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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続落、米株安を警戒
配信日時:2024/05/27 10:44
配信元:FISCO
*10:44JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続落、米株安を警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 124305.57 -0.34%
24日のブラジル株式市場は6日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比423.83ポイント安(-0.34%)の124305.57で引けた。日中の取引レンジは124259.33-125257.27となった。
プラス圏でもみ合った後は後半マイナス圏に転落した。経済指標の悪化が警戒された。5月の消費者信頼感指数は前月の93.2から89.2に低下。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。ほかに、米高金利の長期化観測が外資の流出懸念を高めた。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、一段下値を探る展開は見られなかった。
【ロシア】MOEX指数 3396.50 -1.34%
24日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比46.29ポイント安(-1.34%)の3396.50ポイントで引けた。日中の取引レンジは3377.64-3442.36となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場やアジア市場の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、追加の利上げ観測も嫌気された。一方、原油価格が上昇したが、指数を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 75410.39 -0.01%
24日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比7.65ポイント安(-0.01%)の75410.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.55ポイント安(-0.05%)の22957.10で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。アジア市場の下落が警戒され、インド株にも売り圧力が強まった。また、米利下げ期待の後退や米金利高の長期化観測なども嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3088.87 -0.88%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.52ポイント安(-0.88%)の3088.87ポイントと続落した。約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米長期金利の上昇や、米中対立の激化懸念が投資家心理の引き続き重しとなっている。また、中国で来週27日に4月の工業企業利益、31日に5月の製造業PMI(国家統計局などが集計)などが公表されることも気がかり材料として意識された。ただ、下値は限定的。指数は約3週ぶりの安値水準で推移しているとあって、自律反発狙いの買いも散見される。一時プラス圏で推移した。
<NH>
24日のブラジル株式市場は6日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比423.83ポイント安(-0.34%)の124305.57で引けた。日中の取引レンジは124259.33-125257.27となった。
プラス圏でもみ合った後は後半マイナス圏に転落した。経済指標の悪化が警戒された。5月の消費者信頼感指数は前月の93.2から89.2に低下。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。ほかに、米高金利の長期化観測が外資の流出懸念を高めた。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、一段下値を探る展開は見られなかった。
【ロシア】MOEX指数 3396.50 -1.34%
24日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比46.29ポイント安(-1.34%)の3396.50ポイントで引けた。日中の取引レンジは3377.64-3442.36となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場やアジア市場の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、追加の利上げ観測も嫌気された。一方、原油価格が上昇したが、指数を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 75410.39 -0.01%
24日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比7.65ポイント安(-0.01%)の75410.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.55ポイント安(-0.05%)の22957.10で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。アジア市場の下落が警戒され、インド株にも売り圧力が強まった。また、米利下げ期待の後退や米金利高の長期化観測なども嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3088.87 -0.88%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.52ポイント安(-0.88%)の3088.87ポイントと続落した。約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米長期金利の上昇や、米中対立の激化懸念が投資家心理の引き続き重しとなっている。また、中国で来週27日に4月の工業企業利益、31日に5月の製造業PMI(国家統計局などが集計)などが公表されることも気がかり材料として意識された。ただ、下値は限定的。指数は約3週ぶりの安値水準で推移しているとあって、自律反発狙いの買いも散見される。一時プラス圏で推移した。
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