96ポイント安(-0.44%)の59456.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.90ポイント安(-0.55%)の17718.35で取引を終えた。おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。アジア市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米長期金利の上昇なども外資の流出懸念を高めた。ほかに、インフレ率の高止まりや追加の利上げ観測などが引き続き嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3117.18 -0.17%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.23ポイント安(-0.17%)の3117.18ポイントと反落した。人民元安の進行が不安視される流れ。米金利高を背景に、外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元は節目の7.0人民元を突破し、2020年7月以来の元安水準で推移している。資金流出の不安も高まる状況だ。米連邦準備理事会(FRB)は21日(日本時間22日未明)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。FOMCでは、3会合連続で通常3倍の0.75%利上げが決定される見込みだ。中国景気の先行き不安も高まる。アジア開発銀行(ADB)は21日発表した最新の「アジア経済見通し」で、中国の2022年国内総生産(GDP)成長率予想を4月予測時の5.0→3.3%に下方修正した。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国の経済活動正常化や、景気テコ入れ策に対する期待感が相場を下支えしている。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <CS> 2022/09/22 09:35 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は急落、資源の輸出関税の引き上げ観測を警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 112516.91 +0.62%20日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比693.02ポイント高(+0.62%)の112516.91で取引を終了した。111393.16から112543.88まで上昇した。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。成長予想の上方修正が好感され、買いが継続。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人をまとめた最新調査では、2022年の国内総生産(GDP)成長予想が前回の2.39%から2.65%に引き上げられた。22年末の拡大消費者物価指数(IPCA)予想も前回の6.40%から6.00%に下方修正された。一方、海外株がさえない展開を示したことが指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2215.67 -8.84%20日のロシア株式市場は急落。主要指標のMOEX指数は前日比214.87ポイント安(-8.84%)の2215.67で取引を終了した。2436.30から2171.92まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。資源の輸出関税の引き上げ観測が警戒され、売りが広がった。地元メディアによると、2023-25年の財政収入を確保させるため、政府は資源セクターから3兆ルーブル(7兆200億円)以上の税金を追加で徴収する計画だという。また、ウクライナ紛争をめぐる緊張情勢が再び高まっていることもリスク回避の売りを高めた。【インド】SENSEX指数 59719.74 +0.98%20日のインドSENSEX指数は続伸。前日比578.51ポイント高(+0.98%)の59719.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同194.00ポイント高(+1.10%)の17816.25で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。アジア市場の上昇など海外環境の改善を受け、インド株にも買いが広がった。また、景気の先行きにポジティブな見方が優勢になっていることも好感された。調査によると、7割の消費者は景気の先行きに楽観的な見方を示しているという。【中国本土】上海総合指数 3122.4 +0.22%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.80ポイント高(+0.22%)の3122.41ポイントと5日ぶりに反発した。中国の景気テコ入れスタンスも改めて材料視される。国家発展改革委員会の報道官は19日、景気回復を支援するため建設プロジェクト加速と国内消費拡大を図るという方針を示した。また、新型コロナウイルス流行が落ち着きつつあることもプラス。行動抑制の緩和が進むと期待されている。ただ、上値は重い。人民元安の進行が警戒されている。週明け19日の中国外国為替市場では、オンショア人民元が対米ドルで2年2カ月ぶりの元安水準で取引を終えた(20日も同水準で推移)。米金融当局が21日(日本時間22日未明)に公表する政策金利は、今回も大幅な利上げが見込まれている。ドル高(=人民元安)進行を背景に、中国本土などからの資金流出も不安視される状況だ。 <NH> 2022/09/21 10:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶり反発、買い戻しが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 111823.89 +2.33%19日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2543.52ポイント高(+2.33%)の111823.89で取引を終了した。108507.76から111975.94まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、米株高や中国の行動制限の緩和なども買い安心感を与えた。ほかに、原油など資源価格の上昇が同セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2435.18 -0.47%19日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比11.41ポイント安(-0.47%)の2435.18で取引を終了した。2453.03から2427.19まで下落した。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。米国の大幅な利上げ観測に伴う外資の流出懸念が引き続き足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。利下げの実施が改めて支援材料となったもようだ。【インド】SENSEX指数 59141.23 +0.51%19日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比300.44ポイント高(+0.51%)の59141.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.40ポイント高(+0.52%)の17622.25で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢になった。また、インフレ率の落ち着き観測も追加の景気対策への期待を高めた。原油など商品価格の下落を受け、2022年度下半期のインフレ率が上半期から鈍化すると予測されている。【中国本土】上海総合指数 3115.60 -0.35%週明け19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比10.80ポイント安(-0.35%)の3115.60ポイントと4日続落した。5月26日以来、約3カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。先週の軟調地合いを継ぐ流れ。景気先行き不安が引き続き投資家心理の重しとなった。格付け会社のフィッチ・レーティングスは最新リポートで、2022年の中国国内総生産(GDP)成長率見通しを3.7→2.8%に0.9ポイント下方修正している。人民元安の進行もマイナス。外国為替市場では、オフショア人民元が再び1ドル=7.0人民元台を付けた。中国本土からの資金流出などが警戒されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の経済活動正常化期待が強まる中、指数はプラス圏に浮上する場面もあった。四川省成都市は本日(19日)、新型コロナウイルス流行が落ち着いたとして、事実上のロックダウン(都市封鎖)措置を市内全域で解除する。 <NH> 2022/09/20 10:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重姿勢が持続する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 109953.65 -0.54%15日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比593.02ポイント安(-0.54%)の109953.65で取引を終了した。111100.41から109523.89まで下落した。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米国の大幅な利上げ観測などを受け、世界全体のリセッション(景気後退)懸念が高まっている。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、堅調な経済指標が指数を下支えした。7月の経済活動指数は前年同月比3.87%上昇し、前月の2.97%(改定値)と予想の2.80%を上回った。【ロシア】MICEX指数 2446.59 +0.44%15日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比10.70ポイント高(+0.44%)の2446.59で取引を終了した。2418.30から2457.02まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。上海協力機構(SCO)サミットで、中ロ両国が主要分野での協力強化で合意したことが支援材料となったもようだ。一方、指数の上値は重い。原油安や米国の大幅な利上げ懸念が再び高まっていることが圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 59934.01 -0.68%15日のインドSENSEX指数は続落。前日比412.96ポイント安(-0.68%)の59934.