注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は上昇、買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大 【ブラジル】ボベスパ指数 108523.47 -1.47%3日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1617.17ポイント安(-1.47%)の108523.47で取引を終了した。110570.22から108184.98まで下落した。前日の終値近辺でもみあった後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、米利上げの長期化懸念の再燃も外資の流出懸念を高めた。ほかに、足元での景気低迷などが引き続き嫌気された。【ロシア】MICEX指数 2248.30 +0.21%3日のロシア株式市場は6日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比4.76ポイント高(+0.21%)の2248.30で取引を終了した。2216.63から2253.70まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の改善が支援材料。1月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の45.9から48.7まで上昇した。また、企業の好業績報告も好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の大幅下落が足かせとなった。また、米利上げの長期化懸念が再び高まっていることも指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 60841.88 +1.52%3日のインドSENSEX指数は上昇。前日比909.64ポイント高(+1.52%)の60841.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同243.65ポイント高(+1.38%)の17854.05で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。主要国の中央銀行による利上げが終盤に差し掛かっているとの観測が好感された。また、政府が電気自動車(EV)及び付随産業への予算は前年度から2倍に引き上げられたとの報道も同セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3263.41 -0.68%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.26ポイント安(-0.68%)の3263.41ポイントと3日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は今年に入り上昇基調を強め、足もとでは約5カ月半ぶりの高値水準を回復している。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収もネガティブ。人民銀は3日、リバースレポ取引により、満期分との差引で2960億人民元を市中から引き揚げた。前日は4010億人民元を吸収している。 <FA> 2023/02/06 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、外資の流出懸念が後退している 【ブラジル】ボベスパ指数 110140.64 -1.72%2日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1932.91ポイント安(-1.72%)の110140.64で取引を終了した。112943.15から109746.74まで下落した。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。金利の高止まりがブラジル経済を疲弊させるとの懸念が圧迫材料。なお、ブラジル中央銀行はきのう2日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を予想通り13.7%に据え置くと発表した。また、1月の自動車販売台数(ブラジル自動車販売店連盟)は前月の21万6920台から14万2827台に大幅減少した。一方、通貨レアル高や米ハイテク株高が指数をサポートした。【ロシア】MICEX指数 2243.54 +0.60%2日のロシア株式市場は5日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比13.39ポイント高(+0.60%)の2243.54で取引を終了した。2228.56から2249.56まで上昇した。買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。主要国中央銀行の利上げが終盤に差し掛かっているとの観測を受け、外資の流出懸念が後退している。また、欧州株が堅調だったことも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標や原油安などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59932.24 +0.38%2日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比224.16ポイント高(+0.38%)の59932.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.90ポイント安(-0.03%)の17610.40で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。米金利の低下を受け、外資の流出懸念が後退。国内では、2023年度予算の公表を受け、対象セクターへの物色する動きが活発となった。なお、政府は製造業や航空業、循環経済などを重視する姿勢を示しているほか、歳出は2022年度から拡大することも明らかにした。【中国本土】上海総合指数 3285.67 +0.02%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.75ポイント高(+0.02%)の3285.67ポイントと小幅ながら続伸した。昨年8月17日以来、約5カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。中国景気の持ち直し期待が持続する流れ。リオープン(経済再開)の進展、当局の経済支援スタンスなどが支えだ。1月31日に習近平・総書記(国家主席)が主宰した共産党中央政治局の研究会では、科学技術の「自立自強」ペースを拡大すると強調し、消費拡大に向けて長期戦略を確立するとの戦略が表明されている。また、米金融引き締めの警戒感が後退し、米10年債利回りが急低下していることも好材料だ。ただ、売り圧力が意識される中で上値は重い。1月の本土市場では、上海総合指数の累計騰落率はプラス5.4%となり、2010年以降で最も良好なパフォーマンスを達成した。 <FA> 2023/02/03 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、景気減速懸念の高まりが圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 112073.55 -1.20%1日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1356.99ポイント安(-1.20%)の112073.55で取引を終了した。113597.64から110729.47まで下落した。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。景気減速懸念の高まりが圧迫材料。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年のブラジル経済成長率が22年の4%(予想)から1.8%に鈍化すると予測した。金利の高止まりや不安定な政治環境などが指摘された。また、輸出の減少なども足かせ。1月の輸出総額は前月と予想を下回った。一方、米利上げ長期化懸念の後退や海外株高などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MICEX指数 2230.15 +0.20%1日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比4.55ポイント高(+0.20%)の2230.15で取引を終了した。2224.95から2247.12まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。海外株高が支援材料となり、ロシア株への買いは継続した。また、米利上げの長期化懸念が後退していることも引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、弱い経済指標が足かせとなった。1月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の53.0から52.6まで低下した。【インド】SENSEX指数 59708.08 +0.27%1日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比158.18ポイント高(+0.27%)の59708.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.85ポイント安(-0.26%)の17616.30で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米利上げ長期化懸念の後退を受け、外資の流出懸念が緩和された。また、財政赤字が目標範囲内に収まるとの観測も好感された。2022年4-12月の財政赤字は22年度目標の60%にとどまったと報告された。ほかに、景気対策への期待が高まっていることが引き続き支援材料となった。なお、23年度の予算案はこの日に発表される予定だ。【中国本土】上海総合指数 3284.92 +0.90%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.25ポイント高(+0.90%)の3284.92ポイントと反発した。昨年8月17日以来、約5カ月半ぶりの高値水準を回復している。投資家のリスク選好が高まる流れ。米金融引き締めの警戒感後退、中国景気の持ち直しも改めて意識されている。1月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.1となり、景況判断の境目となる50を4カ月ぶりに上回った。また、国際通貨基金(IMF)は31日、最新の世界経済見通し(WEO)を公表し、うち中国については、23年の成長率を5.2%(前回4.4%)に上方修正している。指数は引けにかけて上げ幅を広げた。 <FA> 2023/02/02 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数はと5日ぶりに反落、売り圧力が意識される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 113430.54 +1.03%31日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1157.53ポイント高(+1.03%)の113430.54で取引を終了した。112144.78から113691.16まで上昇した。横ばいで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、米利上げ長期化懸念の後退が好感された。これに伴う外資の流出懸念が緩和されているもようだ。また、原油価格の上昇なども資源セクターの物色手掛かり。このほか、成長予想の上方修正が引き続き支援材料となった。【ロシア】MICEX指数 2225.60 +0.96%31日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比21.19ポイント高(+0.96%)の2225.60で取引を終了した。