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注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、ブラジル株の上昇観測が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 103653.82 +1.50%23日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1531.45ポイント高(+1.50%)の103653.82で取引を終了した。101736.3から103841.2まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落したが、その後は再び買い戻された。ブラジル株の上昇観測が好感され、買い戻しが広がった。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、ボベスパ指数が年末までに120000ポイントの大台に乗せるとの予想を示した。予想通りなら前日の終値水準から18%の上昇となる。また、鉄鉱石価格の上昇も鉄鋼や鉄鉱石関連の物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 3960.33 +2.26%23日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比87.56ポイント高(+2.26%)の3960.33で取引を終了した。3776.61から3974.76まで上昇した。売りが先行した後は買いが戻され、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格がこの日大幅に回復したことも資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、景気対策への期待などが引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 58664.33 +0.34%23日のインドSENSEX指数は5営業日ぶりに反発。前日比198.44ポイント高(+0.34%)の58664.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同86.80ポイント高(+0.50%)の17503.35で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長加速期待が好感された。新型コロナウイルスワクチンの普及を受け、成長率が予想以上に加速すると期待されている。10-12月期の成長率について、一部では8.1%まで加速するとみている。また、2021年度の財政赤字が同年度の国内総生産(GDP)の6.6%にとどまるとの見通しも、財政支出の拡大期待を高めた。ほかに、両指数ともきのう22日まで4日続落しており、値ごろ感から下値を拾う動きが活発になった。【中国本土】上海総合指数 3589.09 +0.20%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.01ポイント高(+0.20%)の3589.09ポイントと3日続伸した。約1カ月ぶりの高値水準を回復している。中国の経済対策に期待感。市場では、景気腰折れを回避するため、中国人民銀行(中央銀行)が緩和的な金融政策に舵を切る——との見方が広がっている。ただ、全体としては上値が重い。欧州各国で新型コロナウイルス感染再拡大に歯止めがかからず、欧州景気の落ち込みが中国経済にも悪影響を及ぼすと危惧されている。指数は引けにかけて上げ幅をやや縮小させた。 <CS> 2021/11/24 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、安寄り後に買われる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 103035.00 +0.59%19日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比609.00ポイント高(+0.59%)の103035.00で取引を終了した。102143.2から103975.3まで下落した。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、資源関連の上昇も指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。財政不安への懸念が払しょくされていないことが引き続き足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4016.47 -1.89%19日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比77.38ポイント安(-1.89%)の4016.47で取引を終了した。4127.00から4000.26まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。ブレント原油価格はこの日、2%以上下落した。また、国内での新型コロナウイルス感染の増加も懸念材料。ほかに、予想以上の成長鈍化などが引き続き嫌気された。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3560.37 +1.13%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比39.66ポイント高(+1.13%)の3560.37ポイントと反発した。約3週ぶりの高値水準を回復している。安寄り後に買われる流れ。新型コロナウイルス感染の落ち着きが改めて材料視された。国家衛生健康委員会の発表によれば、新規の市中感染は、足もとで1ケタ台が続いている。中国政府は強制検疫(隔離)なしの香港からの渡航者受け入れについて、12月第1週に開始するもよう——とも伝わった。当初は12月17日の開始を計画していたが、前倒しで実施する方針という。米中関係の改善期待も支え。クリントン元米国務長官は19日、「バイデン政権は対中制裁関税の一部撤廃を見込んでいる」との認識を示した。指数は中盤から上げ幅を広げている。 <CS> 2021/11/22 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続落、海外市場の下落 【ブラジル】ボベスパ指数 102426.00 -0.51%18日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比522.45ポイント安(-0.51%)の102426.00で取引を終了した。103757.3から102014.00まで下落した。プラス圏でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。弱い外部環境が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。国内では、インフレ率の高止まりに伴う追加の利上げ懸念が引き続き圧迫材料。また、財政不安への懸念も引き続き指数の足かせとなった。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、内需関連の一角に買いが広がった。【ロシア】MOEX指数 4093.85 -1.33%18日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比55.17ポイント安(-1.33%)の4093.85で取引を終了した。4150.57から4082.17まで下落した。おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。予想以上の成長鈍化が嫌気された。7-9月期の国内総生産(GDP、速報)成長率は前期の10.5%から4.3%に鈍化。予想(4.5%)以上の落ち込みとなった。また、インフレ率の加速やさえない海外環境も足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59636.01 -0.62%18日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比372.32ポイント安(-0.62%)の59636.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同133.85ポイント安(-0.75%)の17764.80で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外市場の下落を受け、インド株も売りが広がった。また、インフレ率の高止まりなどが引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3520.71 -0.47%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.66ポイント安(-0.47%)の3520.71ポイントと反落した。中国経済の回復ペース鈍化が改めて警戒される流れ。新型コロナウイルス国内感染が直近で減少しているものの、中国は各地で移動制限が強化されている。もっとも大きく売り込む動きはみられない。米中関係の悪化懸念が薄らぐ中、産業サプライチェーンの正常化が期待されている。 <FA> 2021/11/19 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、原油価格の下落が指数の上値を抑えた 【ブラジル】ボベスパ指数 102948.45 -1.39%17日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1455.20ポイント安(-1.39%)の102948.45で取引を終了した。105535.2から102551.2まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ボルソナーロ大統領のバラマキ色の強い政策を受け、財政不安が改めて警戒されたもようだ。また、追加の利上げ懸念も指数の足かせに。政策金利であるセリック金利について、年末まで現在の7.75%から9.25%まで引き上げられると予測されている。