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.35ポイント安(-0.70%)の17877.40で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏で一進一退の展開を示した。内外の金融引き締め懸念が嫌気され、売りが優勢。米国の大幅な利上げ懸念に加え、国内は年内にも追加利上げが実施されるとみられている。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3199.92 -1.16%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.62ポイント安(-1.16%)の3199.92ポイントと続落した。投資家の慎重姿勢が持続する流れ。世界景気の先行き不安や、中国経済指標の下振れ懸念が気がかりだ。8月の各種統計(小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資など)は、あす発表される。米中関係のさらなる悪化も警戒。米上院外交委員会は14日、台湾に対する米国の軍事支援強化や、中国が台湾に対し敵対行動に出た時の制裁を盛り込んだ「台湾政策法案」を賛成多数で可決した。中国の経済活動正常化や産業支援策などの期待感で買い先行したものの、上値は重く、指数は程なくマイナスに転じた。 <NH> 2022/09/16 10:17 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、連日の上昇で足もとでは高値警戒感も強い 【ブラジル】ボベスパ指数 110546.67 -0.22%14日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比247.29ポイント安(-0.22%)の110546.67で取引を終了した。111504.47から110118.13まで下落した。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。弱い経済指標が嫌気された。7月の小売売上高は前年同月比マイナス5.2%となり、前月のマイナス0.1%(改定版)と予想のマイナス3.5%を下回った。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MICEX指数 2435.89 -0.45%14日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比11.00ポイント安(-0.45%)の2435.89で取引を終了した。2439.96から2400.14まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。米国が大幅な利上げを実施するとの懸念が引き続き警戒材料となった。また、政府が化学肥料の輸出関税を導入する方針を示したことも同セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 60346.97 -0.37%14日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比224.11ポイント安(-0.37%)の60346.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同66.30ポイント安(-0.37%)の18003.75で取引を終えた。大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと縮小させた。米国が大幅な利上げに踏み切るとの観測がインドなど新興国からの資金流出懸念を強めた。8月の米国の消費者物価指数(CPI)上昇率が予想以上に伸びたことが背景にある。また、連日の上昇で足もとでは高値警戒感も強い。【中国本土】上海総合指数 3237.54 -0.80%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.26ポイント安(-0.80%)の3237.54ポイントと3日ぶりに反落した。米利上げ加速が懸念される流れ。米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る上昇率となったことを受け、米金融当局は大幅利上げを継続するとの見方が市場に広がった。利上げ加速が世界景気を冷やすと不安視されている。外国為替市場で、対人民元の米ドル高が再び進行している点もマイナス。資金流出懸念もくすぶっている。米中関係のさらなる悪化も警戒された。米国の大手メディアは、「米政府は中国の台湾進攻を抑止するため、対中制裁を検討しているもよう」などと報じている。 <FA> 2022/09/15 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、指数の下値は限定的 【ブラジル】ボベスパ指数 110793.96 -2.30%13日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2612.59ポイント安(-2.30%)の110793.96で取引を終了した。113400.22から110521.95まで下落した。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の下落が警戒され、ブラジル市場にも売りが広がった。また、米国が大幅な利上げに踏み切るとの観測もリスク回避の売りを加速させた。8月の米国の消費者物価指数(CPI)は予想以上に伸びた。このほか、連日の上昇で足もとでは高値警戒感も強い。【ロシア】MICEX指数 2446.89 -0.11%13日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比2.76ポイント安(-0.11%)の2446.89で取引を終了した。2465.55から2438.80まで下落した。プラス圏でもみ合った後は後半マイナス圏に転落した。8月の米国の消費者物価指数(CPI)が予想以上に伸びたことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利上げに踏み切るとの観測が圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。ブレント原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 60571.08 +0.76%13日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比455.95ポイント高(+0.76%)の60571.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同133.70ポイント高(+0.75%)の18070.05で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。アジア株高を受け、インド株も買いが広がった。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日までに6日連続の買い越しとなった。ほかに、消費の拡大期待などが引き続き小売関連の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3263.80 +0.05%休場明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.74ポイント高(+0.05%)の3263.80ポイントと小幅に続伸した。景気テコ入れ策に対する期待感が持続する流れ。中国の国営メディアは12日、「消費回復や投資促進に向け、李克強・首相は経済安定化策をさらに導入する方針」などとと伝えた。もっとも、上値は重い。中国の行動制限継続が懸念され、指数は一時、マイナス圏に沈んだ。新型コロナウイルスの新規感染者数は国内で減少しつつあるものの、一部地域ではロックダウン(都市封鎖)が続いている。市内の複数大学でクラスターが発生した北京市では、コロナ防疫措置が強化された。 <FA> 2022/09/14 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、海外株高や成長予想の上方修正で 【ブラジル】ボベスパ指数 113406.55 +0.98%12日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1106.14ポイント高(+0.98%)の113406.55取引を終了した。112304.57から114159.53まで上昇した。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、成長予想の上方修正も支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2022年の成長予想は前回の2.26%から2.39%に引き上げられた。年末のまでのインフレ率予想は前回の6.61%から6.40%まで下方修正された。2023年の国内総生産(GDP)成長予想は前回の0.47%から0.50%まで引き上げられた。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MICEX指数 2449.65 +0.97%12日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比23.59ポイント高(+0.97%)の2449.65で取引を終了した。2413.55から2465.22まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外環境の改善も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。エネルギー問題をめぐる欧米との対立などが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 60115.13 +0.54%12日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比321.99ポイント高(+0.54%)の60115.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同103.00ポイント高(+0.58%)の17936.35で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高を受け、インド株も買いが広がった。また、国内消費に回復の兆しがみられているとの報告も小売関連の物色手掛かり。クレジットカードなどデジタル決済は8月に増加していると報告されている。ほかに、外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日、5日連続の買い越しとなった。【中国本土】休場 <NH> 2022/09/13 10:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、景気対策への期待が高まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 112300.41 +2.17%9日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2384.77ポイント高(+2.17%)の112300.41取引を終了した。