注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、利下げが当面実施されないとの観測
配信日時:2024/05/29 10:56
配信元:FISCO
*10:56JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、利下げが当面実施されないとの観測
【ブラジル】ボベスパ指数 123779.54 -0.58%
28日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.58%(716.14ポイント)安の123779.54で引けた。日中の取引レンジは123537.03-125392.39となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米金利の上昇が足かせとなった。また、インフレ予想の上方修正なども引き続き圧迫材料。一方、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3302.91 +0.11%
28日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.11%(3.69ポイント)高の3302.91ポイントで引けた。日中の取引レンジは3277.48-3347.85となった。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、企業の増配期待も好感された。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退が足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 75170.45 -0.29%
28日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比220.05ポイント安(-0.29%)の75170.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.30ポイント安(-0.19%)の22888.15で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。1-3月期の国内総生産(GDP)などが週後半に発表される予定となり、神経質な値動きが続いている。また、利下げが当面実施されないとの観測も足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3109.57 -0.46%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.47ポイント安(-0.46%)の3109.57ポイントと反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる。中国と西側諸国の対立が不安視された。カナダの自動車業界でも、同国政府が米国に追随し、中国製EV(電気自動車)の輸入関税を引き上げるとの見方が広がっている。欧州連合(EU)の欧州委員会も現在、中国製EVに関する反補助金調査を実施中だ。また、25日閉幕した主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、「中国製品の過剰供給が貿易相手国の経済を損ねている」と中国を批判する共同声明が採択されている。対中圧力の高まりにより、中国経済が圧迫されると不安視される状況だ。ただ、下値は限定されている。産業支援策などの期待感で、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<AK>
28日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.58%(716.14ポイント)安の123779.54で引けた。日中の取引レンジは123537.03-125392.39となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米金利の上昇が足かせとなった。また、インフレ予想の上方修正なども引き続き圧迫材料。一方、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3302.91 +0.11%
28日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.11%(3.69ポイント)高の3302.91ポイントで引けた。日中の取引レンジは3277.48-3347.85となった。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、企業の増配期待も好感された。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退が足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 75170.45 -0.29%
28日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比220.05ポイント安(-0.29%)の75170.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.30ポイント安(-0.19%)の22888.15で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。1-3月期の国内総生産(GDP)などが週後半に発表される予定となり、神経質な値動きが続いている。また、利下げが当面実施されないとの観測も足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3109.57 -0.46%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.47ポイント安(-0.46%)の3109.57ポイントと反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる。中国と西側諸国の対立が不安視された。カナダの自動車業界でも、同国政府が米国に追随し、中国製EV(電気自動車)の輸入関税を引き上げるとの見方が広がっている。欧州連合(EU)の欧州委員会も現在、中国製EVに関する反補助金調査を実施中だ。また、25日閉幕した主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、「中国製品の過剰供給が貿易相手国の経済を損ねている」と中国を批判する共同声明が採択されている。対中圧力の高まりにより、中国経済が圧迫されると不安視される状況だ。ただ、下値は限定されている。産業支援策などの期待感で、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<AK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況