【ロシア】MOEX指数 4149.02 +0.70%17日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比29.00ポイント高(+0.70%)の4149.02で取引を終了した。4101.96から4149.02まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を拡大させた。米長期金利の低下がロシアなど新興国からの資金流出懸念を後退させた。また、ベラルーシ国境をめぐる欧州との対立がやや緩和されていることもサポート材料となった。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 60008.33 -0.52%17日のインドSENSEX指数は続落。前日比314.04ポイント安(-0.52%)の60008.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.55ポイント安(-0.56%)の17898.65で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日までに4日ぶりの売り越しとなった。また、格付け会社フィッチ・レーティングスがインドの格付け見通しを「ネガティブ」に維持したことも嫌気された。フィッチは最新リポートで、インドの格付けも投資適格等級で最も低い「BBBマイナス」に据え置いた。2021年度の成長率について、8.7%になると予測。ほかに、インド株の割高感が強いとの指摘が引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3537.37 +0.44%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.58ポイント高(+0.44%)の3537.37ポイントと3日ぶりに反発した。対外関係の改善期待が強まる流れ。王岐山・副主席は17日のフォーラムで、「世界から孤立した状態で中国の発展はあり得ない」と発言し、世界経済成長のため各国と協力することや、外国からの投資開放を進める考えを示した。また、前日にはバイデン米大統領と習近平・国家主席がオンライン会談。台湾問題などで応酬はあったものの、偶発的な衝突を回避し、対話を継続する必要性の認識で一致した。 <CS> 2021/11/18 09:30 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、成長率の鈍化観測が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 104403.3 -1.82%休み明けとなる16日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1931.2ポイント安(-1.82%)の104403.3で取引を終了した。106971.2から104112.8まで下落した。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。成長率の鈍化観測が嫌気された。ブラジル中央銀行はこのほど、2021年の成長率について、2.5-3.0%にとどまるとの見通しを示した。また、中銀は、財政収支の悪化も警告した。このほか、追加の利上げ観測が引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4120.02 -0.37%16日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比15.12ポイント安(-0.37%)の4120.02で取引を終了した。4158.31から4094.15まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。景気の減速懸念が引き続き警戒された。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率について、前期の10.5%から4.5%に減速すると予測されている。また、取引時間内での原油価格が不安定な展開を示したことも足かせに。一方、景気対策への期待などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 60322.37 -0.65%16日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比396.34ポイント安(-0.65%)の60322.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同110.26ポイント安(-0.61%)の17999.20で取引を終えた。おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。インフレ率の高止まりが追加の金融緩和期待を後退させた。10月の卸売物価指数(WPI)は前年比で12.54%上昇し、5カ月ぶり高水準を記録。また、インド株が割高だとの指摘も売り圧力を強めた。 香港に本拠を置く証券会社CLSAは最新リポートで、インド株の割高を指摘し、確定売りの時期だとの見方を示した。これより先、ゴールドマン・サックス証券、野村インターナショナル、モルガン・スタンレー証券(MS)なども相次いでインド株を格下げした。【中国本土】上海総合指数 3521.79 -0.33%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.52ポイント安(-0.33%)の3521.79ポイントと続落した。中国景気の先行き不安がくすぶる流れ。前日公表された10月の各種経済統計では、不動産関連の指標が軒並み低迷した。不動産業の落ち込みが鮮明化する中、経済全体に対する悪影響も懸念されている。米中首脳のオンライン会談が波乱なく終了し、両国関係の改善期待が強まる中で買われる場面がみられたものの、上値は重く、指数は中盤から再びマイナスに転じた。 <CS> 2021/11/17 09:09 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、米中関係改善への期待 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 4135.14 +0.33%15日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比13.48ポイント高(+0.33%)の4135.14で取引を終了した。4111.04から4162.02まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は後半に上げ幅をやや拡大させた。欧州市場の上昇がサポート材料となり、ロシア株も買われる展開となった。一方、ブレント原油価格が伸び悩んでいることが足かせとなった。また、景気の減速懸念などが指数の上値を抑えた。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率について、前期の10.5%から4.5%に減速すると予測されている。【インド】SENSEX指数 60718.71 +0.05%15日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比32.02ポイント高(+0.05%)の60718.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.70ポイント高(+0.03%)の18109.45で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。企業業績の改善が好感された。7-9月期の国内企業の平均純利益は前年同期比で46.4%増加したと報告された。また、モディ首相が2021年度の成長率について、2ケタに期待していると発言したことも、景気対策への期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3533.30 -0.16%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.80ポイント安(-0.16%)の3533.30ポイントと3日ぶりに反落した。16日(中国時間)の米中首脳オンライン会議を前に、米中関係改善への期待から買いが入る場面も見られたが、前週末に2週間ぶりの高値を付けていたこともあり、次第に利益確定の売りに押された。 <CS> 2021/11/16 09:21 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、成長加速観測が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 106334.54 -1.17%12日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1260.13ポイント安(-1.17%)の106334.54で取引を終了した。107914.6から105842.2まで下落した。小動きで寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。弱い経済指標が改めて嫌気された。9月の小売売上高は前年比で5.5%下落し、前月と予想のマイナス4.1%を下回った。また、原油価格の下落や追加の利上げ観測も引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 4121.66 -1.62%12日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比67.69ポイント安(-1.62%)の4121.66で取引を終了した。4181.70から4089.32まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、インフレ加速懸念も追加の金融緩和期待を後退させた。一方、財政収支の改善などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 60686.69 +1.28%12日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比767.00ポイント高(+1.28%)の60686.