109922.25から112539.89まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も支援材料。このほか、景気見通しの先行き楽観視がブラジル株のサポート材料となった。【ロシア】MICEX指数 2426.06 +1.50% 2426.069日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比35.79ポイント高(+1.50%)の2426.06で取引を終了した。2391.69から2426.81まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、海外株の上昇を受けた買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、欧米との対立が激化するとの懸念が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59793.14 +0.18%9日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比104.92ポイント高(+0.18%)の59793.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.60ポイント高(+0.19%)の17833.35で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。前日の欧米市場の上昇に加え、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示したことを受け、インド株も買いが広がった。また、景気対策への期待が高まっていることも引き続き支援材料。ほかに、外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポートした。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3262.05 +0.82%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.47ポイント高(+0.82%)の3262.05ポイントと反発した。景気テコ入れ策に対する期待感が強まる流れ。国務院が先ごろ策定した新たな経済対策パッケージ19項目に関しては、詳細が近く公表される見通しだ。中国のインフレ懸念もやや後退。寄り付き直後に公表された8月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の上昇率が予想を下回り、前月実績から鈍化した。人民元安の切り返しもプラス。外国為替市場のオフショア人民元は、米ドルに対して2日連続で上昇している。資金流出懸念も薄らぐ状況だ。 <FA> 2022/09/12 10:33 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、外資の流出懸念が緩和 【ブラジル】ボベスパ指数 109915.64 +0.14%8日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比151.87ポイント高(+0.14%)の109915.64取引を終了した。108618.97から110767.67まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。欧米市場の上昇や米国景気の軟着陸観測などが支援材料となり、ブラジル株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まっているほか、追加の利上げ懸念が指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2390.27 -0.47%8日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比11.30ポイント安(-0.47%)の2390.27で取引を終了した。2407.39から2378.30まで下落した。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米との対立懸念が引き続き足かせに。また、欧米による一連の制裁の実施でロシア経済の先行きの不透明感が強まっていることも引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数の下支えした。【インド】SENSEX指数 59688.22 +1.12%8日のインドSENSEX指数は反発。前日比659.31ポイント高(+1.12%)の59688.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同174.35ポイント高(+0.99%)の17798.75で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。米国の長期金利の低下を受け、外資の流出懸念が緩和された。また、この日のアジアや欧州市場がおおむね堅調な値動きを示したことも買い安心感を与えた。国内では、モディ首相がインド経済の先見通しについて、安定していると強調したことが景気の回復遅れ懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3235.59 -0.33%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.71ポイント安(-0.33%)の3235.59ポイントと5日ぶりに反落した。中国の行動抑制継続が嫌気される流れ。中国南西部の中核都市、成都市は8日、新型コロナウイルス感染拡大のリスクが収まらないと説明したうえで、市内全域で事実上のロックダウン(都市封鎖)をさらに延長した。ロックダウンは中国各地で実施されている。5年に1度の中国共産党大会が10月16日に北京で開催されるだけに、閉幕するまでコロナ防疫措置が緩和されることはないと悲観された。ただ、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。足もとの軟調な経済指標を受け、中国当局が景気対策を強めるとの思惑が続いた。また、人民元安の一服もプラス。外国為替市場のオフショア人民元は、米ドルに対して上昇に転じた。 <NH> 2022/09/09 10:17 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油安やマイナス成長見通しを嫌気 【ブラジル】休場【ロシア】MICEX指数 2401.57 -0.98%7日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比23.76ポイント安(-0.98%)の2401.57で取引を終了した。2436.64から2394.56まで下落した。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。原油価格の下落が嫌気され、資源を中心に売りが広がった。また、2022年の成長率がマイナスになるとの見通しも圧迫材料。このほか、ロシアと欧米の対立激化などがリスク回避の売りを加速させた。【インド】SENSEX指数 59028.91 -0.28%7日のインドSENSEX指数は続落。前日比168.08ポイント安(-0.28%)の59028.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.20ポイント安(-0.18%)の17624.40で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。米国の金利上昇を受け、外資の流出懸念が強まった。また、経常赤字の拡大観測も嫌気された。野村インターナショナルは最新リポートで、2022年度の経常赤字予想を同年度の国内総生産(GDP)の3.5%に引き上げた。昨年の経常赤字はGDPの1.2%だった。世界景気の悪化がインドの貿易収支に悪影響を与えると指摘した。【中国本土】上海総合指数 3246.29 +0.09%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.85ポイント高(+0.09%)の3246.29ポイントと小幅ながら4日続伸した。中国の景気下支えスタンスが期待される流れ。取引時間中に公表された8月の中国貿易統計が大幅に下振れる中、市場に、当局が経済対策を強めるとの見方が広がった。それより先の5日、国家発展改革委員会は「景気支援を適切に強化する」と表明している。また、習近平・国家主席は6日、半導体を巡り米国が中国に圧力をかけていることを背景に、「ハイテク分野で中核技術を発展させることが重要」と述べた。指数は安く推移していたものの、終盤に入りプラス圏を回復している。 <NH> 2022/09/08 10:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、中国経済対策の効果に対する期待感が持続する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 109763.77 -2.17%6日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2439.58ポイント安(-2.17%)の109763.77取引を終了した。112202.77から109348.31まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。ブラジル中央銀行のタカ派発言が嫌気され、売りが優勢。中銀はこのほど、年内の追加利上げの可能性を否定できないと発言した。多くの市場関係者は前月の利上げは年内で最後になると予想していた。外部環境では、米金利高や欧米とロシアの対立が激化するとの懸念が圧迫材料となった。このほか、連日の上昇で足元では高値警戒感が強い。【ロシア】MICEX指数 2425.33 -2.54%6日のロシア株式市場は8日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比63.11ポイント安(-2.54%)の2425.33で取引を終了した。2492.15から2382.24まで下落した。おおむねマイナス圏で推移し、後半に下げ幅を拡大させた。欧米との対立が激化するとの懸念が警戒されている。ロシア政府はこのほど、欧米が対ロ制裁を解除しない限り、ノルドストリームを経由で欧州向けの天然ガスの供給を停止する可能性があると示唆した。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も高まった。【インド】SENSEX指数 59196.99 -0.08%6日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比48.99ポイント安(-0.08%)の59196.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.20ポイント安(-0.06%)の17655.60で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。