2202.76から2225.60まで上昇した。小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年、24年のロシア経済の成長予想をそれぞれ2.6%、0.6%引き上げ、プラス0.3%、2.1%とした。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、欧州市場の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 59549.90 +0.08%1月31日のインドSENSEX指数は強含み。前日比49.49ポイント高(+0.08%)の59549.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.20ポイント高(+0.08%)の17662.15で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが指数をサポート。2023年度の予算は翌日2月1日に公表される予定で、製造業など一連の支援策は明らかになる計画だ。【中国本土】上海総合指数 3255.67 -0.42%1月31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.65ポイント安(-0.42%)の3255.67ポイントと5日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。本土市場は春節(旧正月)連休前から取引再開した30日までの上昇で、上海総合指数が約5カ月ぶりの高値水準を回復していた。中国のリオープン(経済再開)進展や景況感の改善などで朝方は小高く推移したものの、好材料出尽くし感が浮上するなか、指数は程なくマイナス圏に沈んでいる。31日公表された1月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.1となり、景況判断の境目となる50を4カ月ぶりに上回っている。 <FA> 2023/02/01 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、高級賃貸物件の需要が増加している 【ブラジル】ボベスパ指数 112273.01 -0.04%30日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比43.15ポイント安(-0.04%)の112273.01で取引を終了した。112920.30から111823.63まで下落した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。インフレ加速観測が足かせとなった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年のインフレ予想が前回の5.48%から5.74%に引き上げられた。また、欧米市場の下落なども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が好感された。2023年の成長予想は前回調査の0.79%から0.80%に引き上げられた。【ロシア】MICEX指数 2204.41 +0.69%30日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比15.06ポイント高(+0.69%)の2204.41で取引を終了した。2189.12から2204.41まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の配当発表が好感され、関連銘柄の物色動きは活発になった。また、インフレ率の鈍化観測も支援材料。経済発展省はこのほど、2023年のインフレ率が5-6%になるとの見方を示した。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 59500.41 +0.29%30日のインドSENSEX指数は強含み。前日比169.51ポイント高(+0.29%)の59500.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.60ポイント高(+0.25%)の17648.95で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再びプラス圏に回復した。前日の欧米株高を受け、インド株も買いが先行。また、高級賃貸物件の需要が増加しているとの報告も同セクターの支援材料となった。ほかに、景気対策への期待が高まっていることが対象銘柄の物色手掛かり。なお、2023年度予算は2月1日に発表される予定だ。【中国本土】上海総合指数 3269.32 +0.14%春節(旧正月)連休明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.50ポイント高(+0.14%)の3269.32ポイントと小幅ながら4営業日続伸した。経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院(内閣に相当)は28日の常務会議で、「中国経済の着実な回復を後押しするため、消費促進策の完全な実行を要する」との認識を示した。地方政府は春節(旧正月)明けに、大規模な景気対策を相次ぎ発表している。また、連休中の消費活動が活発化する中、国内景気の早期持ち直しも期待された。ただ、上値は重い。指数は昨年8月以来の高値水準を回復しただけに、売り圧力が意識された。また、あす31日、1月の中国PMI(国家統計局などが集計)が公表されることも気がかり材料となっている。 <FA> 2023/01/31 09:35 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 112316.16 -1.63%27日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1861.39ポイント安(-1.63%)の112316.16で取引を終了した。114190.65から112044.46まで下落した。小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行が圧迫材料。また、原油など資源価格の下落も同セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、財政不安が払しょくされていないことが指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2189.35 +1.04%27日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比22.43ポイント高(+1.04%)の2189.35で取引を終了した。2167.33から2189.35まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、海外株高も買い安心感を与えた。このほか、中国の新型コロナウイルス新規感染がすでにピークを迎えたとの報告が対中輸出の拡大期待を高めた。【インド】SENSEX指数 59330.90 -1.45%27日のインドSENSEX指数は続落。前日比874.16ポイント安(-1.45%)の59330.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同287.60ポイント安(-1.61%)の17604.35で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIは前営業日27日までに5日連続の売り越しとなった。また、2023年予算の発表は2月1日に控え、慎重ムードも強まった。【中国本土】休場 <FA> 2023/01/30 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 114177.55 -0.08%26日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比92.52ポイント安(-0.08%)の114177.55で取引を終了した。114835.35から113591.04まで下落した。中盤は下値を模索する展開もみられたが、その後か前日の終値近辺まで回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。一方、指数の下値は限定的。海外株の上昇が指数を下支えした。また、原油など資源価格の上昇も同セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2166.92 -0.15%26日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比3.23ポイント安(-0.15%)の2166.92で取引を終了した。2183.77から2166.92まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。国内の景気低迷が改めて警戒されたほか、ウクライナ情勢をめぐる欧米との対立が緩和されていないことも圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。海外株高や中国経済の再開進展などが指数を下支えした。【インド】休場【中国本土】休場 <FA> 2023/01/27 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続落、欧州市場の下落が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 114270.07 +1.10%25日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1241.92ポイント高(+1.10%)の114270.07で取引を終了した。111927.22から114426.47まで上昇した。前半はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。通貨レアル高がブラジル株の支援材料。また、インフレ目標が引き上げられるとの観測も金融緩和期待を高めた。ほかに、中国経済の再開進展などが引き続き好感された。一方、欧州市場の下落が指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2170.15 -0.12%25日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比2.60ポイント安(-0.12%)の2170.15で取引を終了した。2176.61から2160.76まで下落した。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。欧州市場の下落が足かせとなった。また、ブレント原油先物の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。金鉱株の上昇などが指数を下支えした。また、通貨ルーブルの上昇も支援材料となった。【インド】SENSEX指数 60205.06 -1.27%25日のインドSENSEX指数は下落。前日比773.69ポイント安(-1.27%)の60205.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同226.35ポイント安(-1.25%)の17891.95で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日までに4日連続の売り越しとなった。また、通貨ルピー安の進行もインド株の売り圧力を強めた。このほか、2023年度予算の発表(2月1日の予定)を控え、見極めるムードが強まった。【中国本土】休場 <FA> 2023/01/26 09:49 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、米金利低下などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 113028.15 +1.16%24日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1290.87ポイント高(+1.16%)の113028.15で取引を終了した。