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同229.15ポイント高(+1.28%)の18102.75で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長加速観測が好感された。2021年度の成長率について、10%前後に回復すると予測されている。また、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことも支援材料。FIIはこの日までに15日ぶりの買い越しとなった。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが広がった。【中国本土】上海総合指数 3539.10 +0.18%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.31ポイント高(+0.18%)の3539.10ポイントと続伸した。米ハイテク株高が好感される流れ。昨夜の米株市場では、ナスダック指数が3日ぶりに反発し、ADR(米国預託証券)上場する中国のネット株も軒並み買われた。米中関係の改善にも期待。両政府は、オンラインでの首脳会談を早ければ週明け15日にも開催する方向で調整に入ったと伝わっている。ただ、上値は重い。週明け15日に、今年10月の中国経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)がまとめて公表されることもあり、様子見ムードも漂った。 <FA> 2021/11/15 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、輸出の上振れが好感 【ブラジル】ボベスパ指数 105967.51 +0.41%11日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1627.16ポイント高(+1.54%)の107594.67で取引を終了した。105987.9から108669.2まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。欧州市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、最近の下落でボベスパ指数が約1年ぶりの安値水準で推移しており、値ごろ感から下値を拾う動きも継続した。一方、弱い経済指標などが指数の足かせに。9月の小売売上高は予想以上に落ち込んだ。また、財政不安の懸念が払しょくされていないことも引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 4189.35 +0.40%11日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比16.88ポイント高(+0.40%)の4189.35で取引を終了した。4126.52から4189.35まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。輸出の上振れが好感された。9月の輸出額は456億米ドル(約5兆1756億円)となり、前月の432億米ドルと予想の447億米ドルを上回った。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。世界的なインフレ懸念が引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59919.69 -0.72%11日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比433.13ポイント安(-0.72%)の59919.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同143.60ポイント安(-0.80%)の17873.60で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日までに14日連続の売り越しとなった。また、世界的なインフレ加速懸念の高まりも追加の金融緩和期待を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3532.79 +1.15%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比40.32ポイント高(1.15%)の3532.79ポイントと反発した。不動産業界を巡る好材料が投資家心理を上向かせる流れ。デベロッパーを対象とする融資規制「三条紅線」(3本のレッドライン)について、一部の国有企業が当局に緩和を要請した——などと伝わっている。流動性危機に直面する民営デベロッパーからの資産買収に、国有企業が動きやすくなると期待された。また、中国人民銀行(中央銀行)が10日に報告したデータにより、各銀行による個人住宅ローン残高が10月に大幅増加したと判明。これを受け、複数の証券メディアは、「不動産締め付けの動きが緩和されつつある」と報じた。 <FA> 2021/11/12 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、銀行セクターの上昇 【ブラジル】ボベスパ指数 105967.51 +0.41%10日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比432.43ポイント高(+0.41%)の105967.51で取引を終了した。105140.4から107407.4まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。銀行セクターの上昇が指数の上げを主導した。また、景気対策への期待なども引き続き支援材料。一方、財政不安への懸念が引き続き警戒された。また、追加の利上げ懸念なども圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 4172.47 -0.35%10日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比14.86ポイント安(-0.35%)の4172.47で取引を終了した。4196.22から4151.60まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。世界的なインフレ加速懸念が引き続き圧迫材料。また、原油価格の下落も足かせとなった。一方、景気対策への期待が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 60352.82 -0.13%10日のインドSENSEX指数は続落。前日比80.63ポイント安(-0.13%)の60352.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.05ポイント安(-0.15%)の18017.20で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。前日の欧米市場の下落に加え、この日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していたことを受け、インド株にも売りが先行した。国内では、インフレ率の加速懸念などが引き続き圧迫材料。また、外国人投資家(FII)の売り越しが指数の上値を抑えた。FIIはこの日までに13日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3492.46 -0.41%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.54ポイント安(-0.41%)の3492.46ポイントと3日ぶりに反落した。物価高を懸念した売りが広がる流れ。寄り付き直後に公表された10月の中国物価統計は、生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)がそれぞれ予想以上に前月から伸びが加速した。なかでもPPIはプラス13.5%に達し、26年ぶりの高い水準を記録している。企業業績や経済成長の下押し圧力になると不安視された。また、市場関係者の間からは「金融緩和の余地が縮小した」との声も聞かれている。指数は徐々に下げ幅を広げた。 <CS> 2021/11/11 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、経済活動正常化の期待が支え 【ブラジル】ボベスパ指数 105535.08 +0.72%9日のブラジル株式市場は強含み。主要指標のボベスパ指数は前日比753.95ポイント高(+0.72%)の105535.08で取引を終了した。104783.00から106674.4まで上昇した。買いは先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。あmた、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速に伴う追加の利上げ懸念の高まりが指数の上値を抑えた。また、財政不安への懸念も引き続き指数の足かせとなった【ロシア】MOEX指数 4187.33 -0.73%9日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比30.94ポイント安(-0.73%)の4187.33で取引を終了した。4225.82から4181.75まで下落した。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。欧米市場の下落が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、インフレ率の加速懸念なども指数の足かせに。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 60433.45 -0.19%9日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比112.16ポイント安(-0.19%)の60433.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同24.30ポイント安(-0.13%)の18044.25で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日までに12日連続の売り越しとなった。