欧州発のエネルギー危機が警戒され、売りはやや優勢。ロシア政府はこのほど、欧米の経済制裁が解除されない限りノルドストリーム経由の欧州向けの天然ガス輸送を停止する可能性があると発言した。また、中国の「ゼロコロナ」政策の堅持に伴う行動制限の拡大も世界景気への悪影響懸念を高めた。【中国本土】上海総合指数 3243.45 +1.36%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比43.54ポイント高(+1.36%)の3243.45ポイントと3日続伸した。中国経済対策の効果に対する期待感が持続する流れ。国務院が先ごろ策定した19項目にわたる新たな経済対策パッケージに関しては、9月上旬にも詳細が公表される見通しだ。また、国家発展改革委員会は5日、「景気支援を適切に強化する」と表明。財政部の幹部は同日、追加の専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)発行を急ぎ、各種インフラプロジェクトを推進していく方針を強調した。 <FA> 2022/09/07 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、景気回復への期待が高まっていることが支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 112203.35 +1.21%5日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1339.11ポイント高(+1.21%)の112203.35取引を終了した。110864.76から112671.39まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最近調査では、2022年の成長予想が前週の2.10%から2.26%まで引き上げられた。上方修正は10週連続となる。また、原油など商品価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、追加の利上げ観測などが指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2488.44 +0.69%5日のロシア株式市場は7日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比16.99ポイント高(+0.69%)の2488.44で取引を終了した。2440.88から2488.44まで上昇した。前半はマイナス圏でもみ合ったが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の配当期待も引き続き支援材料となった。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開。また、欧州市場の下落も圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 59245.98 +0.75%5日のインドSENSEX指数は強含み。前日比442.65ポイント高(+0.75%)の59245.98、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.35ポイント高(+0.72%)の17665.80で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。景気回復への期待が高まっていることが支援材料。8月の鉄道輸送量は前年同月比で7.9%増加したと報告された。また、消費の拡大期待なども小売関連の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3199.91 +0.42%週明け5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比13.43ポイント高(+0.42%)の3199.91ポイントと続伸した。中国経済対策の景気下支え効果が期待される流れ。当局が先ごろ策定した19項目にわたる新たな経済対策パッケージに関しては、9月上旬にも詳細が公表される見通しだ。ただ、上値は重い。新型コロナウイルス感染を抑制するため、中国各地で行動制限が実施されている。経済活動停滞の長期化が危ぐされ、指数は安く推移する場面もみられた。 <NH> 2022/09/06 10:27 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日続伸、優良企業が配当を実施するとの期待が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 110864.24 +0.42%2日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比458.95ポイント高(+0.42%)の110864.24取引を終了した。110,408.92から112,264.17まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率が予想以上に伸びたことを受け、景気の先行き不安がやや緩和されたもようだ。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、内需関連の下落が指数の上値を抑えた。また、欧州発のエネルギー危機なども世界的なインフレ加速懸念を高めた。【ロシア】MICEX指数 2471.45 +1.05%2日のロシア株式市場は6日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比25.68ポイント高(+1.05%)の2471.45で取引を終了した。2431.54から2474.71まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅を拡大させた。欧米による制裁にもかかわらず、優良企業が配当を実施するとの期待が好感された。また、原油高なども支援材料。一方、欧米の金融引き締めの長期化観測が引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 58803.33 +0.06%2日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比36.74ポイント高(+0.06%)の58803.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同3.35ポイント安(-0.02%)の17539.45で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。両市場とも上値の重い展開。成長予想の下方修正が圧迫材料となった。ゴールドマン・サックス証券(GS)は最新リポートで、4-6月期のインド成長率が予想を下回ったことを指摘し、2022年度のインド成長予想をこれまでの7.2%から7.0%に下方修正。【中国本土】上海総合指数 3186.48 +0.05%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.50ポイント高(+0.05%)の3186.48ポイントと小幅ながら4日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが相場を支える流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足もとでは約1カ月ぶりの安値水準の落ち込んでいた。中国経済対策の効果も改めて期待されている。国務院(内閣に相当)は8月31日の常務会議で、先ごろ策定した19項目にわたる新たな経済対策パッケージに関し、9月上旬にも詳細を明らかにすると表明した。ただ、上値は重い。中国経済の不透明感が引き続き重しとなり、指数は安く推移する場面もみられた。国内では、新型コロナウイルス感染の防疫措置が広がっている。新規感染者数の増加を受け、四川省成都市は1日の午後6時(現地時間)から事実上のロックダウン(都市封鎖)に突入。北京市周辺や中国東北部、南部の一部地域でも行動抑制が強化された。経済活動が停滞すると懸念されている。 <FA> 2022/09/05 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反発、GDP成長率が予想以上に伸びたことが好感 【ブラジル】ボベスパ指数 110405.30 -0.82%1日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比882.41ポイント高(+0.81%)の110405.30取引を終了した。108217.40から110405.30まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。国内総生産(GDP)成長率が予想以上に伸びたことが好感された。統計局はきのう1日、4-6月期のGDP成長率が3.2%となり、前期の1.7%と予想の2.8%を上回った。一方、指数の上値は重い。翌2日に米雇用統計の発表を控え、積極的な買いは手控えられた。また、原油など商品価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2445.77 +1.90%1日のロシア株式市場は5日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比45.69ポイント高(+1.90%)の2445.77で取引を終了した。2380.01から2448.50まで上昇した。マイナス圏で推移した後は終盤上げ幅を急速に拡大させた。ウエートの高いルクオイル(LKOH)が2ケタ上昇したことが指数を押し上げた。同社は配当を実施する方針を示したことが好感されたもようだ。また、モスクワ証券取引所が9月12日からナイト・セッションを再開すると発表したことも、流動性の改善期待を高めた。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 58766.59 -1.29%1日のインドSENSEX指数は下落。前日比770.48ポイント安(-1.29%)の58766.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同216.50ポイント安(-1.22%)の17542.80で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。国内総生産(GDP)成長率の予想下振れが嫌気された。中央統計局は8月31日、4-6月期のGDP成長率が前期の4.1%から13.5%に加速したと発表。これは市場予想の15.3%を下回った。ほかに、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせとなった。外部環境では、世界景気の先行き不透明感が払拭されていないことや、欧米の利上げペースの加速観測などが外資の流出懸念を高めた。【中国本土】上海総合指数 3184.98 -0.54%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.16ポイント安(-0.54%)の3184.98ポイントと3日続落した。