111669.24から113040.25まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。米金利低下が好感され、買いが優勢。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料となった。ほかに、中国経済の再開進展が対中輸出の加速期待を高めた。一方、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ加速も足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2172.75 -0.57%24日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比12.56ポイント安(-0.57%)の2172.75で取引を終了した。2199.29から2172.75まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。IT銘柄の下落が指数の足かせとなった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米金利低下や米利上げの減速期待などがサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 60978.75 +0.06%24日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比37.08ポイント高(+0.06%)の60978.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.25ポイント安(-0.00%)の18118.30で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際にプラス圏を回復した。海外株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米利上げペースの減速観測も外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】休場 <NH> 2023/01/25 10:14 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、海外株高を受けインド株も買いが先行 【ブラジル】ボベスパ指数 111737.28 -0.27%23日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比303.36ポイント安(-0.27%)の111737.28で取引を終了した。113061.34から111541.82まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ加速が足かせとなった。1月22日まで1カ月間のFGV消費者物価指数(IPC-S)は0.62%上昇し、前回の0.49%と予想の0.55%を上回った。一方、指数の下値は限定的。海外株の上昇が支援材料となった。また、成長予想の上方修正も好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した調査では、2023年の成長予想が前回の0.77%から0.79%まで引き上げられた。【ロシア】MICEX指数 2185.31 +0.86%23日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比18.62ポイント高(+0.86%)の2185.31で取引を終了した。2164.89から2186.85まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、米利上げペースの減速観測が外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 60941.67 +0.53%23日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比319.90ポイント高(+0.53%)の60941.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同90.90ポイント高(+0.50%)の18118.55で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、2023年度予算の中で、一部業種に向けた税控除の優遇策が盛り込まれているとの観測も対象セクターの支援材料となった。このほか、米国の利上げの減速期待が外資の流出懸念を緩和させた。【中国本土】休場 <FA> 2023/01/24 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続落、内外景気の先行き不安が払しょくされていない 【ブラジル】ボベスパ指数 112040.64 -0.78%20日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比881.24ポイント安(-0.78%)の112040.64で取引を終了した。113024.87から111734.58まで下落した。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、ルラ大統領が大統領府襲撃事件の引責として軍最高司令官を更迭したことなど内部の混乱も足かせとなった。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。一方、海外株高などが指数を下支えした。【ロシア】MICEX指数 2166.69 -0.10%20日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比2.14ポイント安(-0.10%)の2166.69で取引を終了した。2173.71から2154.37まで下落した。中盤は下値を探る展開を示したが、その後は前日の終値近辺まで回復した。内外景気の先行き不安が払しょくされていないことが引き続き圧迫材料。また、ウクライナ情勢をめぐる欧米との対立が緩和されていないことも引き続き嫌気された。一方、指数の下値は限定的。海外市場や原油価格の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 60621.77 -0.39%20日のインドSENSEX指数は続落。前日比236.66ポイント安(-0.39%)の60621.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同80.20ポイント安(-0.44%)の18027.65で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。外国人投資家(FII)の大幅な売り越しが指数の足かせとなった。また、前日の米株安や米中景気の先行き不安が再び高まっていることも警戒された。【中国本土】上海総合指数 3264.81 +0.76%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比24.54ポイント高(+0.76%)の3264.81ポイントと3日続伸した。昨年8月以来の高値水準を回復している。前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国のリオープン(経済再開)進展、当局の経済重視スタンスが支えとなっている。週末から始まる春節連休(本土は23?27日休場)を前に、資金ひっ迫を避けるため、中国人民銀行(中央銀行)は多額の資金を連日で市中供給している。16?20日の1週間で、供給規模は満期到来分との差し引きで2兆450億人民元(約38兆8280億円)を記録した。週間ベースで過去最大を更新している。銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の1月分が寄り付き前に公表され、予想通り前月から据え置かれた。これに対する市場の反応は限定されている。 <FA> 2023/01/23 09:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、ルラ新政権による経済重視の姿勢が明確にしていることが好感 【ブラジル】ボベスパ指数 112921.88 +0.62%19日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比693.49ポイント高(+0.62%)の112921.88で取引を終了した。111306.96から113171.83まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。ルラ新政権による経済重視の姿勢が明確にしていることが好感された。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。海外株安が圧迫材料となったほか、米中景気の先行き不安が再び高まっていることも警戒された。【ロシア】MICEX指数 2168.83 -1.25%19日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比27.43ポイント安(-1.25%)の2168.83で取引を終了した。2193.93から2162.11まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株安が嫌気され、ロシア株にも売りが広がった。また、米中景気の先行き不安が再び高まっていることも輸出の伸び鈍化懸念を高めた。このほか、中国市場が今週末から旧正月大型連休に突入するため、積極的な買いが手控えられた。【インド】SENSEX指数 60858.43 -0.31%19日のインドSENSEX指数は小反落。前日比187.31ポイント安(-0.31%)の60858.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.50ポイント安(-0.32%)の18107.85で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。米中景気の先行き不安が再び高まっていることが警戒された。また、マイクロソフトやアマゾンなど各業界の世界大手が相次いで大型リストラを実施していることもインドの労働市場に悪影響を与えると嫌気された。ほかに、中国・香港市場が週末から旧正月大型連休に突入するため、慎重ムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3240.28 +0.49%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.87ポイント高(+0.49%)の3240.28ポイントと続伸した。中国景気の持ち直し期待が高まる流れ。国際通貨基金(IMF)のゴピナート筆頭副専務理事は18日、「中国経済は第2四半期以降に急回復する可能性がある」との見解を示した。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は19日、リバースレポ取引により、満期分との差引で4670億人民元を市中供給した。今週に入り、連日で大量資金を市中供給している。春節(旧正月)連休を週末に控え、資金ひっ迫を避ける狙いだ。ただ、全体としては動意を欠く。本土市場は週明け23-27日が休場とあって、様子見ムードも漂っている。 <CS> 2023/01/20 09:30 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、税制改革が対象銘柄の支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 111439.12 +2.04%17日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2226.46ポイント高(+2.04%)の111439.12で取引を終了した。