また、インフレ率の加速観測や財政赤字の拡大懸念も嫌気された。野村インターナショナルは最新リポートで、21年度のインドのインフレ予想を0.3ポイント引き上げ、5.5%とした。同年度の国内総生産(GDP)に占める財政赤字の比率も0.3ポイント引き上げ、6.5%に修正した。【中国本土】上海総合指数 3507.00 +0.24%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.37ポイント高(+0.24%)の3507.00ポイントと続伸した。経済活動正常化の期待が支えとなる流れ。新型コロナウイルスの新規感染者数は今月2日、約3カ月ぶりに100人を超えたものの、足もとでは落ち着きつつある状況だ。中国の国家衛生健康委員会(NHC)によれば、8日に中国本土で確認された新規の市中感染者は43人に減少している(7日は65人)。ただ、全体としては方向感を欠いた。指数は安く推移する場面もみられている。北京市で8-11日にかけて中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)が開かれているだけに、様子見ムードも漂った。 <FA> 2021/11/10 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、景気回復期待が高まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 104781.13 -0.04%8日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比43.09ポイント安(-0.04%)の104781.13で取引を終了した。105678.9から104182.5まで下落した。中盤は堅調な値動きを示したが、終盤は再び弱含みの展開を示した。インフレ率が予想以上に加速していることが足かせに。10月のFGVインフレ率(IGP-DI)は1.60%となり、前月の0.55%と予想の1.31%を上回った。なお、年末までに追加の利上げは予想されている。一方、指数の下値は限定的。米株高や上院通過済みの超党派のインフラ案が議会下院で週末可決されたことが好感されたもようだ。【ロシア】MOEX指数 4218.27 +1.04%8日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比43.51ポイント高(+1.04%)の4218.27で取引を終了した。4188.59から4220.88まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。ほかに、米株高や米景気の回復期待などを受け、ロシア株も連れ高となった。【インド】SENSEX指数 60545.61 +0.80%連休明けとなる8日のインドSENSEX指数は続伸。前日比477.99ポイント高(+0.80%)の60545.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同151.75ポイント高(+0.85%)の18068.55で取引を終えた。前半は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気回復期待が高まっていることが支援材料。10月の日経製造業とサービス業購買担当者景気指数(PMI)はそろって前月を上回った。また、直近数カ月の経済回復が鮮明になっているとの見方も好感された。外部環境では、米株高や米国の早期利上げ懸念の後退などがサポート材料となった。【中国本土】上海総合指数 3498.63 +0.20%週明け8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比7.06ポイント高(+0.20%)の3498.63ポイントと反発した。経済活動正常化の期待で買われる流れ。中国は今月2日、新型コロナウイルスの新規感染者数が約3カ月ぶりに100人を超えたものの、週末3日間(4-6日)は大幅に減少した(国内感染は計158人)。中国輸出の上振れもプラス。中国海関総署(税関)が7日発表した10月の貿易統計では、人民元建て輸出額が前年同月比で20.3%増加し、予想の17.1%と前月の19.9%を上回った。ただ、上値は限定的。北京市では8-11日にかけて、中国共産党の第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)が開かれる。政策動向を見極めたいとするスタンスが買い手控え要因として意識された。 <FA> 2021/11/09 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、景気回復の遅れ懸念 【ブラジル】ボベスパ指数 104824.23 +1.37%5日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1412.13ポイント高(+1.37%)の104824.23で取引を終了した。103412.1から105555.5まで上昇した。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。強い米雇用統計が好感され、輸出の拡大期待は高まった。また、米国の早期追加利上げ懸念の後退も引き続き支援材料。一方、国内での追加利上げ懸念が引き続き足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4174.76 -0.24%5日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比10.11ポイント安(-0.24%)の4174.76で取引を終了した。4181.87から4159.92まで下落した。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。新型コロナウイルス感染の再拡大に伴う各地での行動制限を受け、景気回復の遅れ懸念が改めて警戒された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数を下支えした。また、米国の早期利上げ懸念の後退も支援材料となった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3491.57 -1.00%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.30ポイント安(+1.00%)の3491.57ポイントと反落した。中国景気の先行き不安が改めて意識される流れ。新型コロナウイルス国内感染の再拡大を重視し、当局は行動規制を強化している。北京冬季オリンピックの開催まで100日を切った中国では、当局の「ゼロコロナ戦略」に変更の兆しはない。そうした中、UBSのエコノミストは最新リポートで、中国の10-12月期GDP成長率が前年同期比で2.7%に減速するとの見通しを発表した。1-3月期の18.3%、4-6月期の7.9%、7-9月期の4.9%からさらに鈍化することとなる。また、重要会議の開催も気がかり材料となった。北京市では来週8-11日、中国共産党の第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)が開かれる予定。買い手控えムードも漂った。 <FA> 2021/11/08 09:40 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、追加の利上げ懸念 【ブラジル】ボベスパ指数 103412.09 -2.09%4日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2204.79ポイント安(-2.09%)の103412.09で取引を終了した。105626.7から102835.2まで下落した。横ばいで寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。追加の利上げ懸念が圧迫材料となり、ブラジル株に売りが広がった。なお、ブラジル中央銀行は次回の金融政策決定会合で150pb(ベーシスポイント)の利上げを計画していると報じられた。また、レアル安の進行や財政不安なども警戒された。【ロシア】休場【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3526.87 +0.81%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.33ポイント高(+0.81%)の3526.87ポイントと4日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ下落ピッチが速く、足もとで約2カ月ぶりの安値水準を切り下げていた。米国の早期利上げ観測後退も好感されている。指数は引けにかけて上げ幅を広げた。 <FA> 2021/11/05 09:45 注目トピックス 外国株 この記事は削除されました この記事は削除されました <FA> 2021/11/04 17:06 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、「ゼロコロナ政策」を推進 【ブラジル】ボベスパ指数 105616.88 +0.06%3日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比66.02ポイント高(+0.06%)の105616.88で取引を終了した。104204.7から106754.4まで上昇した。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。米株高が好感され、ブラジル株も買われた。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果では、資産購入の縮小開始計画を発表も早期の利上げを示唆しなかったことも支援材料。一方、大幅な利上げ懸念が指数の上値を抑えた。弱りレアルやインフレ率の加速を受け、ブラジル中央銀行が次回の金融政策決定会合で150pb(ベーシスポイント)の利上げを計画していると報じられた。【ロシア】MOEX指数 4184.87 -0.54%3日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比22.66ポイント安(-0.54%)の4184.87で取引を終了した。