中国経済の不透明感が投資家心理の重しとなる流れ。国内では、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、行動抑制など防疫措置が各地に広がっている。四川省成都市は1日、同日午後6時(現地時間)からロックダウン(都市封鎖)を実施すると公表した。それより先、中国南部の深セン市や広州市でも市内一部で新たな防疫対策を導入している。中国景況感の悪化も懸念材料。取引時間中に公表された8月の財新中国製造業PMI(民間集計)は予想を下回る49.5となり、景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んだ。昨日発表された同月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.4となり、前月実績(49.0)と市場予想(49.2)を上回ったものの、景況判断の境目となる50は前月に続き下回っている。 <FA> 2022/09/02 09:54 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、前日の軟調地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 109522.88 -0.82%31日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比907.76ポイント安(-0.82%)の109522.88取引を終了した。111364.05から109522.88まで下落した。プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。欧米利上げペースの加速懸念が警戒され、リスク回避の売りが継続。また、原油価格の下落や世界景気の先行き不安なども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。政権交代への期待などが指数をサポートした。【ロシア】MICEX指数 2400.08 +4.05%31日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比93.46ポイント高(+4.05%)の2400.08で取引を終了した。2368.42から2423.12まで上昇した。高く寄り付いた後も高値圏で推移した。ガスプロム(GAZP)の急伸が指数の上げを主導。同社はこのほど、上半期の純利益が前年同期比約2倍の約2兆5000億ルーブル(5兆8000億円)に上ったと発表。配当金額は約前年同期の約3倍になる。一方、原油安や欧米の利上げペースの加速懸念が指数の足かせとなった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3202.14 -0.78%31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.08ポイント安(-0.78%)の3202.14ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。国内で新型コロナウイルス感染の新規感染者数が高止まりする中、感染対策としての行動制限強化が懸念されている。また、欧米で金融引き締めが長期化するとの観測もマイナス材料だ。寄り付き直後に公表された8月の製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.4となり、前月実績(49.0)と市場予想(49.2)を上回ったが、景況判断の境目となる50は前月に続き下回っている。 <NH> 2022/09/01 10:22 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、景気対策への期待が高まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 110430.64 -1.68%30日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1892.48ポイント安(-1.68%)の110430.64取引を終了した。112868.78から110103.11まで下落した。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米の金融引き締め懸念の高まりが警戒され、リスク回避の売りが広がった。米国の長期金利は上昇しているほか、大幅な利上げ懸念は再燃している。また、台湾問題をめぐる米中関係の悪化懸念なども圧迫材料となった。【ロシア】MICEX指数 2306.62 +0.45%30日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比10.29ポイント高(+0.45%)の2306.62で取引を終了した。2292.44から2314.53まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。企業の配当発表が好感され、対象銘柄の物色動きが活発になった。また、天然ガス価格の上昇も支援材料。一方、欧米の金融引き締めが警戒され、終盤は上げ幅を縮小させた。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。【インド】SENSEX指数 59537.07 +2.70%30日のインドSENSEX指数は反発。前日比1564.45ポイント高(+2.70%)の59537.07、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同446.40ポイント高(+2.58%)の17759.30で取引を終えた。高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはきのう30日に3日ぶりの買い越しとなった。また、前週の一連の経済指数が回復しているとの報告も好感された。ほかに、景気対策への期待が高まっていることが引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3227.22 -0.42%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.51ポイント安(-0.42%)の3227.22ポイントと反落した。中国経済の不透明感が重しとなる流れ。国内では、新型コロナウイルス感染対策が強化されている。感染者が拡大した深セン市では、29日から地下鉄24駅を封鎖。そのほか、複数の地域で行動制限の措置がとられている。指標発表も気がかり。あす31日は国家統計局などが集計した8月の中国製造業PMI、翌9月1日は民間が集計した同月の財新中国製造業PMIが公表される。もっとも、下値は限定的。中国経済対策の効果が期待される中、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <NH> 2022/08/31 10:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 112323.12 +0.02%29日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比24.26ポイント高(+0.02%)の112323.12取引を終了した。111689.15から113221.54まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が指数をサポート。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。海外株の下落や米長期金利の上昇などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2296.33 +1.21%29日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比27.44ポイント高(+1.21%)の2296.33で取引を終了した。2263.99から2296.33まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、通貨ルーブルの先安観測も輸出銘柄の支援材料となった。新しい予算案が国会で承認されると予測され、承認されるならルーブル安につながるとみられている。一方、海外株安などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 57972.62 -1.46%29日のインドSENSEX指数は反落。前日比861.25ポイント安(-1.46%)の57972.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同246.00ポイント安(-1.40%)の17312.90で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米市場の下落に加え、本日のアジア市場が軟調な値動きを示していたことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米国が長期にわたる利上げを実施するとの観測も外資の流出懸念を高めた。国内では、インフレ率の高止まりが景気回復の足かせになるとの見方が嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3240.73 +0.14%週明け29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.51ポイント高(+0.14%)の3240.73ポイントと小反発した。中国経済対策の効果が期待される流れ。国務院(内閣に相当)が専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)発行額の上積み決定や、中国人民銀行(中央銀行)の金利引き下げを改めて材料視した。また、このところマーケットの売り材料となっていた電力需給のひっ迫問題に関し、一部地域で解消されつつあることもプラス材料となっている。ただ、指数は安く推移する場面もあった。景気鈍化懸念が根強いほか、新型コロナウイルス感染対策の行動抑制が一部地区で強化されていることが不安視されている。 <FA> 2022/08/30 09:43 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 112298.86 -1.09%26日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1232.86ポイント安(-1.09%)の112298.86取引を終了した。114091.40から111978.20まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、米国が長期にわたる利上げを実施するとの観測も外資の流出懸念を高めた。一方、原油など商品価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2268.89 +1.00%26日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比22.55ポイント高(+1.00%)の2268.89で取引を終了した。