109213.72から111577.45まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ目標が上方修正されるとの観測が好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強い。一方、米中景気の先行き不透明感が払しょくされていないことが足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2196.84 -1.26%17日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比28.06ポイント安(-1.26%)の2196.84で取引を終了した。2226.49から2196.84まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。米中景気の先行き不安が再び高まっていることが圧迫材料。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、企業の好業績報告などが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 60655.72 +0.94%17日のインドSENSEX指数は反発。前日比562.75ポイント高(+0.94%)の60655.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同158.45ポイント高(+0.89%)の18053.30で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。税制改革が対象銘柄の支援材料。政府はこのほど、原油に課している超過利潤税の引き下げを決定したほか、航空燃料やディーゼルの輸出関税も下方修正。また、過半数の大手企業が2023年の経済見通しに楽観的な見方を示したことも好感された。【中国本土】上海総合指数 3224.25 -0.10%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.35ポイント安(-0.10%)の3224.25ポイントと4日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに上昇し、足もとで約4カ月ぶりの高値水準を回復していた。中国の人口減も不安材料としてくすぶる。中国の総人口は2022年末時点で14億1175万人となり、前年末比で85万人の減少。複数メディアによると、人口減は1961年以来、61年ぶりとなる。経済成長の鈍化につながると懸念された。一方、取引時間中に公表された中国経済指標はそれほど悪い内容ではない。注目の2022年中国国内総生産(GDP)成長率は前年比3.0%となり、市場予想(2.7%)を上回っている。ほか、12月の小売売上高は前年同月比で1.8%減少したが、マイナス幅は、市場予想(9.0%減)と11月実績(5.9%減)から大幅に縮小した。 <NH> 2023/01/18 10:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油などの輸出増加報告が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 110916.08 -0.84%16日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比934.14ポイント安(-0.84%)の110916.08で取引を終了した。111,846.71から110,427.64まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。成長予想の下方修正が嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の0.78%から0.77%まで下方修正された。また、2023年末の政策金利予想も前回の12.25%から12.50%に引き上げられた。このほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MICEX指数 2199.94 +0.64%16日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比24.96ポイント高(+1.13%)の2224.90で取引を終了した。2204.46から2224.90まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油などの輸出増加報告が好感された。エネルギー省の発表によると、2022年の原油輸出は前年比で7%増加したという。これにより、原油及び天然ガスに関連した歳入は28%拡大したと報告されている。また、米国の利上げペースの鈍化観測も外資の流出懸念を後退させた。このほか、企業の好業績報告などがサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 60092.97 -0.28%16日のインドSENSEX指数は小反落。前日比168.21ポイント安(-0.28%)の60092.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同61.75ポイント安(-0.34%)の17894.85で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日までに15日連続の売り越しとなった。また、足元での景気低迷なども引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3227.59 +1.01%週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比32.29ポイント高(+1.01%)の3227.59ポイントと3日続伸した。昨年9月以来、約4カ月ぶりの高値水準を回復している。前営業日までの好調地合いを継ぐ流れ。中国のリオープン(経済再開)進展、当局の経済対策に対する期待感が投資家心理を上向かせている。資金流入もプラス。本土・香港間の相互取引スキームを通じた先週13日の売買では、香港経由の本土株取引が大幅な買い越しだった(16日前場も大幅買い越し)。香港・海外の投資家は、昨年11月から買い越しに転じている。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給も支援材料。人民銀は朝方、中期貸出制度(MLF)を通じ、満期到来分との差引で790億人民元の資金を市場に供給した。ほか、リバースレポを通じ、差引1540億人民元の短期資金も供給している。 <FA> 2023/01/17 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、弱い経済指標が足かせに 【ブラジル】ボベスパ指数 110916.08 -0.84%13日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比934.14ポイント安(-0.84%)の110916.08で取引を終了した。111,846.71から110,427.64まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。弱い経済指標が足かせに。11月の経済活動指数は前年比で1.65%増となり、前月の3.75%増(改定値)と予想の2.25%増を下回った。またボルソナロ前大統領の支持者らに襲撃された事件で、トレス前法相が逮捕されたことなど政治的な混乱も引き続き警戒された。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇や米金利の低下などが指数をサポートした。【ロシア】MICEX指数 2199.94 +0.64%13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.01ポイント高(+0.64%)の2199.94で取引を終了した。2179.82から2204.18まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が同セクターの物色手掛かり。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。このほか、米中景気の回復期待が高まっていることが好感された。【インド】SENSEX指数 60261.18 +0.51%13日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比303.15ポイント高(+0.51%)の60261.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同98.40ポイント高(+0.55%)の17956.60で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が支援材料。11月の鉱工業生産増加率(前年同月比)はプラス7.1%となり、前月のマイナス4.2%(改定値)と予想のプラス2.8%を上回った。これは5カ月ぶりの高水準を記録。また、12月の消費者物価指数(CPI)も5.72%となり、前月の5.88%と予想の5.90%を下回ったほか、12カ月ぶりの低水準となった。このほか、IT業界の好業績報告などが同セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3195.31 +1.01%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.86ポイント高(+1.01%)の3195.31ポイントと続伸した。約1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国のリオープン(経済再開)進展や、当局の景気テコ入れスタンスで、国内経済が早期に持ち直すと期待されている。人民元高の動きもプラス。米金利低下を受け、外国為替市場でオフショア人民元(対米ドル)は上昇基調を強めた。12月の米消費者物価指数(CPI)が鈍化する中、米債券市場では米10年債利回りが急低下している。中国指標もそれほど悪くない。取引中に公表された昨年12月の中国貿易統計は、ドル建ての輸出と輸入がマイナス成長を強いられたものの、減少率は予想より小幅だった。 <FA> 2023/01/16 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済の持ち直しが期待される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 111850.22 -0.59%12日のブラジル株式市場は7日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比666.86ポイント安(-0.59%)の111850.22で取引を終了した。113128.80から110981.59まで下落した。前半は軟調な展開を示したが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。海外株の上昇が支援材料となった。また、米金利の低下や米インフレ率のピーク達成なども外資の流出懸念を後退させた。【ロシア】MICEX指数 2185.93 -0.05%12日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比1.05ポイント安(-0.05%)の2185.93で取引を終了した。2194.80から2177.36まで下落した。前半はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。輸出企業の下落が足かせに。通貨ルーブル高が圧迫材料となったもようだ。一方、指数の下値は限定的。欧米株高が支援材料となった。また、原油価格の上昇も資源銘柄の物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 59958.03 -0.25%12日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比147.47ポイント安(-0.25%)の59958.