4192.14から4158.17まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果の公表を控え、慎重ムードも強い。ほかに、弱い経済指標が足かせとなった。10月のマークイットサービス業購買担当者景気指数(PMI)は48.8となり、前月の50.5と予想の49.7を下回った。【インド】SENSEX指数 59771.92 -0.43%3日のインドSENSEX指数は続落。前日比257.14ポイント安(-0.43%)の59771.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.75ポイント安(-0.33%)の17829.20で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。外国人の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日までに11日連続の売り越しとなった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果まちのなか、積極的な買いは手控えられた。【中国本土】上海総合指数 3498.54 -0.20%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.09ポイント安(-0.20%)の3498.54ポイントと3日続落している。約2カ月ぶりの安値水準を切り下げた。新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。国家衛生健康委員会の最新発表(3日付)によると、2日に新たに確認された感染者は109人となった。新規感染者が100人を超えるのは、今年8月10日以来、約3カ月ぶり。うち93人が国内での感染者で、国内感染者の数が急速に増えている(前日は54人)。北京冬季オリンピックの開催を来年に控えていることもあり、政府は「ゼロコロナ政策」を推進。各地で行動規制が強化される中、経済活動の停滞が懸念される状況だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。このところの下落基調を受け、自律反発狙いの買いも散見され、指数はプラス圏で推移する場面もあった。 <FA> 2021/11/04 09:56 注目トピックス 外国株 2日のスイスフラン・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○スイスフラン・円 (予想レンジ:124.80円-125.80円)【買い要因】・ユーロ高・円安・米国の低金利政策は長期化の公算・米利上げはインフレ率の大幅上昇が必要との見方・米国の雇用拡大ペースの減速【売り要因】・スイス中央銀行は通貨高阻止で積極的な為替介入を継続へ・中東情勢の安定化・米長期金利の上昇・ユーロ安・円高の相場展開■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:スイスフラン・円 (終値 125.38円)・HBOP               126.75・ボリンジャー+2σ       126.27・ピボット R2          126.11・ピボット R1          125.75・終値               125.38・ピボット P           125.11・ピボット S1          124.75・転換線             124.50・5日移動平均          124.49・ピボット S2          124.11・LBOP               123.75・ボリンジャー20日移動平均 123.06・21日移動平均         122.91・基準線             122.25・55日移動平均         120.85・90日移動平均         120.58・ボリンジャー-2σ       119.85・200日移動平均         119.64・先行スパン 2         119.38・先行スパン 1         118.91*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:33 注目トピックス 外国株 2日の豪ドル・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○豪ドル・円 (予想レンジ:85.30円-86.30円)【買い要因】・雇用情勢の改善・資源価格の上昇・貿易・経常黒字は高水準を維持【売り要因】・中国経済の先行き不安・米国金利の先高観・利上げは2024年以降との見方・資源価格の下落■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:豪ドル・円 (終値 85.77円)・ボリンジャー+2σ       87.50・HBOP               86.51・ピボット R2          86.28・ピボット R1          86.03・ピボット P           85.80・終値               85.77・5日移動平均          85.68・ピボット S1          85.55・転換線             85.43・ピボット S2          85.32・LBOP               85.06・ボリンジャー20日移動平均 84.25・21日移動平均         84.09・基準線             83.08・200日移動平均         82.72・55日移動平均         81.72・90日移動平均         81.68・ボリンジャー-2σ       81.00・先行スパン 1         79.99・先行スパン 2         79.96*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:32 注目トピックス 外国株 2日のNZドル・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○NZドル・円 (予想レンジ:81.40円-82.40円)【買い要因】・追加利上げ観測・4-6月期雇用統計の改善・4-6月期GDP成長率は予想を上回る【売り要因】・中国経済の先行き不安・一部地域における都市封鎖措置継続・米長期金利の上昇・主要国の株安■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:NZドル・円 (終値 81.91円)・ボリンジャー+2σ       83.86・HBOP               82.96・ピボット R2          82.59・ピボット R1          82.25・終値               81.91・ピボット P           81.87・5日移動平均          81.76・転換線             81.75・ピボット S1          81.53・ピボット S2          81.15・LBOP               80.81・ボリンジャー20日移動平均 80.25・21日移動平均         80.11・基準線             79.47・55日移動平均         78.31・90日移動平均         77.82・200日移動平均         77.73・先行スパン 1         76.97・ボリンジャー-2σ       76.64・先行スパン 2         76.61*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:31 注目トピックス 外国株 2日のドル・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○ドル・円 (予想レンジ:113.50円-114.50円)【買い要因】・米国の債務上限は12月上旬まで一時的に引き上げ・2022年末までに米政策金利は1%になる可能性・原油高・米量的緩和策は11月にも縮小開始の公算・中国経済の先行き不安で安全逃避のドル買い【売り要因】・半導体などの原材料不足は解消されず・米国の雇用拡大ペースは鈍化するとの見方・国際通貨基金は2021年の米国経済見通しを引き下げ・原油安■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:ドル・円 (終値 114.00円)・ボリンジャー+2σ       115.35・HBOP               114.87・ピボット R2          114.65・ピボット R1          114.33・ピボット P           114.11・終値               114.00・転換線             113.98・5日移動平均          113.90・ピボット S1          113.79・ピボット S2          113.57・ボリンジャー20日移動平均 113.43・21日移動平均         113.31・LBOP               113.25・基準線             112.62・ボリンジャー-2σ       111.50・55日移動平均         111.32・90日移動平均         110.86・先行スパン 1         110.09・先行スパン 2         109.89・200日移動平均         109.47*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:31 注目トピックス 外国株 2日のユーロ・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○ユーロ・円 (予想レンジ:131.80円-132.80円)【買い要因】・インフレの上方リスク・量的緩和策の段階的な縮小・雇用情勢の改善傾向・ECBは2022年末までに利上げ実施も【売り要因】・ECBの大規模金融緩和策は長期間継続へ・ウイルス感染拡大で景気回復に遅れも・ユーロ圏のインフレ加速の可能性低下・ドイツの企業景況感悪化■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:ユーロ・円 (終値 132.31円)・ボリンジャー+2σ       