2239.66から2268.89まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が資源セウターの物色手掛かりとなった。また、企業の好業績に期待が高まっていることも対象セクターのサポート材料。ほかに、経済指標の改善などが引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 58833.87 +0.10%26日のインドSENSEX指数は小反発。前日比59.15ポイント高(+0.10%)の58833.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.45ポイント高(+0.21%)の17558.90で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。アジア市場の上昇を受けて寄り付きでは買いが先行。また、外貨準備高の増加観測なども支援材料となった。ほかに、景気対策への期待感が引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3236.22 -0.31%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.03ポイント安(-0.31%)の3236.22ポイントと反落した。中国経済の不透明感が重しとなる流れ。本土では記録的な干ばつや、電力需給のひっ迫が経済活動を停滞させると懸念された。電力不足を補うため、一部地域では、工場の稼働停止や商業施設の時間制限が実施されている。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を今夜(日本時間23時ごろ)に控え、米金融政策を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながった。ただ、下値は限定されている。当局の経済対策に対する期待感は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <FA> 2022/08/29 09:47 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反発、中国の景気下支えスタンスが好感さる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 113531.72 +0.56%25日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比633.88ポイント高(+0.56%)の113531.72取引を終了した。112768.19から114156.20まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、経済指標の改善も支援材料。8月のFGV消費者信頼感指数は83.6となり、前月の79.5を上回った。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MICEX指数 2246.34 -0.08%25日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比1.88ポイント安(-0.08%)の2246.34で取引を終了した。2266.18から2234.87まで下落した。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。海外株高が指数を下支えしたほか、経済指標の改善も好感された。7月の鉱工業生産は前年同月比マイナス0.5%となり、前月のマイナス2.4%(改定値)と予想のマイナス2.3%を上回った。【インド】SENSEX指数 58774.72 -0.53%25日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比310.71ポイント安(-0.53%)の58774.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.50ポイント安(-0.47%)の17522.45で取引を終えた。プラス圏でもみ合った後は終盤にマイナス圏に転落した。景気の不透明感が解消されていないことが足かせに。経済指標がまちまちの結果で景気回復が鮮明ではないと指摘されている。また、7-9月期の国内総生産(GDP)が翌週に公表される予定となり、慎重ムードも強い。【中国本土】上海総合指数 3246.25 +0.97%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.05ポイント高(+0.97%)の3246.25ポイントと3日ぶりに反発した。中国の景気下支えスタンスが好感さる流れ。国務院(内閣に相当)は24日の常務会議で、専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)発行額の上積みなどを決定した。会議では、一連の経済安定策を実施し、金利低下を誘導する方針なども示している。ほか、中国人的資源社会保障部の副部長は24日に会見し、雇用拡大に向けて財政・金融政策を促進する必要性に言及した。 <FA> 2022/08/26 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、成長加速観測も好感 【ブラジル】ボベスパ指数 112897.84 +0.04%24日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比40.74ポイント高(+0.04%)の112897.84取引を終了した。112632.28から113887.75まで上昇した。前半は高値を追う展開もみられたが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇なども支援材料となった。一方、政権交代への期待が後退していることなどが指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2248.22 +0.52%24日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比11.86ポイント高(+0.52%)の2248.22で取引を終了した。2273.65から2243.08まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、インフレ率が一段と上昇するとの懸念も嫌気された。向こう12カ月のインフレ率は現水準から1.2%上昇し、12%まで加速すると予測されている。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などがサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 59085.43 +0.09%24日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比54.13ポイント高(+0.09%)の59085.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.45ポイント高(+0.16%)の17604.95で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。また、成長加速観測も好感された。地場の格付け会社ICRAは最新リポートで、4-6月期の国内総生産(GDP)成長率について、13.0%まで加速すると予測。予想通りなら、4四半期ぶりの高水準を記録する。前年同期の成長鈍化が今期の成長率を押し上げると指摘された。【中国本土】上海総合指数 3215.20 -1.86%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比61.02ポイント安(-1.86%)の3215.20ポイントと続落した。中国の電力需給ひっ迫が不安視される流れ。国内では猛暑による電力不足で、一部地域の計画停電は延長されている。工場の稼働停止や商業施設の時間制限が実施される中、経済活動の停滞が危ぐされる状況だ。企業業績の先行き不安もくすぶる。深セン上昇する車載バッテリー世界大手の寧徳時代新能源科技(CATL:300750/SZ)が24日報告した4-6月期決算は82%の大幅な増収増益を達成したものの、EV(電気自動車)バッテリーの利益率は21年末の22→15.04%に急低下した。時価総額の大きい同社株は5.9%安。ハイテクや自動車関連に売りが波及した。 <FA> 2022/08/25 10:02 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、原油・ルーブルの同時高で 【ブラジル】ボベスパ指数 112857.10 +2.13%23日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2356.57ポイント高(+2.13%)の112857.10取引を終了した。110503.01から112965.20まで上昇した小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。インフレ率の鈍化観測が好感された。ブラジル中央銀行は23日、2022年末のインフレ率が6.5%以下まで鈍化するとの見方を示した。これは市場予想の6.82%をやや下回っている。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2260.08 +1.43%23日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比31.97ポイント高(+1.43%)の2260.08で取引を終了した。2230.74から2261.59まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。原油・通貨ルーブルの同時高を受け、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、中国の金融緩和スタンスや追加の景気対策への期待感なども好感された。一方、米中景気の先行き不安が解消されていないことが引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59031.30 +0.44%23日のインド株式市場は小反発。前日比257.43ポイント高(+0.44%)の59031.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同86.80ポイント高(+0.50%)の17577.50で取引を終えた。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが支援材料。また、9月の利上げが小幅にとどまるとの見方も好感された。2023年3月までのインフレ率は6%以下まで鈍化し、9月の利上げ幅は0.25%になると予測されている。このほか、中央政府が9月末まで地方政府に対し、計7000億ルピー(約1兆2040億円)の支援金を追加するとの報道も地方の財政支出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3276.22 -0.05%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.57ポイント安(-0.05%)の3276.22ポイントと小反落した。