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.50ポイント安(-0.21%)の17858.20で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日までに13日連続の売り越しとなった。また、インフレ高進に伴う生活費危機の発生報告なども警戒された。【中国本土】上海総合指数 3163.45 +0.05%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.61ポイント高(+0.05%)の3163.45ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済の持ち直しが期待される流れ。中国のリオープン(経済再開)進展や、中国当局の景気テコ入れスタンスが改めて材料視されている。原油や銅などの商品市況高も追い風。昨夜のNY市場では、WTI原油先物が3.0%高で5日続伸した。ただ、全体としては上値が重い。米中の指標発表が気がかり材料として意識され、指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。12月の米消費者物価指数(CPI)は今夜(日本時間22時半ごろ)、同月の中国貿易統計はあす公表される。寄り付き直後に公表された昨年12月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス1.8%で市場予想と一致、生産者物価指数(PPI)はマイナス0.7%と市場予想(マイナス0.1%)以上に下落した。 <FA> 2023/01/13 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、前日の終値近辺一進一退の展開 【ブラジル】ボベスパ指数 112517.08 +1.53%11日のブラジル株式市場は6日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1700.37ポイント高(+1.53%)の112517.08で取引を終了した。110752.00から112552.12まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。米長期金利の低下が支援材料となり、ブラジル株への買いが継続。また、欧米市場の上昇なども買い安心感を与えた。ほかに、原油など資源価格の上昇が同セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2186.98 +1.27%11日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比27.47ポイント高(+1.27%)の2186.98で取引を終了した。2153.55から2190.40まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇など海外環境の改善が支援材料。また、原油など商品相場の上昇も資源銘柄の物色手掛かりとなった。ほかに、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。【インド】SENSEX指数 60105.50 -0.02%11日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比9.98ポイント安(-0.02%)の60105.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.45ポイント安(-0.10%)の17895.70で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺一進一退の展開を示した。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日までに12日連続の売り越しとなった。また、財政赤字目標の引き下げが財政支出の減少懸念を強めた。ゴールドマン・サックス証券は最新リポートで、2023年の財政赤字目標が国内総生産(GDP)の5.9%に設定されると予測した。予想通りなら前年度の6.4%をやや下回る。【中国本土】上海総合指数 3161.84 -0.24%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.67ポイント安(-0.24%)の3161.84ポイントと続落した。重要な経済指標の発表前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす12日、昨年12月の物価統計、13日に貿易統計が公表される。内容を見極めたいとするスタンスが強まった。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国リオープン(経済再開)の進展が改めて材料視され、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <FA> 2023/01/12 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、原油価格の上昇が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 110816.71 +1.55%10日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1687.14ポイント高(+1.55%)の110816.71で取引を終了した。108478.19から111193.43まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル高がブラジル株の支援材料。また、米国のインフレ率のピーク観測も好感された。ほかに、中国経済の再開が進展していることが対中輸出の拡大観測を高めた。【ロシア】MICEX指数 2159.51 -0.18%10日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比3.99ポイント安(-0.18%)の2159.51で取引を終了した。2162.92から2145.14まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に向けて下げ幅を縮小させた。ロシア経済が2023年もマイナス成長を継続するとの観測が足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料。また、米インフレ率のピーク観測や中国経済の再開が進展していることなども好感された。【インド】SENSEX指数 60115.48 -1.04%10日のインドSENSEX指数は反落。前日比631.83ポイント安(-1.04%)の60115.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同187.05ポイント安(-1.03%)の17914.15で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日までに10日連続の売り越しとなった。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控え、慎重ムードも強まった。【中国本土】上海総合指数 3169.51 -0.21%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.58ポイント安(-0.21%)の3169.51ポイントと7営業日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで6連騰し、約1カ月ぶりの高値水準を回復していた。ただ、下値は限定的。中国リオープン(経済再開)の進展や、当局の景気重視スタンスが相場を下支えしている。中国人民銀行(中央銀行)の共産党委員会書記を務める郭樹清氏(中国銀行保険監督管理委員会主席を兼任)はこのほど、「中国の経済成長は迅速に正常化する」との見解を示した上で、民間企業への支援を強化し、プラットフォーム企業の健全な発展を促す方針を表明した。 <FA> 2023/01/11 09:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、原油高などが支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 109129.57 +0.15%9日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比165.87ポイント高(+0.15%)の109129.57で取引を終了した。108134.33から109937.57まで上昇した。前半はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。原油高などが支援材料となり、資源の一角に買いが継続。また、中国経済の再開が進展していることも好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、ボルソナロ前大統領の支持者数千人が議会などに突入したことなど政治面での混乱も警戒された。【ロシア】MICEX指数 2163.50 +0.33%9日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比7.11ポイント高(+0.33%)の2163.50で取引を終了した。2162.01から2169.71まで上昇した。高く寄り付いた後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外市場の上昇が買い安心感を与えた。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。ほかに、中国経済の再開が進展していることが対中輸出の拡大期待を高めた。【インド】SENSEX指数 60747.31 +1.41%9日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比846.94ポイント高(+1.41%)の60747.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同241.75ポイント高(+1.35%)の18101.20で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米金利の先高感が後退していることが外資の流出懸念を緩和させた。また、海外株高も買い安心感を与えた。国内では、2023年の不動産市場も好調に推移するとの観測が同セクターの物色手掛かりとなった。また、米・印の貿易フォーラムが11日から開催される予定となり、対米貿易の拡大期待も高まった。【中国本土】上海総合指数 3176.08 +0.58%週明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比18.45ポイント高(+0.58%)の3176.08ポイントと6日続伸した。約1カ月ぶりの高値水準を回復している。投資家のリスク選好が持続する流れ。中国リオープン(経済再開)の進展と当局の景気重視スタンスが引き続き材料視された。過度な景気懸念が後退している。共産党機関紙「人民日報」は8日付で、中国人民銀行(中央銀行)の党書記を務める郭樹清氏のインタビューを掲載。郭氏は「中国の経済成長は迅速に正常化する」との見解を示した。 <FA> 2023/01/10 09:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、前日までの好地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 107641.32 +2.19%5日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2306.86ポイント高(+2.19%)の107641.32で取引を終了した。105333.08から107743.23まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル高の進行が好感され、ブラジル株に買いが継続。