134.28・HBOP               133.40・ピボット R2          132.92・ピボット R1          132.62・転換線             132.52・終値               132.31・5日移動平均          132.24・ピボット P           132.14・ピボット S1          131.84・ボリンジャー20日移動平均 131.56・21日移動平均         131.43・ピボット S2          131.36・LBOP               131.06・基準線             130.91・200日移動平均         130.28・55日移動平均         130.17・90日移動平均         130.17・先行スパン 2         129.34・先行スパン 1         129.14・ボリンジャー-2σ       128.84*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:30 注目トピックス 外国株 2日の南アランド・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○南アランド・円 (予想レンジ:7.10円-7.70円)【買い要因】・ウイルスワクチン開発の進展・11月に利上げ実施の可能性・米国の低金利政策は長期化の公算・欧米株高【売り要因】・新型コロナウイルスの感染拡大懸念・欧米株安・中国経済の先行き不安・政府債務の増大懸念■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:南アランド・円 (終値 7.424円)・ボリンジャー+2σ       7.937・転換線             7.666・基準線             7.647・ボリンジャー20日移動平均 7.625・HBOP               7.624・21日移動平均         7.613・ピボット R2          7.566・90日移動平均         7.550・55日移動平均         7.534・5日移動平均          7.526・200日移動平均         7.524・ピボット R1          7.495・先行スパン 1         7.492・先行スパン 2         7.466・ピボット P           7.436・終値               7.424・ピボット S1          7.365・ボリンジャー-2σ       7.312・ピボット S2          7.307・LBOP               7.236*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:29 注目トピックス 外国株 2日のカナダドル・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○カナダドル・円 (予想レンジ:91.60円-92.60円)【買い要因】・ウイルスワクチン接種拡大・カナダ中銀は量的緩和策を終了・原油価格の高止まり・米国の低金利政策は長期化の公算【売り要因】・中国経済の先行き不安・原油価格の下落・米長期金利の下げ渋り・カナダ中銀総裁は通貨高を懸念■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:カナダドル・円 (終値 92.17円)・ボリンジャー+2σ       93.99・HBOP               92.85・ピボット R2          92.67・ピボット R1          92.42・ピボット P           92.24・終値               92.17・転換線             92.14・5日移動平均          92.06・ピボット S1          91.99・ピボット S2          91.81・LBOP               91.55・ボリンジャー20日移動平均 91.34・21日移動平均         91.19・基準線             90.10・ボリンジャー-2σ       88.70・55日移動平均         88.53・90日移動平均         88.32・200日移動平均         87.69・先行スパン 2         86.57・先行スパン 1         86.44*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:29 注目トピックス 外国株 2日のポンド・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○ポンド・円 (予想レンジ:155.00円-156.30円)【買い要因】・英国の政策金利は2022年中に上昇も・英国(イングランド)は社会的距離の制限解除・欧州経済の回復期待・米国の低金利政策は長期化の公算【売り要因】・ウイルス変異株の感染増加が経済活動を抑制する可能性・複数のエネルギー会社の破綻・米長期金利の上昇・英中央銀行の金融緩和策は長期間継続の可能性■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:ポンド・円 (終値 155.81円)・ボリンジャー+2σ       159.51・HBOP               157.22・転換線             156.92・ピボット R2          156.86・5日移動平均          156.40・ピボット R1          156.33・ピボット P           155.97・終値               155.81・ピボット S1          155.45・ボリンジャー20日移動平均 155.41・21日移動平均         155.20・ピボット S2          155.09・LBOP               154.56・基準線             153.73・55日移動平均         152.63・90日移動平均         152.53・200日移動平均         151.64・ボリンジャー-2σ       151.32・先行スパン 2         150.96・先行スパン 1         150.74*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 105550.9 +1.98%1日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2050.2ポイント高(+1.98%)の105550.9で取引を終了した。103513.6から106135.9まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、追加利上げ観測が引き続き懸念材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象にまとめた調査では、政策金利であるセリック金利が年末まで現在の7.75%から9.25%に引き上げられるという結果が示された。2022年末には10.25%まで引き上げられると予測され、2ケタの金利予想は初となる。【ロシア】MOEX指数 4221.49 +1.72%1日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比71.49ポイント高(+1.72%)の4221.49で取引を終了した。4155.24から4224.51まで下落した。買いが先行した後はあげ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、新型コロナウイルス感染の再拡大に伴う各地での行動制限が引き続き懸念材料となった。【インド】SENSEX指数 60138.46 +1.40%1日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比831.53ポイント高(+1.40%)の60138.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同258.00ポイント高(+1.46%)の17929.65で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、政府がインフラ投資を強化する方針を示したことが対象セクターの支援材料。政府はこのほど、2024年度までパイプラインの整備に111兆ルピー(約168億円)を投入する方針を示した。また、景気対策への期待なども指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3544.48 -0.08%週明け1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.86ポイント安(-0.08%)の3544.48ポイントと反落している。中国景気回復のペース鈍化が警戒される流れ。10月31日に公表された10月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.2となり、市場予想(49.7)に反して前月の49.6から低下した。景況判断の分かれ目となる50を前月に続き割り込んでいる。取引時間中に公表された民間集計の製造業PMIが上振れたものの、投資家の不安心理を完全に払しょくするには至らなかった。指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、引けにかけて再びマイナスに転じている。 <FA> 2021/11/02 09:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続落、首都モスクワでのロックダウン実施 【ブラジル】ボベスパ指数 103500.71 -2.09%29日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2204.25ポイント安(-2.09%)の103500.71で取引を終了した。105954.4から103429.8まで下落した。