中国経済の不透明感が投資家心理の重しとなる流れ。電力需給のひっ迫で、経済活動が停滞すると懸念された。猛暑による電力不足で、一部地域の計画停電は延長され、工場の稼働停止や商業施設の時間制限が実施されている。ただ、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。中国人民銀行(中央銀行)が金融緩和に動くなど、当局の景気下支えスタンスが材料視されている。 <NH> 2022/08/24 10:06 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、利益確定売りが継続 【ブラジル】ボベスパ指数 110500.53 -0.89%22日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比995.68ポイント安(-0.89%)の110500.53取引を終了した。111486.78から109858.38まで下落した。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。ボベスパ指数が約4カ月ぶりの高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが継続。また、米国の大幅な利上げ懸念の再燃も引き続き警戒された。一方、指数の下値は限定的。利上げサイクルが終了に向かっているとの観測が好感された。エコノミストらは22日、2023年末のインフレ予想をこれまでの5.38%から5.33%に引き下げた。インフレ予想の下方修正は8週連続となる。【ロシア】MICEX指数 2228.11 +1.50%22日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比32.95ポイント高(+1.50%)の2228.11で取引を終了した。2187.04から2231.22まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで一進一退の展開を示した。原油や天然ガス価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、通貨ルーブル安も輸出大手の物色手掛かり。このほか、中国の金融緩和スタンスが対中輸出の拡大期待を高めた。一方、米国の金融引き締め懸念の再燃などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 58773.87 -1.46%22日のインド株式市場は続落。前日比872.28ポイント安(-1.46%)の58773.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同267.75ポイント安(-1.51%)の17490.70で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。追加の利上げ懸念が圧迫材料。コアインフレ率が高止まりしているため、2022年度末の政策金利は現在の5.40%から6.00%まで引き上げられると予想されている。また、米国の大幅な利上げ懸念が再燃していることも外資の流出懸念を高めた。このほか、両指数が引き続き4カ月ぶり高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。【中国本土】上海総合指数 3277.79 +0.61%週明け22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比19.72ポイント高(+0.61%)の3277.79ポイントと3日ぶりに反発した。中国の金利引き下げが買い安心感を誘う流れ。寄り付き前に公表された銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」では、住宅ローン金利の指標となる5年物が4.30%となり、予想(4.35%)以上に前回(4.45%)から引き下げられた。実質的な政策金利と呼ばれる1年物に関しても、予想ほどではなかったが前回から引き下げられている。国内の電力ひっ迫問題などを不安視した売りが先行したものの、指数は程なくプラスに転じた。 <NH> 2022/08/23 10:11 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、自動車と機械に売り 【ブラジル】ボベスパ指数 111496.21 -2.04%19日のブラジル株式市場は6日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2316.66ポイント安(-2.04%)の111496.21取引を終了した。113,807.29から111,146.15まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を高めた。ほかに、米国の大幅な利上げ懸念が再燃していることが外資の流出懸念を高めた。【ロシア】MICEX指数 2195.16 +0.04%19日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比0.85ポイント高(+0.04%)の2195.16で取引を終了した。2179.56から2199.60まで上昇した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。原油価格や欧米市場の上昇が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨ルーブル高の進行が輸出大手の圧迫材料となった。また、欧米が対ロ制裁を緩めていないことも引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 59646.15 -1.08%19日のインド株式市場は反落。前日比651.85ポイント安(-1.08%)の59646.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同198.05ポイント安(-1.10%)の17758.45で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。SENSEX指数とNIFTY指数が前日までそれぞれ、5連騰、8連騰しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。また、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことも圧迫材料。ほかに、欧州市場が軟調な値動きを示したことが終盤の売り圧力を高めた。【中国本土】上海総合指数 3258.08 -0.59%19日の上海総合指数は、前日比19.46ポイント安(-0.59%)の3258.08ポイントと続落した。引き続き景気悪化の懸念が重し。国内では新型コロナウイルスの新規感染数が増加しているほか、猛暑による電力不足の影響で、一部地域では工場操業が一時停止されている。ただ、下値は限定的。景気対策の期待感が相場を支えた。政府高官は相次いで、消費や投資の拡大で経済を支える必要性に言及している。また、週明け22日に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、住宅ローン金利の指標となる5年物が4.45→4.35%、実質的な政策金利と呼ばれる1年物が3.70→3.60%に引き下げられるとの見通しがコンセンサスだ。 <NH> 2022/08/22 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は小幅高、コタック・マヒンドラ銀行の上げが目立つ 【ブラジル】ボベスパ指数 113812.87 +0.09%18日のブラジル株式市場は小幅高。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比105.11ポイント高(+0.09%)の113812.87で引けた。米長期金利の上げ渋りや原油高が買い材料となったようだ。ただ、ボべスパ指数の90の構成銘柄では31が上昇、56が下落、変わらずは3で過半数の銘柄が下げている。Natsura& Co ホールディングスの上げが目立った。【ロシア】MICEX指数 2194.31 +0.26%18日のロシア株式市場は、やや強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比5.75ポイント高(+0.26%)の2194.31で引けた。日中の取引レンジは、2176.02−2197.92。原油先物の上昇を意識した買いが観測された。【インド】SENSEX指数 60298.00 +0.06%18日のインド株式市場は小幅高。前日比37.87ポイント高(+0.06%)の60298.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同12.25ポイント高(+0.07%)の17956.50で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、14が上昇、16が下落、変わらずは0。下落した銘柄がやや多かったものの、株価指数は小幅高となった。コタック・マヒンドラ銀行の上げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3277.54 -0.46%18日の上海総合指数は、前日比14.98ポイント安(-0.46%)の3277.54ポイントと3日ぶりに反落した。中国経済の不透明感が改めて意識される流れ。国内では新型コロナウイルスの新規感染数が増加しているほか、猛暑による電力不足の影響で、一部地域では工場操業が一時停止されている。中国本土で17日に確認された新規感染は前日から急増し、約3カ月ぶりの高水準に達した。また、連日の酷暑を受けて電力需要が急増する中、多くの地域で電力供給制限が実施されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国当局の景気対策に対する期待感は持続している。胡春華・副首相は17日、経済情勢は更に鈍化する恐れがあるとして、国内消費の回復を加速させる必要性に言及した。 <NH> 2022/08/19 10:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、欧米株安を嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 113707.76 +0.17%17日のブラジル株式市場は小幅高。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比195.38ポイント高(+0.17%)の113707.76で引けた。米長期金利は上昇したが、インフレ高進に対する警戒感は高まっていないため、買いがやや優勢となった。ボべ上昇スパ指数の90の構成銘柄では53が上昇、36が下落、変わらずは1。電力会社の株価上昇が目立った。【ロシア】MICEX指数 2188.56 -0.90%17日のロシア株式市場は、弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比19.77ポイント安(-0.90%)の2188.56で引けた。