また、11月の鉱工業生産が予想を上回ったことも買い安心感を与えた。一方、米国の金融引き締めの長期化懸念が指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2156.67 -0.54%5日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比11.75ポイント安(-0.54%)の2156.67で取引を終了した。2171.94から2154.16まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。米金融引き締めの長期化懸念が警戒され、売りが広がった。一方、指数の下値は限定的。プーチンウクライナ東南部の前線全域で36時間の停戦に入るとショイグ国防相に命じたことが好感されたもようだ。【インド】SENSEX指数 60353.27 -0.50%5日のインドSENSEX指数は続落。前日比304.18ポイント安(-0.50%)の60353.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同50.80ポイント安(-0.28%)の17992.15で取引を終えた。おおむねマイナス圏で推移し、後半は下げ幅を拡大させた。感染力の強いオミクロンBF.7型がベンガル州で4例確認されたことが警戒された。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせとなった。FIIはこの日までに8日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3155.22 +1.01%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.70ポイント高(+1.01%)の3155.22ポイントと4日続伸した。約3週ぶりの高値水準を切り上げている。前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国リオープン(経済再開)の進展期待が支援材料だ。新型コロナウイルスを巡っては、首都・北京を含む中国の大都市で、感染拡大ペースが鈍化し、人出が回復傾向を示している。「ゼロコロナ」政策解除による感染拡大の波がピークを迎えた可能性がある——との見方も浮上した。中国経済対策に対する期待感も根強い。中国人民銀行(中央銀行)は4日、「2023年は各種の金融政策ツールを適時に実施し、合理的で潤沢な流動性を維持する」と発表した。また、中国各地で地方版「両会」(人民代表大会と政治協商会議)が相次ぎスタート。複数の主要都市は、2023年のGDP成長目標を5%以上に設定している。22年1-9月GDP成長率は3.0%だっただけに、成長支援に向けた動きも加速すると予想された。 <NH> 2023/01/06 10:29 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、米ハイテク株安を受けIT関連などに売りが先行 【ブラジル】ボベスパ指数 105334.46 +1.12%4日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1168.72ポイント高(+1.12%)の105334.46で取引を終了した。103915.11から105627.28まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、連日の下落で値ごろ感も強い。ほかに、米景気減速懸念の緩和なども買い安心感を与えた。一方、原油価格の大幅続落などが資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2168.42 -0.20%4日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比4.26ポイント安(-0.20%)の2168.42で取引を終了した。2179.56から2162.06まで下落した。朝方はプラス圏でもみ合ったが、その後は売りに押された。原油安が嫌気され、資源銘柄を中心に売りが広がった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。一方、欧米市場が堅調だったが、ロシア市場をサポートするには力不足だった。【インド】SENSEX指数 60657.45 -1.04%4日のインドSENSEX指数は反落。前日比636.75ポイント安(-1.04%)の60657.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同189.60ポイント安(-1.04%)の18042.95で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。米ハイテク株安を受け、IT関連などに売りが先行。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせとなった。ほかに、マハーラーシュトラ州の国営電力3社の従業員が4日からストライキ突入しているとの報告が、電力供給の不安定性を高めた。【中国本土】上海総合指数 3123.52 +0.22%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.00ポイント高(+0.22%)の3123.52ポイントと小幅ながら3日続伸した。約3週ぶりの高値水準を回復している。中国リオープン(経済再開)の進展が好感される流れ。香港と中国本土に往来再開について、4日にも詳細が発表されると伝わった。新型コロナウイルスを巡っては、防疫措置の緩和以降、感染者が爆発的に増加したものの、コロナ拡大はピークを打ったとの見方もある。当局の発表によれば、広州では発熱外来の患者数が昨年12月23日以降に減少。首都・北京を含む中国の大都市では、感染拡大ペースが鈍化し、人出が回復傾向を示している。専門家によると、北京や上海、重慶などでも感染拡大の波が収束に向かいつつあるという。ただ、上値は重い。前日までの急ピッチな上昇を受け、売り圧力が意識された。また、中国人民銀行(中央銀行)が前日に続き、レポ取引を通じ市場から資金を吸収したことも嫌気されている。指数は安く推移する場面もみられた。 <FA> 2023/01/05 09:26 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、中ロ首脳の対話が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 104165.74 -2.08%3日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2210.28ポイント安(-2.08%)の104165.74で取引を終了した。106683.69から103,852.27まで下落した。小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。また、米ハイテク株の下落も投資家の不安心理を強めた。このほか、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2172.68 +0.86%年明け初商い3日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比18.56ポイント高(+0.86%)の2172.68で取引を終了した。2157.18から2174.23まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。中ロ首脳の対話が好感され、資源セクターを中心に買いが広がった。ロシアは今後も中国のエネルギー供給主要国であるとの位置付けは確定された。また、通貨ルーブル高の進行も支援材料。一方、米ハイテク株安など不安定な外部環境が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 61294.20 +0.21%3日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比126.41ポイント高(+0.21%)の61294.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.10ポイント高(+0.19%)の18232.55で取引を終えた。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。2023年度の予算に対する期待が高まっていることが支援材料。なお、23年度の予算は2月1日に発表される予定だ。また、電気自動車(EV)の販売が好調に進んでいることも同セクターの物色手掛かりとなった。2022年のEV販売台数は百万台に突入したと報告されている。【中国本土】上海総合指数 3116.51 +0.88%年明け初商い3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.25ポイント高(+0.88%)の3116.51ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。12月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)が大幅に下振れたことを受け、「当局は景気テコ入れスタンスを強める」との見方が広がった。人民元高の動きもプラス。3日の外国為替市場では、対米ドルのオフショア人民元が元高基調を強め、昨年8月の水準で推移している。人民元国際化の思惑が高まった。中国人民銀行(中央銀行)は12月30日、人民元の為替取引の時間を1月3日から延長すると発表。人民銀は声明文で、アジア、欧州、北米市場の取引時間帯をより多くカバーすることで、人民元建て資産の魅力を高める狙いと説明した。景況感悪化を嫌気した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は程なくプラスに転じている。 <NH> 2023/01/04 10:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、通貨レアル安が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 109734.60 -0.46%29日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比502.11ポイント安(-0.46%)の109734.60で取引を終了した。111177.53から109560.31まで下落した。プラス圏で推移した後は後半マイナス圏でもみ合った。通貨レアル安が足かせに。また、原油などが資源価格の下落も同セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米金利の低下などが外資の流出懸念をやや低下させた。【ロシア】MICEX指数 2147.06 +0.34%29日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比7.29ポイント高(+0.34%)の2147.06で取引を終了した。2134.48から2149.94まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。企業の配当発表が好感され、対象銘柄に買いが広がった。また、11月の鉱工業生産や小売売上高がそろって前月から改善したことも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。2022年、23年がマイナス成長に陥るとの見通しが指数の上値を抑えた。なお、2022年の成長率はマイナス2.7%になると予測されている。【インド】SENSEX指数 61133.88 +0.37%29日のインドSENSEX指数は強含み。前日比0.37%(223.60ポイント)高の61133.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.38%(68.50ポイント)高の18191.00で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。住宅販売が順調に伸びているとの報告が同セクターの支援材料。