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ実施が引き続き嫌気され、売りが継続。また、インフレ高進に伴う追加の利上げ観測も株式市場の圧迫材料となった。一方、内需関連の買いが広がったことが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 4150.00 -0.95%29日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比39.66ポイント安(-0.95%)の4150.00で取引を終了した。4186.70から4116.29まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。首都モスクワでのロックダウン(都市封鎖)実施が引き続き嫌気された。また、MOEX指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力が継続。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。また、企業業績の改善なども好感された。【インド】SENSEX指数 59306.93 -1.13%29日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比677.77ポイント安(-1.13%)の59306.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同185.60ポイント安(-1.04%)の17671.65で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インド株の格下げが引き続き嫌気された。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、インド株をこれまでの「オーバーウエイト」から「イコールウエイト」に引き下げた。米金融緩和の縮小観測を受け、新興国市場での投資コストが上昇すると指摘した。また、インフレ高進が消費者意欲を低下させる恐れがあるとの指摘も小売セクターの売り圧力を強めた。【中国本土】上海総合指数 3547.34 +0.82%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.92ポイント高(+0.82%)の3547.34ポイントと4日ぶりに反発している。自律反発狙いの買いが先行。上海総合指数は前日まで3日続落し、足もとでは約2カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。もっとも上値は重い。新型コロナウイルス感染再拡大を背景に、中国経済の回復ペース鈍化が警戒されている。また週末31日に10月の製造業購買担当景気指数(PMI)の発表を控え結果を見極めたいとするムードも漂った。 <CS> 2021/11/01 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、利上げの実施が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 105705.00 -0.62%28日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比658.1ポイント安(-0.62%)の105705.00で取引を終了した。107209.6から105282.4まで下落した。売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。利上げの実施が嫌気され、売りが継続。ブラジル中央銀行は28日日本時間午前6時30日、市場予想通り政策金利であるセリック金利をこれまでの6.25%から7.75%まで引き上げると発表した。また、アジア市場の下落なども警戒材料。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、内需関連に買い戻しが目立った。【ロシア】MOEX指数 4189.66 -0.94%28日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比39.87ポイント安(-0.94%)の4189.66で取引を終了した。4220.23から4157.39まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。資源銘柄の下落が指数の下げを主導した。ブレント原油価格が不安定な値動きを示したことが圧迫材料となったもようだ。また、アジア市場の下落なども足かせに。一方、経済指標の改善が指数をサポートした。9月の鉱工業生産は前年同月比で6.8%上昇し、前月の4.6%(改定値)と予想の4.6%を上回った。【インド】SENSEX指数 59984.70 -1.89%28日のインドSENSEX指数は大幅続落。前日比1158.63ポイント安(-1.89%)の59984.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同353.70ポイント安(-1.94%)の17857.25で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。相次いでのインド株の格下げが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がった。野村インターナショナルやUBSグループに続き、モルガン・スタンレー証券(MS)もインド株を格下げた。【中国本土】上海総合指数 3518.42 -1.23%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比43.89ポイント安(-1.23%)の3518.42ポイントと3日続落している。約2カ月ぶりの安値水準に落ち込んだ。商品市況安が逆風。鄭州商品取引所の石炭先物価格は、先週19日に付けた過去最高値(1982.00人民元)から、28日は1033.88人民元(約1万8400円)まで下落している。1週間余りで47.6%も急落した。また、上海商品取引所でも主要な非鉄や鉄筋の先物が軒並み安で推移している。新型コロナウイルス感染再拡大を背景に、中国経済の回復ペース鈍化も懸念される状況。秋の行楽シーズンを迎えた中国では、ツアー客を起点とする感染拡大が続いている。一部の地域では、行動規制が導入された。 <CS> 2021/10/29 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国経済の回復鈍化が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 106363.10 -0.05%27日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比56.43ポイント安(-0.05%)の106363.10で取引を終了した。108224.5から106044.7まで下落した。プラス圏で推移した後は終盤売りに押された。大幅な利上げ懸念が引き続き圧迫材料となり、終盤はマイナス圏に転落。また、原油価格の下落も資源セクターの売り材料となった。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、前半は幅広い銘柄に買い戻しが広がった。【ロシア】MOEX指数 4229.53 -0.15%27日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比6.34ポイント安(-0.15%)の4229.53で取引を終了した。4,234.99から4190.68まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。原油価格の下落が足かせとなり、資源の一角に売りが広がった。一方、銀行や通信企業の好業績報告が指数を下支えした。VTB銀行(VTBR)はこのほど、7-9月期は330%増益だと発表した。また、ネット検索大手ヤンデックス(YNDX)も7-9月期に予想以上の増収を報告した。【インド】SENSEX指数 61143.33 -0.34%27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比206.93ポイント安(-0.34%)の61143.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.45ポイント安(-0.31%)の18210.95で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日までに7日連続の売り越しとなった。また、ガソリンなど石油製品や食料品価格の上昇を受け、祭り期間の消費意欲が低下する恐れがあるとの見方も嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3562.31 -0.98%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.33ポイント安(-0.98%)の3562.31ポイントと続落している。中国経済の回復鈍化が警戒される流れ。国内では新型コロナウイルス感染が再び拡大しつつあり、行動規制も一部で強化された。中でも内モンゴルでは、都市封鎖により観光客約9700人が足止めされたと伝わっている。米中関係の悪化懸念も再燃。中国共産党系メディアの環球時報は27日、「台湾問題を巡り、米国が新たな攻撃を始めた」と非難している。また、米連邦捜査局(FBI)が現地時間26日、サイバー攻撃に関連した捜査で、電子決済端末メーカー、百富環球科技(PAXグローバル・テクノロジー:327/HK)のフロリダオフィスに立ち入ったことも分かった。 <CS> 2021/10/28 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、景気回復期待が高まっていることが好感 【ブラジル】ボベスパ指数 106419.53 -2.11%26日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2295.02ポイント安(-2.11%)の106419.53で取引を終了した。108713.3から106320.6まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速に伴う大幅な利上げ懸念が高まっている。