日中の取引レンジは、2186.86−2225.05。欧米株安を嫌気した売りが観測された。【インド】SENSEX指数 60260.13 +0.70%17日のインドSENSEX指数は強含み。前日比417.92ポイント高(+0.70%)の60260.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同119.00ポイント高(+0.67%)の17944.25で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、23が上昇、7が下落、変わらずは0。大半の銘柄が上昇しており、株価指数は終値ベースで4月5日以来となる60000ポイント回復した。バジャジ・フィンサーブの上げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3292.53 +0.45%17日の上海総合指数は、前日比14.64ポイント(+0.45%)高の3292.53ポイントと続伸した。7月20日来、約4週ぶりの高値水準を回復している。中国の景気対策に対する期待感が相場を支える流れ。李克強・首相は16日、広東や江蘇、浙江など主要な6省とビデオ会議を実施し、経済下支えのためマクロ経済政策を強化し、消費促進と投資拡大に向けた措置を拡大すると表明した。ただ、中国経済の先行き不透明感がくすぶる中で上値は重い。国内で新型コロナウイルスの新規感染数が増加していることや、猛暑による電力不足が影響し、一部地域で工場操業が一時停止されたことを不安視している。 <NH> 2022/08/18 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、インフレ高進の懸念は多少和らいる 【ブラジル】ボベスパ指数 113512.38 +0.43%16日のブラジル株式市場は、強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比480.40ポイント高(+0.43%)の113512.38で引けた。米長期金利は下げ渋っているが、インフレ高進の懸念は多少和らいでおり、買いが優勢となった。ボべスパ指数の90の構成銘柄では38が上昇、52が下落、変わらずは0。株価指数は上昇したが、過半数の銘柄は下落した。【ロシア】MICEX指数 2208.33 +2.00%16日のロシア株式市場は、堅調推移。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比43.21ポイント高(+2.00%)の2208.33で引けた。日中の取引レンジは、2168.06−2208.33。原油安が多少嫌気されたようだが、外部環境自体は悪化していないことから、買いが優勢となったようだ。【インド】SENSEX指数 59842.21 +0.64%16日のインドSENSEX指数は強含み。前日比379.43ポイント高(+0.64%)の59842.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同0.72%(127.10ポイント)高の17825.25で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、25が上昇、5が下落、変わらずは0。大半の銘柄が上昇しており、外部環境の改善が好感されたようだ。【中国本土】上海総合指数 3277.89 +0.05%16日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比1.80ポイント高(+0.05%)の3277.89ポイントと3日ぶりに反発した。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが改めて材料視される流れ。人民銀は15日、中期貸出制度(MLF)金利を引き下げた。22日に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しても、MLFに連動し、引き下げが予想されている。ただ、指数は安く推移する場面もあった。原油や金属の商品市況安が嫌気されたほか、中国経済の先行き不透明感が重しとなっている。国内の電力不足により、一部地域で工場操業が一時停止に追い込まれていることも不安視された。 <FA> 2022/08/17 09:47 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅に続落、中国景気の先行き不安が重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 113031.98 +0.24%15日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比267.72ポイント高(+0.24%)の113031.98取引を終了した。111066.52から113214.20まで上昇した。大幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米金利低下が好感され、買いが継続。また、7月の経済活動指数が予想を上回ったことも過度な景気不安懸念を緩和させた。一方、指数の上値は多い。中国人民銀行(中央銀行)が予想外に利下げに踏み切ったことが世界経済への懸念が広がっていることが足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2165.12 +0.83%15日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比17.79ポイント高(+0.83%)の2165.12で取引を終了した。2139.45から2165.75まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。資源輸出大手の上昇が指数の上げを主導。通貨ルーブル安の進行が支援材料となったもようだ。また、欧米市場の上昇も支援材料。ほかに、4-6月期の国内総生産(GDP、速報)が予想を上回ったことが過度な景気後退懸念を緩和させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが足かせとなった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3276.09 -0.02%週明け15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.80ポイント安(-0.02%)の3276.09ポイントと小幅に続落した。中国景気の先行き不安が重しとなる流れ。取引時間中に公表された7月の経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などが予想を大幅に下回り、伸びは前月から減速した。先週12日に発表された同月の金融統計では、人民元建て新規融資額が予想を下回っている。ただ、「景気不安は経済対策につながる」との見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もあった。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスも相場を支えている。人民銀は15日、金融政策ツールの「中期貸出ファシリティ(MLF)」を通じ、計4000億人民元(約7兆8900億円)を市場に供給。金利は2.75%となり、市場の据え置き予想に反し、前回の2.85%から引き下げられた。 <FA> 2022/08/16 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、海外株高が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 112764.26 +2.78%12日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比3046.32ポイント高(+2.78%)の112764.26取引を終了した。109717.94から112764.26まで上昇した。横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米中景気の先行き不安が緩和されていることも支援材料。国内では、ガソリン税の引き下げに伴うインフレ率の落ち着き観測が大幅な利上げ懸念を後退させた。【ロシア】MICEX指数 2147.33 +0.67%12日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.22ポイント高(+0.67%)の2147.33で取引を終了した。2117.08から2150.90まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となったほか、4-6月期の国内総生産(GDP、速報)が翌13日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。なお、4-6月期のGDP成長率はマイナス4.0%となり、前月のプラス3.5%を下回ったが、予想のマイナス4.7%を上回った。【インド】SENSEX指数 59462.78 +0.22%12日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比130.18ポイント高(+0.22%)の59462.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同39.15ポイント高(+0.22%)の17698.15で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ懸念の緩和が好感された。政府はこのほど、商品相場の下落を受け、インフレ率が一段と鈍化するとの見方を示した。また、インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、インフレ率が2023年3月までに5%以下まで鈍化すると予測。このほか、外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料となった。FIIはこの日、11日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3276.89 -0.15%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.78ポイント安(-0.15%)の3276.89ポイントと小反落した。中国の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。新規感染が足もとで急増する中、製造業の拠点が集中する複数地域でロックダウン(都市封鎖)が導入された。指標発表も気がかり。中国では週明け15日、7月の各種統計が公表される予定だ(小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資など)。金融統計も15日までに報告される。ただ、下値は限定的。企業業績の好調に加え、中国当局の産業支援スタンスなどが相場を支えた。指数は小高く推移する場面もみられている。 <FA> 2022/08/15 09:44

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