2022年の住宅成約件数は前年比50%増加したと報告されている。また、自動車産業の拡大計画なども好感された。政府は自動車産業を2024年まで2倍に拡大させる方針を示した。【中国本土】上海総合指数 3073.70 -0.44%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.70ポイント安(-0.44%)の3073.70ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国リオープン(経済再開)の進展に伴い、国内感染が急増していることがマイナス材料だ。経済活動が再び停滞すると懸念されている。また、米長期金利が上昇基調を強める中、人民元安進行の不安もくすぶる状況だ。 <NH> 2022/12/30 10:35 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、景気懸念がくすぶる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 110236.71 +1.53%28日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1658.51ポイント高(+1.53%)の110236.71で取引を終了した。108578.38から110535.56まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル高が支援材料となり、ブラジル株に買いが広がった。また、連日の下落で値ごろ感も強い。ほかに、ルラ新政権による景気対策への期待などが指数をサポートした。一方、海外株安や米ハイテク株安などが警戒された。【ロシア】MICEX指数 2139.77 -0.52%28日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比11.15ポイント安(-0.52%)の2139.77で取引を終了した。2152.47から2136.68まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。ほかに、海外市場の下落や通貨ルーブル安などがロシア株の売り圧力を高めた。【インド】SENSEX指数 60910.28 -0.03%28日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比17.15ポイント安(-0.03%)の60910.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.80ポイント安(-0.05%)の18122.50で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはきのう28日まで4日連続の売り越しとなった。また、米ハイテク株安がITセクターの圧迫材料。このほか、国内総生産(GDP)の先行指標だと言われている主要8産業の生産高が今週30日に発表される予定となり、慎重ムードも強い。【中国本土】上海総合指数 3087.40 -0.26%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.17ポイント安(-0.26%)の3087.40ポイントと3日ぶりに反落した。景気懸念がくすぶる流れ。中国リオープン(経済再開)を囃した買いが一巡し、国内経済の成長鈍化が懸念材料として改めて意識された。中国国家統計局は27日、今年1-11月にかけた工業企業の利益総額が前年同期比3.6%減だったと発表。マイナス成長は5カ月連続で、減少率は1-10月の3.0%から拡大している。また、リオープンに伴い、新型コロナウイルス感染は足もとで急拡大。消費活動が停滞するとの不安感も広がった。 <FA> 2022/12/29 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、中国経済の再開期待が高まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 108578.20 -0.15%27日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比159.55ポイント安(-0.15%)の108578.20で取引を終了した。109352.67から107418.40まで下落した。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。通貨レアル安の進行がブラジル株の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。中国の新型コロナウイルス防疫措置の変更に伴う経済の再開などが引き続き指数をサポートした。また、景気対策への期待も好感された。【ロシア】MICEX指数 2150.92 +0.55%27日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比11.71ポイント高(+0.55%)の2150.92で取引を終了した。2138.11から2154.35まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブル安の進行に伴う輸出銘柄の買いが広がったことが指数をサポート。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、積極的に上値を追う展開はみられなかった。【インド】SENSEX指数 60927.43 +0.60%27日のインドSENSEX指数は続伸。前日比361.01ポイント高(+0.60%)の60927.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同117.70ポイント高(+0.65%)の18132.30で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。アジア市場の上昇を受け、インド市場にも買いが広がった。また、中国経済の再開期待が高まっていることも支援材料。中国で実施されている新型コロナウイルスの水際対策(隔離措置)は2023年1月8日から撤廃される見通しだ。ほかに、景気対策への期待が高まっていることが引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3095.57 +0.98%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比30.01ポイント高(+0.98%)の3095.57ポイントに続伸した。新型コロナウイルス水際対策の見直しで買われる流れ。国務院(政府)は26日夜、2023年1月8日付で新型コロナウイルス感染症の法的分類を「乙類甲」から「乙類乙」に変更し、中国入国者全員に対するPCR検査と施設の集中隔離義務撤廃を発表した。現在は5日間の施設隔離と3日間の自宅隔離が義務付けられている。今後、陸路と水路による出入国も段階的に開放。中国人の海外旅行も解禁する方針だ。 <FA> 2022/12/28 10:02 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、企業の配当計画などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 108737.75 -0.87%26日のブラジル株式市場は6日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比959.82ポイント(-0.87%)安の108737.75で取引を終了した。109755.23から108308.77まで下落した。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が高まった。また、欧米市場がクリスマス休暇で休場となったため、積極的な買いも手控えられた。一方、指数の下値は限定的。中国経済の再開期待などが支援材料となった。【ロシア】MICEX指数 2139.21 +0.72%26日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比15.19ポイント高(+0.72%)の2139.21で取引を終了した。2126.40から2139.78まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。企業の配当計画の発表や好業績予想が好感されたもようだ。また、中国経済の再開期待なども引き続き支援材料。一方、欧米市場がクリスマス休暇で休場となったため、閑散取引が続いた。【インド】SENSEX指数 60566.42 +1.21%26日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比721.13ポイント高(+1.21%)の60566.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同207.80ポイント高(+1.17%)の18014.60で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、インド株にも買いが広がった。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発になった。ほかに、2022年度の欧州連合(EU)向けの医薬品輸出額が過去最高を記録するとの見通しが関連銘柄の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3065.56 +0.65%週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比19.69ポイント高(+0.65%)の3065.56ポイントと8日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行。上海総合指数は先週末まで7日続落し、連日で約1カ月半ぶりの安値水準を更新していた。もっとも、上値は重い。国内各地で新型コロナウイルスの感染爆発が伝えられる中、経済活動の混乱が引き続き危ぐされた。 <NH> 2022/12/27 10:13 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続伸、インフレ率の低下を好感 【ブラジル】ボベスパ指数 109697.57 +2.00%26日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2146.05ポイント(+2.00%)高の109697.57で取引を終了した。107551.70から109994.23まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。インフレ率の低下が好感され、追加の金融引き締め懸念が後退した。また、原油価格の上昇なども資源セクターの物色手掛かり。このほか、米株高などが買い安心感を与えた。【ロシア】MICEX指数 2124.02 +0.05%23日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比1.11ポイント高(+0.05%)の2124.02で取引を終了した。2110.59から2128.27まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤は買い戻された。原油価格の上昇が支援材料となった。ロシア政府は原油の減産に踏み切ると発言。一方、指数の上値は重い。ウクライナ情勢をめぐる欧米との対立が緩和されていないことが引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 59845.29 -1.61%23日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比980.93ポイント安(-1.61%)の59845.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同320.55ポイント安(-1.77%)の17806.80で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を拡大させた。