10月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は10.34%となり、前月の10.05%と予想の10.11%以上に加速したほか、10月のデータとしては1995年以来の高水準となった。なお、2021年年末、22年年末の政策金利予想は、それぞれ8.75%、9.5%まで引き上げられている。【ロシア】MOEX指数 4235.87 -0.45%27日のロシア株式市場は3日ぶりに小反落。主要指標のMOEX指数は前日比19.11ポイント安(-0.45%)の4235.87で取引を終了した。4259.83から4233.80からまで下落した。売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。また、9月の主要な経済指標が週後半に発表されるため、慎重むーども強い。一方、海外市場や原油価格の上昇が指数を下支えしている。【インド】SENSEX指数 61350.26 +0.63%26日のインドSENSEX指数は続伸。前日比383.21ポイント高(+0.63%)の61350.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同143.00ポイント高(+0.79%)の18268.40で取引を終えた。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。景気回復期待が高まっていることが好感された。野村インターナショナルは最新リポートで、インドの経済データが7-9月期に一連の回復を示したと指摘した。また、海外機関投資家は、2021年度のインドの成長率が9.5%まで回復すると予測。このほか、電力不足懸念の後退などが指数をサポートした。エネルギー大臣はこのほど、国内で電力不足が発生していないと強調した。【中国本土】上海総合指数 3597.64 -0.34%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.23ポイント安(-0.34%)の3597.64ポイントと反落している。中国不動産業の不透明感が強まる流れ。不動産開発会社の当代置業(1107/HK)は26日、25日に期限を迎えた米ドル建て社債の元利払い不能に陥ったことを明らかにした。また、不動産税(個人向け固定資産税)が一部都市で試験導入されることも引き続き懸念されている。中国経済対策の期待感などで買い先行したものの、上値は重く、指数は中盤に入りマイナスに転じている。 <CS> 2021/10/27 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、ブレント原油価格の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 108714.55 +2.28%25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2418.37ポイント高(+2.28%)の108714.55で取引を終了した。106295.7から109372.00まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、海外株高なども支援材料。一方、大幅な利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、政策金利であるセリック金利が2021年年末、22年年末まで、それぞれ8.75%、9.5%に引き上げられるという予想が出ている。また、21年年末と22年年末のインフレ予想も、それぞれ8.96%、4.40%に引き上げられた。ともに政府が設定したインフレ目標を上回っている。【ロシア】MOEX指数 4254.98 +1.38%25日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比58.02ポイント高(+1.38%)の4254.98で取引を終了した。4,184.74から4,254.98まで上昇した。朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。ブレント原油価格はこの日、1バレル当たり86米ドル(約9718円)まで上昇し、2018年以来の高値水準を更新した。また、追加ルーブル高や海外株高なども支援材料となった。【インド】SENSEX指数 60967.05 +0.24%25日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比145.43ポイント高(+0.24%)の60967.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.50ポイント高(+0.05%)の18125.40で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまでプラス圏で推移した。企業業績の改善報告が好感された。上場企業222社は7-9月期に平均で24.1%増益だと報告されている。また、2021年度の財政赤字目標「同年度の国内総生産(GDP)の6.8%以内」が実現できるとの見方も支援材料。政府関係者はこのほど、税収の大幅増加を受け、財政赤字目標は実現できるとの見方を示した。ほかに、両指数とも前日まで4日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。【中国本土】上海総合指数 3609.86 +0.76%週明け25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.26ポイント高(+0.76%)の3609.86ポイントと反発している。中国経済対策の期待感が相場を押し上げる流れ。財政部は22日、21年の専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)発行枠を前倒しで消化する方針を明らかにした。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は25日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で1900億人民元の資金を市場に供給した。先週後半は連日で差引900億人民元の資金供給を実施していたが、更に増額されている。また、懸念されている電力不足に関しても、政府の対策強化で改善しつつある。石炭先物価格も19日に記録したトン当たり1970人民元から、足もとでは1330人民元(↓32.5%)台に落ち着いた。 <FA> 2021/10/26 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、インフレ率の加速懸念が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 106296.18 -1.34%22日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1438.83ポイント安(-1.34%)の106296.18で取引を終了した。117749.3から102854.0まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。インフレ率の加速懸念が警戒された。ボルソナーロ大統領はこのほど、石油製品価格の引き上げに干渉しない方針を示した。また、財政や政治不安に対する懸念が払しょくされていないことも引き続き足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4196.96 -0.51%22日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比21.67ポイント安(-0.51%)の4196.96で取引を終了した。4246.22から4196.96まで下落した。前半プラス圏で推移したが、終盤は売りに押された。予想以上の利上げが嫌気された。ロシア中央銀行は22日、政策金利を6.75%から7.50%に引き上げると発表。市場予想は7.00%だった。中銀は、2021年のインフレ予想を5.7-6.2%から7.4-7.9%に引き上げた。一方、欧州市場や原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 60821.62 -0.17%22日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比101.88ポイント安(-0.17%)の60821.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.20ポイント安(-0.35%)の18114.90で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。景気回復ペースの鈍化懸念が引き続き警戒された。インド信用格付大手ICRAは21日、9月のいろんな指標が平均で8月を下回っており、景気回復ペースが遅れる可能性があると指摘した。また、インフレ加速懸念も引き続き圧迫材料。ほかに、外国人投資家(FII)の売り越しも足かせとなった。FIIはこの日、4日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3582.60(-0.34%)22日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比12.18ポイント安(-0.34%)の3582.60ポイントと反落している。商品市況安が嫌気される流れ。資源・エネルギー・素材銘柄が売られ、全体相場の重しとなった。WTI原油先物は20日まで5日続伸し、7年ぶりの高値を付けていたが、期近となった12月限は昨夜、1.1%下げている。ロンドン金属取引所(LME)では、アルミや銅など主要産品の先物が軒並み安。22日の上海商品取引所でも関連商品が下落した。鄭州商品取引所の発電用石炭(一般炭)先物相場も連日で急落している。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。不動産業界を巡る過度な不安の後退、中国人民銀行(中央銀行)による厚めの資金供給が支えだ。 <CS> 2021/10/25 09:48

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