米金融引き締めの長期化懸念が嫌気された。また、中国での新型コロナウイルス感染の急増なども世界の経済活動の回復遅れ懸念を強めた。国内では、足元での景気低迷が続いていることが引き続き嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3045.87 -0.28%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.56ポイント安(-0.28%)の3045.87ポイントと7日続落した。11月10日以来、約1カ月半ぶりの安値を付けている。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。前日の終値付近でもみ合う展開だった。国内各地で新型コロナウイルスの感染爆発が発生する中、経済活動の混乱も危惧された。上海や北京など主要都市で人流が減少し、一部の商業施設や工場などは時間短縮や休業を余儀なくされている。ただ、大きく売り込む動きはみられない。指数はこのところの下げが急ピッチだったこともあり、値ごろ感に着目した買いも散見される。 <NH> 2022/12/26 10:35 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は6日続落、新型コロナウイルス感染拡大が投資家心理の重し 【ブラジル】ボベスパ指数 107551.52 +0.11%22日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比118.38ポイン高(+0.11%)の107551.52で取引を終了した。106509.70から108382.66まで上昇した。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は買い戻された。ルラ新政権の予算案が下院で通過したことを受け、景気対策への期待が高まった。また、通過レアル高の進行もブラジル株の支援材料。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、米金融引き締めの長期化懸念も嫌気された。【ロシア】MICEX指数 2122.91 +0.32%22日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比6.78ポイント高(+0.32%)の2122.91で取引を終了した。2114.91から2134.48まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。通貨ルーブルが対米ドルで急反発したことがロシア株の支援材料。また、取引時間内に原油価格が上昇したことも資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、足元での景気低迷や欧米金融引き締めの長期化懸念が引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 60826.22 -0.39%22日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比241.02ポイント安(-0.39%)の60826.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同71.75ポイント安(-0.39%)の18127.35で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インド準備銀行(中央銀行)のタカ派発言を受け、追加の利上げ懸念が高まった。また、中国での新型コロナウイルス新規感染の急増なども圧迫材料。このほか、足元での景気低迷などが引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3054.43 -0.46%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.98ポイント安(-0.46%)の3054.43ポイントと6日続落した。約1カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。新型コロナウイルス感染拡大が投資家心理の重し。感染者が急増した上海市などでは、医療体制と医薬品がひっ迫し、従業員の感染で休業を余儀なくされる企業が相次ぐ状況だ。また、中国本土の機関投資家(銀行、投信会社など)に欠勤者が急増し、株式、為替などの各金融市場では商いが細っているという。リオープン(経済再開)が進んでいる点はプラスとなるものの、その半面、感染者増の悪影響も指摘されている。中国経済対策の期待感が根強い中、指数は小高く推移していたが、引けにかけてマイナスに転じた。 <FA> 2022/12/23 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、世界景気の先行き不安や欧米金融引き締めの長期化観測 【ブラジル】ボベスパ指数 107433.14 +0.53%21日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比569.03ポイン高(+0.53%)の107433.14で取引を終了した。106065.73から107991.07まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。ルラ新政権の予算案が下院で通過したことが好感されたもようだ。現地メディアによると、連邦議会下院は総額320億米ドル(約4兆2240億円)に上るルラ新政権の予算を承認したという。また、米景気先行き不安の後退も支援材料となった。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株のサポート材料となった。【ロシア】MICEX指数 2116.13 -0.15%21日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比3.24ポイント安(-0.15%)の2116.13で取引を終了した。2139.49から2102.24まで下落した。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。通貨ルーブル安の進行が圧迫材料となり、ロシア株の売りが継続。また、欧米の金利高なども警戒された。一方、指数の下値は限定的。米景気不安の後退などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 61067.24 -1.03%21日のインドSENSEX指数は続落。前日比635.05ポイント安(-1.03%)の61067.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同186.20ポイント安(-1.01%)の18199.10で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。世界景気の先行き不安や欧米金融引き締めの長期化観測などが指数を圧迫。また、2022年度下半期の電力需要が減少するとの観測も経済活動の伸び鈍化懸念を強めた。このほか、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3068.41 -0.17%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.36ポイント安(-0.17%)の3068.41ポイントと5日続落した。約1カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。新型コロナウイルス新規感染の急増が不安視される流れ。北京大学病院の専門家は、「コロナ感染は『爆発期』に入った」との見解を示した。感染流行は1月下旬の春節以降も続くとの見方もある。足もとの経済活動停滞も不安視される状況だ。世界銀行は20日発表したリポートで、中国の2022年GP)成長予想を2.7%と予測。9月時点の予測値(2.8%)から0.1ポイント引き下げている。新型コロナの感染拡大、防疫措置の見直しなどの面で不確実性が残るほか、不動産業界の直面する圧力がマクロ経済や金融システムに影響を及ぼす恐れがあると指摘した。もっとも、下値は限定されている。中国人民銀行(中央銀行)がリバースレポによる資金供給を続けていることや、政府の経済対策に対する期待感が相場を下支えした。 <FA> 2022/12/22 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、予想を下回る配当の発表が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 106864.11 +2.03%20日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2124.36ポイン高(+2.03%)の106864.11で取引を終了した。104606.87から107792.12まで上昇した。小幅安で寄り付いた後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まったほか、通貨レアル高の進行も支援材料。また、景気対策への期待が高まっていることも指数をサポートした。ほかに、2023年の成長予想の上方修正などが引き続き好感された。一方、欧米の金融引き締めの長期化懸念が引き続き指数の足かせになった。【ロシア】MICEX指数 2119.37 -0.50%20日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比10.61ポイント安(-0.50%)の2119.37で取引を終了した。2119.37から2070.58まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。ルクオイル(LKOH)の急落が指数の足かせとなった。予想を下回る配当の発表が嫌気されたもようだ。また、欧米の金利高なども外資の流出懸念を強めた。一方、銀行などへの買いが広がったことが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 61702.29 -0.17%20日のインドSENSEX指数は小反落。前日比103.90ポイント安(-0.17%)の61702.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.15ポイント安(-0.19%)の18385.30で取引を終えた。売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤は上げ幅を縮小させた。欧米の金利高などを受け、外資の流出懸念が強まった。また、中国のコロナ防疫措置の緩和に伴う国内の混乱が生じていることも圧迫材料。国内では、経済活動指数の鈍化観測が嫌気された。ビジネスや消費活動の伸び鈍化がこうした観測の背景にある。【中国本土】上海総合指数 3073.77 -1.07%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.35ポイント安(-1.07%)の3073.77ポイントと4日続落した。約1カ月半ぶりの安値水準に低迷している。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国で新型コロナウイルス感染が急増し、足もとの経済活動が停滞すると不安視されている。ワールド・エコノミクスが19日発表した最新調査によると、今年12月の中国企業信頼感(business confidence)は、調査開始の2013年1月以降で最低水準に落ち込んだ。中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した銀行貸出指標となる12月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は、予想通り1年物(前月は3.65%)と5年物(同4.30%)がそれぞれ前月(11月)と同水準に続き据え置かれた。 <FA> 2022/12/21 09:39

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